天皇杯 JFA 第103回全日本サッカー選手権大会 2回戦
6.14
WED
19:00KICKOFF
VSヴィッセル神戸
ノエビアスタジアム神戸
AC長野パルセイロ
- 西村 恭史
- 45’+1
1
試合終了
1
前 半
2
0
後 半
1
3
ヴィッセル神戸
- リンコン
- 12’
- リンコン
- 29’
- 汰木 康也
- 64’
STATICSスタッツ
- シュート
- 15
- ゴールキック
- 14
- コーナーキック
- 8
- 直接FK
- 7
- 間接FK
- 1
- オフサイド
- 1
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
64′
OUT
髙窪 健人
IN
木原 励
73′
OUT
近藤 貴司
IN
進 昂平
73′
OUT
音泉 翔眞
IN
山中 麗央
73′
OUT
杉井 颯
IN
藤森 亮志
73′
OUT
西村 恭史
IN
丹羽 匠
CARD警告/退場
19′
杉井 颯
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 金 珉浩
- 21 GK
- 大野 佑哉
- 7 DF
- 佐古 真礼
- 35 DF
- 杉井 颯
- 19 DF
- 高橋 耕平
- 37 MF
- 原田 虹輝
- 32 MF
- 西村 恭史
- 6 MF
- 近藤 貴司
- 8 MF
- 音泉 翔眞
- 18 MF
- 安東 輝
- 25 MF
- 髙窪 健人
- 23 FW
- GK 1
- 前川 黛也
- DF 34
- 尾崎 優成
- DF 25
- 大﨑 玲央
- DF 15
- 本多 勇喜
- DF 19
- 初瀬 亮
- MF 6
- セルジ サンペール
- MF 16
- 齊藤 未月
- MF 22
- 佐々木 大樹
- MF 14
- 汰木 康也
- FW 26
- ジェアン パトリッキ
- FW 29
- リンコン
SUBSTITUTEサブメンバー
- 矢田貝 壮貴
- 1 GK
- 船橋 勇真
- 4 DF
- 藤森 亮志
- 9 MF
- 山中 麗央
- 10 MF
- 丹羽 匠
- 28 MF
- 進 昂平
- 11 FW
- 木原 励
- 22 FW
- GK 28
- 坪井 湧也
- DF 41
- 高橋 祥平
- MF 27
- 泉 柊椰
- MF 33
- 扇原 貴宏
- MF 10
- 大迫 勇也
- MF 11
- 武藤 嘉紀
- FW 21
- 川﨑 修平
STATICSスタッツ
- シュート
- 12
- ゴールキック
- 7
- コーナーキック
- 6
- 直接FK
- 9
- 間接FK
- 0
- オフサイド
- 0
- PK
- 1
MEMBER CHANGE交 代
59′
OUT
ジェアン パトリッキ
IN
武藤 嘉紀
59′
OUT
リンコン
IN
大迫 勇也
82′
OUT
佐々木 大樹
IN
川﨑 修平
88′
OUT
初瀬 亮
IN
扇原 貴宏
88′
OUT
尾崎 優成
IN
高橋 祥平
CARD警告/退場
59′
本多 勇喜
70′
齊藤 未月
90′+2
高橋 祥平
DATA試合環境
- 入場者数
- 3,332人
- 天候
- 曇、弱風
- 気温
- 24.2℃
- 湿度
- 68%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 清水 勇人
- 副審
- 大塚 晴弘
- 副審
- 池田 一洋
- 第4の審判
- 北村 朋也
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合の総括をお願いします。
