RESULT

2024 明治安田 J3リーグ 第20節

7.6

SAT

18:00KICKOFF

VSツエーゲン金沢

AWAY 金沢ゴーゴーカレースタジアム

AWAY

AC長野パルセイロ

0

試合終了

0

前 半

2

0

後 半

1

3

ツエーゲン金沢

庄司 朋乃也
3’
小島 雅也
15’
杉浦 恭平
90’

HOME

STATICSスタッツ

シュート
10
ゴールキック
5
コーナーキック
4
直接FK
14
間接FK
0
オフサイド
0
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

46′+1

OUT

西村 恭史

IN

加藤 弘堅

46′+1

OUT

忽那 喬司

IN

浮田 健誠

62′

OUT

進 昂平

IN

山中 麗央

79′

OUT

黒石 貴哉

IN

安藤 一哉

79′

OUT

古賀 俊太郎

IN

三田 尚希

CARD警告/退場

74′

碓井 鉄平

STARTING MEMBERスターティングメンバー

松原 颯汰
30 GK
黒石 貴哉
23 DF
大野 佑哉
7 DF
工藤 駿
29 DF
杉井 颯
19 DF
古賀 俊太郎
46 MF
西村 恭史
6 MF
碓井 鉄平
40 MF
忽那 喬司
17 MF
近藤 貴司
8 MF
進 昂平
11 FW
GK 31
上田 樹
DF 25
小島 雅也
DF 39
庄司 朋乃也
DF 4
井上 竜太
DF 38
山本 義道
MF 6
梶浦 勇輝
MF 15
西谷 優希
MF 8
大山 啓輔
MF 14
石原 崇兆
MF 7
塚元 大
FW 77
マリソン

SUBSTITUTEサブメンバー

田尻 健
1 GK
山中 麗央
10 MF
三田 尚希
14 MF
安藤 一哉
33 MF
高橋 耕平
37 MF
加藤 弘堅
47 MF
浮田 健誠
18 FW
GK 21
山ノ井 拓己
DF 2
長峰 祐斗
DF 16
毛利 駿也
MF 10
嶋田 慎太郎
MF 17
加藤 大樹
FW 9
土信田 悠生
FW 11
杉浦 恭平

STATICSスタッツ

シュート
7
ゴールキック
13
コーナーキック
2
直接FK
16
間接FK
3
オフサイド
3
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

46′+1

OUT

塚元 大

IN

加藤 大樹

62′

OUT

マリソン

IN

杉浦 恭平

79′

OUT

石原 崇兆

IN

毛利 駿也

79′

OUT

大山 啓輔

IN

嶋田 慎太郎

90′+1

OUT

小島 雅也

IN

長峰 祐斗

CARD警告/退場

56′

マリソン

83′

西谷 優希

DATA試合環境

入場者数
5,434人
天候
曇、弱風
気温
28.3℃
湿度
66%
ピッチの状態
全面良芝
主審
堀 善仁
副審
櫻井 大輔
副審
荒上 修人
第4の審判
山邉 雅司

COMMENT試合後のコメント

髙木 理己監督

※試合後記者会見より抜粋

試合の総括について。

この話を始まりをどこに定めていくかは大きなポイントだと思っています。このチームをこれから良くしていこうとしたときに、スタートの切り口をどこにするかは、チームとして結構大きな分岐点だなと思います。正直いまはまだ明確に整理がついておりません。

ただ一つ言えることは、どんなに良い守備の狙いを持っていたとしても…。梶浦選手(金沢)のスペースをいかに消してそこから出て行けるかというところで。そこに限って言えば、選手は準備してきたそのものを出してくれたと思っています。金沢さんが可変してくるだろうという形を想定をした中で、古賀(俊太郎)と石原選手(金沢)のリレーションのところをしっかりとケアしながら上手く守備に入れていた事は、彼らが見せた事実としては間違いありません。

