2024 明治安田 J3リーグ 第22節
7.20
SAT
18:00KICKOFF
VSFC今治
HOME 長野Uスタジアム
HOME
AC長野パルセイロ
0
試合終了
0
前 半
2
0
後 半
0
2
FC今治
- 横山 夢樹
- 32’
- 竹内 悠力
- 36’
AWAY
STATICSスタッツ
- シュート
- 5
- ゴールキック
- 11
- コーナーキック
- 1
- 直接FK
- 16
- 間接FK
- 1
- オフサイド
- 1
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
46′+1
OUT
忽那 喬司
IN
山中 麗央
55′
OUT
黒石 貴哉
IN
田中 康介
64′
OUT
碓井 鉄平
IN
藤森 亮志
81′
OUT
池ヶ谷 颯斗
IN
砂森 和也
81′
OUT
浮田 健誠
IN
木原 励
CARD警告/退場
21′
碓井 鉄平
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 松原 颯汰
- 30 GK
- 黒石 貴哉
- 23 DF
- 大野 佑哉
- 7 DF
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 杉井 颯
- 19 DF
- 近藤 貴司
- 8 MF
- 碓井 鉄平
- 40 MF
- 高橋 耕平
- 37 MF
- 忽那 喬司
- 17 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- 浮田 健誠
- 18 FW
- GK 31
- セランテス
- DF 14
- 弓場 堅真
- DF 24
- 竹内 悠力
- DF 3
- 福森 直也
- DF 2
- 加藤 徹也
- MF 10
- マルクス ヴィニシウス
- MF 6
- トーマス モスキオン
- MF 18
- 新井 光
- MF 9
- 近藤 高虎
- MF 77
- 加藤 潤也
- FW 36
- 横山 夢樹
SUBSTITUTEサブメンバー
- 田尻 健
- 1 GK
- 工藤 駿
- 29 DF
- 砂森 和也
- 48 DF
- 藤森 亮志
- 9 MF
- 山中 麗央
- 10 MF
- 田中 康介
- 25 MF
- 木原 励
- 22 FW
- GK 1
- 修行 智仁
- DF 5
- 白井 達也
- MF 20
- 佐藤 璃樹
- MF 50
- 三門 雄大
- MF 7
- 山田 貴文
- FW 17
- ウェズレイ タンキ
- FW 21
- 日野 友貴
STATICSスタッツ
- シュート
- 6
- ゴールキック
- 7
- コーナーキック
- 6
- 直接FK
- 14
- 間接FK
- 3
- オフサイド
- 3
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
46′+1
OUT
横山 夢樹
IN
ウェズレイ タンキ
73′
OUT
弓場 堅真
IN
山田 貴文
87′
OUT
加藤 潤也
IN
三門 雄大
87′
OUT
マルクス ヴィニシウス
IN
日野 友貴
90′+4
OUT
新井 光
IN
佐藤 璃樹
CARD警告/退場
17′
加藤 潤也
66′
新井 光
90′+2
トーマス モスキオン
DATA試合環境
- 入場者数
- 2,839人
- 天候
- 晴、中風
- 気温
- 28.3℃
- 湿度
- 79%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 安川 公規
- 副審
- 大田 智寛
- 副審
- 田邉 裕樹
- 第4の審判
- 岡野 孝慈
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合の総括について
選手は本当によくファイトしてくれたと思っています。ただ、勝負は一瞬で決まるという所を準備してきた中でセカンドボールを拾われてのシンプルなクロス。また、前節岩手戦ではセットプレーから失点しませんでしたが、それはあくまでゾーンからマンツーマンに変えたことで、岩手さんが準備してきたことが出せなかった。それが起因していただけだと、今日の結果を見ればわかりました。
マンツーマンでフリックしてファーで決めるというのは、恐らく今治さんのプラン通りの形だったのではと思っています。ゾーンにしてもマンツーマンに変えたとしても、本質的に「守る」という所が無ければ、失点を減らすことは出来ません。
攻撃の部分において、もっと加速して行く形だったり押し込んでいく形を取れればもちろん良いですが、守備の安定をという所で4バックに変えたにも拘わらず失点してしまっては、3バックだとしても4バックだとしても本質的な改善には全くなっていません。
トライしてくれたことはトライしたこととして、良くやってくれたと思っています。ただ、セットプレー含めて、何も本質的な改善になっていない事は非常にもどかしいです。そこに目を向けない事には、上には昇っていけないと思っています。
もっと言えば、そうした事に目を向け過ぎたことによって、どのチームに対しても点が取れるという、我々の牙が牙では無くなっている部分が往々にしてあると思っています。「我々とは何ぞや」という所にしっかりと目を向けて、富山戦に向かって行きたいと思っています。
