【長野市観光PR】パートナープレイヤーの吉村弦選手と小西陽向選手が行ってきました!
11月24日(水)AC長野パルセイロのホームタウン『長野市』に、トップチームのホームタウンパートナープレイヤーの吉村弦選手と小西陽向選手が訪問してきましたので、ご報告いたします。
長野市は長野県北部の中心都市であり、長野県庁が立地しています。この長野県庁の庁舎は標高371.3mの地点に建っており、日本の47都道府県の中で最も高い位置に存在すると知られています。
市街地にある”国宝 善光寺”には年間600万人が訪れるとされ、門前町として発展し栄えてきました。その一方、新幹線で東京から長野駅まで約1時間30分でのアクセスが可能な利便性もあり、周辺の観光地への玄関口としての機能も果たしています。
また1998年に冬季オリンピック長野大会が行われ、世界に21しかない冬季オリンピック開催都市の一つとなりました。
このように、歴史的文化遺産とスポーツと豊かな自然が詰まった街です。
さて今回の長野市観光PRの旅で訪問させていただいたのは『長野市戸隠』です。
(※2021シーズンのトップチーム試合日程ポスターの背景に写るのは戸隠連峰。山頂付近に “千尋の谷”を彷彿とさせる断崖絶壁があることから、デザイナーさんのアイディアで採用しました)
“天の岩戸神話”“神秘的パワースポット”としても、いまや全国的にも有名な戸隠ですが、この旅では“日本屈指のそば処”の一面を“戸隠そば祭り”に参加する選手達の様子と共にご紹介します。
訪問日の11月24日、朝イチ。「雪が結構積もってるのでノーマルタイヤだと無理です!」との情報が戸隠観光協会さまより届きました。パルセイロカーは、急遽準備したスタッドレスタイヤで出発。
徐々に道路上の積雪量が増えていき、飯綱山の麓から雪景色は真冬。轍にハンドル操作を邪魔され、木々に積もった雪は突然落下しフロントガラスを叩く“長野の真冬”そのものでした。
大阪府出身の吉村選手が「冬やん!...ほんま冬やん!」と叫び続けていたのが、この景色。
まだ11月のこの景色に「大阪だと5年に1回くらいでも、こんな積もんないっす」としみじみ。
長野市出身の小西選手は冷静でも「この時期にこんな積もる雪は珍しいですよ」と今年初めての雪景色に目を向けていました。
無事に目的地に到着するも、駐車場も一面の雪。「足首まで埋まりますねー」と小西選手。
積雪15cmオーバーの雪になるとは予想外。雪かきをしてあっても、スニーカーで歩けば冷たいつま先。
どうやら「イベントだから」と綺麗な靴を履いてきてくれたという吉村選手は「靴がぁ…」と嘆きます。
戸隠神社 奥社参拝道入口へ到着!
この参拝道の奥にそびえる圧巻の“杉並木”と雪の競演は時間の関係で断念しました。いつかの機会に訪れてみたい景色です。
(本人曰く「アホみたいな顔」のようですが、とっても良い笑顔が撮れました)
さて、奥社前に到着したところで、“半そば食べ歩き”スタートです。
おもてなしの心と共に、今年は10月31日より始まった戸隠そば祭り。そのイベントの一つであるのが、“秋の新そば半ざる食べ歩き”(11月2日~11月24日の平日のみ 戸隠地域の24店舗が参加)です。
各店の趣向を凝らしたそばを愉しむことができ、ざるそば1人前の半分の量×4店舗で食べ歩きが出来るルールに、練習後で空腹な選手たちがいよいよ参加です。
◇戸隠そば祭りとは:そばの実りに感謝し、思いの詰まったそば道具に感謝し、そして、戸隠そばを支えて頂いている皆さま一人ひとりに感謝するお祭りです。(第五十二回 戸隠そば祭り 半ざる食べ歩きチケットブックより一部抜粋)
“半そば食べ歩き”一軒目は『奥社前なおすけ』さま。参拝道入口のすぐそばにあるお店です。
イベントはこの日が最終日でしたが、ノーマルタイヤだと辿り着けないであろう積雪と、お昼時間を過ぎていたことなどもあって、今回訪れたすべてのお店が全店貸切状態でした。
チケットを1枚切り取り、さっそく半ざるを注文。
なおすけさんでは、半ざるを待っている間にスタンプを押させてくださいました。
記念すべき1軒目!
吉村選手「俺の方が綺麗やわ」
小西選手「どっちもあんまり変わらないですよ」
と、スタンプを押すだけでも楽しそう。
美味しいお通しを頂いていると、ほどなくして半ざるが運ばれてきました。
“日本屈指のそば処 戸隠”でいただく“戸隠そば”。
つけ汁に軽くつけていただくと鰹節のほんのりとした香りが口いっぱいに広がり...
こんな表情になります。
待ちに待ったお蕎麦。良い食べっぷりです!
