【山ノ内町観光PR】パートナープレイヤーの金園英学選手&藤森亮志選手が行ってきました!
12月1日(水)AC長野パルセイロのホームタウン『山ノ内町』に、トップチームのホームタウンパートナープレイヤーの金園英学選手と藤森亮志選手が訪問してきましたので、ご報告いたします。
山ノ内町は長野県の北東部に位置し、志賀高原・湯田中渋温泉郷・北志賀高原の3つのリゾート地があり、県内のみならず全国的にも有名な観光地です。
冬は日本海からの湿った空気が2,000m超級の山々にぶつかることにより降雪が多く、極上のパウダースノーエリアとして、また国立公園として大自然が豊かな広がりを見せるのが“志賀高原”。
河川流域には火山活動の影響により9つの温泉街(湯田中温泉、新湯田中温泉、渋温泉、安代温泉、地獄谷温泉、穂波温泉、星川温泉、角間温泉、上林温泉)が連なる“湯田中渋温泉郷”。
雲海の絶景スポットとして近年話題の竜王山や、個性的な4つのスキー場がある“北志賀高原”。
ここ山ノ内町は、雄大な自然と3つのリゾート地と名湯の街です。
最初に山ノ内町役場へ向かいました。
この旅をご案内いただく山ノ内町役場 下田 裕一さまと北村 丈治さまにご挨拶です。
「宜しくお願いします!」と両選手がご挨拶。すると下田さんより選手たちに「これ食べて」と、袋いっぱいのりんごをいただきました。下田さん、ありがとうございます!
多くの観光地を抱える『山ノ内町』ですが、今回は今や世界的な人気だとお聞きする”Snow Monkey”(スノーモンキー)と出会うために『地獄谷野猿公苑』に向かいました。
『地獄谷野猿公苑』は開苑当初から“猿と人間の共生を観光客に見せる”ことを徹底されていて、野生のニホンザルの生態をこれだけ近くで、なおかつ安心して観察できる所は世界でも類を見ないそうです。
冬季間は渋温泉から地獄谷駐車場に続く道は封鎖され、上林温泉の無料駐車場からのアクセスとなります。上林温泉から地獄谷に至る“ゆみち遊歩道”は、ほぼ平坦な道のりで上林温泉から地獄谷までは約1.6km、徒歩25分ほどの道のりです。
遊歩道の入り口のすぐ隣には『スノーモンキーリゾート インフォ&ギフトショップ』があります。
お土産の販売から野猿公苑に関する案内、防寒具レンタル、荷物の預かりサービスもあるショップ。入苑前にぜひお立ち寄りください。
さて、早速スタートです!おサルさんとの出会いにわくわくした様子。
「パートナープレイヤーになったのをきっかけに、野猿公苑に来たことはあります!」と、大阪府出身の金園選手と長野県諏訪市出身の藤森選手が声を揃えてくれました。
ただ、季節がらその時にはどちらも“おサルの温泉”を見ることが出来なかったそう。
「今日は温泉に入った姿を見たい!」と、楽しみにしてきてくれました。
戸隠の旅では思わぬ天候で冷たい思いをさせてしまった為、汚れてもOK・染みない靴をおすすめして来ました。
下田さんにおサルさんたちの豆知識や山ノ内町の様々な情報を教わりつつ、残雪や落ち葉を踏みしめながらゆっくりと先へ進みます。
途中で聞こえてくる沢の音のせせらぎ、鳥のさえずりがなんとも心地いい細道です。
てくてくと歩き進めていくと、山が開けてきました。
目の前に、湯気とお湯が噴き上がってる姿が!こちらが国の天然記念物になっている『渋の地獄谷噴泉』。
昔々この光景を見た人々が「まるで地獄のようだ…」と言ったとかで、この地がいつしか『地獄谷』と呼ばれるようになったのだそうです。
噴泉を眺めながら急な階段を上ると、野猿公苑入口に到着です。
さっそく入場口の屋根の上に私たち一行を歓迎してくれているかのようなおサルさんの姿を発見!
そのおサルさんに向けて「おまたせー」と、金園選手。
公苑入場前に大切な注意書きがありました。
以上を確認して先へ進みます。
すると道の真ん中におサルさん。私たちをよける様子もなく、どっしりと構えています。
背中が可愛いので、そーーっと後ろから記念に。
追い越しても、びくともしませんでした。
気が付けばいたるところで、思い思い自由に過ごすおサルさんたち。
雪を一生懸命掘り起こすおサルさんに、「あの子は何してるん?」と選手たち。
その答えは、食べられそうなものを探しているんだそうです。
私たちの存在などまったく無視していて、自然な姿の色々な表情を見せてくれていました。
対岸の斜面では“キャッキャキャッキャ”としてて、追いかけっこなのか?何かの争いなのか?分かりませんが賑やかで、どこか楽しそうなおサルたちの運動会を見かけました。
そんな可愛らしいおサルさんたちの横を遠慮しながら通り抜けて進むと、公苑内の最奥に露天風呂があります。
ちなみに、お風呂のお湯は、ちょっと熱めの湯温42℃だそうです。
「あれ?今回も温泉入ってないやん」「今日、暖かいからですかね」と、少しの間眺めてみます。
※『地獄谷野猿公苑』公式ホームページでは、ライブカメラで様子を見ることが出来ます。
そのうちに入ってくれるでしょうと気軽に考えて、周囲のおサルたちを観察しながら待つことにしました。
その時に見つけた子ザルの、なんと可愛らしいこと...!
