第29回長野県サッカー選手権大会 準決勝
4.21
SUN
14:00KICKOFF
VSアルティスタ浅間
サンプロ アルウィン
AC長野パルセイロ
- 木原 励
- 6’
- 忽那 喬司
- 79’
- 小西 陽向
- 90’+5
3
試合終了
1
前 半
1
2
後 半
0
1
アルティスタ浅間
- 東城 雅也
- 17’
STATICSスタッツ
- シュート
- 21
- ゴールキック
- 7
- コーナーキック
- 6
- 直接FK
- 13
- 間接FK
- 0
- オフサイド
- 1
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
63′
OUT
西田 勇祐
IN
忽那 喬司
63′
OUT
イ スンウォン
IN
杉井 颯
72′
OUT
丹羽 匠
IN
古賀 俊太郎
72′
OUT
木原 励
IN
進 昂平
84′
OUT
橋田 尚希
IN
小西 陽向
CARD警告/退場
90′+2
小西 陽向
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 松原 颯汰
- 30 GK
- 小林 佑熙
- 15 DF
- 西田 勇祐
- 24 DF
- 鈴木 悠太
- 27 DF
- 工藤 駿
- 29 DF
- 藤森 亮志
- 9 MF
- パク スビン
- 26 MF
- 丹羽 匠
- 28 MF
- イ スンウォン
- 35 MF
- 橋田 尚希
- 36 MF
- 木原 励
- 22 FW
- GK 21
- 藤森 健太
- DF 31
- 小野関 龍成
- DF 32
- 日野 雄介
- MF 5
- 森谷 実
- MF 6
- 高木 慎太郎
- MF 7
- 東城 雅也
- MF 10
- 喜屋武 聖矢
- MF 22
- 山小瀬 登偉
- MF 24
- 松本 隼
- FW 9
- 清水 夢希
- FW 11
- 本村 比呂
SUBSTITUTEサブメンバー
- リュウ ヌグラハ
- 31 GK
- 杉井 颯
- 19 DF
- 小西 陽向
- 13 MF
- 忽那 喬司
- 17 MF
- 田中 康介
- 25 MF
- 古賀 俊太郎
- 46 MF
- 進 昂平
- 11 FW
- DF 13
- 木村 太貴
- MF 8
- 小林 一希
- MF 15
- 板橋 晴希
- MF 18
- 木下 哲星
- MF 25
- 畑原 颯
STATICSスタッツ
- シュート
- 6
- ゴールキック
- 27
- コーナーキック
- 1
- 直接FK
- 17
- 間接FK
- 1
- オフサイド
- 0
- PK
- 1
MEMBER CHANGE交 代
65′
OUT
東城 雅也
IN
板橋 晴希
73′
OUT
清水 夢希
IN
小林 一希
81′
OUT
日野 雄介
IN
木村 太貴
81′
OUT
山小瀬 登偉
IN
畑原 颯
CARD警告/退場
DATA試合環境
- 入場者数
- 888人
- 天候
- 曇り時々雨、弱風
- 気温
- 19.8℃
- 湿度
- 31%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 菅 賢太郎
- 副審
- 高木 良輔
- 副審
- 山際 順義
- 第4の審判
- 伴 勇
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
後半はボランチを高い位置に押し出してボールへ襲い掛かる形になっていましたが、それは意図的だったのか、結果的にだったのか、どちらだったのでしょうか。
両方ですね。前半はアルティスタさんが解決方法を見出すまではマンツーマン気味に取りに行けば恐らく蹴ってくるだろうと思っていて、それを跳ね返そうというところでした。ただ、ハーフタイムを跨いでからは今度はGKも関わりながら活路を上手く取ってきたと思います。そのゲームの潮目が変わるタイミングで行くところ・行かないところ両方の準備をした中で、彼らの意欲を尊重しながら…。でも勝たないと次には行けませんので、準備してきたものと、今日の浅間戦用。両方の局面があったと考えています。
工藤選手を中心によく守ってくれていたように見えましたが、若手のディフェンス陣に対する評価はいかがでしょうか。
