RESULT

2024 明治安田 J3リーグ 第21節

7.13

SAT

18:00KICKOFF

VSいわてグルージャ盛岡

HOME 長野Uスタジアム

HOME

AC長野パルセイロ

0

試合終了

0

前 半

0

0

後 半

0

0

いわてグルージャ盛岡

AWAY

STATICSスタッツ

シュート
5
ゴールキック
13
コーナーキック
5
直接FK
6
間接FK
1
オフサイド
1
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

67′

OUT

三田 尚希

IN

近藤 貴司

74′

OUT

池ヶ谷 颯斗

IN

高橋 耕平

74′

OUT

田中 康介

IN

山中 麗央

84′

OUT

古賀 俊太郎

IN

木原 励

84′

OUT

浮田 健誠

IN

藤森 亮志

CARD警告/退場

32′

三田 尚希

83′

古賀 俊太郎

88′

高橋 耕平

STARTING MEMBERスターティングメンバー

松原 颯汰
30 GK
黒石 貴哉
23 DF
大野 佑哉
7 DF
池ヶ谷 颯斗
5 DF
杉井 颯
19 DF
古賀 俊太郎
46 MF
加藤 弘堅
47 MF
田中 康介
25 MF
忽那 喬司
17 MF
三田 尚希
14 MF
浮田 健誠
18 FW
GK 1
大久保 択生
DF 22
西 大伍
DF 25
大和 優槻
DF 51
深津 康太
DF 6
高橋 峻希
MF 4
深川 大輔
MF 17
新里 涼
MF 46
中村 充孝
FW 15
加々美 登生
FW 19
佐藤 未勇
FW 10
オタボー ケネス

SUBSTITUTEサブメンバー

田尻 健
1 GK
砂森 和也
48 DF
近藤 貴司
8 MF
藤森 亮志
9 MF
山中 麗央
10 MF
高橋 耕平
37 MF
木原 励
22 FW
GK 21
稲葉 亜我志
DF 18
宮市 剛
MF 11
桐 蒼太
MF 14
松原 亘紀
FW 7
深堀 隼平
FW 9
都倉 賢
FW 23
豊田 晃大

STATICSスタッツ

シュート
8
ゴールキック
9
コーナーキック
4
直接FK
16
間接FK
0
オフサイド
0
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

46′+1

OUT

中村 充孝

IN

松原 亘紀

62′

OUT

佐藤 未勇

IN

深堀 隼平

79′

OUT

加々美 登生

IN

桐 蒼太

82′

OUT

西 大伍

IN

宮市 剛

82′

OUT

新里 涼

IN

豊田 晃大

CARD警告/退場

49′

西 大伍

DATA試合環境

入場者数
2,987人
天候
晴、弱風
気温
26.8℃
湿度
74%
ピッチの状態
全面良芝
主審
中川 愛斗
副審
堀 格郎
副審
宇田川 恭弘
第4の審判
牧 宗市

COMMENT試合後のコメント

髙木 理己監督

※試合後記者会見より抜粋

試合の総括について。

前節金沢戦でセットプレーから2失点し退場者を出してしまったという事で、そこでの失点を減らしていく事・そこでチャンスを増やしていく事に取り組んできた一週間でした。その部分においては選手は非常に良くやってくれたと思っています。

ただ、前半本当にイージーなミスが続きゲームを難しくしたのは事実です。相手から素晴らしいプレッシングがかかって来て...という状況でのミスでは無かったように、ピッチレベルでは見ていました。その理由を探さない事には、我々は次には行けません。いくらセットプレーを準備したとしても、セットプレーを得られなければ蹴る機会もありません。その両局面があった、非常に難しい前半だったなと思います。

後半は、相手の狙いと我々の狙い・前途の事実を踏まえた上で、どうゲームを持って行くかと努力をしました。ピンチもチャンスもありました。勝ちたかったのは十分ですが、その両局面があっての0-0というスコアと考えれば、この勝点1を次に繋げていく他ありません。もっと言えば、次の今治戦は去年ホームで0-4で負けている相手ですので、その相手に対してどう向かって行けるかどうかでしか、今日の勝点1について評価しようがありません。そうしたゲームになってしまいました。

