RESULT

2025 明治安田 J3リーグ 第21節

7.19

SAT

18:00KICKOFF

VS松本山雅FC

HOME 長野Uスタジアム

HOME

AC長野パルセイロ

進 昂平
5’

1

試合終了

1

前 半

0

0

後 半

0

0

松本山雅FC

AWAY

STATICSスタッツ

シュート
7
ゴールキック
9
コーナーキック
7
直接FK
14
間接FK
2
オフサイド
2
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

67′

OUT

安藤 一哉

IN

田中 康介

67′

OUT

山中 麗央

IN

ターレス

82′

OUT

進 昂平

IN

藤森 亮志

82′

OUT

藤川 虎太朗

IN

伊藤 恵亮

86′

OUT

長谷川 雄志

IN

加藤 弘堅

CARD警告/退場

13′

大野 佑哉

51′

長谷川 雄志

77′

ターレス

STARTING MEMBERスターティングメンバー

松原 颯汰
21 GK
石井 光輝
16 DF
大野 佑哉
7 DF
冨田 康平
3 DF
安藤 一哉
33 MF
長谷川 雄志
5 MF
古賀 俊太郎
46 MF
近藤 貴司
8 MF
山中 麗央
10 FW
進 昂平
11 FW
藤川 虎太朗
28 FW
GK 1
大内 一生
DF 24
小川 大貴
DF 44
野々村 鷹人
DF 4
高橋 祥平
DF 19
杉田 隼
DF 40
樋口 大輝
MF 41
村越 凱光
MF 15
山本 康裕
MF 46
安永 玲央
MF 10
菊井 悠介
FW 42
田中 想来

SUBSTITUTEサブメンバー

田尻 健
1 GK
行德 瑛
4 DF
藤森 亮志
9 MF
樋口 叶
15 MF
伊藤 恵亮
19 MF
田中 康介
25 MF
加藤 弘堅
47 MF
ターレス
77 MF
浮田 健誠
18 FW
GK 35
神田 渉馬
DF 16
宮部 大己
DF 7
馬渡 和彰
MF 25
川上 航立
MF 36
松村 厳
MF 22
佐相 壱明
MF 20
前田 陸王
MF 23
滝 裕太
FW 28
藤枝 康佑

STATICSスタッツ

シュート
6
ゴールキック
12
コーナーキック
5
直接FK
13
間接FK
2
オフサイド
1
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

58′

OUT

樋口 大輝

IN

馬渡 和彰

58′

OUT

山本 康裕

IN

川上 航立

58′

OUT

安永 玲央

IN

藤枝 康佑

76′

OUT

村越 凱光

IN

滝 裕太

87′

OUT

小川 大貴

IN

佐相 壱明

CARD警告/退場

66′

馬渡 和彰

DATA試合環境

入場者数
10,677人
天候
晴、中風
気温
29.3℃
湿度
60%
ピッチの状態
全面良芝
主審
瀬田 貴仁
副審
辛島 宗烈
副審
大穂 祐太
第4の審判
高木 良輔

COMMENT試合後のコメント

藤本 主税監督

※試合後記者会見より抜粋

試合の総括について

まず総括の前に、ダービーという大変注目されていた試合で、多くの子どもたちやサッカーファンが見てくれている中、最後にピッチ外の我々がゲームを止めてしまったことに対して非常に申し訳なく思います。

総括について。このダービーというものに対して最高の雰囲気を作ってくれた長野サポーター、山雅サポーターも含めて、サポーターの皆さんに本当に感謝しています。その雰囲気の中でスタジアムに入ってきたときから、もう興奮状態でした。選手たちも非常にいいマインドで、アップから試合前のドレッシングルームでもそうですけど、すごくいい雰囲気の中ですごく期待を膨らませる状態で入りました。実際、スタートから圧倒できましたね。守備も攻撃も、本当に我々が準備してきたもの・彼らが半年間で積み上げてきたもの全てをぶつけてくれて、非常にいい形で前半を1-0で帰ってきてくれたなと思います。ただ、後半は相手ののロングボールに対して多少苦しみはありましたが、サポーターの力も借りた中で最後まで無失点に抑えたことは、もう最大限の評価をしてやりたいなと思います。

得点シーンについては、チームとしての狙いが詰まったような得点だったと思います。振り返っていかがですか。

前回の群馬戦からの反省の中で、しっかりと内側で繋がること、前進すること。それをしっかりと体現してボールを運べて、あとはカズ(安藤一哉)と進(昂平)の阿吽の呼吸。彼らはいつも練習しているので、仕留めるところまでしっかりとやってくれました。今週やってきたことが詰まっていたな、という印象があります。

