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2022.5.26

LADIES TEAM

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池ヶ谷夏美選手&八坂芽依選手の引退記者会見を行いました

池ヶ谷夏美選手引退記者会見

■引退に至った経緯について
「WEリーグ元年ということでシーズンをスタートしましたが、私自身の出場機会が減ってきたこと。また、若手選手の活躍によってチームの世代交代が少しずつ進んでいること。逞しい後輩たちが出てきてくれましたので、後輩たちにバトンを託していいのかなという思ったことが経緯です。自分がチームに対してできることを日々全うしてきましたので、選手としての悔いは本当にひとつもありません」

 

■自分自身のサッカー人生を振り返って
「非常に多くの方々に支えていただいて、人に恵まれたサッカー人生だったと思います。長野に来てからは温かいサポーターの皆様に迎えていただいて、なでしこリーグ2部優勝と1部昇格。その後の2部降格と、色々な経験をさせて頂き幸せなサッカー人生だったと思います」

 

■AC長野パルセイロで過ごした期間について
「私が長野に加入したときは、夕方6時からのトレーニングでしたので、冬の長野の凍った土の上でボールを蹴っていたことを思い出します。地域の皆様方のご支援、スポンサーの皆様のご支援があり、こういった長野の素晴らしい環境の中でサッカーができることに対して、本当に感謝の気持ちで日々のトレーニングに励みました。スポンサー企業様に雇用頂いた際には、『頑張ってね』『試合見に行くね』と温かいお言葉を沢山頂き、長野の皆様の温かさを感じながらサッカーを続けてこれたことに感謝しています。地域の皆様の支えがあるから私たちがサッカーに打ち込むことができることを学ばせて頂きましたし、チームメイトと同じ方向を向いて戦うことの大切さを学びました。チームメイトやスタッフの存在は、私にとっての大きな力になりました」

 

■来季レディースチームのGKアシスタントコーチ就任が決まっています。意気込みを
「指導者人生をスタートさせていただく場を用意してくださったクラブに、心から感謝しています。選手としてこのクラブで様々な経験をさせて頂きました。その経験を活かしながら『長野から世界へ』という気持ちで、世界で戦える選手を長野から輩出していけるような指導者になりたいと思いますし、パルセイロには経験豊富な指導者の方々が沢山いらっしゃいますので、イチから勉強して、このクラブの成長に貢献していきたいと思っています」

 

■WEリーグ初年度を戦い終えて、上位のチームとの差を埋めるために、選手・指導者の立場から何が必要と感じていますか
「WEリーグは技術レベルが高いリーグです。個の力を上げていく、成長が絶対に必要です。ゲームの流れを読む力や判断、フィジカルの強さも、上位チームと比べると非常に差を感じたシーズンでした。そういった差の部分を埋める、選手個々の能力を高めるアプローチを指導者として取り組んでいきたいと思います」

 

■ファン・サポーターの皆様、チームメイトへのメッセージ
「長野のファン・サポーターの皆様には、苦しいシーズンもそうでないシーズンも一緒に戦ってくださって心から感謝しています。試合前に入場する時には必ずホームゴール裏を見るようにしているのですが、いつも力強い声援をいただき支えていただき感謝の気持ちでいっぱいです。指導者としてクラブに残りますので、ファン・サポーターの皆様には別の形で恩返しさせていただければと思います。チームメイトには、WEリーグ元年、苦しいシーズンだったと思いますが、若い選手が多いチームですので更なる成長に期待していますし、世代別の日本女子代表に選ばれている選手もいますので、長野から日の丸を背負う選手が1人でも多く出てきてもらいたいと思っていますし、アシスタントコーチとして、また一緒に戦えることを嬉しく思います。来季も苦しいシーズンになるかもしれませんが、監督・スタッフ・選手全員が同じ方向を向いて良いシーズンにしていきましょう」

 

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八坂芽依選手引退記者会見

■引退に至った経緯について
「長野に加入してのWEリーグ初年度、怪我に悩まされた1年半でした。自分自身のサッカー人生に悔いがありませんし、第2の人生を歩みたいと思い引退を決断しました。引退後については、まだ何も決まっていませんが、素敵な女性になれるよう頑張りたいと思います」

 

■自分自身のサッカー人生を振り返って
「辛いことも楽しいことも沢山ありました。こうして最後までサッカーをやり続けてこれたことが私の財産になりましたし、正直サッカーが終わってすっきりした気持ちです」

 

■AC長野パルセイロで過ごした期間について、長野で得られたこととは
「1つの目標に向かってチーム全員で一緒に戦い、切磋琢磨できたことが本当に良かったと思います」

 

■印象に残っている試合は?
「前期アウェイでの大宮アルディージャVENTUS戦です。大宮さんは名の通った選手が多いチームですし、INAC神戸で一緒にプレーした選手が多かった中で、試合自体は苦しい展開でしたが先制点を奪い、追加点を奪って勝ち切った。ピッチの中にいる選手たちが判断をして試合に勝利することができたという試合でした。練習どおりのセットプレーで、私のクロスボールから五嶋京香選手がヘディングでWEリーグ初得点を挙げてくれたことが、とても嬉しく印象に残っています」

 

■なでしこ1部の新潟や神戸でプレーしてきた八坂選手にとって、昨年まで1部と2部のチームであった差や、通用した部分は?
「選手個々の『自信』の部分が、1部と2部のチームでは差があるのかなと感じましたが、一方で一致団結して戦うという長野らしさは、本当にこれまで培ってきたチームコンセプトの素晴らしさだと感じました」

 

■五嶋京香選手の存在について
「五嶋選手とは中学生までしか一緒にサッカーをしていませんが、『なでしこリーグのどこかで試合したいね』と、ずっと言っていました。新潟の時にマッチアップしましたし、長野に来ても支えになった1人でもあります。今後の五嶋京香選手の活躍に期待しています」

 

■ファン・サポーターへのメッセージ
「どんなときも変わらず熱い応援をいただき、心から感謝しています。私のサッカー人生に悔いがないのも、今までサッカーで携わってくださった皆様方のおかげですし、家族にも感謝しています。この1年半、私を受け入れてくださった長野の皆様に心から感謝しています」

 

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