RESULT

2025 明治安田 J3リーグ 第4節

3.8

SAT

14:00KICKOFF

VS栃木シティ

HOME 長野Uスタジアム

HOME

AC長野パルセイロ

小西 陽向
35’

1

試合終了

1

前 半

2

0

後 半

0

2

栃木シティ

鈴木 国友
12’
土佐 陸翼
29’

AWAY

STATICSスタッツ

シュート
5
ゴールキック
10
コーナーキック
6
直接FK
9
間接FK
3
オフサイド
3
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

56′

OUT

伊藤 恵亮

IN

浮田 健誠

71′

OUT

三田 尚希

IN

藤川 虎太朗

71′

OUT

藤森 亮志

IN

樋口 叶

88′

OUT

小西 陽向

IN

安藤 一哉

CARD警告/退場

69′

田中 康介

80′

冨田 康平

STARTING MEMBERスターティングメンバー

松原 颯汰
21 GK
行德 瑛
4 DF
冨田 康平
3 DF
砂森 和也
24 DF
長谷川 雄志
5 MF
山中 麗央
10 MF
小西 陽向
13 MF
田中 康介
25 MF
三田 尚希
14 FW
伊藤 恵亮
19 FW
藤森 亮志
9 FW
GK 31
相澤 ピーターコアミ
DF 22
鈴木 裕斗
DF 42
マテイ ヨニッチ
DF 15
佐藤 喜生
DF 33
乾 貴哉
MF 20
土佐 陸翼
MF 26
宇都木 峻
MF 14
関野 元弥
FW 77
田中 パウロ淳一
FW 99
平岡 将豪
FW 40
鈴木 国友

SUBSTITUTEサブメンバー

田尻 健
1 GK
大野 佑哉
7 DF
石井 光輝
16 DF
古賀 俊太郎
46 MF
吉田 桂介
22 MF
樋口 叶
15 MF
藤川 虎太朗
28 MF
安藤 一哉
33 MF
浮田 健誠
18 FW
GK 1
原田 欽庸
DF 2
カルロス エドゥアルド
DF 5
奥井 諒
MF 8
森 俊貴
MF 10
岡庭 裕貴
MF 11
表原 玄太
MF 16
加藤 丈
FW 17
藤原 拓海
FW 25
東川 続

STATICSスタッツ

シュート
18
ゴールキック
4
コーナーキック
11
直接FK
16
間接FK
2
オフサイド
2
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

67′

OUT

平岡 将豪

IN

東川 続

76′

OUT

関野 元弥

IN

表原 玄太

76′

OUT

土佐 陸翼

IN

加藤 丈

76′

OUT

鈴木 国友

IN

森 俊貴

CARD警告/退場

17′

平岡 将豪

40′

関野 元弥

66′

土佐 陸翼

DATA試合環境

入場者数
3,163人 
天候
曇、弱風
気温
5.7℃
湿度
51%
ピッチの状態
全面良芝
主審
原田 雅士
副審
秋澤 昌治
副審
小野 裕太
第4の審判
田中 陽達

COMMENT試合後のコメント

藤本 主税監督

※試合後記者会見より抜粋

試合の総括について。

今日もホームのすごくいい雰囲気の中で試合をさせて貰ったにもかかわらず、勝てなかったのは非常に残念だったと思います。自分たちがこのゲームに対してやろうと言っていた部分は、よくできたなと思っています。ただ、それでも勝てなかった。それだけかなと思います。

立ち上がりから相手の圧を受け、慣れるまでに多少時間がかかった印象です。振り返っていかがですか。

確かに相手の圧はありました。先週・今週と、攻撃のところで今やろうとしている事が裏目に出たことももちろんたくさんありました。少し時間がかかってなかなかハーフウェーラインを越えられず、『馴染むまでを(失点)ゼロでいければな...』という想いで見ていました。

失点後もスタンスを変えずにしっかりと繋いでいく姿勢は非常に出せていたと思いますが、その点の評価はいかがでしょうか。

繋ぎたいという訳ではなく、勇気を持って前進していくこと。それはショートでもロングでもいいわけです。そこには常に意図があり、自分たちのオーガナイズの中で前進していく、というところに関して言えば僕はすごく彼らを誇りに思うし、勇気を持ってやってくれたなと思います。試合後に彼らに言ったのは「今日がトーナメントだったら、もしかしたら違った戦い方もあるかもしれない」と。「ただ、リーグ戦であと34試合ある。先を見た中では、今日のような振る舞い・勇気あるプレーはすごく良かった」という話をしました。

