2024 明治安田 J3リーグ 第31節
10.5
SAT
16:30KICKOFF
VS松本山雅FC
HOME 長野Uスタジアム
HOME
AC長野パルセイロ
- 近藤 貴司
- 18’
1
試合終了
1
前 半
1
0
後 半
0
1
松本山雅FC
- オウンゴール
- 19’
AWAY
STATICSスタッツ
- シュート
- 10
- ゴールキック
- 11
- コーナーキック
- 5
- 直接FK
- 8
- 間接FK
- 1
- オフサイド
- 1
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
67′
OUT
古賀 俊太郎
IN
加藤 弘堅
67′
OUT
山中 麗央
IN
浮田 健誠
75′
OUT
忽那 喬司
IN
小西 陽向
CARD警告/退場
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 松原 颯汰
- 30 GK
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 大野 佑哉
- 7 DF
- 杉井 颯
- 19 DF
- 黒石 貴哉
- 23 MF
- 古賀 俊太郎
- 46 MF
- 西村 恭史
- 6 MF
- 忽那 喬司
- 17 MF
- 近藤 貴司
- 8 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- 山中 麗央
- 10 FW
- GK 1
- 大内 一生
- DF 40
- 樋口 大輝
- DF 44
- 野々村 鷹人
- DF 5
- 常田 克人
- DF 7
- 馬渡 和彰
- MF 22
- 佐相 壱明
- MF 15
- 山本 康裕
- MF 32
- 米原 秀亮
- MF 41
- 村越 凱光
- FW 14
- 安藤 翼
- FW 46
- 安永 玲央
SUBSTITUTEサブメンバー
- 田尻 健
- 1 GK
- 砂森 和也
- 48 DF
- 藤森 亮志
- 9 MF
- 小西 陽向
- 13 MF
- 丹羽 匠
- 28 MF
- 加藤 弘堅
- 47 MF
- 浮田 健誠
- 18 FW
- GK 16
- 村山 智彦
- DF 2
- 宮部 大己
- DF 48
- 藤谷 壮
- MF 30
- 國分 龍司
- MF 25
- 中村 仁郎
- MF 6
- 山口 一真
- FW 11
- 浅川 隼人
STATICSスタッツ
- シュート
- 10
- ゴールキック
- 10
- コーナーキック
- 5
- 直接FK
- 7
- 間接FK
- 0
- オフサイド
- 1
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
46′+1
OUT
馬渡 和彰
IN
藤谷 壮
75′
OUT
安藤 翼
IN
浅川 隼人
75′
OUT
佐相 壱明
IN
中村 仁郎
80′
OUT
米原 秀亮
IN
山口 一真
CARD警告/退場
DATA試合環境
- 入場者数
- 11,965人
- 天候
- 曇、弱風
- 気温
- 21.5℃
- 湿度
- 82%
- ピッチの状態
- 良芝
- 主審
- 矢野 浩平
- 副審
- 秋澤 昌治
- 副審
- 髙木 翔
- 第4の審判
- 伴 勇
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合の総括について。
長野県がJリーグに誇る信州ダービーという素晴らしい舞台で、我々長野のサポーターはもちろんのこと、松本のサポーターの皆さんも含めて、両クラブのサポーター・選手・スタッフ含めて非常に良い雰囲気を作っていただきました。両チームが置かれている勝点・状況は違えど、勝点3というものを求めて必死にファイトしたゲームだったと思っています。
その中で我々は、松本さんの個を活かしたクロスボールであったりロングスローやセットプレーであったり、そうしたものに対抗していきながら、最後はホームチームにふさわしい打ち合いを望み、スコアを動かしに行きました。ただなかなかネットを揺らすまでには至らず、サポーターの方々にまた悶々とした思いを持って帰らせてしまったのは心苦しいと思っています。
こじ開けに行きましたし、最後のあと一振りというところまで至ったシーンというのは何度もあったと思っています。ですから、これを続けていくこと。明日のトレーニングとオフを挟んで、中3日のトレーニングでまた岐阜戦(10/11)がやってきます。今日出来たことは出来たままにして、薄めずに岐阜さんにぶつけること。それが、今日Uスタに集まっていただき後押ししてくださった皆さんに対して我々が見せなければいけないポーズだと思っています。また岐阜さんにぶつかっていけるように、しっかりと準備していきたいと思います。