「この子ザルかわいい...」藤森選手、視線と心をロックオンされていました。
温泉に入る姿を待つこと10分、15分と過ぎていきます。
お湯に口をつけることはあるものの、なかなか“ざぶん”と入ってくれません…。
(シャッターチャンスが訪れないカメラマンに向けてサービスしてくれる金園選手と、ちょっと引く藤森選手)
同タイミングでお越しになっていた他のお客さま方は、あきらめて残念そうにお帰りになっていました。
係の人に聞くと、どうやら気温高めだと入らないこともあるそうで…。
(…次の予定もあるので、あと5分だけ…)とスタッフが打合せしていた直後、一匹のおサルが入湯か!?
足だけ浸かるおサルに「足湯かー」と、金園選手。
(足湯だけど見れたし、そろそろ移動を)と思いきや…
突然、一匹が“ざぶん”といきました!奇跡みたいな瞬間でした!
すると、どこからともなく現れたおサルたちが次々とお風呂に飛び込みます。
潜ってるおサルや、お風呂の中で追いかけっこしているおサル。
両選手の目線を奪っていたのが、この子ザルちゃん。すいすい上手に泳いだと思えば、潜って出てこなかったり...
「泳いだ泳いだ!」「ああ、沈んだ!...出てきた!」と、優しく見守っていました。
四方八方を囲まれる山奥で、気持ちよさそうに温泉を楽しむ野生のおサルたち。
人間もおサルもやっぱり寒い冬には温泉がいちばんですね。
余談ですが、おサルは人間と違い汗腺がないため、湯冷めはしないそうです。
さらに苑にいるおサル全員が温泉に入るわけではなく、入っているおサルのほとんどがメスサルか子ザルだそうで、お風呂好きもいればお風呂嫌いもいるそうです。
オスが温泉に入らない理由は入ると濡れて毛が収縮して小さく見えてしまうので、オスとしてのプライドから入らないのだという説もあるんだそう。
「待ったかいがあって見れて良かった」「あきらめなくて良かった」と、初めて目にした光景を喜ぶ両選手。
本当に良かったです!
『地獄谷野猿公苑』と漢字で書くと、おどろおどろしいイメージですが実際には“おサルさんたちの遊び場にお邪魔させてもらっている”感じでした。
公苑出口には、こんなツールもあったので記念に。
『地獄谷野猿公苑』さま、ありがとうございました!
さて、次の目的地は『猿座カフェ』さま。
猿座カフェは地獄谷野猿公苑の遊歩道入口にあり、寒い冬でもゆっくり休憩できるようにリニューアルしたお洒落なカフェ・レストランです。
広々としていて、日の光で明るく暖かい店内。
早速メニューを開いてチェック。世界各国からのスノーモンキーファンに対応するため、宗教上の理由などを顧みたメニューなどを考案されたそうです。その中の一つであるラーメンが、評判のようです。
しかし我らがアスリートなので...にこやかな店員さんに、ラーメンの他でオススメをお聞きしたところ“アップルパイ”だと教わったので、金園選手がホットコーヒー、藤森選手がカフェラテと一緒にオーダーしました。
コーヒーをお先にいただきながら、アップルパイを待ちます。
美味しそうなアップルパイが運ばれてきました!
「美味しい!」と藤森選手。
美味しいものと、雰囲気に癒されリフレッシュ&リラックス。
「お箸派やねん」とお箸で食べていた金園選手。普段甘いものは「わざわざ買っては食べない」と節制しているそう。
一緒についていたミルクソフトは「お食べ」と、ウインクをしながらスタッフに譲ってくれました。
ちなみに、野猿公苑で出会った子ザルちゃんに「あの小さいの可愛かったなあ」とメロメロにされた両選手。
「引き取ってパルセイロで飼おう」「パルセイロのマスコットにしよう」などと盛り上がっていました。
「コーヒーで温まれるし、アップルパイ美味しいし最高!」と大満足の両選手。
ちなみにテイクアウト窓口もありましたので、気軽に立ち寄ることもできますね。
やわらかい日差しが差し込む明るい店内は解放的な非日常空間。オープンテラスもあり、季節によってまた雰囲気も変わるでしょう。違う季節にも訪れてみたい素敵なお店でした。
『猿座カフェ』さま、ごちそうさまでした!本当にありがとうございました。
この旅で大変お世話になった下田さんと北村さんにお礼をお伝えし、再訪の約束をしたところで、名残惜しくもお別れの時間となりました。大変お世話になりました。本当にありがとうございました!
皆さんも、ぜひとも山ノ内町にお出かけして“温泉おサル”と、“お洒落な空間での美味しいグルメ”を楽しんでみてください!
最後に。翌日12月2日に現役引退を発表された金園選手。
実はなかなかスケジュールが立たず年内の山ノ内町訪問は当初予定していなかったのですが...
「パルセイロの選手として役に立ちたい」「僕の番はいつですか?」と担当スタッフに自ら聞きに来てくれました。シーズン終了間際になりましたが、一緒に旅を実現することが出来て嬉しく思います。
その情熱と愛されるキャラクターで、次のステージでもきっとご活躍されるでしょう。応援しています!
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※撮影・食事時のみマスクを外しております。食事の際は出来るだけ黙食を。
※観光の際は、マスク着用・手指消毒等の新型コロナウイルス感染対策を徹底し、安心安全に楽しみましょう。
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これまでの選手ホームタウン訪問”テキスト&フォトレポート” おさらい
・信濃町:田中謙吾選手が行ってきました!
・野沢温泉村:大桃海斗選手が行ってきました!
・小布施町:水谷拓磨選手&住永翔選手が行ってきました!
・飯綱町:三田尚希選手が行ってきました!