まだ終わったばかりでなかなか難しいですが…勝てたゲームをまた落としてしまったなと。僕たちは公式戦を4連敗にしたので、その点に関しては本当に申し訳ないですし、悔しいですし、不甲斐ないです。でも選手達の闘う姿というか、僕たちが今日見せたフットボールっていうのは、長野県を代表として闘いましたし、これまで予選や1回戦で戦ったチームの分も闘おうと思っていましたし、それに恥じない闘いは出来たんじゃないかと思います。神戸のサポーターの方々にも「J3もなかなかやるな」と思ってもらえるようなゲームだったんじゃないかなとは思っています。日程的には僕たちにとっては中二日で迎える本当に厳しい闘いでした。判定の部分でも本当に運が無かったというか…あの時間帯にPKで先制されるとなかなか厳しいものがあって。手には当たってましたが身体の前に手があったんじゃないのかなと見えました。フットボールはエンターテインメントだと思うので、少し前までJ1首位に立っていたチームはきっとPKを貰わなくても良いゲームをして長野を力でねじ伏せる事が出来ると思いますし、観客の皆さんも白熱した試合だともっと盛り上がるんじゃないかなと思います。逆に3-1のシーンで僕たちのクロスが相手選手の手に当たったようなシーンでは笛が鳴らず。もう少しチャンスを与えてくれても良かったんじゃないかなと思います。いろんな感情はありますが、こんな素晴らしいスタジアムでこうした試合が出来て、素晴らしい選手達と対戦出来たのは僕たちにとって貴重な経験です。次の鹿児島戦は待ってくれないので、この経験を持って、公式戦の連敗を4でストップできるようにチーム一丸となって頑張りたいと思います。最後になりましたが、神戸の皆さんに向けても、このあと続くリーグ戦が良いものになるように祈っています。これもまた良い縁だと思いますので、J3ではAC長野パルセイロを応援してくれると嬉しいです。また会える日を楽しみにしています。
相手の穴を探しながら差し込んでいく部分は、琉球戦と同様に実行出来ていたのでは。
今日は相手を明確にスカウティングした上で明確なプランを持ってゲームに入りました。ただ少し不安はありました。どのメンバーで来るのか確実では無かったので、複数のプランを準備することが出来ませんでした。短い時間の中で、一番確率が高いのでは、というプランを準備しました。神戸さんのスタートのラインナップを見た時に、普段あまり同時に出ていなかった選手が同時にメンバーに並んでいたので、どのような配置で来るんだろうっていう不安はあったんですが、蓋を開けてみればスカウティング通りの戦い方を神戸さんはブレずにやってきてくれました。そのおかげで僕たちも整理したビルドアップをかなり効果的に出来ていたと思います。選手達が本当に集中していて、相手のウィークを突いて行くところは、僕たちなりにですが良く出来ていたんじゃないかと思います。
今日出場した選手達・出場しなかった選手達に、それぞれどう感じて欲しいですか。
今日出ていなかった選手達に関しては、もちろん刺激にして欲しいです。今日出た選手に関しては自信にしてほしいなと思います。でも良いゲームをしても僕たちは負けました。プロの世界では結果を残していかなきゃいけないんだと考えれば、良いゲームをいくら続けても、次も負けて次も負けて…と続けていれば、僕はそのうち、このように記者会見に出席する事はなくなってしまいます。身が引き締まりますし、良いゲームを勝ちに繋げていく為のピースが足りないっていうのが、この4ゲーム。僕たちはやはりそこに目を向けなければいけないと思います。この強度を週末のJ3のゲームでも出せていると思うので、変えないといけないのは日常だと思います。日常の中に、この強度やファイティングスピリッツだったり…仲間も平日は最大のライバルなので、同じように牙をむいて戦うことで週末のゲームが楽になるというか。そうしたところに、まだ皮をむき切れていないような。試合後に選手達にもそのように話しました。これをまた日常に持ち帰り、今日体験出来なかった選手達は日常の中でそれをぶつけて、その中からまた次の18人が鹿児島を倒してくれたらと思っています。これを財産に出来たらいいなと思います。
「勝てた試合」というのは、前半からプレスを剥がして良いシュートシーンがあったり、決定機を決めていれば…という想いでしょうか。