セットプレーだったり、選手たちは一つひとつ必死に改善しようと取り組んでくれています。それを勝点3に繋げていけるように、また一週間準備していきたいと思います。

田中康介選手をボランチで起用しました。後半は立ち位置を変えたことも含めて、どのような経緯があったのでしょうか。

碓井(鉄平)の出場停止と、練習でのアクシデントによって、どうしても前節からボランチを2枚変えなければいけない選択を迫られました。

田中康介に全く非は無いのですが、後ろの枚数を3から4に変えたことでその弊害が彼に来てしまい、この2試合ピッチに置けていませんでした。ただ、彼の日頃の振る舞いと努力には非常に素晴らしいものがありました。彼は京都サンガユースの選手で、あのポジションでプレー出来る選手であることは、私も京都にいましたので知っています。セカンドボール勝負になるだろうとは思っていましたが、拾えるか拾えないかは別の話として、そこに対して連続して動ける選手です。あとは前にボールが出た時にセカンドボールを拾っていき、走って行く。そうした所をエネルギッシュに自信を持ってやっていける選手なので、田中を置く事を選びました。

ただ後半は、前半で起きた課題と、彼のエネルギーをより出していくことを考えた時に、システムを若干変えて、いつも見ている景色である左サイドに置きました。

実際に練習で良いパフォーマンスを出してくれていましたし、高橋耕平のボランチも試してはいましたが、いろんなところで選手たちは良い準備をしてくれています。その一環で田中康介を、自信を持って送り出せました。

相手の出方が想定とは違ったのでは。攻守においてエネルギーを出し切れなかったように見えましたが、いかがでしたか。

西大伍選手(岩手)が上手くスペースを見つければ、止めて蹴るのクオリティで言えばA代表の選手です。そこを踏まえるとプレッシングがかからなかったかといえばそこまで難しくはなく、ハーフタイムで「全て変えなければ」という程のものではありませんでした。

ただ仰る通り、前半は相手がボールを持つ展開になったのは事実です。それはまさにイージーなミスが多すぎた。それによって、ボールを取ったとしてもすぐにまた相手に渡ってしまう。そしてラインが上げきれず下がってしまった。それが大きな要因だと思います。

ですので、相手というよりも自分たちのところだと思っています。あれくらいのプレッシャーであんなミスを続けてしまっては、コンパクトに保てるものも保てません。相手陣地に押し込んで行く形も取れません。

後半はある程度ゲームが開いてきた中で、途中から入った高橋耕平や木原励、近藤貴司しかり。奪った瞬間に縦パスが入るようになった部分もあります。プレッシャーの度合いとしては前半と後半でそこまで変わったとは思いませんので、あの前半の時間帯でも刺して行けなければいけません。やはり前半は土台となるミスが多かった。改善しなければ…という事ではあると思いますが、その理由を見つけなければいけないと思っています。

前節の課題から今週は特にセットプレーに取り組みました。セットプレーの守備に関して、今日の手応えは。

深津選手(岩手)など高さのある選手が多い中で、最後まで守り切れたのは準備してきたことをやってくれたからだと思っています。ただやはり、継続しなければ意味がありません。我々が今回こういう守り方をしたとなれば、次の今治さんは穴を見つけて対策してきます。恐らく今日岩手さんは、(長野が守り方を変えたことによって)準備してきたセットプレーを前半は出せなかった。その45分間のタイムラグによって失点しなかったという風にも考えられます。なので、やはり続けていかなければ意味が無いですし、一回でもミスしてはいけません。分母を減らしたとしても、やられてはいけないものはいけない。我々には目標がありますので。

先程もお話しした通り、次の今治戦で見せる姿勢でしか、今日の良し悪しはなかなか言い切れない部分があると思います。今日の選手たちは良くやってくれましたが、それを対策されたとしても守り切れるのか。それにかかっていると思っています。

シュート5本というスタッツでしたが、攻撃面に関してはどのように見ていますか。

点を取れなければ、スタッツを探してしまう部分があると思います。他にも守り切れなければ「ボール支配率が低いから」となるでしょう。負ければ負けた理由を探しますし、勝てばシュート5本のスタッツでも得点していれば指摘されることも無いと思います。それで言うと、押し込めた金沢戦は0-3で負け、今日は押し込まれたが0-0というスコアで。なので、あまり「シュート数が5本だった」という事にあまり引っ張られなくてもいいのではと思います。

ただなぜ4バックに変えたかと言えば、相手陣地に入って行きたい・相手陣地に枚数をかけて行きたい、という所が本質です。その本質から考えた中での"シュート5本"について言えば、そうした形でのシュートはほぼ打てていないのではないか。前段階でのミスが多かったのは事実です。

