【佐久市観光PR】パートナープレイヤーの宮阪政樹選手&矢田貝壮貴選手が行ってきました!
11月4日(木)AC長野パルセイロのホームタウン『佐久市』に、トップチームのホームタウンパートナープレイヤーの宮阪政樹選手と矢田貝壮貴選手が訪問してきましたので、ご報告いたします。
佐久市は長野市から70Kmほど南に位置し、浅間山、八ヶ岳と蓼科山などの美しい山並みに囲まれ、日本一長い川として知られる千曲川が市内を南北に流れています。
また、標高でいうと362m(長野駅)の約倍となる703m(佐久平駅)あり、日本で海から一番遠い地点(日本海、太平洋へそれぞれ概ね115Km)が存在する高原都市です。
はじめに佐久市役所へご挨拶に伺いました。
今回の旅は、佐久市役所 スポーツ課 主事 清水拓也さまにご案内いただきました!
さて最初に向かったのは、酒蔵見学です。
宮阪選手と矢田貝選手、両選手とも「お酒をほどほどに嗜む」そうで、この日を楽しみにしてくれていたそうです。
佐久地域は日本有数の酒つくり処として有名な土地で、千曲川と周囲の名峰を源とする清らかな湧き水、伏流水、美味しいお米、そして冬の厳しい寒さ、すべてが合わさった気候風土があるため、佐久市内に11の蔵元、佐久地域としては13の蔵元があります。
そんな歴史ある多くの蔵元の中から、この旅でお世話になったのが『橘倉酒造』さま。創業340余年の歴史ある蔵元です。
到着した私達一行を出迎えてくださったのが、橘倉酒造株式会社 代表取締役 井出平さま。
おいしい甘酒と白瓜粕漬をいただきながら、佐久地域や日本国内における日本酒のお話をうかがいました。
真剣にお話しを聞く両選手。
日本酒需要が低下している現状の中、具体的にはこの数年間で出荷量が1/3まで減っているそうです。
「日本酒の出荷量が減ってしまった理由は?」と、宮阪選手が積極的に質問。
「コロナ禍とあって更に自宅で気軽に楽しめるお酒の多様性が高まったことが要因と考えています。日本全体での日本酒出荷量全体の半分を大手10社で賄っていて、残り半分を町の酒蔵1,200社から出荷している」と井出さん。
そんな日本酒の於かれた現状を憂うお話の中で、本日偶然にも嬉しいニュースが。
【第92回関東信越国税局酒類鑑評会 純米吟醸の部】で優秀賞を受賞されたとの結果が、私達がお邪魔する直前に届いたそうです。
昨年の受賞から2年連続での受賞とのこと。おめでとうございます!
さてそれではと酒蔵内に移動し、引き続き井出さんにご案内いただきす。
コロナ禍で酒蔵見学を中断している中でしたが、今回特別に受け入れてくださいました。
この8月には佐久市の友好都市エストニア共和国のケルスティ・カリユライド大統領も同じように酒蔵見学をされたとのこと。
近年、海外で日本酒の評価が高まり、フランスやドイツへの輸出量が増えているそうです。
橘倉酒造の仕込み水は、地下16mから汲み上がる八ヶ岳山系の伏流水のみだそう。
「いただきます!」と、飲水タイム。感想を問われ「美味しい柔らかい水」と教えてくれました。
いよいよ酒蔵内へ入室!の前に、ヘアキャップを被ります。
「帽子かぶらないから貴重な経験」と宮阪選手が言えば、「そうですね、きっちりかぶりましょう」と矢田貝選手も応えます。
(自分たちのヘアキャップ姿に”おいしい”と思っているふたり)
お酒造りの工程に沿って蔵内を進んでいきます。
敢えて古き良きを残し、伝統と歴史も一緒に伝えているという酒蔵内。お酒と木造建物の香りが漂います。
2階に上がり、酵母仕込みの桶前に。
蓋を開けた瞬間に、井出さんも思わず「今回のは特に良い!いい香りですね!」と絶賛。
二酸化炭素が多く出て酸素濃度が低くなる桶内。香りをかぐときは、顔を近づけないで手で仰ぐようにします。
「フルーツの匂いっすね、ただ何のフルーツかと言われれば…出てこないっす」と矢田貝選手。
「これは匂いで酔っちゃうね」と、宮阪選手。
次に立ち止まったのがアルコール発酵を促す櫂入れ(かいいれ)桶の前に。ここで両選手に出番が回ってきました!
