2024 明治安田 J3リーグ 第25節
9.11
WED
19:00KICKOFF
VS大宮アルディージャ
HOME 長野Uスタジアム
HOME
AC長野パルセイロ
0
試合終了
0
前 半
0
0
後 半
0
0
大宮アルディージャ
AWAY
STATICSスタッツ
- シュート
- 13
- ゴールキック
- 11
- コーナーキック
- 4
- 直接FK
- 13
- 間接FK
- 3
- オフサイド
- 3
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
69′
OUT
古賀 俊太郎
IN
加藤 弘堅
90′+3
OUT
小西 陽向
IN
進 昂平
90′+3
OUT
三田 尚希
IN
忽那 喬司
CARD警告/退場
39′
池ヶ谷 颯斗
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 金 珉浩
- 21 GK
- 高橋 耕平
- 37 DF
- 大野 佑哉
- 7 DF
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 近藤 貴司
- 8 MF
- 古賀 俊太郎
- 46 MF
- 西村 恭史
- 6 MF
- 杉井 颯
- 19 MF
- 小西 陽向
- 13 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- 浮田 健誠
- 18 FW
- GK 1
- 笠原 昂史
- DF 34
- 村上 陽介
- DF 4
- 市原 吏音
- DF 5
- 浦上 仁騎
- MF 20
- 下口 稚葉
- MF 33
- 和田 拓也
- MF 7
- 小島 幹敏
- MF 14
- 泉 柊椰
- FW 6
- 石川 俊輝
- FW 90
- オリオラ サンデー
- FW 23
- 杉本 健勇
SUBSTITUTEサブメンバー
- 田尻 健
- 1 GK
- 行德 瑛
- 4 DF
- 山中 麗央
- 10 MF
- 忽那 喬司
- 17 MF
- 安藤 一哉
- 33 MF
- 加藤 弘堅
- 47 MF
- 進 昂平
- 11 FW
- GK 40
- 志村 滉
- DF 22
- 茂木 力也
- DF 26
- 濱田 水輝
- MF 17
- 中野 克哉
- FW 9
- ファビアン ゴンザレス
- FW 42
- 藤井 一志
- FW 49
- 大澤 朋也
- FW 31
- 阿部 来誠
STATICSスタッツ
- シュート
- 5
- ゴールキック
- 12
- コーナーキック
- 3
- 直接FK
- 7
- 間接FK
- 1
- オフサイド
- 1
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
69′
OUT
オリオラ サンデー
IN
大澤 朋也
69′
OUT
石川 俊輝
IN
藤井 一志
75′
OUT
杉本 健勇
IN
ファビアン ゴンザレス
75′
OUT
泉 柊椰
IN
茂木 力也
79′
OUT
下口 稚葉
IN
濱田 水輝
CARD警告/退場
DATA試合環境
- 入場者数
- 6,430人
- 天候
- 晴、中風
- 気温
- 28.2℃
- 湿度
- 75%
- ピッチの状態
- 良芝
- 主審
- 宇田 賢史
- 副審
- 竹田 和雄
- 副審
- 堀 格郎
- 第4の審判
- 山本 邦博
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合の総括について
Jリーグ史上最短の再開試合だと伺っていました。そうした特異なシチュエーションの中、勝点3を取りにファイトしましたが、こじ開けることは出来ずに0-0での勝点1にとどまりました。
ただ、あの短い時間の中でもボックスに対して仕掛けるシーンを見せてくれました。もちろん最後のクロスが合う合わないの判断としたら、もっと危険な選択はあったと思います。ただ、相手が大宮さんであったということ。「そこにしかスペースが無いだろう」というところの、キッカーと受け手の瞬間。その部分に関しては準備したことにトライしてくれたと思っています。
11分+αでできることのすべてを、彼らはやってくれたと思っています。それを次の奈良戦にぶつけていくこと。しっかりと、この時間を奈良戦に繋げていくことが、まずこの"勝点1"に対して唯一できることです。その準備を、あと2日間でしっかりと準備して向かいたいと思っています。
相手のメンバー変更も含めてスカウティングされていたと思います。様々な事情を踏まえた中で、15分間をどのように戦うイメージをして臨みましたか。
まず、下口選手が恐らく前々節に怪我をしたことでメンバーを変えてくるだろうと予想していました。そんなに多くはありませんが、市原選手がウィングバックをやるのは、これまでの大宮さんが見せてきたことでもあったので、濱田選手が(下口選手に代わって)入って、茂木選手と市原選手がウィングバックに。実際左右は逆で入ってくるとは思っていたのですが、そのように想定して準備していました。
具体的には、恐らく濱田選手が入ってくるので浮田(健誠)のところで動きをつけないと、濱田選手にとっては精神的に落ち着いた15分間になってしまうのではと考えました。実際にはもっとチャンスを作りたかったというのが本音ではありますが、浮田がサイドに流れてクロスを上げるシーンというのは15分間の中でもありました。そこに濱田選手を動かすことによって、茂木選手と市原選手のポジショニングが若干中に締めざるを得ない状況になったところで、杉井(颯)と近藤(貴司)のところにちょっとしたスペースが生まれてくるのではないかと考えていました。
ピッチコンディションを含めても、ターゲットを相手陣地に向けて行かないと、相手のロングスローであったりセットプレーであったり...。濱田選手が入るということは、よりその強みが増していくことにも繋がっていくと思っていて。
