RESULT

2024 明治安田 J3リーグ 第38節

11.24

SUN

14:00KICKOFF

VSカマタマーレ讃岐

HOME 長野Uスタジアム

HOME

AC長野パルセイロ

0

試合終了

0

前 半

0

0

後 半

2

2

カマタマーレ讃岐

オウンゴール
50’
丹羽 詩温
55’

AWAY

STATICSスタッツ

シュート
5
ゴールキック
10
コーナーキック
4
直接FK
7
間接FK
1
オフサイド
1
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

38′

OUT

木原 励

IN

浮田 健誠

60′

OUT

碓井 鉄平

IN

山中 麗央

60′

OUT

田中 康介

IN

忽那 喬司

73′

OUT

パク スビン

IN

橋田 尚希

73′

OUT

石井 光輝

IN

小西 陽向

CARD警告/退場

47′

パク スビン

75′

山中 麗央

83′

黒石 貴哉

STARTING MEMBERスターティングメンバー

松原 颯汰
30 GK
石井 光輝
20 DF
池ヶ谷 颯斗
5 DF
砂森 和也
48 DF
黒石 貴哉
23 MF
パク スビン
26 MF
碓井 鉄平
40 MF
田中 康介
25 MF
三田 尚希
14 MF
西村 恭史
6 MF
木原 励
22 FW
GK 1
今村 勇介
DF 47
西野 奨太
DF 3
宗近 慧
DF 24
深港 壮一郎
MF 66
内田 瑞己
MF 6
長谷川 隼
MF 15
岩本 和希
MF 60
森川 裕基
FW 8
森 勇人
FW 30
丹羽 詩温
FW 13
前川 大河

SUBSTITUTEサブメンバー

田尻 健
1 GK
山中 麗央
10 MF
小西 陽向
13 MF
忽那 喬司
17 MF
橋田 尚希
36 MF
高橋 耕平
37 MF
浮田 健誠
18 FW
GK 32
松原 快晟
DF 2
臼井 貫太
MF 10
川西 翔太
MF 20
下川 太陽
MF 27
吉長 真優
FW 22
大野 耀平
FW 23
岩岸 宗志

STATICSスタッツ

シュート
9
ゴールキック
10
コーナーキック
6
直接FK
12
間接FK
3
オフサイド
3
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

73′

OUT

丹羽 詩温

IN

川西 翔太

73′

OUT

内田 瑞己

IN

吉長 真優

82′

OUT

長谷川 隼

IN

岩岸 宗志

82′

OUT

森 勇人

IN

下川 太陽

90′+2

OUT

森川 裕基

IN

臼井 貫太

CARD警告/退場

40′

丹羽 詩温

DATA試合環境

入場者数
4,575人
天候
晴、中風
気温
9.0℃
湿度
63%
ピッチの状態
全面良芝
主審
中川 愛斗
副審
堀 格郎
副審
塚原 健
第4の審判
栗原 祐一郎

COMMENT試合後のコメント

髙木 理己監督

※試合後記者会見より抜粋

試合の総括について

3点差で勝てば讃岐さんより上に行けるというゲームで、シュート数であったり攻めの構築であったり、到底そこに到達できるような内容の試合ではなかったと思っています。それを差し引いても、最後に勝って、サポーターと共に喜び合うというのは最低でも届けなければいけませんでした。それさえも届けられず、引き分けでもなく負けという結果になってしまいました。非常に申し訳なく思います。

ただ今日誰かが手を抜いていたかと言えば、決してそんなことはないと思います。そういった全力をゴールに結び付けられなかったことは、非常に申し訳なく思います。その理由というのはしっかりと検証して次に向かって行くべきだと思います。

今日はシュナイダーさん(シュナイダー潤之介GKコーチ)を含めて、今年一年の集大成になるように喜び合いたかったですが、そういった結果を届けられなかったことは非常に悔しいですし、申し訳なく思います。

