RESULT

2025 明治安田 J3リーグ 第33節

10.25

SAT

14:00KICKOFF

VSアスルクラロ沼津

HOME 長野Uスタジアム

HOME

AC長野パルセイロ

進 昂平
52’
オウンゴール
60’

2

試合終了

0

前 半

1

2

後 半

0

1

アスルクラロ沼津

柳町 魁耀
6’

AWAY

STATICSスタッツ

シュート
6
ゴールキック
13
コーナーキック
6
直接FK
5
間接FK
1
オフサイド
1
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

46′+1

OUT

イム ジフン

IN

長谷川 雄志

64′

OUT

近藤 貴司

IN

藤川 虎太朗

79′

OUT

進 昂平

IN

加納 大

79′

OUT

小西 陽向

IN

山中 麗央

84′

OUT

石井 光輝

IN

砂森 和也

CARD警告/退場

44′

行德 瑛

STARTING MEMBERスターティングメンバー

松原 颯汰
21 GK
行德 瑛
4 DF
冨田 康平
3 DF
石井 光輝
16 DF
安藤 一哉
33 MF
古賀 俊太郎
46 MF
イム ジフン
23 MF
田中 康介
25 MF
近藤 貴司
8 FW
進 昂平
11 FW
小西 陽向
13 FW
GK 30
ジローン ゲギム
DF 5
篠﨑 輝和
DF 34
宮㟢 海斗
DF 7
沼田 航征
DF 2
宮脇 茂夫
MF 71
渡邉 綾平
MF 10
佐藤 尚輝
MF 11
森 夢真
MF 14
徳永 晃太郎
MF 24
柳町 魁耀
MF 35
向井 ひな太

SUBSTITUTEサブメンバー

田尻 健
1 GK
砂森 和也
24 DF
長谷川 雄志
5 MF
藤森 亮志
9 MF
山中 麗央
10 MF
忽那 喬司
17 MF
藤川 虎太朗
28 MF
イ スンウォン
35 MF
加納 大
20 FW
GK 1
渡辺 健太
DF 3
ルーカス セナ
DF 16
三原 秀真
DF 28
井上 航希
MF 18
菅井 拓也
FW 9
鈴木 輪太朗 イブラヒーム
FW 19
齋藤 学
FW 20
川又 堅碁
FW 23
白輪地 敬大

STATICSスタッツ

シュート
6
ゴールキック
4
コーナーキック
5
直接FK
12
間接FK
0
オフサイド
0
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

61′

OUT

森 夢真

IN

白輪地 敬大

74′

OUT

向井 ひな太

IN

齋藤 学

74′

OUT

柳町 魁耀

IN

川又 堅碁

87′

OUT

佐藤 尚輝

IN

ルーカス セナ

87′

OUT

渡邉 綾平

IN

鈴木 輪太朗 イブラヒーム

CARD警告/退場

DATA試合環境

入場者数
3,311人
天候
曇、無風
気温
19.6℃
湿度
66%
ピッチの状態
全面良芝
主審
岡 宏道
副審
鈴木 規志
副審
髙木 翔
第4の審判
栗原 祐一郎

COMMENT試合後のコメント

藤本 主税監督

※試合後記者会見より抜粋

試合の総括について

今日もホームでたくさんの人が出迎えてくれて、試合前のSkyもそうでしたし、体の奥底まで染み渡るようなパワーをいただきました。試合前の選手たちにはあまりプレッシャーをかけたくないな、とは思いながらも、今日はそういうサポーターの想い、会社、クラブ含めて「サポートしてくれている人たちの想いを背負って戦おうぜ」っていう話はしました。それを結果としてしっかりと"恩返しの勝点3"という形で終えられたことに、選手たちは本当によくやったなと思います。

試合の方は、理由はありますが低調な前半でした。そこからの後半は、マインドも含めてよく取り戻したなと思います。これもまた前回のホームゲームと同じように、ホームの皆さんのパワーを借りて背中を押して貰ったことで躍動的になれたのかなと思います。よく盛り返して逆転したなと。内容に関してはこの後ご質問もあるかと思いますが、結果として勝点3をもぎ取れた選手たちを誇りに思うし、よくやったなという思いでいます。

冒頭で仰ったように前半は低調で、ボールロストも多かった印象です。原因についてはどのように考えていますか。

外から見ていて思ったのは、相手が狙っていたかどうかは分かりませんが、ちょっと持てたんですよね。ボールホルダーがフリーな状況が意外とあった。なのでスペースはみんな見えていたと思います。そこで一つ繋ぐ・ショートを選ぶ。今日は、その"選ぶ"ということがテーマだったので、選んだものは悪くなかったと思います。ただ、シンプルにそこでミスが起きてしまいました。スタートの5分くらいは良かったんですが、その後は明らかにマインドが低下したなと思います。それが前半の全てかな、という風に思っています。