2失点しましたが、ヴィニシウス選手(今治)に仕事をさせない事やセカンドボールを拾う事であったり、守備に関してはおおむねオーガナイズ通りだったように思います。
ヴィニシウス選手への対応であったり、タンキ選手(今治)とヴィニシウス選手が並ぶような形を取ってきた中でも、池ヶ谷・大野・杉井のファーストボールに対して負けないというところに関して言えば素晴らしいものを見せてくれました。
さらに、セカンドボールを取られて進入されるというのが3バックの時は往々にしてありましたが、それに対しても、碓井や高橋はすごく良くやってくれたと思っています。
今まで今治さんが見せてきたゲームとは若干違ったテイストのゲームを当てられたのではと思いますが、今治さんのストロングであるセットプレーや、瞬間でゲームを決めていく力を抑えられなかったのは事実です。出来たことは出来たこととして。ただ、勝点3を取るべきを勝点1にも出来なかったわけですので、その両輪に目を向けてやらなければいけないと思います。
攻撃を完結するという部分において、思い切りの良さが欠けているように見えますが、どのように見ていますか。
抜け出せるような手前のところで今治の選手にブロックされてしまうようなところがあったと思います。ただ、今治さんはそこで抜けられてきたからクロスからの1点を取ったわけです。同じようなシチュエーションは作れているが、我々はそれをペナルティボックスに入って行く前にブロックされてしまう。
ではそれに対してどうしていくかと言えば、枚数をかけて行かなければいけない。加速して抜け出したところに対しても、今治さんが2人で完結できるところを3人、4人とかけて行かないといけません。それを4バックの安定的な人の配置という所から、更に追い越していく部分を求めていかないといけません。
全体の大きなディティールという所で言えば、ピンチ自体は減ってきているのは間違いないと思いますが、攻撃で点を取れないと、枚数をかけて行かないと...。人の立ち位置によってのメリット・デメリットはあります。
攻撃のところで、より追い越して行く・より枚数をかけて行く。もっと言えば、少ない人数でも完結できる。というところで言えば、前線のボールの収まりなどという所に目を向けて行かないといけません。それはどのシステムを取ったとしても本質的な改善にしなければいけないポイントだと思います。そこにしっかりと目を向けることと、もう一度立ち返ることは必要かと思います。
スタンド挨拶時、特に浮田選手などが悲壮感のある表情に見えました。希望が消えたわけではありませんが、選手たちに対するメンタル的な部分へのマネジメントについてはどのように考えていますか。
浮田はここまでのキャリアでは1シーズン通して11点を取ったことの無い選手でした。今季こうして責任を感じて悲壮感を持てる状況にいることには、選手として幸せなことであると思います。そう考えないといけない。リーグのトップスコアラーに対して相手が強く来るのは当たり前です。それに潰されて悲壮感を漂わせているFWは、相手にとっては良い狙い目。ただその責任を負う場所に立てているのだから、全く悲観する必要は無いと思います。
昨年は1点も取れなかった選手が、今年11点取ってターゲットにされて潰されて...今が一番おもしろい時じゃないでしょうか。一番伸びる時です。今まで巡り合えなかった局面に自分がぶち当たっている訳です。プロフットボール界に身を置くものとして、今が一番見せ所だろうと、自分は思っています。
選手一人ひとりにそうした観点でいて欲しいと思います。我々は対策されるチームになって、どのチームも必死になってやっていて。セットプレーが課題であることはわかり切ったことで、それに対して相手が突いてくるのは当たり前です。それを上回る為には、上回るものを出していかないといけません。2回でダメなら3回4回と追うしかない。もっとサポートに行くべきだし、前を向けなければ前を向ける位置に立つべき。その1m2mを疎かにしているようでは、この局面は打開できないと思っています。打開できるような練習を、またやって行くことに尽きると思います。
※試合後メディア取材より抜粋
今の率直な気持ちは。
本当に悔しいと思います。「去年の二の舞にならないように」っていう事は、何度かこのインタビューでも言ってきたと思いますが、去年と同じことを繰り返しているっていうのがあって、余計悔しさが増している。去年も居た選手として、夏にこうなることは経験したくなかったですし、また経験することになってしまったのは、自分たちの弱さだったり、学んでないなと思っています。どこかで何かを変えなければいけないっていうのを本当に強く感じています。
2失点してしまいましたが、強力なFW陣を抑える事は出来ていたと思います。
2失点しているので、抑えられたとは思っていないです。1失点目は自分の股を通されてからやられているので、もう少しアプローチの仕方だったり何か変えないと、またあのような失点になってしまいます。4バックになったことで1人少ない分、ああいう事が起こるので簡単に入れ替わってはいけないですし、どんなに不運な形であったとしても、守備の選手としてはああいう所でやられたらこういう結果になることはわかっています。