相手の圧を受けても前を向くような勇敢な姿勢は、評価できると考えていますか。

そうですね。そこはすごく評価しています。

ショート・ロングパスの比率について、後半は相手の背後を突くシーンが減ってしまったように見えました。

選手交代の中でパワーアップしなかったのは事実。そこも含めての反省はあります。

失点シーンについて。攻→守への切り替えのところで、相手に上回られたりスピード感で後手に回った印象でした。

戦術的な話は彼らにもして、ハーフタイムにも修正はしました。ただ、守から攻への切り替えの部分は栃木シティの持ち味でもあるので、「ここにこうすればこうなる」みたいな事はわかっていました。そこは確かに抑えられなかったな、という反省はあります。

攻撃のところで「前を向く姿勢は評価できる」と仰る通り、前半の得点シーンは狙い通りだったと思います。対して後半は特に、敵陣に入り崩し切るという部分が難航していた印象です。

前半の仕掛けのところは自分たちの狙いの中でやれたところもあって。それを後半ももう1ギア上げて行こう、という思いはありました。ただ、なかなかいい形で運べなかったのが正直なところです。後半に関して言うと、仕掛け云々より前の話をしなければいけないなという感じはありました。

前半の仕掛けのところの狙いは非常に多く出せたなという印象はありますので、このゲームではそっちを捉えたいかなと思っています。

今後の34試合でも、思うように行かない試合があると思います。そういった試合でも勝点を掴むために必要なことは。

立ち上がりの、相手のハイプレッシャーにまだ慣れないような時間帯に失点しないこととか。そういう"苦しい時間に失点せずに一山越える"っていうのが大事な要素だとは思っています。そういう事ができるようになれば、例えば20分過ぎからは自分たちのペースを掴めたかもしれないし、その辺は一つ勝点を重ねていく上では大事な要素だなとは思っています。

もう一方で、まだ自分たちには出来ないことも多くあると思いますけど、出来る回数は必ず増えて行くと、今日の試合を見て思いました。どちらかと言えば、あまりネガティブに捉えているようなことは今は無いかな。今は「出来ないときに、じゃあどうしよう...」っていう事は、あまり考えない感じです。

手応えは感じていますか?一つ挙げるとどんな点でしょうか。

(手応えは)僕の中ではありました。彼らのマインドが良かったです。もちろん、サポーターの方や見ている方々は少しモヤっとするところがあるかもしれないですが、自分の中ではそれは無かったです。試合後、胸を張ってピッチを歩きました。

MF 13
小西 陽向

※試合後メディア取材より抜粋

悔しい敗戦でした。今の率直な気持ちは。

前節から同じメンバーで臨んで、その勢いのままやっていければなというところでした。ただ、入りからなかなか自分たちのペースを掴めず、立て続けに2失点くらってしまって。難しい試合になったかなと思います。

対 栃木シティはプレシーズン中のトレーニングマッチで悔しい結果でした。今回はどのように試合に臨みましたか。

前回のトレーニングマッチの事は特に意識していませんでした。今まで自分たちが練習してきたことを試合で出せば自ずと良くなると思っていたので、その気持ちで入りました。

得点シーンについて振り返ってください。

(長谷川)雄志くんが顔を上げて目が合ったので、僕は欲しいところを要求して、そのままにボールを出してくれました。相手のディフェンダーをかわしてボールを流し込めば入るかな、と思っていたので、うまく入って良かったなと思います。

得点シーンのような、ワンチャンスを決めきる事はチームに勢いを与えると思います。

今回は自分が点を決めましたけど、やっぱり苦しい時間帯での得点は絶対に必要だと思います。実際にあそこから流れが少し自分たちに寄ってきていたので、その後やっぱり2点3点と取っていけるかが勝負だと思っています。そこはある意味課題でもあったので、また来週からやっていけばいいなと思います。

監督は「選手たちのマインドは評価したい」「前への勇気を持ったプレーは良かった」と記者会見で話していました。選手としてはどのように感じていますか。

自分も繋ぐというところで多少強引ではあったかもしれないですけど、しっかりサポート出来て繋がっているときは、GKからシュートチャンスまで持っていけることが多かったです。それを続けていければ得点チャンスも増えていくので、回数・精度を高めていくだけかなと思います。

次節 信州ダービーに向けての意気込みを。

去年は90分で勝ちきれていないので、しっかりと勝ちきることを目指して、良い準備をしていきたいと思います。

小西選手のゴールで勝利したら最高だと思います。

今節ゴールを決めることができたので、この流れに乗って来週も1点取って勝てたら最高です。

DF 24
砂森 和也

※試合後メディア取材より抜粋

悔しい敗戦でした。今の率直な気持ちは。

前節ホームでいい勝ち方をして、引き続きホームに栃木シティを迎えました。自分たちがチャレンジしようとした部分を出しながらも、失点して敗戦にしてしまった。というのが率直に悔しい気持ちです。