まず工藤は今治戦(4/6)でピッチに送り出すことができましたが、西田は初めてプロとして公式戦のピッチに立つことができました。彼が昨年怪我をした時に私は今治にいましたので、その状況を把握することは出来ませんが、彼が復帰に向けて努力しリハビリに励む姿は近くで見てきました。今日は本当だったら途中から、一番いい状況で試合に出してあげるのが親心なのかもしれませんが、その親心で彼が満足するとは到底思えませんでした。彼をピッチに送り込んで、見事に60分間戦ってくれた。それは鈴木にも橋田にも言えることですし、木原もプロ初先発でした。小林も初先発でありながらデビュー戦で見事なアシストを残した。それは我々にとって非常にポジティブなものになったと思っています。アルティスタさんも非常によく準備されていましたし、日頃公式戦のピッチに立つ機会が無かったメンバーが、こうしたシビアな中で勝ちを持って来たことは非常に価値ある事だと思います。
忽那のゴールも決して簡単なシュートでは無かったと思いますが、決めてくれました。それで彼の琉球戦での悔しさが晴れるかといえばそうではないかもしれません。ただ確実に、下を向かずに一歩踏んでくれたと思います。そして進も戻って来てくれました。
こうしたいろんな状況があったゲームを「90分間やれたね」ではなく、次のステージに進んで山雅さんとの決勝に挑める権利をしっかりと掴めたのは、すごくポジティブだと考えています。
メンバーの人選について。連戦という事で元々準備していたのか、紅白戦での出来を評価したのか、どちらだったのでしょうか。
琉球戦でああいう形になって、オフ明け(4/18)にどういう振る舞いを彼らが見せてくれるのか。それを見て決めました。なので今日の人選は僕が与えたものではなく、紅白戦をやって彼らが掴み取ったものだと思っています。「紅白戦は90分ではない」と言われればそれまでですが、そういう屁理屈じゃなくて「やってみないと分からない」という事を私自身が信じてあげられなければ、「練習で見せたものに対してメンバーを決めるよ」ということが嘘になってしまいます。今日のゲームに勝つのであれば、(紅白戦で)一番勝ったチームが出るべきですし、良い振る舞いを見せた選手が試合に出るべきです。今日の勝利も含めて、これは彼らが掴み取った時間だったと思います。
忽那選手・小西選手と後半に送り出した選手が試合を決めました。前半は若手選手がゲームをつくりましたが、後半はベンチにいる経験ある選手たちへの期待も予めあったのでしょうか。
やはり、ベンチにああいう選手たちの存在があることで、ピッチに立つ選手は勇気付けられると思います。最初にピッチに送り出した彼らに足りないのはゲームを決める事。忽那であれば、福島戦(3/20)でのゴールは我々を元気づけてくれたのは間違いありません。ですがそれが琉球戦ではパフォーマンスとリンクしなかった自分と、それを打破したいという彼自身の気持ち。小西であれば、良いところにボールは運ぶがそれがなかなか得点に繋がらない…という突き付けられている課題。今日勝つ為には、彼らのそういう「今の自分を打破して挑戦していく」っていうエネルギーがどうしても必要でした。今日ピッチに送り出すメンバーに対して、いかに勇気を与えられる選手が、ベンチにも控えているかという事。控える選手も「俺がゲームを決める」という想いを持っているかという事。それはもちろん全員ですが。ベンチに控える選手が、先発で出た選手の力を100引き出してあげられること。勝ちを持って来られるメンバーであるっていう事で選びました。
※試合後メディア取材より抜粋
試合を終えた率直な今の気持ちは。
率直に嬉しい気持ちです。これまで出ていなかったメンバーで、前半は追いつかれて苦しい時間もありましたが、全員で勝ち切れたのは自信に繋がるかなと思っています。
プロ初スタメンでしたが、どんな想いを持って試合に臨みましたか。
変に緊張するとかそういうことは無くて、いつも通りにプレー出来たと思います。脚を攣ったのは…もしかしたら身体的には緊張していたのかもしれません。でもそんなに気負いせずにプレー出来ました。もちろんスタメンと聞いた時は嬉しかったです。このチャンスを貰えたのは、自分たちが頑張ってきたからこそのものだと思いますし、その期待に応えたいと思っていました。
ゴールシーンについて振り返ってください。
ゴールする時間帯が遅くなればなるほど苦しい試合になると思っていたので、早い段階で得点することはチームとして掲げていました。(丹羽)匠くんから良いボールが来て。去年からの練習試合でもずっと息が合って来ていましたし、それを公式戦で出せた形だったと思います。
絶妙なタイミングでの飛び出しだったのでは。
今週の練習で、ずっと斜めに動くところはやってきた所でした。今日はシャドーでしたが、あっちの方が抜け出しとか自分の持ち味は出しやすいかなと思っていて、オフサイドラインのぎりぎりを狙うのは自分の持ち味だと思うので、それは出せたと思います。
トーナメント特有の戦いづらさもあったと思いますが、今日の試合で得られたものは。