蕪櫂(長い棒状のもの)を突き動かす作業を任されて、丁寧に丁寧に攪拌していました。
任務を終えて耳を澄ませば、桶の中から“シュワシュワ”と発酵音が聞こえます。まさに生命の息吹きが聞こえました。
「仕込みました!」と、宮阪選手が楽しそうに報告してくれました。
2人が少しお手伝いしたお酒が、今月下旬に新酒となるそうです。楽しみに待ちます。
1階に降りて、先ほど足元から見学した櫂入れ(かいいれ)桶前。ふたりと比べてもこの大きさだったのです。
次にお邪魔したのが、敷地内にある『KURABITO STAY』さま。
こちらは酒蔵に滞在して蔵人体験が出来る“世界初の宿泊施設”だそうです。
玄関を上がると、桶の蓋を再利用した大きなテーブルが。
テーブルを中心にいつまでも仲間と語り明かせる居間のようなすてきな空間に、両選手とも惹かれていました。
築100年の建物の中はリノベーションされていてWi-Fi完備の上、2階の客室を覗けば新しい畳と木の香りが心地良い廊下に、二畳半のお部屋が並んでいます。
かがんで入るくらいの小さな入口に、わくわくと「ここに泊まってみたい!」と、矢田貝選手。
積み重ねられた歴史の重みと、これからの新しい時代を感じる酒蔵見学となりました。
帰り際に、宮阪選手は贈り物用のお土産を購入。
お邪魔した全員分に、甘酒とスパークリング日本酒のお土産までいただきました。
橘倉酒造さま、本当にありがとうございました!
どっぷり日本酒の魅力に迫った後に訪れたのは…名物”むしり”、”鯉料理”などの佐久を代表する郷土食ではなく、ケーキ屋さんです。
東京・自由が丘、兵庫・神戸と並び長野・佐久は、“日本三大ケーキの街”。
なぜ“ケーキの街”なのかと言うと、ケーキの本場フランスと佐久の気候が似ていて、ケーキ作りに欠かせない良質な食材が豊富なことから、佐久市に大勢のパティシエ職人たちが集まり、人口あたりのケーキ屋さんの数が多いからだそうです。
ちょっとだけケーキ屋さんのイメージに遠いかも知れない両選手を迎えてくれたのは、ケーキブティック『ピータース』さま。
平日にもかかわらず、絶えずお客様が来店し賑わう店内。
ケーキ、焼き菓子、ジェラート、チョコレート...甘い香りの中に美味しそうなスイーツがたくさん並んでいました。
『ピータース』でケーキを選び、奥に併設している『ピータースカフェ』へ。
際立つお洒落な雰囲気の中、両選手が選んだケーキは…
宮阪選手の“モンブラン”
矢田貝選手の「これが一番すき!」“いちごのショートケーキ”
そして、お店一押しの旬のケーキ ”シャインマスカットタルト”と、”おいものケーキ”を用意してくださり、こちらはスタッフが美味しくいただきました。
「このお皿のおしゃれなソースの食べ方、迷うよね...」と戸惑いながらも...
「美味しい美味しい」とぱくぱく綺麗に完食!
美味しいケーキとコーヒーをいただきながら、他にもたくさんある佐久市の魅力を、同行の清水さんに教わりました。
お話の中の一つの場所に「行ってみたい」と話す選手たち。是非またの機会に伺いましょう!
“お酒つくりと美味しいケーキ”、佐久市の魅力を再発見した両選手が、この旅で大変お世話になった清水さんに再訪する約束をしたところで、お別れとなりました。
清水さん、本当にありがとうございました!
皆さんも、ぜひとも佐久市にお出かけして“日本酒”と“ケーキ”を楽しんでみてください!
※撮影・食事時のみマスクを外しております。食事の際は出来るだけ黙食を。
※観光の際は、マスク着用・手指消毒等の新型コロナウイルス感染対策を徹底し、安心安全に楽しみましょう。
■これまでの選手ホームタウン訪問”テキスト&フォトレポート” おさらい
・信濃町:田中謙吾選手が行ってきました!
・野沢温泉村:大桃海斗選手が行ってきました!
・小布施町:水谷拓磨選手&住永翔選手が行ってきました!
・飯綱町:三田尚希選手が行ってきました!