2022 明治安田生命 J3リーグ 第2節
3.19
SAT
14:00KICKOFF
VS藤枝MYFC
AWAY 藤枝総合運動公園サッカー場
AWAY
AC長野パルセイロ
- デューク カルロス
- 87’
1
試合終了
0
前 半
1
1
後 半
0
1
藤枝MYFC
- 土井 智之
- 37’
HOME
STATICSスタッツ
- シュート
- 15
- ゴールキック
- 8
- コーナーキック
- 8
- 直接FK
- 13
- 間接FK
- 2
- オフサイド
- 2
- PK
- 1
MEMBER CHANGE交 代
35′
OUT
矢田貝 壮貴
IN
金 珉浩
58′
OUT
池ヶ谷 颯斗
IN
秋山 拓也
58′
OUT
東 浩史
IN
佐野 翼
69′
OUT
三田 尚希
IN
杉井 颯
69′
OUT
森川 裕基
IN
デューク カルロス
CARD警告/退場
75′
佐藤 祐太
90′
喜岡 佳太
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 矢田貝 壮貴
- 21 GK
- 船橋 勇真
- 4 DF
- 喜岡 佳太
- 2 DF
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 水谷 拓磨
- 7 DF
- 佐藤 祐太
- 17 MF
- 宮阪 政樹
- 15 MF
- 東 浩史
- 10 MF
- 坪川 潤之
- 6 MF
- 三田 尚希
- 14 FW
- 森川 裕基
- 16 FW
- GK 35
- 内山 圭
- DF 6
- 小笠原 佳祐
- DF 2
- 川島 將
- DF 3
- 鈴木 翔太
- MF 18
- 水野 泰輔
- MF 7
- 鈴木 惇
- MF 24
- 久保 藤次郎
- MF 26
- 横山 暁之
- MF 23
- 温井 駿斗
- FW 8
- 岩渕 良太
- FW 11
- 土井 智之
SUBSTITUTEサブメンバー
- 金 珉浩
- 35 GK
- 秋山 拓也
- 3 DF
- 杉井 颯
- 19 DF
- デューク カルロス
- 11 MF
- 山口 和樹
- 18 MF
- 住永 翔
- 22 MF
- 佐野 翼
- 13 FW
- GK 21
- 菅原 大道
- DF 4
- 秋山 貴嗣
- DF 16
- 神谷 凱士
- MF 5
- 岩間 雄大
- MF 27
- 榎本 啓吾
- FW 19
- 三木 直土
- FW 20
- 中井 崇仁
STATICSスタッツ
- シュート
- 9
- ゴールキック
- 11
- コーナーキック
- 2
- 直接FK
- 9
- 間接FK
- 0
- オフサイド
- 0
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
46′+1
OUT
鈴木 翔太
IN
神谷 凱士
46′+1
OUT
温井 駿斗
IN
榎本 啓吾
60′
OUT
久保 藤次郎
IN
秋山 貴嗣
72′
OUT
岩渕 良太
IN
三木 直土
82′
OUT
岩間 雄大
IN
鈴木 惇
CARD警告/退場
71′
鈴木 惇
DATA試合環境
- 入場者数
- 1,135人
- 天候
- 晴、無風
- 気温
- 18.4℃
- 湿度
- 48%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 大橋 侑祐
- 副審
- 小出 貴彦
- 副審
- 大原 謙哉
- 第4の審判
- 北沢 倫章
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合の総括をお願いします。
「概ねプラン通りの試合運びでしたので、それを考えると勝点1は少ないなという印象です。ですが、試合の流れを考えるとGKにアクシデントがありその後失点してしまっても、沈まずに魂は見せられたのかなと思います。最終的には我々の方が勝利に近かったと思いますし、そのカムバックしたチームは称賛に価すると思います。次のホーム開幕に繋がる試合には出来たのかなと思います。藤枝さんは非常に強かったですが、失点に繋がったシーンを除けばほぼチャンスを許していなかった。守備面も攻撃面もボールを握るチームに対し、スタッツを見ていませんが、フィーリングとしてはこちらのゲームをしていた時間が長いと思います。そういった意味で、選手を褒められる試合だったんじゃないかと思っています」
