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2021.12.5

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2021シーズン総括について

今シーズンも未だコロナ禍という厳しい社会状況の中、多大なご支援ご声援を賜りましたこと心より感謝申し上げます。

 

本日、2021明治安田生命J3リーグが終了いたしました。

トップチームは悲願のJ2昇格を目標に戦いましたが、8勝8敗12分、勝ち点36の9位の成績でシーズンを終えることとなりました。ご支援ご声援を賜りました全ての皆様に対し、ご期待にお応えすることができず、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。

限りある資源の中で、3年間チームを指揮していただいた横山監督。シーズン終盤の厳しい5試合を指揮していただいた吉澤監督に、心より感謝申し上げます。クラブとして今シーズンの戦いをしっかりと分析し、来シーズン以降、チームが右肩上がりの成績・成長を続けていけるように、全力を尽くします。

 

レディースチームは、日本初の女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)初年度を戦っています。先日の第11節の開催延期がありましたが、ここまで9試合を戦い3勝4敗2分、勝ち点11の6位という成績で前半戦を折り返しました。

対戦するすべてのチームが格上ではありますが、今シーズンのチーム目標を6位以内としていますので、後半戦も1試合1試合ひたむきに戦い、選手個人・チームとしての成長を促し、目標を達成したいと思います。

 

アカデミー関連に目を向けますと、当クラブのジュニアユース・ユース、市立長野高校出身である拓殖大学4年生のFW山中麗央選手の来シーズンのトップチーム加入が決定しました。また、シュヴェスターは全国大会に初出場し、貴重な経験を積むことができました。川船暁海選手は、すでにWEリーグ公式戦に出場し活躍しており、来シーズンのレディースチームへの昇格が内定しています。

今後も草の根レベルのサッカー(スポーツ)普及振興はもちろんのこと、北信越地域のサッカー競技力向上・発展に尽力し、地域の皆様を愛し、地域の皆様から愛される選手を育成したいと思います。

 

クラブ経営におきましては、株主・スポンサーの皆様の多大なご理解とご支援を頂戴し、増資により債務超過を解消することができました。その後、財務負担の軽減を目的に減資を行いました。

コロナ禍という厳しい社会情勢の中、広告料収入は前年並み。サポーターズクラブ会員数、シーズンチケット販売数、ユニフォーム販売数は、前年を上回りました。結果として、今年度(2021年度)の収支は単年度黒字となる見込みです。

引き続きクラブ収入の拡大、経営の安定化に注力してまいります。

 

重ね重ね、今シーズン賜りました厚いご支援とご声援に心より感謝申し上げますとともに、来シーズンもぜひ長野Uスタジアムに足をお運びいただき、熱いご声援ご支援を賜りますよう切にお願い申し上げます。

 

株式会社長野パルセイロ・アスレチッククラブ

代表取締役社長 町田善行