RESULT

2024 明治安田 J3リーグ 第30節

9.29

SUN

13:00KICKOFF

VS福島ユナイテッドFC

AWAY とうほう・みんなのスタジアム

AWAY

AC長野パルセイロ

0

試合終了

0

前 半

0

0

後 半

0

0

福島ユナイテッドFC

HOME

STATICSスタッツ

シュート
17
ゴールキック
7
コーナーキック
7
直接FK
5
間接FK
2
オフサイド
2
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

76′

OUT

藤森 亮志

IN

砂森 和也

76′

OUT

西村 恭史

IN

浮田 健誠

86′

OUT

三田 尚希

IN

忽那 喬司

86′

OUT

黒石 貴哉

IN

小西 陽向

86′

OUT

古賀 俊太郎

IN

加藤 弘堅

CARD警告/退場

60′

山中 麗央

STARTING MEMBERスターティングメンバー

松原 颯汰
30 GK
池ヶ谷 颯斗
5 DF
大野 佑哉
7 DF
杉井 颯
19 DF
黒石 貴哉
23 MF
古賀 俊太郎
46 MF
西村 恭史
6 MF
藤森 亮志
9 MF
近藤 貴司
8 MF
三田 尚希
14 MF
山中 麗央
10 FW
GK 1
吉丸 絢梓
DF 15
森 璃太
DF 27
野末 学
DF 5
大森 博
DF 6
秋山 陽介
MF 13
宮崎 智彦
MF 20
城定 幹大
MF 17
針谷 岳晃
FW 7
塩浜 遼
FW 40
樋口 寛規
FW 10
森 晃太

SUBSTITUTEサブメンバー

田尻 健
1 GK
砂森 和也
48 DF
小西 陽向
13 MF
忽那 喬司
17 MF
丹羽 匠
28 MF
加藤 弘堅
47 MF
浮田 健誠
18 FW
GK 31
安西 駿
DF 3
松長根 悠仁
MF 8
吉永 大志
MF 41
上畑 佑平士
FW 9
澤上 竜二
FW 11
長野 星輝
FW 19
清水 一雅

STATICSスタッツ

シュート
8
ゴールキック
16
コーナーキック
5
直接FK
12
間接FK
3
オフサイド
3
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

63′

OUT

樋口 寛規

IN

松長根 悠仁

71′

OUT

城定 幹大

IN

吉永 大志

71′

OUT

針谷 岳晃

IN

上畑 佑平士

76′

OUT

森 晃太

IN

長野 星輝

76′

OUT

塩浜 遼

IN

清水 一雅

CARD警告/退場

61′

大森 博

DATA試合環境

入場者数
1,767人
天候
曇、弱風
気温
23.3℃
湿度
56%
ピッチの状態
全面良芝
主審
上田 隆生
副審
大田 智寛
副審
田邉 裕樹
第4の審判
渡辺 隼人

COMMENT試合後のコメント

髙木 理己監督

※試合後記者会見より抜粋

試合の総括について。

選手・スタッフもそうですし、この地に来てくださったパルセイロのサポーターの皆さん、クラブ全員で勝点3にのみフォーカスして福島に乗り込みました。正直言葉でなんと言ったら良いのかわかりませんが──。選手が勝ちを目指して必死にゴールを目指し相手からゴールを遠ざけるという姿勢は、90分間通して見せてくれたと捉えています。

福島さんが一人少なくなったからといって優位に進められるかといえば、簡単にはそうさせて貰えないのがサッカーです。福島さんは、一人退場したあとでも今治さんに勝った実績(第14節)があるという事も頭に入っていましたので、流れを持っていかせずに、流れをこちらに向けて必死に闘ってくれたと思っています。そうした姿勢はサポーターの皆さんにも伝わっていると思いますし、だからこそ、勝点3が取れないこのモヤモヤをどこにぶつけたらいいんだと。我々が直面しているものはそういったものだと捉えています。

