INFORMATION

CATEGORY
BACKNUMBER

2020.6.1

TOP TEAM

  • facebook

【公式練習再開を迎えて】横山監督・阿部選手コメント

本日6月1日(月)より、トップチームがチーム全体での公式練習を再開いたしました。

活動休止を決定した4月中旬ぶりに、初めて全選手・スタッフが再び一同に揃い、約1時間半、汗を流しました。

本日のトレーニング後に行われた合同取材での、横山雄次監督・キャプテン阿部伸行選手のコメントをお伝えいたします。

 

■横山雄次監督

―久しぶりの全体練習を終えた今の気持ちは。
「今日という日を迎えられてとても嬉しい気持ちです。選手達と全体で集まったのが久しぶりでした。
自主トレをしっかり出来ていたので、選手たちのコンディションは比較的良い状態だと思います。選手達も久しぶりに集まって、良い表情でトレーニングに励んでくれたと思っています」

 

―J3開幕日(6/27)が決まりましたが、どんな想いですか。
「このような状況は初めての経験で、いろんな感情を抱えていました。ようやく正式に開幕日が決まって、改めて気が引き締まると同時に"いよいよ決まった。やってやる!"という気持ちです」

 

―今日のトレーニングを終えて、開幕に向けた課題などは感じていますか?
「休止していた期間にも、再開後の調整方法については計画を立てていました。一方で今後大事なのは、状況に対してフレキシブルに、臨機応変に対応していくこと。選手たちの状態をしっかりと観察して、怪我をしないようにとか、チームとして高めていく作業を、僕がしっかり組み立てていかなければならないと感じました」


―サポーターの皆さんに向けての想いは。
「開幕日は決まりましたが、最初は無観客でのスタートになります。こうした発表は、ファン・サポーターの皆さんにとっては残念な気持ちになるかと思います。そんな気持ちも背負って、僕たちは観客が入った中で試合ができることを願い、目の前の試合に全力を尽くします。テレビの前で応援してくださっている皆さんに、気持ちが伝わるような試合をする義務があると思っています。是非、有観客で試合ができるようになりましたら、長野Uスタジアムに来てください。また一緒に戦えることを願っています」

 

■キャプテン:阿部伸行選手

―久しぶりの全体練習を終えた今の気持ちは。
「少しほっとしたという気持ちが、率直な感想です。長い期間の休止という難しい精神状況の中で、ひとりも抜けることなく再び集まれたことに、ほっとしています」

 

―どんな気持ちで活動再開を待っていましたか。

「正直、再開する日がいつやってくるのか分からなくて、難しい気持ちでした。自分たちは活動する場を失った状態でしたが、全国や世界に目を向けると、もっと苦労している人たちがいて。そういう方々の気持ちを思ったら、僕たちは自分で練習をする環境を作ることができたので、恵まれていたのではないかと思います。
また、活動休止中に、サッカーに対しての想いがより強くなったと思います。サッカーが当たり前にできる日常や、スタジアムで試合ができることの大切さを改めて感じることができました。休止明けでコンディションが落ちてしまった部分もありますが、充分に巻き返していけると思います」

 

―J3開幕日(6/27)が決まりましたが、どんな想いですか。
「6月27日に開幕するという、目標とする日が明確になったことはとても良かったと感じています。でも監督からは、焦らないように、と言われています。開幕に向けてのトレーニングは、コーチングスタッフを信じて、日々積み重ねていきたいです」


―今後の目標、そしてサポーターの皆さんに向けての想いは。
「今は久しぶりにグラウンドに立てた喜びも感じていますが、それと同時に、まだコロナウイルスの脅威は終わっていないと思います。一国民として"新しい生活様式"を無意識に実戦できるようになるまでは気を抜かずに取り組んでいきたいです。

開幕後も最初は無観客試合になりますが、メディアや試合中継を通じて、応援してくれる方や今苦しんでいる方に少しでもエネルギーを与えられるようなスカッとする試合を見せたいです。一戦一戦勝利して、最後には上を目指せる、そういうチームにしていきたいです」