チャンスの数で言うと、僕たちの事前の想定をはるかに上回るチャンスを作れたっていうのがあります。ピンチの数で言うと、自分たちの想定以上にピンチを迎えなかった。そういう意味で、もっと難しいゲームになると思っていたのが、ちゃんと通用する部分で通用していたというか。僕たちのクオリティは、正直こんなもんです。もっともっと上げていかないといけないので、その一発を出せるか出せないかというのももちろんあります。西村のヘディングでの得点がありましたが、その前でもバーを弾いていますし、運が良ければ狙い通りのセットプレーから2点奪えていた訳です。でもそこ(クオリティ)を求めるのは少し時間もかかるので、一人一人がレベルアップしていけたらなというところです。ただ悔やまれるのは、これだけチャンスらしいチャンスがあり、後半もメンバーを同時に4人交代した後も、進の惜しいチャンスが2本程ありました。最後はオープンゲームになったのでピンチも増えた中、ラッキーだったシーンもありましたが、得点しなければいけなかったので、そうした部分は悔やまれるなと思います。
自陣右サイドでの攻防について。少し後手になった部分もあったように見えましたが。
それは距離感が良くなかったからだと思います。ハーフタイムに原田と高橋に伝えましたが、普段僕たちが構築してきた"賢い守備"からすると、ちょっと立ち位置が内側過ぎたり、「やられない」という気持ちが先走って少し選手間の距離を詰めすぎているところがありました。細かい話ですが、アプローチの距離が2~3mづつくらいスタート位置が遠かった。そうすると、このレベルの対戦相手だと余裕を持ってボールをコントロールして、その間に周りの選手が余裕を持って動き出す時間が生まれます。そこは後半は修正出来たんじゃないかと思います。原田が後半になって生き生きとしたのは、そこの守備にまわるところでボールが奪えたりアプローチが速くなったりして自信を取り戻して、良い修正をかけてくれたと思います。前半の危ないシーンは基本的に僕たちの右サイドだったと思いますが、後半はほぼ無かったと思います。ただ失点シーンは、交代の対応中で鮮明に見れていないですが、確か我々の右からだったかな?と。それ以外の部分ではかなり良い修正もかかったのでは。3点取られてこんな事言うのもアレですが…結構いい守備は出来ていたんじゃないかなと思います。
J1神戸を相手に、肉薄した戦いが出来たのか、それとも壁は厚かったのか。また、この対戦で得られたものは。
AC長野パルセイロの監督としては、紙一重の差だったんじゃないかと、このゲームを見ています。我々と神戸さんの平均年俸を比べるととてつもない差がありますが、それと同じくらいの差があったのかと言えば、無かったんじゃないかと思います。紙一重の差だったかもしれないけど、その差があったからこそ、この結果だというのは、それも間違いないと思います。この小さな差がサッカー界では大きな差になります。それもまた事実です。我々はクラブとして神戸さんのようなクラブを目指さなきゃいけない。でも、こう言うと怒られちゃうかもしれませんが、長野県という山に囲まれた地方の街にもこれだけ素晴らしいフットボールクラブがあるんだよっていうのは示せたと思います。このようなハーバータウンとは違いますが、将来、山に囲まれた強いサッカークラブに成長していけるように、今は自分が指揮を任されていると思うので、少しでも前進させられたら。今日は本当に良い勉強になったので、これを次に活かせるように頑張りたいです。
琉球戦の後に「サポーターの心を掴み直したい」「闘う姿勢を見せる」と話していました。その通り"ORANGEの志"が体現された、心の底から応援できる試合だと感じました。今後のリーグ戦に向けての意気込みを改めて聞かせてください。
本当に、そのように感じて頂けたのであれば報われるというか。良かったなと思いますが、私の立場とすれば、サポーターに勝利をプレゼントしないといけない立場なので、全く満足は出来ません。でも選手達は本当に全力でやってくれたのは間違いないと思います。ORANGEの志も浸透していますし、しっかりと表現してくれたと思います。自分たちのサポーターは本当に最高のサポーターだと思っています。もっと笑顔にしたいですし、ここ4試合は逆に僕たちが助けられてばかりです。自分自身も含めてもっと強くなって、"PRIDE OF NAGANO"が僕たちのスローガンですが、長野の誇りにはなり切れてないと思うので、僕たちを本当に誇りと思って貰えるように、今日のゲームを最低ラインに持って来て、これから突き進んでいきたいと思います。
