2024JリーグYBCルヴァンカップ 2回戦
4.24
WED
19:00KICKOFF
VS京都サンガF.C.
HOME 長野Uスタジアム
HOME
AC長野パルセイロ
- 三田 尚希
- 39’
- 黒石 貴哉
- 84’
- 杉井 颯
- 109’
3
試合終了
1
前 半
2
1
後 半
0
0
延 長(前 半)
0
1
延 長(後 半)
0
2
京都サンガF.C.
- 飯田 陸斗
- 14’
- 平賀 大空
- 28’
AWAY
STATICSスタッツ
- シュート
- 10
- ゴールキック
- 17
- コーナーキック
- 5
- 直接FK
- 4
- 間接FK
- 0
- オフサイド
- 0
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
61′
OUT
浮田 健誠
IN
イ スンウォン
73′
OUT
田中 康介
IN
黒石 貴哉
73′
OUT
三田 尚希
IN
安藤 一哉
79′
OUT
山中 麗央
IN
忽那 喬司
79′
OUT
古賀 俊太郎
IN
加藤 弘堅
106′+1
OUT
西村 恭史
IN
丹羽 匠
CARD警告/退場
82′
安藤 一哉
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 金 珉浩
- 21 GK
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 大野 佑哉
- 7 DF
- 杉井 颯
- 19 DF
- 小西 陽向
- 13 MF
- 西村 恭史
- 6 MF
- 古賀 俊太郎
- 46 MF
- 田中 康介
- 25 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- 山中 麗央
- 10 MF
- 浮田 健誠
- 18 FW
- GK 21
- ヴァルネル ハーン
- DF 4
- 松田 佳大
- DF 6
- 三竿 雄斗
- DF 24
- 宮本 優太
- DF 28
- 鈴木 冬一
- DF 30
- 飯田 陸斗
- MF 10
- 福岡 慎平
- MF 25
- 谷内田 哲平
- MF 39
- 平戸 太貴
- FW 22
- 一美 和成
- FW 31
- 平賀 大空
SUBSTITUTEサブメンバー
- 松原 颯汰
- 30 GK
- 黒石 貴哉
- 23 DF
- 砂森 和也
- 48 DF
- 忽那 喬司
- 17 MF
- 丹羽 匠
- 28 MF
- 安藤 一哉
- 33 MF
- イ スンウォン
- 35 MF
- 加藤 弘堅
- 47 MF
- 木原 励
- 22 FW
- GK 26
- 太田 岳志
- DF 2
- 福田 心之助
- DF 20
- 喜多 壱也
- MF 8
- 塚川 孝輝
- MF 17
- 安齋 悠人
- MF 18
- 松田 天馬
- MF 44
- 佐藤 響
- FW 9
- マルコ トゥーリオ
- FW 13
- 宮吉 拓実
STATICSスタッツ
- シュート
- 21
- ゴールキック
- 9
- コーナーキック
- 17
- 直接FK
- 14
- 間接FK
- 2
- オフサイド
- 1
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
69′
OUT
平戸 太貴
IN
松田 天馬
77′
OUT
一美 和成
IN
マルコ トゥーリオ
77′
OUT
平賀 大空
IN
安齋 悠人
77′
OUT
谷内田 哲平
IN
塚川 孝輝
105′
OUT
飯田 陸斗
IN
喜多 壱也
106′+1
OUT
鈴木 冬一
IN
宮吉 拓実
CARD警告/退場
DATA試合環境
- 入場者数
- 3,700人
- 天候
- 雨、弱風
- 気温
- 15.7℃
- 湿度
- 74%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 小屋 幸栄
- 副審
- 日比野 真
- 副審
- 小出 貴彦
- 第4の審判
- 阿部 将茂
COMMENT試合後のコメント
試合の総括について
