【ご報告】佐久長聖高等学校にて、鈴木こなつ選手の加入内定記者会見が開催されました
2024年11月6日(水)、佐久長聖高等学校にて、2024-25シーズン後期より加入内定いたしました、鈴木こなつ選手の記者会見が開催されましたので、ご報告させていただきます。
佐久長聖高等学校・鈴木こなつ選手加入内定記者会見
■日時:2024年11月6日(水)11:00~
■場所:佐久長聖高等学校
■出席者:
佐久長聖中学・高等学校 副校長 伊賀博之 様
佐久長聖高等学校女子サッカー部 監督 大島 駿 様
佐久長聖高等学校女子サッカー部 鈴木こなつ 選手
株式会社長野パルセイロ・アスレチッククラブ スポーツダイレクター 村山哲也
【記者会見コメント(まとめ)】
■伊賀博之 副校長
「佐久長聖高校副校長の伊賀と申します。鈴木こなつ選手は、サッカーはもちろんのこと、学校生活の様子、授業に取り組む姿勢など、非常に模範的であり文武両道を体現してくれている生徒であります。このたび日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)の舞台に立つこととなり、さらに自らの夢を追いかけていただきたいと思っています。後輩に勇気を与えるような活躍をしていただき、鈴木選手の後に続く選手が出てきてくれればと願っています」
■大島 駿 監督
「佐久長聖高校女子サッカー部監督の大島です。本日は誠にありがとうございます。鈴木こなつ選手は、1年次から試合に出場し、WEリーガーになることが夢であり、その夢が叶った瞬間、私も凄く嬉しい気持ちになりました。ここがゴールではなく、WEリーグの世界で飛躍してくれるように、これからも応援していきたいと思っています。
私も2014年にAC長野パルセイロさんで、初めてJリーグでのキャリアを歩み始めました。10年越しで、育てた選手がパルセイロさんにお世話になることが決まり、指導者としての私自身の夢が1つ叶った瞬間でありました。鈴木こなつ選手本人の嬉しい気持ちと、1つ私が恩返しできたことの嬉しい気持ちと、パルセイロのクラブの発展に貢献するということが実った瞬間でした」
■村山哲也 スポーツダイレクター
「今日このような記者会見の場を設けていただきました学校関係者の皆様、サッカー部の皆様、保護者の皆様に心より感謝申し上げます。今シーズンの後期より、鈴木こなつ選手に加入していただくことになりました。鈴木こなつ選手ですが、持っている能力のポテンシャルも含めて即戦力として期待をしています。持ち前の攻撃力を存分に発揮して、チームの勝利に貢献して欲しいと思っています。
鈴木こなつ選手を最初に観たのは、インターハイの長野県決勝でした。当時からクレバーな選手という印象を持っていました。それは、佐久長聖さんがやっているサッカー、しっかりとボールを握り、ビルドアップをしていくというスタイルの現れだと思っています。国スポの長野県成年女子代表チームメンバーとして、パルセイロ・レディースのチームトレーニングに参加した時も、ほぼミスなくボールを繋ぐことができていました。判断を伴ったプレー、良い判断ができているということが最大のポイントでした。そのうえでストロングポイントとして鈴木こなつ選手本人が自覚していますが、スピードと攻撃力。それがあるため、センターバックからサイドバックへプレーの幅を広げたのだと思います。アグレッシブで攻撃的なスタイルは、パルセイロ・レディースに非常にマッチしています。即戦力として、いち早く公式戦のピッチに立つ能力を持っていると評価しています。
今日、伊賀副校長先生、大島監督、ご両親と面会させていただいて、2年生からキャプテンを務めていることもそうですが、国スポ・長野県成年女子代表チームのメンバーとして過ごした期間、人としての振る舞いや言動を含めて、人間性が素晴らしい選手だと感じています。より一層磨きをかけて、大きく成長して欲しいと願っています」
■鈴木こなつ選手
「このたび、2024-25シーズン後期よりAC長野パルセイロ・レディースに加入させていただくことになりました、佐久長聖高校の鈴木こなつです。サッカー選手としてのキャリアをAC長野パルセイロ・レディースでスタートできることを大変嬉しく思っています。
ここまで来れたのは私1人の力ではなく、沢山の方々に支えていただいたからこそだと思っています。その方々への感謝の気持ちを忘れずに、守備と攻撃においてチームの勝利に貢献できるよう戦います。応援よろしくお願いいたします。
ディフェンスですので、身体を張ってゴールを守り、スピードを活かして攻撃参加し、得点チャンスを多く創りたいと思っています。一緒に毎日トレーニングをしている仲間からは、『本当に良かったね』『WEリーグでも頑張って』という言葉をかけてもらいました。
目標は、まずAC長野パルセイロ・レディースで試合に出場し続ける選手になること。パルセイロ・レディースを象徴するような選手になりたいと考えています。最終的には、海外挑戦も考えています。
佐久長聖高校でのサッカーは、中学時代とは異なり、すごくボールを大事にしてゴールに向かっていくサッカーでした。最初はフィットするのが難しく、プレーの判断が難しかったのですが、1年生の時から試合に出場させていただいて、自分で考えてプレーするという部分で成長できたと思っています。2年生からキャプテンを任されて、すごく不安がありましたが、それでも自分についてきてくれる仲間や支えてくれるスタッフがいましたので、人として成長ができた3年間でした」