背後を狙う意識付けについては、今週特に取り組んできた部分。同点弾のシーンでライン間が空いたのは、背後を狙っていたからこそ生まれた得点だったのでは。

非常に良かったと思います。アクションもあったし、それで何を選ぶかは選手たちに委ねていたところもあります。そこに関しては、今日は自分がああだこうだ言わないと決めていました。ただ、相手の術中にはまった感じの前半からして、後半はその割合というものにはちょっと触れました。それが功を奏したところはあるのかなと思います。

その中で得点につながるような形もあったので、その辺りは今日は(近藤)貴司と(小西)陽向がトップ下をやりましたが、非常に効果的だったなと思います。

前後半で一変するような試合になりました。ハーフタイムに伝えたメッセージは。

先ほども触れましたが、割合の話で言うと「もう少し背後を取りに行こう」という話はしました。それがプレーだけではなくて、マインドという意味でもみんなの気持ちが前になってくれたのかな、と思います。

後半は背後を増やそうという話をしたということでしたが、実際に増えた印象はありましたか。

選択肢としては、そっちを選んでいるようには見えました。その中で足元につけるシーンもありました。僕の印象ですが、気持ちが前に向かっている分、足元で受けたプレーも前にプレーしているような印象がありました。なので、『背後に蹴らなかった=背後を狙っていない』という感じではないというか。そのマインドがいろんなプレーにも反映したのかな、という風に感じる後半でした。

背後を増やそうというメッセージは、そういった『前向きなマインドにしたい』という狙いもあったでしょうか。

もちろんそれもありましたし、前のアクションがしっかりできていたので、そこは有効的に使っていこうと。そっちの方が強かったかもしれません。恐らく、そのアクションによって相手のラインが下がって手前のスペースが大きく見えたと思う。だから選手はそっちを選んだんだと思います。それでもいいかな──とは思っていましたが、1失点して逆転しなきゃいけない状況だったので、思い切ってそっち側に舵を切ったっていう意図でした。

逆転してからはお互い泥臭い展開になりました。選手交代も含めて、どのようなメッセージを含んで指揮を執っていましたか。

相手は高い選手を前に置いたシンプルな戦い方でした。石原田ヘッドコーチからのアドバイスもあり、多少人の配置も変えて明確に守る方に舵を振ったところはありました。途中で入った選手も含め、足を攣りながらも最後まで力を振り絞った選手たちは本当によくやったと思います。

サポーターと共に掴んだ勝点3だったと思いますが、その点についてはいかがでしたか。

それは間違いないです。ホームだからこそこういう結果になったんじゃないかなって思わせてくれる。そういう存在なので本当に頭が下がるし、本当にどんな時も温かくて熱い声援を送ってくれるサポーターには、感謝しかありません。だからこそ、選手たちはしっかりとその想いを背負って今日はプレーしてほしかったし、それをしっかり成し遂げた選手たちもよくやったなと思います。

今季はまだ連勝が掴めていません。勝ちを続けて行くために、という点ではいかがですか。

『連勝するために』という事ではありませんが、ただ目の前の試合にとにかく良い準備をして臨む。それしかないっていうか。今日の試合は課題を挙げたらいくらでも出てきますが、シンプルに良かったところは良かったし、ダメだったところはまた課題としてトレーニングしよう。それがメッセージです。次に向かってまた一週間続ける。もちろん次も大事な試合なので、その結果として連勝となればいい。表現は難しいですが、そういった気持ちの持ち方でいます。

FW 11
進 昂平

※試合後メディア取材より抜粋

残留を争う大事な試合での勝利。今の気持ちを聞かせてください。

本当に大事な試合でしたし、サポーターやクラブの想いを背負って戦うことができました。

前節奈良戦は悔しい敗戦となりました。今節はどんなことを意識してピッチに入りましたか。

前節はチームとしてシュート0本。FWの選手としてもシュートを打てなかったということですし、今日は必ずシュートを打ってゴールネットを揺らすことを意識してプレーしていました。それが勝利に繋がってすごく嬉しく思います。

前半はなかなか攻撃がうまく噛み合わない時間もありました。ピッチの中ではどう感じていましたか。

大事な試合ということもあって、どうしても一人ひとり少し硬さがあった印象です。なかなか噛み合わない部分もありましたが、ハーフタイムでしっかり修正できて、一人ひとりの想いが勝利とゴールに繋がったのかなと思います。

後半は一気に流れが変わりました。ハーフタイムにはどんな話があったのでしょうか。

前半はミスが多かったので、そこにストレスを感じるのではなく『全員で助け合っていこう』という話をしました。後半はみんながポジティブに動いて勢いを持ってプレーできたと思いますし、それがポイントだったと思います。

近藤選手のシュートのこぼれ球を押し込んだ形での得点でした。ゴールシーンを振り返ってください。

(近藤)貴司くんが内側に運んでシュートを打ってくれるのは分かっていたので、あとは信じてこぼれ球を狙うだけでした。

体が自然に反応した感じで、その反応の速さはまさにFWらしいプレーでした。

シュートのこぼれ球を狙うのはFWとして当たり前の仕事だと思っているので、しっかり役割を果たせて良かったです。

今季5ゴール目となりましたが、現在のコンディションはいかがですか?