今季通して、敗れた試合では特に攻撃の部分でのパスミスが目立っていた印象です。

我々のボール保持率や攻撃の狙いからしていくと、縦に入って行くことを目的としながらフットボールを展開していくチーム。支配率はあまり気にするものではありませんが、支配率に比較してパスが多いのが今年の我々を表していると捉えています。仰るように、たらればですが、もっとパスミスが減っていれば、中央で攻めていくことが出来れば、リーグ2位のクロス率というものが勝点に繋がったのだと思います。

その中で例えば今日途中から入った橋田(尚希)は、開いたゲームを整え、前線と最終ラインを繋げる部分において堂々としたふるまいを見せました。隠れずにボールを受けていくことによって、得点には繋がらなかったもののCKも多くなり、ハーフコートに相手を閉じ込めていくという事からすると彼のプレーは良かったと思っています。

年間を通して出し切れなかったことや、シビアな状況でもコンスタントに見せて行けるか、一つのパス・一つのタッチの重さを我々は充分身に染みてわかったと思います。その責任においてもっともっと練習し、中央から刺して通して落としていくパスのクオリティを上げて行かないと、終盤になればなるほど、こじ開けきれないチームになってしまいます。その部分においては年間を通して取り組み続けてきたことでもあります。ただ、それが今日のゲームにも象徴されるように、外で加速できる形にまで、中央で危険なものを匂わせるようなふるまいが出来なかったのは事実です。

それは改善していかないと、来シーズンは競争がより高いリーグになっていくと思いますので、その中でも怖がらずに中に刺して前を向いて行けるか。もっともっとやらなければいけない事がありますので、明日からでもしっかりと取り組んでもらいたいと思っています。

来季の去就はわからないと思いますが、現時点ではどのようなことを考えていますか。

来季に向けて自分からいま言える話は全くありません。ただ、セレモニーが終わった後に三田(尚希)が来て話をしましたが、一人ひとりの脳裏にあるもの──。ピッチ内外含めて「もっとこうしておけばよかった」「ああしておけばよかった」というのは絶対にあると思います。それは恐らく一人ひとりが持っているものは正しいですし、そこに関しての差異はないと思っています。

それを埋めていくことさえできれば必ずチームは良い方向に行くと思っています。そこで微塵の後悔も残さない為には、その時にしっかりとコミュニケーションを取っていくこと。その場その場でしっかりと解決していくこと。その部分においての強さや成長みたいなもので言えば、全員が「もっとやれた」というのは私もスタッフも含めて絶対にある部分だと思います。

我々を仲間・家族という表現を使うのであれば、言いにくいことだったとしても言うべきです。少し受け止め難い話かもしれないですが、仲間が言ってくれることには耳を傾けるべきです。そういうことは伝える側も非常にパワーを使うので、そのパワーをしっかりと受け止めてやり取りすることでのみ、成長していける部分だと思います。その成長なくしてピッチ上での成長はないと思います。

戦術だったりの部分で崩れたとは全く思っていません。ですので、こうしたちょっとしたところをいかに埋めていけるかが大事になると思います。終盤になればなるほど、ミスがゲームで動いていくのはこのJ3の特徴だと思います。だからこそ、ミスを突ける準備をしておかないといけない。常に突ける準備をすることと、ミスをしたとしてもそれがミスにならない準備を全体でしていく。

だから自分たちで崩れず、より我慢強くやり続けるようなものが求められるリーグに、よりなっていくと思います。その部分において、我々は我慢強くやれた部分ももちろんあります。ただ、もっと我慢強くやれていたら破れていたゴールも絶対にあると思います。そこを「誰のせい」ということではなくて、各々の立場でしっかり受け止めて次に向かっていくことが大事だと思っています。