忽那選手をウィングバックで起用した狙いは。
この試合に備えてということはもちろんですが、前節福島さんを相手に17本のシュートを打ってもスコアを動かせずこじ開けきれなかったことも含めて、彼の一振りはゲームに勝点を持ってくるにふさわしい技術を持っている選手です。
松本さんとの嚙み合わせを考えたときに、あそこでハイサイドを取ることで、杉井(颯)三田(尚希)西村(恭史)とのリレーションも含めて、そこで加速していくために時間を作らなければいけません。そこで時間を作れて選択肢が多い選手。作った時間で杉井のオーバーラップであったり、対角にいる黒石(貴哉)を活かすことも含めて、忽那(喬司)を起用しました。
サイドから突けるシーンが多くみられましたが、クロスが合わなかったりピッチコンディションに阻まれるシーンもありました。「質」という部分にはどのように向き合っていきたいですか。
先制点の場面は、右から左に揺さぶっての形から杉井がボックス内に入ってきて、枚数をかけて奪えたゴールだったと思っています。後半も含めてこじ開けに行こうとしましたが、このピッチコンディションを踏まえて、分析の楠(豪)からは「ニアをターゲットにして入っていくことでゴールが生まれてくる」という提示がありました。
我々が失点したシーンは、杉井がなんとか相手の前に入ってくれたんですが、クリアが難しくオウンゴールという形になりました。ああいう事も含めて、ピッチコンディション・相手のストロングポイント・ウィークポイントを踏まえていくと、目を合わせていかなければいけない状況もあると思います。
もちろんファーで合わせるクロスもありましたが、こじ開けていく、得点を重ねる、目線を合わせていくことからしていくと、狙いだったりボールを届ける質も含めて徹底していく必要があると思います。
ただ、選手はチャンスを作る・ボックスに枚数をかける・足を振るというところまで出し切ってくれたと思っています。それを勝ちに結び付けられなかったのは、僕の日ごろの行いだと、真剣に思っています。
ただやはり歩みを止めてはいけないですし、薄めてはいけませんし、続けていくこと。彼らが出し切ったのであれば、次も出し切ること。そこに向き合っていく以外はないと捉えています。
後半の浮田選手の投入あたりから押し込めるようになりましたが、その要因は。
浮田(健誠)は足を振ってポストに当たるシーンも作りましたし、それも一つですが、中盤のセンターでボールが収まるようになったことが一つ大きな要因ではないかと思います。それは前後半から通じているところで。そこで起点を取れていければ、ボールが斜めに入ってウィングバックを起点にできることにも繋がります。逆にそこでセカンドボールを取られたり、優位に取られてしまうと今度は松本さんに優位性が出てくる。そういった展開だったと思います。
前半は、ひとつワンパスを通していれば・難しいパスでなくても一つ中央で起点を取れていければ、スムーズにラインを越えていけるなと思うようなシーンもありましたが、そこでのミスであったり、松本さんのプレッシングであったり。拾われることで言えば五分五分とはならず6:4くらいの分だったかなと思います。
徐々に時間の経過とともに、中盤のセンターで起点が取れてきたなと思うようなところ。また、古賀(俊太郎)がピッチを後にしなければいけない状況でしたので、加藤(弘堅)という、またちょっと違うタイプのセントラルMFが入り、中央が起点を取れたことで外が活きてくる。外が活きてくることにより、斜めの浮田が活きてくる。そういう構図だったのではと思っています。
浮田がクオリティを出してくれたことはもちろんで、それは健誠の力ですが、ボールが入りやすい環境を作ったのは、中盤のセンターで時間ができたこと。それをもっともっと作っていくことが出来れば、こじ開ける部分に繋がってくると考えています。
勝点3にするために、こじ開けるために今後必要なこととは。
技術はまず一つ、一番大事なことだと思います。限界は無いですし、磨いて磨いて磨き続けるものです。それこそボールを見なくても、目を瞑ってでも対角のサイドにボールを突き刺せるような。それを突き詰めていくことがまず一番大事だと思っています。それを突き詰めずしてホワイトボード上で「この時はこう」「こうチャンスを作ろう」では、この世界で生きていける人間ではありませんので、技術の探求がまず一つです。