対 栃木シティはプレシーズン中のトレーニングマッチで悔しい結果でした。今回はどのように試合に臨みましたか。

勢いのあるチームだということはわかっていましたので、油断することなくしっかりと準備をして試合に入りました。まだまだ自分たちが伸ばしていくべき課題も見つかったし、そういうところが出た試合だと思います。

失点後も砂森選手が周りの選手に声をかけている姿が印象的でした。

試合は90分でやるものなので、1失点したから終わりっていうわけでもないし、そこから1-1に持っていけば流れも変わるだろうし。あとは、ゴールを取った時のUスタが湧き上がる感じは、相手にとってはすごく嫌なものだと感じると思います。「1失点してもまだまだ大丈夫だよ」とピッチの中から伝えることはしていこうと思っています。

自分たちがやりたいサッカーができない展開はこれから先もあると思います。勝点を掴んでいく為にどんなものが必要だと思いますか。

リーグ通して勝ち負けが関わってきますので、1失点したところで下を向いてしまっては先は無いし、見えてくるものも見えなくなってしまう。そういったメンタル面は非常に大事です。

あと「今年自分たちはこのサッカーをやるんだ」というところに対しては、まだまだ完成しているわけではありません。日々の練習からトレーニング内容を振り返ったり、チームメイトで喋ったり、いっぱい色んな要素で成長していけると思うので、そういったところを重点的にやっていきたいなと思います。

今季これまでは2勝2敗。次節さっそく信州ダービーを迎えますが、今の気持ちは。

信州ダービーの位置付けというのは、僕のような長野県出身選手じゃなくても伝わってくるものがある。昨年もそうだし、在籍している中で独特な雰囲気を感じて来ました。そういった中で、今の2勝2敗という戦績をどう自分たちが捉えていくかによって、また全然変わってくると思います。そこは今回の試合をしっかり修正して、次のダービーに向かって準備したいと思います。

ダービーで勝った後に調子が落ちる...という現象が2年続いています。今季は時期が早いですが、ダービー後の展望については。

それについては「言われてみるとそうなのか」ぐらいで、僕ら選手とかそこはあんまり気にはなってないです。ただ逆に着火剤になるような戦いをすれば自分たちも加速していけると思います。ダービーで最後じゃないし、そこが頂点でもないので。この早い段階で訪れる信州ダービーっていうところに関しては、自分たちがしっかり勝って通過点になるような、そしてチームに勢いを持たせられるようなゲーム内容をしていけたらいいなと思っています。

MF 5
長谷川 雄志

※試合後メディア取材より抜粋

悔しい敗戦となりました。立ち上がりの失点シーンについてはどのように振り返っていますか。

自分が前の状況も見た上で、(行德)瑛に出して良いよと伝えたパスだったんですが、(松原)颯汰・瑛・自分の見えていた景色にちょっとした相違があって、そのズレから失点に繋がってしまいました。こういうサッカーをしていれば必ずミスは起こるので、これを次にどう繋げていくかが重要で、悲観的になる必要は無いと思っています。

相手の切り替えもかなり速かったと思います。事前のスカウティングから実際に出来た対応はいかがでしたか。

すごく良かったとは思います。ただ、セットしてからであれば自分たちはイメージを共有できるんですが、まだ失点シーンのように、ああいうところで取られたときにスペースが空いてしまう。その一瞬の隙を突かれたと思います。

今後の試合でも起こる現象だと思いますが、どのように対応していこうと考えていますか。

練習でどんどん突き詰めていくしかないと思います。あとは映像を見直して、次の練習のときにどう思ったとかそういう事を共有していくこと。まだシーズンは始まったばかりですし、ここから良くなっていくと思います。

全体として勇気をもってプレー出来た事は、次に繋がるのでは。

試合が終わった後のサポーターの反応がすごい一番だなと思っていて。負けたのに「次頑張れ!」っていう声を掛けてくれるっていうのは、見ていて面白い試合だったからこそ出るんじゃないかなと思います。もし情けないゲームをしていたら、絶対にああいう声は出ないと思います。なので、自分も主税さん(藤本監督)も、そんなネガティブな印象は持っていません。やり続けることが一番大事だと思います。

あとは最後の崩しの部分だと思いますが、良いシーンを後半まで長く続ける為に必要なことは。

スタートラインの運びをもっとスムーズに前進できれば、もっと押し込める時間が増えていくと思います。自分たちの良いところをもっと出すために精度を上げることと、イメージの共有だと思います。そこは練習から工夫して行けば、自然と合っていくんじゃないかと思います。