攻撃で押し込んでいくことを含めても、もちろん最後の勢いだったり、ボックスに入って行く・加速して行くっていう部分においては、もっとそういうシーンを出させてあげたいっていうのはあります。その前提としてセットプレーでの2失点、もっと言えば、我々の攻撃のCKから退場者を一人出したこと。そこに目を向けなければ、どんなに正しい事をしたとしても長いリーグ戦は勝ち切っていけません。しかもそれが後半戦の頭、金沢戦。上位に喰らいついていく為に逃してはいけない一戦で、準備をしてきたものではないディティールでゲームを難しくしたことは事実です。

わかっていてやってしまう、こんな悔しい事はありません。ただ、事実は事実として受け止めて次に向かって行かないと前に進めないと思っています。

整理できていない中でのお話で申し訳ないですが、いまの僕の頭の中ではそのように考えています。

セットプレーでの失点が続いてしまう事について。日頃から突き詰めてきた部分でもあり、現状の受け止めとしては『より一層突き詰める』『方法を変える』どちらが必要と考えていますか。

ゾーンディフェンスですので、やはりチーム全体としてボールにアタックして行くという、全体の責任。もちろんマンツーマンであればそこが明確になりやすいとか様々ありますが、そこをファジーにするのではなく、ボールに対してどれだけ「絶対にやらせたくない」相手に「蹴りにくいな」「穴が無いな」と思わせるものを出せたかっていうと、出来ていなかったからこその2失点と思っています。

また、金沢さんがゾーンディフェンスでやってくる中で、セカンドボールを拾っても完結しなければカウンターを食らうのは当たり前のことです。「相手はゾーン。セカンドは完結」その当たり前の原則があるにもかかわらず、点を取るどころか一人少なくしてしまった。やはり徹底すべきところを徹底しないと、先には進んでいけません。

目を向けるべきポイントを四方八方に散らばらせてしまうのではなく、一個一個潰していかないと積める勝点も積めなくなってしまいます。徹底したうえでやられたのであれば次に向かえますが、ここまで嵩んでいる以上、徹底できているとは思えません。改めてもう一度徹底しなければいけないと、コーチングスタッフ陣含めて取り組まないといけないものだと考えています。

セットプレーに対して「もっと徹底できることが多々ある」という事ですが『事前の準備』『実際のピッチでの対応』という両方の側面で、まだやれる事があるという認識でしょうか。

我々は指導者ですので、もちろん選手達に「こうしよう」「ああしよう」と言うことは出来ます。ここまで失点が嵩んでいる中で、彼らを助けてあげられるのは我々コーチングスタッフでしかないと思っています。ただ正直、今までのセットプレー練習に対して、もっともっとやれる事があるというのが、今の結果だと思っています。

それに対して我々が本当にリアクトできているかというと、突き詰めて行かなければいけないものは当然あります。それを選手側の非にするのは簡単だと思いますが、僕はそれよりも前に、我々が彼らに対して授けるべきもの・授けようとする姿勢・熱量・情熱みたいなものは、もっと前に出してあげられるものがあると思っています。それは先ほどコーチングスタッフに伝えました。

そうしたエネルギーを"全体で"と言う前に、誰かのせいにするのではなく、まず自分の仕事として自分を変えていく。一番苦しいのはピッチで戦っている彼らで、それを支えて助けてあげられるのはコーチングスタッフです。そこから逃げずにやって行かなければ、彼らに対してああだこうだ求めるのはお門違いだと思います。

出来ていない事がある以上、それをやるっていうことに目を向けて進んで行くこと。下を向いている暇は無いと思っています。

冒頭で「チームにとっての分岐点」というお話がありました。それはチームのスタイルに対してなのか、今後昇格を狙って行く上での分岐点なのか、どちらを指しているのでしょうか。