また、厳しいかもしれませんが、この状況だからこそフットボールを楽しんでいくこと。楽しむというのは、より厳しい意味で。一瞬相手の逆を取ったり、ワンテンポずらせば相手の足が止まった瞬間にスルーパスを出すとか、相手の目線を追うとか…恐らく選手たちの頭の中にはいろんな描いているものがあって、でもこういう状況だとどうしても臆病になったり勇気が湧かなかったり。なんとなくのクロスで終わってしまったり...というのが、ありがちだと思います。それをこういう状況だからこそ、自分の中のストックをフルに使って。ちょっとしたアイディアを出さずして、こじ開けるのは難しいと思っています。
技術への探求、一つのキック、シュート一本に対するこだわり。プラスα、打たされているシュートではなくて、自分が相手を見て「ここだ」と思えるような、パスを出す方も打つ方も、フットボールの醍醐味を、こういう状況だからこそ相手を出し抜いてでも完璧に崩してやるっていうようなことが大事になってくると思っています。
選手のそうしたものを引き出していきたい。この状況で僕が暗くなって刹那的になってもアイディアは出て来ませんので、厳しい中でも引き出してあげられるようなトレーニングをしっかりと積んで、岐阜さんに向かって行きたいと思います。
それを繰り返し繰り返して、不格好なゴールを全員で取っていく。
今日こじ開けきれなかったのは、恐らくそれが少し足りなかった。それを提供しているのは僕であり、彼らの頭の中にあるものをもう一個引き出してあげられるように、明日からトレーニングを積んでいきたいと思います。
※試合後メディア取材より抜粋
勝点1という結果について、率直な気持ちは。
信州ダービーということもそうですし、自分たちにとって残り8試合全部勝たないとプレーオフに届かないと思って今日の試合に挑みました。引き分けは本当に納得がいっていない結果です。
得点シーンについて。
左サイドで良い形で崩して、こぼれ球でしたが反応出来て、左足でしたがしっかりと振りきれたことが点に繋がったと思います。
得点した瞬間の気持ちは。
めちゃくちゃ気持ち良かったです。ゴールに入っていく瞬間はスローモーションに見えましたし、決めた後の歓声は、今までに感じたことのない雰囲気でした。
後半はかなりのチャンスを作っていました。次に繋げていくために何が必要ですか。
後半のチャンスで「誰かが点を取っていれば」というシーンがたくさんありました。「ポストに当たったから」「GKに止められたから」といって、次の試合で足を振らない理由にはならないと思いますので、勇気をもって「自分が決めるんだ」っていう思いを持ってシュートを打つことが、次の試合でゴールに突き刺さると思います。
今日はチームとして自信を持ってプレーしているように見えました。
今日のこの雰囲気が後押ししてくれたのは間違いありませんし、Uスタというホームでやれたっていうのがプレーに繋がったと思います。それを、苦手としているアウェイでもアグレッシブなプレーをできるようにしていきたいと思います。
次節以降への意気込みを。
自分たちには勝点3しか、上に行くためには残されていません。そんな中で、今日もサポーターの皆さんがどの試合でも僕たちにパワーを送って勇気づけてくれています。その人たちの為に勝利という結果を残せるように、次の岐阜戦も頑張っていきたいと思います。
※試合後メディア取材より抜粋
どんな気持ちでピッチに入りましたか。
自分は無失点に抑えて勝つことしか考えていませんでした。
県決勝(天皇杯予選)では松原選手の活躍もあり勝利をつかみました。山雅戦に対しての印象は。
やっぱりサポーターの皆さんのとUスタの雰囲気から違うので、期待に応えてパルセイロを勝たせたいという気持ちでした。
先制点直後の失点でしたが、あのシーンを振り返っていかがですか。
攻撃の選手が得点してくれたにも拘わらず、自分たちがすぐに失点してしまって申し訳ない気持ちはありました。でも90分間通して守備陣も頑張っていたと思います。失点の部分は課題でもあると思うので、次の練習からまた切り替えてやっていきたいと思います。
安藤翼選手(松本)のオーバーヘッドでのシュートをファインセーブするシーンもありました。
安藤選手がいろんなシュートを持っているっていうのは聞いていたので、常に準備していました。その結果があのシュートストップに繋がったのではと思っています。
浅川隼人選手(松本)のヘディングのシーンも見事でした。
あれも練習から準備していたところではありましたし、フィールドプレーヤーが頑張ってくれていたので、あそこは自分が頑張って空気を変えられたらなと思っていました。
勝点3に届かず悔しさは大きいと思いますが、今後の試合に向けての意気込みを。
まずは相手よりも走って球際を戦って、戦術的なところももちろんですが、まずはそういうところからチーム全体として変わっていかないといけないと思います。自分がゼロに抑えたら負けることはありませんし、常にそこにはこだわってチームを勝たせられたらと思います。