「試合に勝利し、北海道コンサドーレ札幌さんと戦える権利を得ましたので、良かったと思います」
京都の圧を受けて2失点しましたが、勇気を持ってビルドアップし、7番のポジションに活路を見いだす展開に持ち込めたように思います
「ベンチで見ている限りは京都さんの圧は感じておらず、セットプレーであっさりとやられてしまいました。気をつけていたとしても、セットプレーでやられてしまってはゲームが難しくなります。『またか』と正直思いました。
選手がパニックにはなっていませんでしたし、序盤からゲームが安定していたと自分は捉えています。我々の7番のポジションの選手が相手より先にボールを触っているにも関わらず、早くボールを離すシーンが散見されていました。簡単に相手にボールを渡してしまい、また京都さんのプレッシャーを受ける。ただそれだけだったと思います。
田中選手と三田選手が、あのような弾道でヘディングシュートを決めてくれてスコアを動かしてくれましたので、ハーフタイムで選手たちに伝えるべきことが伝えやすかったです。ゲームを客観的に見て『7番』のポジションの選手がワンドリブルだったり、ひとつ相手の目線を止めるプレーができれば、恐らくもっとビルドアップがスムースに行きますし、もっと相手を剥がしていけると思っていました。三田選手のゴールが我々を勇気づけてくれました。
後半、小西選手と田中選手のところに、黒石選手と安藤選手を投入しました。これも相手の目線を『7番』のポジションの選手に持っていくことで、『6番』『3番』の選手がフリーになることが創り出せていると思います。それが見えてないのであればドリブルで仕掛けていく、相手にボールを渡さない、目の前の相手のプレッシャーを引き受けることができた。それが勝利に繋がったと思っています。
黒石選手のゴールシーンでは、あそこで西村選手が逆サイドを見れたこと。また、あそこでゴールを決める、足を振るという決断をした黒石選手の判断。忽那選手のキックと杉井選手のゴール。選手たちのクオリティを褒めるべきです。そういった勇気を引き出してくれた田中選手と三田選手のゴールにリンクしていってくれたことが、今日の勝利に繋がった。そのように捉えています」
複数失点はしてしまいましたが、守備陣の評価ができる部分は?
「スタートのところで、恐らく大野選手が入れ替わってしまったシーンからやられたと思います。ハーフタイムに大野選手に、繰り返して欲しくないので伝えるよということで技術的な改善を伝えました。しかし、相手はJ1の選手ですので多少の分の悪さ、入れ替わられるシーンがあったとしても、我々の良さは一歩押し出していくこと、次にリンクしていくことで課題解決を図っていくチームです。
一度、池ヶ谷選手と小西選手の間を取られてGKと一対一になり、キムミノ選手が弾いたシーンがありました。その前のプレーで西村選手がボールを奪いに行くという決断をしましたが、そこを入れ替わってのピンチでした。我々としては、あのやられ方で良いという話をハーフタイムでしました。自分でボールを奪いに行くと決断したプレーをしてボールを奪えなかったが、全力で戻すというプレーは、最後のキムミノ選手が止めるというプレーに必ずリンクできると思っています。
後半ピンチになったシーンも、杉井選手がボールを獲りに行くと決断して、獲りきれずに入れ替わってしまいましたが、そういった時には、案外やられないものです。ですので、そこの一歩を出す勇気、決断する勇気、その背後にいる選手がリンクしていくこと。本当の意味での信頼関係があると、最後指先でボールを掻き出せたり、相手がシュートを外してくれたりに繋がると信じています。
ハーフタイムに大野選手にその話をして以降、多少分が悪いところがあったとしても、やられたとしても、最後の最後不格好でもみんながリンクして、最後の最後セーブして、そのボールを前進させ、相手ゴールネットを揺らすということに繋がったと思います。次の札幌戦に繋げることができました。フットボールとはそのようなものだと、私は信じています。そういった本質的な繋がりがない限りは、いくら戦術的なことを言ったとしても絵に描いた餅になってしまいます。
私以上にピッチで戦った選手たちが身に染みてわかった120分間だったのではないかと思っています」
曺監督と対戦しての感想は?