下を向いていても次の松本戦は来ますし、中三日で岐阜戦もあります。試合は待ってくれません。ですから、出来たことをしっかりとやっていくこと。

もっと言えば、これまで20mのところで軽率なミスから失点をしていましたが、今日はそうしたミスはほぼありませんでした。下を向かずに、出来たことは出来たこととして。ただ、ネットは揺らせませんでした。ジャッジがなんだとかではなく、完璧に崩す、完璧に合わせる、完璧にネットを揺らすことにフォーカスして、次のホームでのダービーに向かっていきたいと思います。

本当にサポーターの皆さんには、悶々としたものを背負わせてしまい申し訳ないと思っています。だからこそ、もう一回全員でダービーに向かって行きたいと考えています。

立ち上がり10分ほどは福島のテンポに少しバタついていましたが、その後守備の陣形を変えたりして落ち着きを戻していたと思います。守備に関しての全体的な評価は。

まず福島さんのメンバーが、前節から大幅に変わっていて。矢島(輝一)選手であったり長野(星輝)選手であったり、澤上(竜二)選手であったり...センターFWの選手をターゲットにして森(晃太)選手や塩浜(遼)選手が湧き出てくるような形を想像していました。しかし、もちろん福島さんは中二日で讃岐戦がある中で、今日のスタートのメンバーは少し前線で段差を付けてくるような形で。それが森(晃太)選手や樋口(寛規)選手であったり、入れ代わり立ち代わりながら、我々の3バックの選手が出にくいようなところを捕らえてきていました。福島さんの入りが違っていた部分もありましたし、準備していた形とは違いました。その中で、我々が狙っているものは変わらないですが、狙っているものを表現するにおいて、若干守備に入るところのスタートポジションを変更しました。

そこからは、大きな漏れはなかったと捉えています。また、福島さんが押し込んだ後の、我々のロングボールやクリア、ゴールキックも含めていくと、マッチアップしたことによってセカンドボールを拾っていくシチュエーションはより増えました。守備のスタートでプレッシングに出て押し出していくことにプラスして、二次的三次的な効果で、攻撃においてのポジティブな面が出ていました。あとは後ろの選手たちがミスなくやったことも含めて、非常によくやってくれたと捉えています。

相手が10人になったところで勝点3をもぎ取るために、何が足りなかったでしょうか。

難しいですが...本当に先ほど触れた通り、クロスを上げるとか合わせるとか、シュートを枠にとか、本質的なところだと思っています。J3首位を独走する大宮さんを例に見ても、サッカーの本質的なところで勝負が決まっていると捉えています。その本質的なところから逃げずに、しっかりとボールを通して決めていくこと。それは方法論ではなく、その強さをチーム全体で求めていくこと。そして私自身がブレないこと。しっかりと目を向けて練習し、回数を増やして質を高めていくこと。

次はダービーでまたシチュエーションは違います。また違った形で、その回数をどう増やしていけるかと考えて日常を過ごしていくのが、大事なことだと捉えています。

攻撃の質と回数を高めていくために、日々の練習の中で何をより求めていきたいですか。

やり続けていくしかないと思います。手を変え品を変え、いろんなものを出していくことが出来たとしても、その中で決める選手と決められない選手といて。選手によって時期もあると思います。トレーニングの質を上げていくこともそうですし、もっと言えば、今日はGKを相手にしたビッグチャンスもありました。私も含めて、みんなで勝敗の責任を負っていくことだと思っています。

「~~のせい」を並べるのではなく、GKと一対一の場面は作れている訳で、それを決めるか決められないか。ワンプレーワンプレーが勝敗を決めます。それは先ほど三田(尚希)が試合後にみんなの前でそういった話をしていました。矢印が他を向いている選手はいませんので、矢印をしっかりと自分に向けて。だからこそ、勝敗の責任を自分で負って、突き破っていくことが大事だと思っています。

そうしたマインドを持って、一日一日の一本のパス、一本のシュートを「この先これしかないかもしれない」という中で打つということ。次にいつ来るかわからないチャンスを決めきることが出来るか、そういう部分になってくると思います。そこから逃げずに、一本のタッチ、一本のシュート。「シュート練習だから」ではなく、日ごろのパスワーク一本の"止めて蹴る"、インサイドの転がり一つにどれだけこだわりを持てるか。