来年長野パルセイロのユニフォームを着てピッチに立つ選手は、よりタフに、より我慢強く、相手より優位に取って、それを勝点に反映する。その勝点は自信になると思いますので、その自信を持って終盤に力強いチームをぶつけることができれば、長野パルセイロの未来は明るいと思います。それに看過してパルセイロというチームを選んでくれる選手も増えると思います。そうした選手が必ず、長野パルセイロをより良い道に導いてくれると確信しています。

FW 18
浮田 健誠

※試合後メディア取材より抜粋

いろんな想いで挑んだと思いますが、いかがですか。

ホームでの試合では毎回思うんですが、アップであったり試合前にピッチの確認をするときに皆さんが拍手で迎え入れてくれたり「今日は頼むぞ」と言ってくれたり、「勝つぞ」と後押しをしてくれます。本当にこのスタジアムが好きですし、良い街で良いクラブだと改めて思いながら試合に向かいました。

今週はみんな気合が入って本当に良い雰囲気でトレーニングしていましたが、そう簡単にうまくはいかず、力不足を感じた今シーズンかなと思います。悔しい形で終えることになってしまったと思います。

予定外なピッチ投入のタイミングだったと思いますが、どんな気持ちで入りましたか。

いつでも出られるように、僕は常に下にユニフォームを着てすね当てして、脱いだらすぐ出られる状態にして用意しています。しっかりと準備は出来ていましたが、なかなかチャンスを作ったり仕留め切るような場面も少なかったので、難しい展開だったなと思いました。

13得点という結果を残したシーズンではあったと思います。

終わってみると、勝った試合では僕が点を決めていますし、取らないと勝てない、それを痛感するシーズンでした。やっぱり常に自分に矢印を向け続けて、一年間通してもっと強くならないと、年間を通して点を取り続けることは出来ないと思いました。

試合に出続けることの充実感と、結果が出ない苦しみもあったのでは。

今まで試合に出たシーズンでも、逆に全く試合に出られなくて出てる選手を羨ましく思ったりもしたシーズンも多かったです。その中で、今シーズン通して試合に出て、得るものもすごく多かったですし、好不調を感じ、試合に出ながら成長を手にしたのはよかったと思います。

来シーズンへの意気込みは。

今シーズンは数字を残せたし、もっと残せたシーズンでもありました。この一年、いい時も悪い時も逃げずに向き合い続けてこれた一年間でした。これからのサッカー人生に活かして、より自分の武器を磨いてもっと大きな頼れる選手になっていきたいなと思っています。

MF 14
三田 尚希

※試合後メディア取材より抜粋

率直に今の気持ちを聞かせてください。

力が足りなかったなと。応援してくださっている皆さんに本当に申し訳ないシーズンだったなというのが、率直な感想です。

キャプテンとしてもチームを背負ってきたシーズンだったと思います。

振り返ると、まだまだできたことがあったと思いますし、やらなければいけないことがあるなと、この短時間の中でもすごく出てきています。チームをまとめきれなかったですし、プレーで示すこともできなかったです。キャプテンという役職を与えてくれた監督にもそうですし、付いて来てくれた選手たちにも申し訳なかったなという気持ちです。

苦しい中でも走り続ける姿にブレは無かったと思います。

僕のプレースタイルや良さはその部分なので、そこは一年間通じて出来ていたと思います。その一方、キャプテンとしてはそれだけでは足りないなと。そこだけではチームを引っ張り続けられないというのを感じた一年だったと思います。

学ぶことが多いシーズンでしたか。

そうですね。チームが苦しい時に何をするべきなのかとか、すごく学びも多かったですし、自分の力のなさを痛感した一年でもありました。同時に本当にいろんな人に支えられて、今まで結果を残して来れていましたし、プレー出来ていたんだと改めて感じました。

これからに向けて、今感じていることは。

間違いなく、今年の経験や感じた想いは無駄にしてはいけないし、次に繋げなければいけないと思います。今シーズンのこの苦しい経験があったから今があるんだと言えるような、選手・人生にしていかなきゃいけないなと思っています。