両選手とも「めっちゃ美味しい!」との感想。
そば湯もいただいたところで、あと3店舗のお蕎麦にも期待が高まり...名残惜しくも次のお店に向かいます。
2軒目は『そばの実』さま。
軒下には新そばをお知らせする“そば玉”も掲げられています。
日本酒の蔵元に下げられる“杉玉”が新酒を知らせる目印なら、“そば玉”は新そばを知らせる目印だそうです。
小上がりの席で、半ざるを待ちます。
窓の外に映る外の景色は真冬ですが、広々とした店内は暖かくて居心地のいい空間。
「そばが大好物です!」と教えてくれた吉村選手、意外にも「初めての戸隠」だそうです。
「戸隠は何度も来ていて家族で贔屓にしているおそば屋さんもあるけど、戸隠そば祭りの参加は初めてです」と小西選手。
蕎麦をほお張って、のど越しに味わう。そのときの感触もまた醍醐味です。
が、喰いっぷりの良いアスリート達、これまた即完食となりました。半ざるに物足りなさを感じている様子でしたが、それが今回のルールなので仕方なし。
即完食しつつも、「めっちゃ美味しい!」との感想。
1軒目のなおすけさんのお蕎麦との違いを感じたようですが「どう言葉にしていいのか、わからん」と正直者。
2店舗の食べ歩きをしたところで、腹ごなしのため戸隠神社 中社へ向かいます。
戸隠五社(奥社、中社、宝光社、九頭龍社、火之御子社)の中央に位置するのが中社。
あたり一面が雪の中でしたが、選手たちは元気よく参道から境内を進みます。
「コニ、先行って」と、小西選手が踏み固めた雪道を吉村先輩が続きます。
車中の会話から2人の仲良し関係を感じていましたが、小西選手が運転免許証取得前だった頃に、練習場などの送迎をしていたのが吉村選手だったそうです。
こう見えて、優しい先輩と後輩の関係なのでご安心ください。
雪の中を目指したのは中社社殿の右側奥にある“さざれ滝”。飯綱山の伏流水で“パワースポット”です。
両選手ともにパワースポットの“何か”を感じたようでした。
そして本殿で参拝。
「何をお願いしたん?」と吉村選手に問われた小西選手「それは言えないですよー」と、先輩にも内緒。
時間の関係もあって足早に移動だったので、「次の機会にはゆっくりと訪れたい」と両選手。
唐突ですが、お店で教わった戸隠そばの伝統をご紹介。
(1)“一本棒、丸延ばし”と呼ばれるそば打ち方法
一本の麺棒に生地を巻き付けて転がし、引き戻す時に延し板に打ち付けながら丸い形に延していく方法だそうです。
(2)“ぼっち盛り”と呼ばれる盛り付け方
この“ぼっち盛り”とは、一口の量ごとに束ね馬蹄形に並べた盛り方。途中で切れたそばや不揃いなそばは除かれるそうで、そばが神様へのお供え物であったり、おもてなし料理であったことが所以なのだそう。
(3)“戸隠竹細工の円形ざる”に盛り付ける
戸隠竹細工の歴史は約400年前からだそうで、職人さんたちが自ら山に採りに入り、竹の加工から細工まで分業ではなく一人で全部やるのが戸隠の流儀なのだとか。繊維が細く粘り強い“根曲り竹”が使われているそうです。
唐突に失礼いたしました。
さて、仕切り直しの食べ歩き3軒目は『仁王門屋』さまからです。
入口に構える阿形と吽形の仁王像が目を引きます。(真似をしてくれました)
テラステーブルが2テーブルあり、ペットの同伴もOKとのこと。
どこのお店もそうでしたが、盛られた蕎麦が光輝き、きらきらと瑞々しくて、視覚でも美味しさがわかります。
こちらで3杯目の“そば湯”をいただき、ゆっくりとした時間を過ごしていたところ...
名物の一つ“元祖そば屋のそばソフトクリーム”をご馳走してくださることに。
目の前のそばソフトクリームを前にして吉村選手が一言。
「どうやって食ったらええの?」
(その食べ方は、きっと違います)
そうわかりつつも(たぶん)カメラ映えの為にボケてくれたのだと思います。
揚げそばの塩味が、もともと控えめな甘さの“そばソフトクリーム”を引き立てる絶妙なコンビネーション。
予想していなかったデザートに「めっちゃ美味しい!」と両選手とも嬉しそうでした。
とても美味しかったです。ごちそうさまでした!
最後となる4店舗目は『つる家』さま。
築150年の古民家をリノベーションした建物は、その趣深い雰囲気の良さに癒されます。
手打ちそばの艶やかでコシが強く繊細な風味が、本当に美味しい戸隠そば。
付け合わせのりんごも酸味と甘みのバランスが最高でした。
やっぱり最後も「めっちゃ美味しい」との感想。
お土産に購入した“そばかりんとう”にもオマケしてくださり、ありがとうございました。
食べ歩きをしてみて“各お店の味の違い”が気になり、改めて選手たちに聞いてみました。
「4店舗の美味しさの違いですか??」しばらく考えても...「うーん」と両選手。
「言語化が出来ないけど、戸隠そばを感じました!」と吉村選手。
「僕のつたない食レポはいらないです。ただただ美味しいのが戸隠そばです!」と小西選手。
確かに、無粋な質問でした...。
今回の半そば食べ歩きで私たちを快く受け入れてくださった各店舗の皆さま、本当にありがとうございました。
戸隠そば、本当に「めっちゃ美味しかったです!」
最後に、今回の旅をコーディネート・同行してくださった(一社)戸隠観光協会 総務企画部 松尾奈々子さまと記念に。
実は何回もUスタにお越しいただいていたとのこと!今回大変お世話になった松尾さん。
本当にありがとうございました!
皆さんも、ぜひとも長野市戸隠にお出かけし“長野市が世界に誇る戸隠そば”を楽しんでみてください!
※撮影・食事時のみマスクを外しております。食事の際は出来るだけ黙食を。
※観光の際は、マスク着用・手指消毒等の新型コロナウイルス感染対策を徹底し、安心安全に楽しみましょう。
これまでの選手ホームタウン訪問”テキスト&フォトレポート” おさらい
・信濃町:田中謙吾選手が行ってきました!
・野沢温泉村:大桃海斗選手が行ってきました!
・小布施町:水谷拓磨選手&住永翔選手が行ってきました!
・飯綱町:三田尚希選手が行ってきました!