得点を挙げた進選手は、前節群馬戦でPKを譲ってしまったことで藤本監督からも厳しい声もありました。悔しさを乗り越えたような、今日の進選手の振る舞いはいかがでしたか。

もう言うことは無いですね。彼がどれだけ責任を背負っているか。それは進だけではなく、(浮田)健誠、(伊藤)恵亮もそう。9番ポジションの選手たちは、点を取ることが仕事だと自負している中で、それを背負いながらプレーしてくれました。もちろん、進は点を取らなくても前線で体を張ってくれたり守備もそうですし、役割としてはいろんなことをやってくれるので助かっている部分もたくさんあります。ただやっぱり9番というポジションは点を取ってナンボというものは彼も重々分かっていたので、一点取って解放されて一つ良かったなと。彼自身にとってもそうですし、チームとしても9番が点を取ってくれるというのは非常に大きな前進になるかなと思います。

守備に関しては、3試合連続のクリーンシート。インテグラルな部分を非常によく体現し、チームの強みになりつつある印象を受けました。守備の成長に関してはいかがですか。

本当に一皮むけた感じはあります。FC大阪戦から続いて群馬戦とも同じように、ルーズボールやセカンドボールに対しての反応もそうですし、もう一回自分たちの攻撃に持っていけるところは増えてきたと思います。そのベースがあるからこそ戦術が成り立つわけで、そういうものをしっかりと安定して出せるようになってきたというのはいいことだと思います。

攻守において、勝利への"執念"が見えるプレーが試合全体を通して表れていました。今週の取り組みが実を結んだ形なのではと思いますが、いかがですか。

今週の2日目に、特にインテグラルの部分をトレーニングしました。『最後にゴールを取る・最後までゴールを守る』というところにフォーカスした中で、彼らがそれを今日の試合でしっかり体現してくれたこと。ただ唯一、課題を挙げるとすれば2点目を取れなかったことです。そこはもっと力をつけたいなと思います。

勝利のホイッスルを聞いた瞬間は、どんなことを考えていましたか。

正直あんまり覚えていませんが、興奮しましたね。誰かが後ろから抱きついてきたなっていうぐらい。自分の記憶にないぐらい、本当に興奮した感じでした。

緊張感のあるダービーで、選手たちのボルテージもとても高い中で勝点3を得ました。今日の勝利を今後に向けてどのように繋げていきたいですか。

変わらないですね。出来ていることと出来ていないことをしっかりと振り返ること。選手には「今日は目一杯喜んでもいいけど、また明日から琉球戦に受けに向けてスタートするよ」という話をしました。良いことは良いで伸ばすし、課題は課題でしっかり修正しなきゃいけないです。ただ、あまり今の時点では課題がパッと見つからないので、しっかりまた映像を見て話したいなと思います。彼らが今日の試合で得た『自信から確信にしたもの』は成功体験として続けてやりたい。ある意味調子に乗ってもらってもいいというか、それぐらい良いところは良いと、しっかり認めてやりたいなと思います。その中で小さい課題に対してはしっかりと取り組んでいくことが大事かなと思っています。

今季3度のダービーを闘い終えました。改めて、長野県内でのダービーの熱気はどのように感じましたか。また今後、後押ししてくれたサポーターに対してどのような戦いを見せていきたいですか。

まずダービーに関しては、正直僕が思っていた倍以上の重みがありました。本当に興奮したし、気持ちの入ったゲームでした。そこは、いちサッカー人として非常に幸せなことだなと思います。

2引き分け(FC大阪戦・群馬戦)を経ての今日の勝点3はすごく大きくて、本当に自分たちがやっていること・やってきたことに対して「良し!」って思えるような、本当にいい勝ちっぷりで勝てました。それをとにかく続けること。それをしっかりサポーターに見せていければ、もっと高みにいけるかなと思っています。しっかり、とにかく続けていくこと。もっともっと良くなることを約束したいなと思います。

ダービーを後押ししてくれたサポーターの皆さんに向けてメッセージを。

まずはダービーを盛り上げてくれて、本当にありがとうございます。それに選手たちがしっかり応えてくれたし、非常に誇りに思います。この選手たちを今後もしっかりとサポートして欲しいし、選手だけじゃ足りない部分をサポーターの方たちに埋めてもらいながら、一緒に残りの試合を戦っていただけたらなと思っています。ぜひ一緒に、上を目指して頑張りましょう。

