RESULT

2025 明治安田 J3リーグ 第5節

5.14

WED

19:00KICKOFF

VS松本山雅FC

AWAY サンプロ アルウィン

AWAY

AC長野パルセイロ

三田 尚希
21’
古賀 俊太郎
85’

2

試合終了

1

前 半

0

1

後 半

2

2

松本山雅FC

菊井 悠介
49’
オウンゴール
53’

HOME

STATICSスタッツ

シュート
8
ゴールキック
11
コーナーキック
2
直接FK
13
間接FK
1
オフサイド
1
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

55′

OUT

加納 大

IN

浮田 健誠

69′

OUT

三田 尚希

IN

進 昂平

69′

OUT

吉田 桂介

IN

山中 麗央

88′

OUT

樋口 叶

IN

イム ジフン

CARD警告/退場

23′

冨田 康平

39′

石井 光輝

STARTING MEMBERスターティングメンバー

松原 颯汰
21 GK
長谷川 雄志
5 DF
冨田 康平
3 DF
石井 光輝
16 DF
安藤 一哉
33 MF
古賀 俊太郎
46 MF
吉田 桂介
22 MF
忽那 喬司
17 MF
三田 尚希
14 FW
加納 大
20 FW
樋口 叶
15 FW
GK 1
大内 一生
DF 24
小川 大貴
DF 19
杉田 隼
DF 27
二ノ宮 慈洋
DF 40
樋口 大輝
MF 15
山本 康裕
MF 10
菊井 悠介
MF 46
安永 玲央
MF 36
松村 厳
MF 23
滝 裕太
FW 42
田中 想来

SUBSTITUTEサブメンバー

田尻 健
1 GK
行德 瑛
4 DF
大野 佑哉
7 DF
藤森 亮志
9 MF
山中 麗央
10 MF
小西 陽向
13 MF
イム ジフン
23 MF
進 昂平
11 FW
浮田 健誠
18 FW
GK 35
神田 渉馬
DF 16
宮部 大己
DF 44
野々村 鷹人
DF 17
山本 龍平
MF 18
大橋 尚志
MF 13
石山 青空
MF 30
國分 龍司
MF 22
佐相 壱明
FW 11
浅川 隼人

STATICSスタッツ

シュート
16
ゴールキック
9
コーナーキック
11
直接FK
9
間接FK
2
オフサイド
2
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

69′

OUT

杉田 隼

IN

野々村 鷹人

69′

OUT

山本 康裕

IN

大橋 尚志

81′

OUT

滝 裕太

IN

佐相 壱明

90′+2

OUT

田中 想来

IN

浅川 隼人

90′+2

OUT

樋口 大輝

IN

山本 龍平

CARD警告/退場

90′+4

小川 大貴

DATA試合環境

入場者数
9,343人
天候
晴、弱風
気温
21.4℃
湿度
50%
ピッチの状態
全面良芝
主審
岡 宏道
副審
井出本 瞭
副審
高木 翔
第4の審判
高坂 凌

COMMENT試合後のコメント

藤本 主税監督

※試合後記者会見より抜粋

試合の総括について。

『リベンジ』というテーマを掲げて3日間しっかりと準備した中で、サポーターの人たちにとにかく勝って帰ってもらいたいと、それを合言葉にスタートしました。試合中、声援を送ってくれるサポーターの声がずっと聞こえていて、とにかく彼らに応えたいという思いがずっと心の中にありました。

前半25~30分くらいまでは自分たちのペースでやれたと思うし、やりたかったこと・やろうとしていたこと、狙いがよくできていたと思います。ただ、先制してちょっと受け身になってしまったことは悔しいです。

後半のスタートは本当に僕自身の力不足。守備の修正ができず、攻撃も好転できずに苦しい時間が続きました。でも本当によく最後に追いついたと思うし、勝ちきれなくて悔しい思いはいっぱいありますが、90分間選手がよく頑張ったな、という印象のゲームでした。