両方だと思います。

4-4-2に変えましたが、松本戦よりも下がらずにボールを奪って出て行けるシーンはあったと思っています。もっと言えば前回対戦の時は金沢さんに対してそれが出来なかった。その姿勢は事実としてしっかりとある訳です。では「スタイルが出せた。次に向かって行ける」と言えるのかっていう所です。我々が出来た事をしっかりと守って「出来た」と言い切る為には、セットプレーで2失点し、追いかけなければいけないセットプレーで退場者を出してしまうようでは我々のスタイルは守れません。

また『セットプレー』ばかり言って我々の良さを失ってしまっても、しっちゃかめっちゃかになってしまいます。"卵が先か鶏が先か"という中で、ちゃんとどちらかを定めて「ここから始めるよ」っていう所を目を揃えて行かないと、今後ガタガタと落ちてしまうかもしれないし、崩れずに持ちこたえるかもしれないし…。そういう大きなポイントを、どう伝えていくか、どう捉えていくか。「こう行くよ」っていう考え方をみんなで共有していかないと、良いものが良いと言えなくなってしまいます。

そういう意味で、この話のスタートはしっかりと定めないといけないなと考えて、冒頭のような話をしました。

MF 46
古賀 俊太郎

※試合後メディア取材より抜粋

いつものポジションとは違う、右サイドハーフでの出場でした。意識していた部分と、実際の感触はいかがでしたか。

今週の中4日の練習で、紅白戦でもスムーズにやれていましたし、YS横浜の時にやっていた役割と似た部分がありました。パルセイロでやったのは初めてでしたが、コンセプトに則ってプレーするだけでした。間で受けられるシーンもありましたし、大外のクロスから2回くらいチャンスもありました。守備の面でも、僕がボランチでやっている時にサイドハーフの選手にやってほしいこと…。下がらずに牽制し続けることはある程度出来たのかなとは思います。でも、セットプレーで2失点して、ゲームが決まってしまった印象があります。

セットプレーでの失点について、どのように受け止めていますか。

セットプレーやクロスからの失点が多いのは明らかです。セットプレーの練習がどうとかクロス対応の練習がどうとか、そこまで行かせない為には何が最善なのか。僕はそこに特化した選手でも無いので、なんでこんなに失点してしまうんだろうっていうのは思います。みんな失点を減らしたいと思っているし、それは試合に出ている選手・出ていない選手、セットプレーをやってくれているコーチ陣。みんなが「なぜ失点が多いんだろう」っていうのは考えてやっている中で、なかなか結果に結びついてこないのは、僕自身もいち選手として悔しいです。練習するしかないんでしょうけど「どうしたら減るんだろうな」っていうのが今の気持ちです。昨日の前日練習であったり今日の試合前であったり「セットプレーでやらせない」っていう意思疎通が出来ている中でもやられてしまって。もどかしい気持ちですけど、それを改善しないと、今シーズン僕たちが積み上げてきたものが口だけっていうか。結局良い事を言ってもセットプレーでの失点は減らずに「勝てなかった」になってしまいます。

僕自身本当に勝ちたいし、このチームに来て試合に出て責任も感じています。理己さん(髙木監督)が一番感じているでしょうけど、ピッチに立っているのは僕たち。理己さんは自分自身とスタッフ陣に矢印を向けていましたが、ピッチには立てません。心の底から昇格したいっていう気持ちは、チーム全員、サポーターだったりフロントスタッフも含めて、そう思っている人たちばかりです。そういう人たちが報われるように、ピッチに立っている僕たちがなんとか変えていかないといけないと思っています。

後半大きな決定機もありましたが、サイドハーフならではというシーンでもあったかと思います。

ボランチの選手でシーズン10得点っていうのは、キャンプ中から掲げていて。3-4-2-1だと特にクロスに間に合わないっていうもどかしさがありましたが、4-4-2でサイドハーフだと、最初からあの位置に行けるので。(決定機の場面は)入ったかなと思ったんですが、相手GKが触って。あれが入っていればという所でしたが...。次の試合でもサイドハーフで出るのかっていうのはわかりませんが、チームを救わなければいけない立場だと思うので、ゴール含めてそういう所でチームに貢献していきたいです。