今日に関しては、初スタメンや初出場の選手もたくさんいました。もちろんプロというカテゴリーでやっていますが、相手に対して格下と思う気持ちは全く無くて。目の前の試合のチャンスを掴めたこと、そのチャンスを掴んだっていうだけで終わらせずに結果にどう結び付けるか、みんなそう考えていたと思います。苦しい時間帯もありましたが、それが勝ちに繋がったと思っています。
※試合後メディア取材より抜粋
ゴールシーンについて振り返ってください。
見ていてバキ(小林)がクロスを上げるシーンが多かったイメージがあって。彼は左足のクロスの技術がある選手だと僕は思っているので、必ず良いボールが入って来るなと思っていました。それまでバキがクロスを上げる時は僕はマイナスで待ち構えているシーンが多かったんですが、あのシーンでスプリント出来るのは僕だけでしたし、絶対良いボールが来ると思って入りました。ニアに流し込むか迷ったんですが、愛媛の時に決めた、右から来たボールを左足のインサイドでファーに流し込んだゴールが一瞬でイメージ出来て。同じように逆脚で、左から来たボールを右足のインサイドでファーに流すイメージを持ってやったら実際に完璧なゴールが生まれたので、バキに本当に感謝したいと思います。
ゲームを決める役割としての途中出場だったと思います。若手選手たちとの連携についてはいかがでしたか。
今日試合に出ていた選手は本当にフレッシュな選手が多くて、連動性は非常に僕もイメージしやすかったです。実際に練習でもこのメンバーで組むってことはあまりないですが、それでもあれだけ距離感よく出来ていたのは、彼らのポテンシャルだと思いますし、それに対して自分も上手く連動出来たと思っています。
※試合後メディア取材より抜粋
どんな気持ちで試合に入りましたか。
勝っている状態で残りの時間も少なかったですし、まずは失点しない事。でも隙あらば3点目を取ってゲームを終わらせようと思って入りました。
得点シーンを振り返ってください。
試合に入ってから、ずっと自分の前のスペースが空いているのはわかっていました。タイミングがあれば、受けて自分で抜けて行くイメージを頭の片隅に置きながらプレーしていました。それがちょうど良いタイミングでチャンスが巡ってきたので、あとはゴールまで思い切って行ったのがゴールに結びついたと思います。
※試合後メディア取材より抜粋
決勝への切符を掴みました。今の率直な気持ちは。
もちろん、試合に出たからには決勝に行って次のステージへ、というのを目指していました。でも自分自身の中ではとりあえず何事もなく試合が終わってほしいという気持ちが強くて。無事に試合を終えて、チームとして勝てたので、良かったです。
試合前はどんな気持ちでしたか。
去年なかなか良い結果を残せていなくて、そんな中怪我をしてしまって。サポーターの皆さんにプレーを見せる事が出来ませんでした。プロとしてのデビュー戦でもあり、復帰戦でもあって、初スタメンで。いろんなことが重なったのでいろんな想いがありましたが、後悔はしたくなかったので自信を持ってやろうという気持ちで臨みました。
今日のプレーについて自己評価は。
サッカー的な部分を言うと、まだまだ全然、納得のいくプレーができなかったというか。自分はもっとできる選手だと思っていますし、コンディション的にも怪我前に比べたら全然物足りません。サッカー的なところもコンディションの部分でも、また長野に戻って練習からしっかりと上げていければと思っています。
※試合後メディア取材より抜粋
自身を振り返って、今日の試合はいかがでしたか。
CBとして90分やれたのは良かったと思いますが、守備の強度だったり自分の課題とする部分はまだまだ足りないなと思いました。日々の練習から拘って行かないといけないなと思います。
攻撃参加についてもガンガン行く意識がみてとれましたが。
前半はなかなかそういうチャンスが作れなかったんですが、数的優位は作れそうだなと思っていたので、後半は最初から狙って行こうという意識はありました。
後半は前線が前掛かりにプレッシングに行っていた分、ディフェンスラインは大変だったのでは。
後半の初めにリキさん(髙木監督)に「ロングボールは大きくクリアしよう」と言われたんですが、なかなか出来ずに近くに落としちゃうと、セカンドボールを拾われて難しかったです。でもちょっとずつ大きくクリアしたりしっかりマイボールにし続けて行ったら少しずつ落ち着いてきた感じはありました。
初出場で勝利出来たことについて、率直な気持ちは。
やっぱり嬉しい気持ちが一番大きいです。天皇杯予選ですが、試合に出る経験は初めてでしたし、その中でも自分を出せたのは良かったなと思います。