シュートに至るまでボールを運べなかった。運んだとしてもすぐ相手にボールを渡してしまった。そこが一つの大きなポイントになってくると思います。

もっと押し込んでいく形を作る。その前段階のミスをなくす。そこに目を向けないと、4バックに変えた意味が無くなってしまいます。その階段はしっかりと踏んでいかないと、すぐ転げ落ちる事になります。

セットプレーも含めて、積めたものを「積めた」と言えるように。その考えのもとに、来週も準備していきたいと思います。

MF 17
忽那 喬司

※試合後メディア取材より抜粋

今の率直な気持ちは。

あまりどちらにも転ばないような展開の試合をしてしまったなというのが、今の率直な感想です。

田中選手がボランチ起用であったり、前節からスタメンの顔ぶれが変わっていましたが、試合前はどんな雰囲気でしたか。

長野のスタイルっていうのは前に速い攻撃であったりアグレッシブなスタイルであって、誰がどのポジションをやっても変わらないと思います。(田中)康介はポリバレント性もありますし全くストレスは無くて、いつも通りやろうという気持ちでやっていました。

勝利から離れ難しい状況かと思いますが、選手たちはどんな心境でしょうか。

これで落ちていてはどうしようもありませんので、常に目の前の一試合という事を意識して練習しています。もちろんサポーターの皆さんからすれば、勝利が遠いと感じるかもしれません。僕たちはやれる事をやっているつもりですし、それが試合に出せているかどうかというのは、その次だと思います。普段の練習・日常をいかに試合のピッチに落とし込めるかが、今の課題だと思います。やっている事を試合に出せなければ勿体ないと思いますので、そういう所は取り組んで行く必要があると思います。

セットプレーも含めて無失点で終えられた事はポジティブに考えられると思います。その点の手応えは。

GKの(松原)颯汰を中心に、そうした所はチームとしてシビアに捉えています。今日の高身長の相手に対して失点ゼロに抑えられたことは、ポジティブに捉えるべきかなと思います。

攻撃に関しては2試合続けて無得点。攻めあぐねている部分があるのかなと感じますが、選手としてはいかがでしょうか。

4-4-2のシステムでいかに崩すか、(浮田)健誠をどう活かすかっていう所はチームとしてまだハッキリしてないかなという所があって。彼にボールをどう集めるか。相手チームもかなり警戒をしてきていると思いますが、それをいかに周りの選手が連動していけるか。ゴール前に関わる人数をどう増やすかっていう所は今後の練習で取り組んで行く必要があります。長野のスタイルは縦に速いサッカーで、誰がどこをやってもそれは可能であると僕は思っていますので、もっともっとゴール前に侵入する回数を増やしていく必要があると思っています。

手探りであるからこそ、ここから良くなっていく期待もあります。

やっぱり誰がどのポジションをやるかっていう事で言えば、それぞれ特徴があって。サイドで仕掛けらる選手も多くいますし、今日メンバーに入っていなくても素晴らしい選手はたくさんいます。普段の競争から、自分の武器を試合にぶつけられる選手が出てきたら、いろんな戦術でゴール前に迫って行けると僕は思っています。

今日無失点で抑えられたことは、少なからず良い守備が出来ていたとポジティブな捉え方は出来ると思うので、その守備を崩す攻撃を練習で取り組めればゴールは近づいてくると思います。得点数は長野の魅力だと思うので、そうした姿を長野のサポーターの皆さんに届けたいと思っています。

次節も難敵今治戦です。意気込みを。

J3リーグどの相手でも難敵だと思っていますし、相手がどこであろうと長野のスタイルをブラさずにぶつけて行くことで、自ずとこのスタジアムの雰囲気と共に僕たちの順位も駆け上がって行けると思います。サポーターの皆さんも一緒に闘っていただいて、来週も良いゲームをしたいなと思います。

難しい状況が続くと、ブレたり悩んだり悪い方向に向かってしまう可能性もあります。

そこでブレたらサッカー選手としてやっていく価値は無いと思いますし、チームの誰一人もネガティブになっていないと思います。「今日の勝点1を無駄にしないように」と三田キャプテンも言っていましたし、本当にその通りで、全員がその意識を持っていれば、この勝点1は全然無駄にならないと思います。この価値を高めていく為には、今後の僕たちの取り組み次第だと思います。本当に下を向かずに、前を向いてやって行きたいと思っています。