「プラン通りの試合運び」について、具体的には。
「須藤監督は本当に戦術面もパーソナリティも素晴らしい指導者だと思います。ボールを握ることを得意とするチームなので、まずは握らせず我々がボールを握って渡さないという事。攻撃が最大の防御というところで、守備面も第一のプランでした。スタッツは見ていないですが50%以上は握れていたんじゃないか、そこは合格点かなと思っています。相手の攻撃が上手な中盤・流動的にポジションを取る中盤の裏を狙った攻撃をデザインしてきました。前半はなかなか最後のところの距離感が合わなくて、またもっと勇気をもってターンできるところをワンタッチプレーなどに少しなってしまいました。後半は修正出来てたくさんのゴールに近いプレーが出来たと思うので、そこが"概ねプラン通り"と言った理由です」
終盤が特に逆転に向けてアグレッシブでしたが、あと一歩ネットを揺らすために必要だったものとは。
「交代カードがあと1枚あったら勝ってたと思います。GKに交代カードを1枚切らないといけなかったので、あと1枚準備していた枠を使えず。最後疲労も見えていたのでシュート精度とかゴール前に入っていく迫力といったところは、交代枠が1枚あれば対応できたかなと思います」
例えば鈴木選手に対するケアも含めて、失点こそしてしまいましたが守備面での手応えもあったのでは。
「非常に良かったと思います。東選手を中心にケア出来ていたと思いますし、相手を我々の右側に誘導する守備を特に前半はしていたんですが、ほとんどチャンスはなくて。相手の左の後ろから右斜め前にダイアゴナルに蹴るロングボールのところで久保選手に何度かチャンスをつくられたくらい。そこは1対1の問題で戦術的なエラーではないのでやろうとしてた守備は効果的だったんじゃないかと。一度目の前でしか試合を観ていないので映像を観たらまた違うかもしれませんが、最初の感覚としては上手く行っていた印象です」
後半引いて守られていた中での打開プランは。
「相手が引いて守っていたというよりも、僕らに押し込まれたというのが正解だと思います。非常に良くボールを動かせていたので奪われることもなく、圧を加え続けた結果そうなったのかなと思います。あとは最後、得点が必要だったので両ワイドの高い位置に船橋とデュークを配置して、そこからも圧力をかけて行くことは練習でも取り組んできたこと。プランBではありましたが、しっかり機能してくれて最後同点に追いつけて良かったと思います」
開幕戦に続き、途中出場のデューク選手が活躍を見せました。
「デュークが決めましたが、チームのゴールですし、今日に関してはPKです。PKに繋がったのは船橋の突破があり、こぼれ球に詰めた佐野の執念が呼び込んだゴールです。みんなを代表してプレッシャーもある中良く決めてくれたなと思いますが、全体をやはり称賛したいです。交代してしまいベンチにいたメンバーも、出場が叶わなかったメンバーも、一丸となってゴールに魂をのっけてくれたと思うので、みんなで取った同点弾だったと思います」
次節ホーム開幕戦に向けての意気込みを。
「今日もたくさんの方々が会場まで足を運んでくださいました。日頃から長野の人々が我々を期待して応援してくれているのを感じます。鬼門藤枝と呼ばれる相性の悪い藤枝さんに対して、勝利を挙げてプレゼントしたかったのですが一歩及ばず。でもこの難しいアウェイ2試合から負けなしで勝点4でホーム開幕を迎えられる。良い形でホーム開幕を迎えられることを楽しみにしていますし、この次が大事だと思います。今まで以上に一丸となって、サポーターと共にホーム開幕戦で勝点3を獲れれば非常に良いスタートだと言えると思います。一緒に闘ってくださると最高です」
※試合後記者会見より抜粋
攻撃で意識していた事は。
「藤枝は攻撃力の高いチーム。0-0で長い時間保って行ければこっちの試合になるかなと思っていました。失点してしまったのは自分たちの中でズレが生じてしまったこと。そこから1点まず取らないと勝ちには繋がらないので、攻撃の意識を高めていこうと思っていました。もともと攻撃的な相手に対しては前から守備に行くこと。それが更に守備が最大の攻撃になるような形として、高い位置からかなりプレスに行って奪ってショートカウンターという形はチーム全体で意識していました。前半は上手くはまりつつも、最後決定力不足というのがまだ課題として残ったかなと思います」
失点シーンについては。