少しずつ良くなっています。ただ、まだまだFWとしてゴール数は少ないので、これからもチームを助けるゴールを取っていきたいです。

結果オウンゴールでの逆転になりましたが、スタジアム全体が一体となって盛り上がる雰囲気も印象的でした。

やっぱりホームでのサポーターの力は本当に大きいです。僕たちにとてつもないエネルギーとパワーをくれましたし、それがゴールにつながったと思います。

次節もホームでの試合となります。意気込みをお願いします。

次も本当に大事な試合です。必ず勝利して、残留に向けてしっかりと戦っていきたいと思います。

MF 8
近藤 貴司

※試合後メディア取材より抜粋

今の率直な気持ちを聞かせてください。

嬉しいです。この一言に尽きます。

試合前はどんな気持ちでピッチに入りましたか。

ポジションが前の方だったので、得点に絡みたいという想いで入りました。

前半は相手にボールを持たれる時間が長く、攻めあぐねる展開もありました。ピッチ上ではどんな雰囲気だったのでしょうか。

相手に持たれる時間は多かったかもしれませんが、あまり焦りはありませんでした。むしろ「後半いけるな」という感覚でした。

後半に入ると一気に試合の流れが変わりました。ハーフタイムではどんなやり取りがあったのでしょうか。

主税さん(藤本監督)から明確な指示がありましたし、あとはUスタ・サポーターの皆さんの後押しがすごく大きかったです。

近藤選手のシュートから繋がった先制点。得点シーンを振り返ってください。

(長谷川)雄志からボールを受けて前を向いたらコースが空いていたので、ドリブルしました。一発で決められればよかったんですけど、進(昂平)が決めてくれたので良かったです。

勝利を掴みましたが、まだ厳しい戦いは続きます。次節に向けての意気込みをお願いします。

今はまだ余韻に浸っているところもありますが、次の試合も今日の後半のような雰囲気で、最初からチーム全体で戦いたいと思います。

後半ホームのUスタの声援も大きな力になったように感じました。

本当にそれに尽きます。サポーターの皆さんに感謝しています。

MF 33
安藤 一哉

※試合後メディア取材より抜粋

残留を左右する大事な一戦を勝利。今の気持ちを聞かせてください。

ホームで勝利という結果を出し、サポーターの皆さんと喜びを分かち合えたことが本当に嬉しいです。

前節奈良戦はシュート0本に終わる悔しい敗戦。その中でどんな気持ちでピッチに入りましたか。

前節は本当に不甲斐ない試合をしてしまいました。シュートを打たなければゴールは生まれないので、今週はその部分を意識して多くの練習を積んできました。絶対に勝利という結果で終えたかったので、今日の結果には素直に満足しています。

前半はなかなか攻め切れない時間もありました。ピッチ内ではどんな雰囲気でしたか。

立ち上がり自体は良かったのですが、先制点を奪われて少し苦しい時間がありました。それでも1失点で踏ん張れたことが大きかったですし、後半に監督の指示を受けてチーム全体で修正できたのは、本当に良い成功体験になったと思います。

ハーフタイムを境に、後半は前への推進力が増しました。どんな言葉がかけられたのでしょうか。

「仲間を助け合ってこそサッカーだ」という話がありました。その言葉をきっかけに、みんなが自分だけでなく"プラス1の力"を出そうと意識できたと思います。そうした流れの中で進選手が同点ゴールを決めてくれたことで、チーム全体に勢いが生まれました。

安藤選手自身のクロスがオウンゴールを誘いました。あのシーンを振り返ってください。

前半から対峙する相手の守備対応を見ていて、前回のホームでの対戦よりも組織的に守っていると感じていました。その中でも「良いボールを上げればチャンスになる」と思っていました。あの場面では、自分でも強い鋭いボールを意識していましたが、結果的にゴールにつながりました。結果として得点になったことは良かったと思います。

あのシーンはサポーターの後押しも大きかったのでは。

バックスタンドから「安藤、行け!」という声が毎回聞こえるんです。その声に背中を押されて気持ちも昂りました。カットインしてクロスを上げる時、監督から常に「速いボールを入れろ」と言われていたので、その一瞬の判断が良い方向に出たと思います。

次節もホームでの戦いとなります。意気込みをお願いします。

ホームで戦えた讃岐戦や今回の沼津戦も、きれいな勝ち方とは言えないかもしれませんが、1-0で勝ち切れたり、0-1から逆転できたりと、チームとして確実に力をつけていると感じます。次もホームで戦えるのは大きな利点なので、サポーターの皆さんの力強い応援を背に、前向きに戦い続けたいと思います。

今季まだ達成できていない「連勝」にも期待がかかります。

勢いをつけるためにも連勝は非常に大事です。ただ、それだけを意識しすぎず、まずは守備から入ることを徹底したいです。今日も前半は押し込まれる場面があったので、そこをチーム・個人それぞれで修正して、そのうえで連勝できるように戦いたいと思います。