「ここでは語りつくせないドラマが2016年にあります。今日の試合、湘南の時に川崎フロンターレと戦い4-4だった試合。湘南が得点を奪った4点目のシーンを選手たちに見せました。
中村憲剛選手がカットインでクロスを入れ、そこへ森本選手がヘディングでいくシーンでしたが、そのペナルティエリア内でのクリアに対応したのが、我々で言う左右の『3番』のポジションの選手、三竿選手と岡本選手でした。そのクリアしたボールから繋がり、最終的にペナルティエリアの外からクロスボールを上げて得点が生まれたのですが、そのクロスボールを上げた選手が三竿選手で、最後得点を決めたのは岡本選手でした。
あのゴールに、あの時の湘南が凝縮されていると私は思っています。このような勇敢なプレーが、我々ができているのかということ。もっと言えば、本当に勇敢にプレーしたのに、最後川崎フロンターレに追いつかれて4-4で試合終了となりました。次節広島と戦い2-1で勝ったと思った試合を、オウンゴールで確か2-2になりました。J1で試合に勝つということの大変さを私は学ばせていただきました。その中で、目の前の選手たちといかに勝利を目指して戦っていくのかということの本質を私は曺さんに教わったと思っています。
あの1年間、私は言葉も足りませんでしたし、方法論だけになる自分もありましたし、本当の意味で選手の成長に寄り添うことができたのかということ。それを曺さんに教えてもらいました。もう1回選手と向き合える指導者にならなければいけないと感じ、ガイナーレ鳥取ユースへ行くという決断をしました。トップに上がりたいという選手たちに寄り添う自分でありたい、それをもう1回イチからチャレンジしました。いつまでたっても私は曺さんを超えれませんし、大木さんを超えれません。なんとか必死にやっています。同じ時間を共有した人間として、恥ずかしいゲームはしたくない。
今日のゲーム、勝ち負けはこのようになりましたが、曺さんとこのようなゲームができたことを誇りに思います」
試合を振り返って
「疲れました(笑)。疲れましたけど、J1のチームと対戦できるということが幸せなことですし、そのゲームで勝てたということ。
おそらく少し前の自分たちでしたら、延長戦にも入れなかったでしょうし、延長戦に入ったとしても安い失点を与えてしまい勝てなかっただろうと思います。先日のリーグ戦・琉球戦で情けない試合をしてしまったことが、逆に自分たちに火をつけたと言いますか。『このままではだめだ』と思わされた試合でしたので、今日の試合はJ1相手に勝ち切ったことが良かったと思います」
京都とはシーズン前に、トレーニングマッチで対戦しました。その時と比較して、どんなところが成長していると感じますか?
「プレシーズンのトレーニングマッチと比較して、大きな成長はないと思いますが、キャンプで対戦した時は、個人的に今までで一番衝撃を受けました。まず『このままではだめだ』と思いしらされました。
キャンプで調子よかったので良い状態で京都と対戦できるなと思っていましたが、何をしても勝てませんし、ボールを運べませんでしたし、それをトレーニングマッチで経験できた経験が大きかったです。そして、今日勝てたということが凄く嬉しいです。
J1チームとの対戦ですし、クオリティがある選手との対戦ですから失点はしたくないですが、しょうがない部分もあります。琉球戦で前半0-3で負けて、それを繰り返さないことをピッチ上で言っていましたし、1点獲れたことが我々に勇気を与えてくれましたので、それがあったから逆転勝利できたと思います」
試合を振り返って
「J1の京都さんと対戦できるということで、自分の持ち味を出し切って、やりきらないといけないと思っていました。しんどい試合でしたが、結果出せて良かったです。
ゴールシーンは、フリーでしたし、日頃から髙木監督がシュートを打てる時は打てと言ってましたので、イチかバチか足を振り、ゴールが決まって良かったです。
J1チームとの対戦ですので、ボールを相手に持たれるのは仕方ないと思いますし、京都さんも長野も粘り強い守備をスタイルとして取り組んでいるチームですので、粘り強くプレーできたと思います」
次節に向けて
「比較的、試合出場の機会が少なかった選手が、直近の長野県サッカー選手権大会準決勝で勝ってくれました。今日の試合も劇的と言いますか、泥臭く勝つことができましたので、チームとして良い流れが来ていると思います。トーナメントとリーグ戦は別物ですので、次節の北九州戦に向けては中2日ですが、どれだけコンディションをリカバリーできるかが大事ですので、チームとして総力を発揮して戦いたいと思います」