「前半は狙いがよくできた」と仰る通り、安藤選手のクロスや樋口選手のバイタルエリアへの動きなど様々見られました。

バイタルというところはひとつ狙いでした。前半途中から山雅さんがそこを消す形でミドルブロックにしてきた時に、ちょっと入り口がなかなか見つけられなかった。そこから引っ掛けられて、ハーフラインを越えられない時間が続いたので、2点目・3点目というところは前半は持たせてあげられなかったな、という印象の前半でした。

後半は立ち上がりから連続失点。会場の雰囲気や圧にのまれるような印象がありましたが、監督自身どのように感じていましたか。

山雅さんは正直強かったです。「流れに乗った時の山雅さんは強いな」っていうのがやっぱり第一印象としてあって、後半は特にそうでした。2失点目の時も失点する空気はありました。

システムを変えて、ある程度算段はありましたが、賭けみたいなところもあって。結果追いついたので良かったのかどうかは分からないですが、2トップにしたことで前で収まる回数が増えたので一つの狙いとしてそれは良かったかなと思います。ただ、逆に守備が崩壊してしまいました。

後半の相手のペースを押し返す力が問われた一戦だったと思います。ペースを取り戻すためにはどんな力が必要だと考えていますか。

先ほども話した通り、山雅さんが強かったです。今の自分たちの力でいうと、彼らを相手に90分間圧倒する力は今は無いです。なので、今日の勝点1は本当によくやったなという評価。もちろんそれを90分間できるようにするためには、一つ二つじゃなくて挙げたらキリがありません。なのでそういうふうに今日のゲームを捉えていないというか。「勝点1しか取れなかった」「全然ダメだった」という評価じゃなくて、僕自身は「よくやったな」という評価の方が大きいです。

ではこの悪い流れをどう良い方に持ってくるか──。今日の山雅さん相手でいうと簡単じゃなかっただろうなっていう思いの方が強いです。それをどう修正するかっていう思考にはあんまりならないですね。

連戦でのダービーを終えて、ポジティブな面で何か得たものは感じていますか。

いい時間帯の中で前進するマインドだったりとか、仕組みのところもしっかりやれていました。その時間をできるだけ長くできるように持っていきたいなと思います。マインドが少しずつ良くなってきたなという印象はあります。

『リベンジ』をテーマに戦いながらも引き分けという悔しい結果となりました。どのように晴らしていきたいですか。

勝つことです。次のダービーはホーム(7/19)ですし、勝つことでいろんなものが清算されると思います。サポーターも含めてそういう思いにしっかりと応えたいなと思います。

5/11の県決勝で敗戦したことが、今日の試合への原動力になっていたでしょうか。

僕もそうですし、彼らの言葉の端々には常に「打倒松本」「松本にリベンジ」という言葉があって。それはメンバーに入れなかった選手もそうだし、円陣に入ってくれてそういう声をかけてくれました。彼らはそういう思いでピッチに立って、前半の30分までのものというのは彼らの思いがピッチにしっかり表れていたなと思います。そこは非常に心強く思ったし、この時間を長く保てればなと思いながら見てましたけど、なかなかそう簡単ではなかったなと思います。ただ、本当にそのスタートの彼らのマインドは非常に良かったという印象が強いです。

試合後のサポーターの反応から感じたものを含めて、次戦への意気込みはいかがでしょうか。

長野のサポーターは本当に優しくて、すごくグッとくるものがありました。彼らの声援とか生の声っていうもの。それは自分たちにとっては何よりのパワーになるし、選手たちもそうです。彼らがそれを糧に、次は花咲かせてサポーターに返せるように、とにかく勝つことが一番かなと思います。対等な中で彼らと一緒に、またシーズンを過ごしていきたいなという思いがあります。しっかりと勝って、喜びを分かち合えるような瞬間を作りたいな、という思いが強いです。

MF 14
三田 尚希

※試合後メディア取材より抜粋

5/11県決勝での敗戦を経て、今日の試合にはどんな想いで挑みましたか。

出ていたメンバーが本当によく戦ってくれていましたが、その中でもギリギリのところで負けてしまって。全員がその悔しさを持って、勝つためだけに準備してきました。僕も同じような思いで臨んでこれたと思いますし、だからこそ今日は勝ちたかったので、本当に悔しいです。