相手陣地に持っていくにしても、三田(尚希)や小西(陽向)が流れているだけでは濱田選手の心拍数は上がってきません。濱田選手をいかに動かして、逆サイドのウィングバックを縮めたところでいかにボックスにボールを届けられるか。届けたとしても、そこには大宮さんのストロングがあることは承知の上で、クロッサーの瞬間のところでのスペースの取り方。その2点を共有した上で、ゲームに入りました。選手は準備したことをそのままピッチで出してくれたと捉えています。
交代は進選手&忽那選手の2枚替えがありましたが、人選や時間帯にはどのような意図がありましたか。
正直もう少し早く投入したかったのが本音でした。ただ、カードを切る・切らないと考えた時間帯、我々の自陣にボールが入り大宮さんのロングスローやセットプレーが続いていました。そこは大宮さんのストロングですし、守り切ったうえでカードを...と考えましたが、それが結果的にあの時間(アディショナルタイム)になってしまいました。
近藤がボックス付近に入っていったところに進(昂平)がもう一つ絡んでいくことに期待していましたし、フリーキックを直接狙えるキッカーとして忽那(喬司)は本当に良いキックを持っている選手。そうしたワンプレーも含めて、進と忽那を起用しました。
中止前の内容も含めて、勝点1という結果に対しては「首位相手に勝点1を奪えた」or「勝点2を落とした」どちらの印象でしょうか。
大宮さんに対してこのゲームをして「勝点2を失った」とは到底言えないです。それはJ3のどのチームであっても言えないと思います。
大宮さんは、長澤監督になられてフットボールの本質的なところ──。一生懸命に頑張るだとかプレスに出て戻すとか、剝がされたとしても全力で戻して身体を張って守って、奪ったらターンして出て行く...そうした本質的なところをJ3で一番トライされているチームだと僕は捉えています。そして勝点をしっかりと積んでいる。うまくいかない試合でもセットプレーでしっかりと得点する。攻め込まれても守る。そうしたことを毎試合積み上げているチームだと捉えています。
その大宮さんに対して、我々は全力でファイトした。我々の考え方や目指しているものは、大宮さんと近しいとは言いませんし一緒とも言えませんし、背中を追っているとも言いません。でも大宮さんとの試合は、本質的な部分で言えば、それこそ「ブンデスリーガじゃなくても長野vs大宮を見れば」そういうチームだと僕は捉えています。
その大宮さんに対して我々は全力で立ち向かった。もちろん勝点3が欲しかったですが、それは大宮さんも同じです。その中で勝点1だったというのは、お互いが全力でぶつかった結果。「この状況で勝点1しか取れなくて何言ってるんだ」と言われてしまうかと思いますが、僕としては、フットボールの世界で生かされている者として、こういうゲームをさせて貰えて良かったと思える勝点1だったと思います。
それも含めて、ここから奈良戦に向かっていくということだと僕個人としては思っています。監督としてはもちろん勝点3が欲しかった。その想いは共存していて。「0-0だったのに」と言われてしまうかと思いますが、大宮さんに対して全力でぶつかっていった、見応えのある勝点1だったのではと、自分自身は捉えています。
※試合後メディア取材より抜粋
試合前のアップから高いテンションで取り組んでいた印象です。選手たちの試合前の心境はいかがでしたか。
僕も経験のないレギュレーションでした。90分を凝縮したものを11分で出さないといけないので、それなりのテンションが必要でしたし、それに見合ったアップをさせてくれました。勢い任せではないですが、一つの手段としては、大きな要素だったと思います。それは大事にしてゲームに入りました。
経験のない試合を戦うにあたり、どんな意識を持って試合に挑みましたか。
時間も短い中で、様子を見ながらっていうのはなかなか難しいと思っていました。事故みたいなものも含めて「なにか起きれば」っていう、それが引き出せればいいなと思いながらゲームに入りました。
ピンチもありながらも、長野の見せ場もあったと思います。攻撃面についてはいかがでしたか。
様子を見ながらゲームを作るのは時間的にも難しいというのはわかっていたので、セットプレーであったりとか、ペナルティエリアにどれだけ入っていけるかっていうのもありました。決めきれなかったというのか、決定的なチャンスを作れなかったというのか...。ただひとつは、自分たち選手にとってもチームにとっても、良い経験にはなったと思います。
中止前の試合も、テンション高い試合で勝点3も見えた内容だったと思います。今日の勝点1についての印象は。
なかなか難しいと思います。中断してしまったので。あの日にそのまま試合が続いていれば、自分たちにも優位な試合になっていたと思います。それが、全選手の体力がリセットされた中での再開試合だったので...。もちろん勝点3が欲しかったんですが、何が起こるかわからないっていう意味から言えば、勝点1を積み重ねられたと捉えていいかなと思っています。
昇格に向けては勝点3を積んでいかないと苦しい状況ですが、チームをどのように盛り上げていきたいですか。
それぞれ選手が求めていることは、チームが勝つことであり試合に出ることであって。その中での良い競争が相乗効果になって、それぞれのパワーをチームに還元できればと思っています。やるべきことも目指すべきものも変わらないです。昇格という大きな目標に対しては時間もかかわってきますが、その目標は当初から変わっていませんし、可能性がある限り目指しながら、良い準備が出来ればと思っています。
すぐに次節奈良戦(9/14)を迎えます。意気込みを。
2日間しかないので、やれることをやります。勝っても負けても常に次が大事。しっかりと準備して、奈良戦に良い結果を引き出せるように、やることをやるだけだと思います。