第14期定時株主総会報告について
第14期定時株主総会報告について
日頃より当クラブに対しまして、格別なるご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
本日、定時株主総会が開催されました事をご報告いたします。
いまだ続くコロナ禍の中、クラブとしても懸命の努力を重ね、昨年までの経営状況を少しでも改善すべく努めて参りましたが、この度3期連続赤字並びに債務超過という大変厳しい結果となりました。このクラブを支えていただいている全ての皆様に報いる事が出来ず深くお詫び申し上げます。
なお、Jリーグクラブライセンスについては、コロナ禍の特例措置があり、2021年度末までは、債務超過および3期連続赤字をライセンス交付の判定対象としないことになっています。
また総会の場でも厳しい状況下ではありますが、新しく選任されました役員が一丸となり、この難局を乗り越えて行ける支援体制も確認いたしました。
その後、開催された取締役会において社長不在の状況ではありましたが、新たに前身の長野エルザサッカークラブ創設時から関わって参りました町田善行を代表取締役社長に選任し、新たな組織体制で進んでいく事としました。今後も当クラブに対して絶大なるご支援賜りますようお願い申し上げます。
2021年3月11日 株式会社長野パルセイロ・アスレチッククラブ
町田代表取締役社長コメント
本日より代表取締役社長に就任させていただきました町田善行と申します。どうぞよろしくお願いします。
まずは東日本大震災から10年がたった本日、お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表すると共に、一日も早い復興が進みますよう心よりお祈り申し上げます。
また、この長野においても一昨年の台風災害、そして昨年よりいまもなお全世界で続く、新型コロナウイルス感染症等、取り巻く環境は非常に厳しく、更にクラブは債務超過というとても厳しい状況にあります。
そんな中、この大役を拝命するにあたり、改めて身の引き締まる思いと、その責任の重さを感じています。
1990年、前身の長野エルザサッカークラブ立ち上げから関わらせていただき、当時は強くなりたい、ハイレベルで試合をしたい、そんな思いだけで戦っていましたが、多くの皆様方のご支援やご協力・ご指導をいただきながらここまで進んでこれた事に、改めまして深く感謝申し上げると共に、更なる努力を重ね、このクラブがNAGANOの街に「なくてはならない存在」になるまで尽力して参ります。
いかなる困難にも立ち向い、限りある資源の中で精一杯努力し戦っていく事で、「夢と希望と勇気と感動」をお届けしたい。当クラブは今後もこの姿勢を貫き、戦って参りますので、今まで以上のご支援・ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。