前半からよく前進し、やりたいことを出来ていた印象です。

ボールも握れている時間帯も押し込めている時間もあったので、ある程度自分たちが主導権を握ってプレーできていたかなと思います。欲を言えば、前半のあの時間帯にもう1点取れていたら良かったかなと思います。

三田選手自身、待望の得点でした。その想いも含めて得点シーンを振り返ってください。

カズ(安藤一哉)はカットインからのクロスを得意としていて。彼がボールを持った時に丁度なかに居れたので、そのボールが来るだろうと狙っていたところに良いボールを出してくれたので、僕は当てるだけでした。カズに感謝したいなと思います。

「やっと入ったか」というのはありました。チームに迷惑をかけてきて、なんとかチームの力になりたいなと思っていたので、一つ取れて良かったかなと思います。サポーターの方たちもあれだけ応援してくれている中でなかなか決められていなかったので、恩返しじゃないですけど、1点取って結果を残せたのは良かったかな思います。

後半は立ち上がりから攻め込まれる展開となりましたが、今後どのように打開していきたいですか。

そこが今日出た課題でもあったかなと思います。前半はいい流れで持ってこれていたので、あのサッカーを後半も続けなければいけないし、それをできるだけの力はチームとしてあると思っています。これからもっともっと練習であったりコミュニケーションの部分を取り組んで完成度を上げていきたいなと思います。

ダービーを通じて得たものや、今後に活かしていけるものはありますか。

「まだまだ出来る」ということを再確認できたゲームでもあったと思います。日々のトレーニングから、もっと全員で意識高くやっていって、今日の勝点1を振り返った時に「あの勝点1がデカかった」というシーズンにしたいなと思います。

次節沼津戦(5/18愛鷹)に向けての意気込みを。

勝つためだけの準備をしたいと思います。しっかりとサポーターの皆さんに勝点3を届けて、みんなで喜び合いたいと思います。

MF 46
古賀 俊太郎

※試合後メディア取材より抜粋

どんな想いで試合に臨みましたか。

3日前にあれだけ煽られて悔しい思いをしたので、リベンジという気持ちで来ました。僕たちに失うものはないですし、常にチャレンジャーとして毎試合臨んでいます。今日はダービーという立ち位置の試合でしたが、やることは僕たちはいつも変わらないので、僕たちのサッカーを表現すれば勝てると思っていて、自信はありました。

勝ちをサポーターに届けられなくて悔しいです。

前半は自分たちのスタイルを作って攻めていた印象です。前半を振り返っていかがですか。

みんな雰囲気にのまれることなく、自分たちのサッカーができていました。これぐらいやれるんだっていうのは、今日だけに限らず毎試合感じているところはあります。

後半は攻め込まれ立ち上がりに2失点。その時はどんなことを考えていましたか。

「やっぱりダービーだな」っていうか。これだけの雰囲気で波に乗られるっていうのは、なかなかホームではありえないですし、アウェイでも感じたことない雰囲気で。1失点はあると思っていたんですけど、2点目を取られてしまうのが自分たちの弱さかなと思います。ただ、試合中はそれを思っていても意味はないので、とにかく追いついて勝ち越すために、体と頭を動かしました。

「このまま1-2で終わってしまうのか」という展開から、終盤の同点弾でした。

僕は追いつけるし追い越せると思っていました。なかなか得点という結果がチームとして出せていない中、FWや前線の選手だけに頼るのではなく、自分も得点をしてチームを助けなければいけないという想いがありました。取れて良かったです。

勝点1に留まった引き分けとなりましたが、今日のダービーで得たものはありますか。

唯一言えるのは、今日アルウィンに来てくれたパルセイロのサポーターが『負けたチームのサポーター』としてスタジアムを後にしなくて済んだ。それだけかなと思います。

次節沼津戦(5/18愛鷹)に向けての意気込みを。

主税さん(藤本監督)のやりたいサッカーを僕たちは表現できているし、若い選手からベテラン選手まで本当に戦っていると僕は思っています。サポーター・監督・頑張っている選手たちが報われ、価値を得られるようなプレーをしたいと思います。