※試合後メディア取材より抜粋
試合後の率直な想いは。
相手はJ1上位のチームでしたが、それでも自分たちは勝つ為の準備をしてきましたし、勝つ自信もありました。結果的には負けてしまいましたが、全然よかったところもたくさんありました。次にリーグ戦もすぐありますし、連敗しているけど、その連敗を止める為にチームの状況に対してもすごく良い刺激になったと思います。日曜の鹿児島戦に繋がる良い試合ではあったと思っています。
ゲームキャプテンとして、この試合に向けてどのような意気込みで臨みましたか。
普段リーグ戦でなかなかチャンスが無かった選手も含めて一緒に挑んで、自分自身もキャプテンマークは初めてだったので、キャプテンとしてなにか出来ていたかというのはわかりませんが、自分なりにプレーで示そうと思っていました。負けてしまいましたが、結果的にゴールを決めることが出来て、プレーで見せるっていうのは常に考えている事ではあるので、それは見せられてよかったと思います。
ゴールシーンを振り返ってください。
狙っていた形でもあって。前日のセットプレーの練習でも、あそこは狙おうと言っていました。得点する前にも同じようなシーンがあったんですが決め切れなかったので、殆ど同じ形で次のチャンスでは決め切れてよかったです。チーム状況的には得点出来ていないような感じなので良かったんじゃないかなと思います。
兆しの見える試合だったのでは。次回以降、リーグ戦に向けての意気込みを。
本当は3連敗している中で、今日の試合に勝って良い流れに持って行きたかったんですが、負けてしまいました。それでも僕自身も全員、良いイメージは今日出来たと思うので、次の鹿児島も上位で勝てば順位も変わると思います。しっかり良い準備して勝ちたいと思います。
※試合後メディア取材より抜粋
パルセイロデビューとなりました。試合後の率直な感想は。
もちろん上のカテゴリーで強い相手だという事はわかっていて、リスペクトはありましたが、試合の相手となればリスペクトは捨てて自分たちのサッカーをどれだけ出来るかっていうのを考えていました。結果としては負けてしまいましたが、やれているところもたくさんあったと思うので、これをリーグ戦に活かしていきたいなと思っています。
木原選手自身としてはどんな意気込みで試合に臨みましたか。
ここ最近はずっと調子が上がってきていて、練習試合でも結果を残せていたので、それを表現できたら一番良いな、絶対に点を決めるぞと思って試合に入りました。
積極的な姿勢がかなり見られたと思いますが、手応えを感じる部分はありましたか。
「惜しい」で終わらせていたらこれから先も点を決められないと思います。こぼれ球が来たシーンでも、もう一個速く反応出来ていたら決められていたと思うので、そういう所は練習からもっともっと突き詰めて行きたいなと思っています。
ひとつステップアップ出来たのでは。リーグ戦に向けての意気込みを。
このチームをJ2昇格に導きたいという気持ちで来たので、それは今も変わりません。いつ試合に選ばれても良いように常に準備はしているつもりです。今のままではチームを救うっていう部分では足りないと思います。今日も点を決められませんでしたし、一番は結果でチームを救うためにもっともっと、日々を大事にしていきたいと思います。
今日得た手ごたえをどのように活かしていきたいですか。
今日できたことをしっかりと持ち帰って、今日来ていないメンバーとも共有し合って行きたいです。僕自身はもっと試合に絡んでいくことが、チームを救うっていう部分、チームを勝たせる選手になる為にもっと練習からやって行きたいです。チームとしては、全員で底上げできるようにしたいです。まだ全然首位との差が無いですし、チームとしてもっと出来る事があると思うので、練習からしっかり取り組んで行きます。