あの2回くらいでやられることは本当にもったいないと思いますし、余計悔しいと思います。
攻撃面については、どのように感じていますか。
前半は飲水後から、相手が点を取ったっていうのもあるかと思いますが、シュートを打てるシーンであったり、そこに迫っていけるシーンは作れていたと思います。それを90分間やらないといけない。ずっと蹴ってばかりいれば相手の良さが出ますし...それが1発でうまく通ればいいですが、出来なかった時にまた相手ボールになってまた強力な相手と対峙しなければいけないっていうのがあるので。どこかで自分たちの時間を作らなければいけない。パスにこだわるってことでは無いですが、縦に行く・追い越して行くっていうのが僕たちの強みだと思うので、もっと増やさないといけない。それは4バックだろうが3バックだろうが関係なくて。僕たちはフォーメーションでサッカーをしている訳では無いので、どのシステムがあっても味方を追い越して点を取らないといけないと、改めて思います。
乗り越えるためにどんなことが必要ですか。
本当に、闘うしかないのかなと思います。どんなに良いシステムであったり良い戦術があったとしても、一人ひとりのバトルで負けていたらそれは良い戦術でも無いと思います。そういう所で勝てないと僕たちは上がっていけないと、去年も経験しているからこそ、そこなのかなと。一人ひとりが闘っての11人だと思うので、そうした所をやって行かないといけない。本当に良い選手たちが揃っています。自信を失くしているとかそういうことでは無いですが、もっと厳しい声をかけなければいけないこともあるだろうし、もっと一人ひとりがプレーで見せなければいけないっていうのはあると思います。具体的に何をっていうのは今は正直出てこないですが、一人ひとりが闘っていくってことだと思います。
何も下を向く必要は無いと思います。次節富山戦に向けての意気込みを。
とりあえず勝つだけ。一戦一戦勝って闘っていく。昇格をもちろん目指していますが、まずは置いておいて、一つ一つ勝つことで昇格が見えてくると思います。勝つだけだと思いますし、そこに向けてもっと闘いたいっていうのが率直な気持ちです。一個一個のプレー、球際っていう部分にこだわってやって行きたいと思います。
※試合後メディア取材より抜粋
今の率直な気持ちは。
全員が勝ちたいですし、スタジアムの皆さんからも伝わっていますし、選手も全員が勝ちたいと藻掻いています。でもその勝負の要所を手放していてはこういう難しい試合になると思いますし、皆さんと喜べない週末になってしまうと感じています。ただただ早く皆さんと喜びたいなと思います。
どんな想いでピッチに入りましたか。
やっぱり自分が決めないと勝てないですし、絶対にとってやろうと強い気持ちで入りました。チャンスがあった中でも、決め切れないとこういう展開になってしまうのですが。絶対に何とか取ろうっていう気持ちでした。
4バックになってから、以前の攻撃力が出ていないと感じます。前線の選手としてはどのように感じていますか。
システムが違うと湧き出るポイントだったり、逆に隙が出るポイントが違って。4-4-2の良さも3バックでやっている時の良さもあります。4枚の時にもっともっと湧き出て行けたり勢いよく行けたりするために、自分は壁を作らなきゃいけないと思います。
前半終了間際に、前節と同じようなシチュエーションでのシュートシーンがありました。
みんなが「シュートを打ってください」っていうようなパスを流し込んでくれていて、あのシーンは絶対に決めないといけないですし、あれを決めていれば1点差で後半を迎えられていた。そう考えると、本当に実力不足が顕著に出たなと思っています。
試合後の浮田選手の表情は悲壮感の漂うようなものだったように見えたのですが、どんな気持ちでしたか。
みんなの期待に応えられない事に対して苦しいですし、ピッチ上で頑張る選手にも、相手の戦術を踏まえた上で練習を組み立ててくれる監督スタッフ、分析コーチ...みんなの頑張りが勝利でしか報われないので、その役目を果たせなかったのは本当に悔しいです。でも続けるしかないと思っていますので、頑張ります。
「悲壮感を感じられることを幸せに思わないと」と監督は会見で話していました。今季の浮田選手ご自身の成長の部分については、どのように感じていますか。
去年だったら芽生えていない責任であったり、この悔しい気持ちであったり。去年だったら「悔しい」って思えなかったところでも、今季得点を重ねて引っ張って行くべき存在になると、いい意味で背負い込むことも出来ますし、そんなみんなの期待を任されることは、本当に紙一重で。期待はずれかもしれませんが、期待をして貰う喜びもありますし、それに向けてまた一週間良い準備をしていきます。サッカー選手という、皆さんと喜び合うことが出来る仕事なので。もちろん悔しくて落ち込むこともありますが、その責任を全うしたいなと思います。
厳しい状況ですが、昇格に向けてまだ何も決まっていないですし、希望があります。次節富山戦に向けて、意気込みを。
いま仰っていただいたように、何も決まっていません。選手たちは諦めるつもりは無いですし、次に向けて120%の準備をしていくだけ。アウェイの地にも足を運んでくださるサポーターの皆さんの為にも、絶対に勝利を届けたいなと思います。