「前の方でのトランディションの部分で、ちょっとお互いの声掛けで入れ違いがあって遅れてしまい、相手に良い形で前を向かれた状態での背後のボールでした。結果的に池ヶ谷選手のミスみたいになってしまいましたが、そこは彼のミスではなく、チーム全体として失った点。そしてこの試合を引き分けに持ち込めたことはチームみんなで奪い返した得点。この勝点1は大事なものになったと思います」
PKを誘った自身のプレーについて。足もつって厳しい時間帯での粘りだったのでは。
「早い段階で矢田貝選手が脚を痛めて交代してしまった事はチームとしては難しかったと思います。その中でも交代枠の部分ではシュタルフ監督は常に攻撃的に代えて行きたい方。自分が脚をつったからと言って守備的になるのではなく、最後までNever give upの精神で求めていきたかったです。積極的に向かっていったことでゴールに繋がったのは良かったと思います」
アウェイ2試合1勝1分けという結果についての受け止めは。
「僕自身としては初めての移籍で長野に来て、シュタルフ監督の下では今年3年目。新しいチームと新しい仲間で最初のアウェイ2試合は非常に大事だと思っていました。欲を言えば2勝したかったですが、1勝1分けでも長野に勝点を持って帰れたので、次節のホーム開幕に向けて良いスタートが切れたのではと思います」
次節はパルセイロの選手としては初めてのUスタです。意気込みを。
「アウェイとして来た時に、すごく良いスタジアムで、サポーターに囲まれている感じは選手としてモチベーション高くプレーできると感じていました。そんなスタジアムが自分のホームになることは、今すぐにでも試合がしたいくらい楽しみな試合になると思っています。まずは明日から、来週もスタートからピッチに立てるようにしっかり励みます。大勢のオレンジの中でしっかり勝てるように準備していきたいと思います」
※試合後記者会見より抜粋
どういった意識・指示の中で、試合に入りましたか。
「負けている展開でしたが、前半からチャンスも作れていました。そんな中、よりゴール前に侵入して行くことと得点を狙いに行くことは指示をされたので、その点を意識していました」
PKを蹴る選手は決まっていたのでしょうか。チームではどんな会話がありましたか。
「PKは僕が志願しました。たぶん最後に話したのはバズくん(宮阪選手)で。「お前(蹴りに)行きたいの?」と聞かれて、はっきりは覚えていないですが、ただ行きたいという強い気持ちはあって。「僕蹴ってもいいですか」と聞いたら「行ってこい」と押してくれました。祐太くん(佐藤選手)もPKスポットにいて、蹴るのかな?って下がろうとしたんですが。でも違ったので、蹴らしてくださいと言いました」
PKに自信があったのでしょうか。
「いや、正直蹴ったことはあまり無いので...。ただ、普段からチームメイトはチームの為に練習から取り組んでいますし、今回メンバーに入れなかった選手ももちろんいて。そのみんなの分も、途中から入った自分がチームの力になりたいなと志願して、自信を持って蹴りました」
前節アシストもあり、今回は初ゴールとなりましたが率直な気持ちは。
「凄く嬉しいです。5年目ですがなかなか取れなくて。今年こそは自分の中でも変わりたい気持ちがあったので嬉しいです」
緊張感のあるシーンだったと思いますが、その時の心境は。
「相手のGKがPKの前から駆け引きをしてきたのですが、そのペースにのまれないようにしました。あとは変な事は考えずに落ち着いて蹴っただけ。ただ蹴る前に、僕が取ったPKでは無いので絶対決めないと、という強い責任感を持って蹴りました」
長野に来て自信を高めているのでは。
「監督がウィークポイントよりも「自分の良さを試合で最大限出してくれ」と、本当にポジティブなアドバイスを常にくれる方です。今までの僕は、試合でミスしちゃいけないとか安パイにやろうという考えもあったと思うんですが、そこが払拭されたというか。まずは本当にチームの力になる為に大胆なプレーや仕掛けの部分を成長させてくれていると思います」
改めてご自身について。プロ5年目を長野で闘う今シーズンの位置づけとは。
「これまでのプロ4年間を振り返ってみると、自分が試合を変えられたとかチームの為になれたとか、鮮明に思い出せるものがなくて。本当に悔しい想いもたくさんしてきました。スタメンでこの2試合出たわけでは無いので、それまでの間に苦しい想いをして闘ってくれている選手達をみると、力になりたいという気持ちがどんどん増してきて。前節アシスト出来た瞬間も、サポーター含めてチームのみんなが喜んでくれて、チームの力になるってこんなに嬉しいんだとすごく噛みしめました。シーズン通して力になりたいなと思っています」