FW 11
進 昂平

※試合後メディア取材より抜粋

率直に今の気持ちを聞かせてください。

今日、7月19日は日本で一番熱い場所だったと思います。そんな中でゴールを決めることができて、素直に嬉しいです。

パルセイロ3年目ということで、この信州ダービーの重みも十分分かっていると思います。どんな気持ちで試合に臨みましたか。

やっぱりサポーターの方々が一番「負けたくない」「勝ちたい」と思っている相手だったので、その気持ちを背負って戦いました。

ピッチに立つ上で攻撃面で意識していたことは。

とにかくゴールを取ること。ゴールネットを揺らすことだけを考えていました。

ゴールシーンを振り返ってください。

カズ(安藤一哉)のボールが本当に良かったので自分は飛び込むだけでしたし、練習からやっていた形だったので、決められて良かったです。すごく嬉しかったですけど、すぐに「もう一点取りたい」と切り替えていました。

複数得点に向けては次の課題かと思いますが、いかがですか。

守備陣が毎試合身体を張ってくれているので、2点目、3点目を取ってもっと楽な展開にしてあげたいです。

試合終了のホイッスルが鳴った瞬間の気持ちは。

嬉しかったですね。「ここでヒーローになれたんだな」と。すごく嬉しかったです。

今シーズン、悔しい思いもしてきたと思います。ネットが揺れないもどかしさもあった中でのゴールでした。この得点を次にどう繋げたいですか。

本当にチームのみんなに迷惑をかけて悔しい思いをしてきたので、こうしてゴールを決めることが出来て本当によかったです。ただ、全然満足していません。次もしっかりゴールネットを揺らしてチームを勝たせたいです。

昇格に向けての意気込みを。

僕たちが目指しているのは、やっぱりそこ(昇格)なので。一試合一試合を大切に戦っていきたいです。

次の琉球戦に向けて意気込みをお願いします。

必ず勝ちます。ゴールを決めて、絶対に勝ちます。

DF 7
大野 佑哉

※試合後メディア取材より抜粋

ダービーを見事勝利しました。今の気持ちを教えてください。

気持ちいいです!!それだけです。

3試合連続で無失点という部分についてはいかがですか。

ディフェンス陣として自信を持って守れていると思います。今日も無失点で抑えられる自信がありましたし、進くんがネットを揺らしてくれたので、もう骨が折れてでも無失点で終わろうという気持ちで守り切りました。

試合終了のホイッスルを聞いた瞬間の気持ちは。

天皇杯予選と前期のダービーで負け越していたので、なんとしても今日は勝たないといけない試合でした。ここから上に行くためのきっかけにしたいと思って臨んだので、勝って気持ちよかったですが、この勝利をしっかり次につなげていきたいです。

試合後、監督に駆け寄ってガッツポーズをしていた姿が印象的でした。

最近良い結果がついてこない試合が続いていましたし、主税さん(藤本監督)もこの試合にかける思いが強かったので、それに応えたかった。そういう気持ちでした。

2試合連続(FC大阪戦・群馬戦)でスコアレスドローでした。ダービーに向けてチームにはどんな声を掛けていましたか。

今日もサポーターの皆さんが素晴らしい雰囲気を作ってくれました。ただ、そのサポーターの方々はピッチに立って一緒に戦うことはできません。ピッチで戦えるのは僕たちだけなので、その気持ちをしっかりプレーで表現しようと、試合前にみんなで円陣を組んで試合に入りました。

長野Uスタジアムの雰囲気は、改めてどう感じましたか。

やっぱり本当に特別です。毎試合長野Uスタジアムは最高の雰囲気ですし、今日のような更に熱気のあるUスタをもっと当たり前にしていくためには、僕たちが結果を出し続けないといけないと思っています。もっと魅力的なサッカーを見せられるようにしていきたいです。

藤本監督は今日の勝利を「いい勝ちっぷりだった」と話していました。大野選手は振り返っていかがでしたか。

後半は押し込まれる時間帯もありましたし、2点目・3点目を取れなかった点は反省すべきところです。僕たちは昇格を目指しているチームですし、そういうところを詰めていく必要があると感じています。また練習からしっかり突き詰めていきたいです。

今日の勝利は後半戦を勢いづけるものだったと思いますが、今後に向けてはいかがですか。

夏に入った今、この勝利をきっかけにビッグウェーブに乗っていきたいです。まずは夏のスタートダッシュをしっかり決めて、次の琉球戦も頑張りたいと思います。