逆に言うと、福島さんはそうした部分にフォーカスして勝点を取ってきたチームだと思います。そのチームに対して崩れることなく、あともう一歩というところまで出したのは事実です。その、出来たことと出来なかったことを整理して、出来たことを継続したまま、出来なかったことは埋めていくことに尽きると思っています。

MF 14
三田 尚希

※試合後メディア取材より抜粋

チャンスは数多く作れていましたが、結果は勝点1。どのように捉えていますか。

後ろがしっかりと守ってくれていたので、僕の決定機も含めて、決めきるべきだったと反省しなきゃいけないと思います。

立ち上がりの10分はバタついたものの、守備の陣形を変えながら修正できたのでは。

仰る通りバタついて後手を踏むところがあったので、チームとして修正してうまくできたかなと思います。自分たちのミスだったりで多少のピンチはありましたが、そのあとからはさほど大きなピンチはなかったように思っています。

カウンターからの決定機でしたが、あのシーンを振り返っていかがですか。

落ち着いてGKも見れていましたし、僕自身もかなりフリーだったので、あのシーンは本当に決めなきゃいけなかったなと思います。いまのチームの状況もそうですし、キャプテンとしても、あの場面でしっかりと仕事をしなきゃダメだったと感じています。

チームとして他にも決定機を作りながらも得点しきれなかったことについては。

最後のパスが多少ずれていたり、クロスが合わなかったりというところだったので、そこさえ合わせられれば点は取れると思います。ただ、その細かいところが大きなズレを生じてくることもあるので、もっと選手一人ひとりが自分と向き合って取り組んでいかなきゃダメだなと思います。

次節はダービー戦です。"一戦一戦"ではあると思いますが、勝利に向けての意気込みは。

もちろんダービーは負けられない試合です。「ダービーだから」という事でもありません。残りの8試合全部勝つつもりで、その中の一試合がダービーであること。僕たちは勝点を取っていくしかないので、次のダービーに向けて誰が出ても勝点3を持ってこれるような準備を、しっかりと一週間していきたいと思います。

MF 8
近藤 貴司

※試合後メディア取材より抜粋

試合を振り返っていかがですか。

ゲームプランとしても「行くぞ」というところでしたが何回か剥がされるシーンがあったので、前半途中で理己さん(髙木監督)からオーガナイズを変える指示がありました。その後からうまく引っかかってゴールに向かえるシーンであったり、相手のハイラインを突いての決定機であったり。後半も含めて、自分が取れていれば...というゲームでした。自分も含めてそれぞれが、どこかで「決めていれば」という思いを持っていると思うので、反省して課題としてやっていかないといけないと思っています。

押し込む時間帯が長かったですが、あと一歩のズレなどが原因として得点しきれなかった印象です。改善していくためには何が必要でしょうか。

感覚的には、あとはゴールを決めるだけっていうシーンで。ズレというよりは、シュートまで行けていますし、とにかくやり続けるだけというか。入んないんだったら、もっとシュートを打つなり本数を増やす...そこに尽きると思います。とにかくやっていくしかないですし、そこを躊躇して打たないでパスしているようでは点も取れないので、そこは強気に。次はダービーですし、雰囲気も味方にしながらやっていけば良いかなと思います。

攻撃の良い形は増えていると思いますが、手ごたえは感じていますか。

手ごたえは感じていますし、あとは結果だけ。見ている方々がどう感じているかはわかりませんが、自分たちとしては、勝てば行けるというか、点を取れればというシーンであったり...。本当に勝点3が自分たちにとっての自信になるのはわかっているんですが、なかなか勝ちきれないのが現状で、だからこの位置にいると思います。だからと言って残りの8試合をなあなあにするわけにはいかないですし、全部勝つつもりでやっているので、チームとして上を向いて行くしかないと思います。

次節ダービーでの勝利こそ、自信につながる一戦になるのでは。

ダービーは順位とか関係ないと思いますし、長野のすべての皆さんが注目する試合だと思います。そこで勝って、自分たちとしては勢い付けていきたいのもあります。山雅だけには負けられない。そこは今までのリーグ戦の順位とかは関係なしに、みんなでぶつかっていきたいです。