2024 明治安田 J3リーグ 第19節
6.29
SAT
16:00KICKOFF
VS松本山雅FC
AWAY サンプロ アルウィン
AWAY
AC長野パルセイロ
- 杉井 颯
- 78’
1
試合終了
0
前 半
0
1
後 半
1
1
松本山雅FC
- 樋口 大輝
- 57’
HOME
STATICSスタッツ
- シュート
- 8
- ゴールキック
- 20
- コーナーキック
- 3
- 直接FK
- 10
- 間接FK
- 1
- オフサイド
- 1
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
72′
OUT
進 昂平
IN
山中 麗央
72′
OUT
砂森 和也
IN
杉井 颯
82′
OUT
小西 陽向
IN
近藤 貴司
90′
OUT
碓井 鉄平
IN
古賀 俊太郎
90′
OUT
忽那 喬司
IN
安藤 一哉
CARD警告/退場
88′
杉井 颯
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 松原 颯汰
- 30 GK
- 黒石 貴哉
- 23 DF
- 大野 佑哉
- 7 DF
- 工藤 駿
- 29 DF
- 砂森 和也
- 48 DF
- 忽那 喬司
- 17 MF
- 西村 恭史
- 6 MF
- 碓井 鉄平
- 40 MF
- 小西 陽向
- 13 MF
- 進 昂平
- 11 FW
- 浮田 健誠
- 18 FW
- GK 1
- 大内 一生
- DF 40
- 樋口 大輝
- DF 2
- 宮部 大己
- DF 5
- 常田 克人
- DF 17
- 山本 龍平
- MF 15
- 山本 康裕
- MF 32
- 米原 秀亮
- MF 10
- 菊井 悠介
- FW 46
- 安永 玲央
- FW 11
- 浅川 隼人
- FW 41
- 村越 凱光
SUBSTITUTEサブメンバー
- 田尻 健
- 1 GK
- 杉井 颯
- 19 DF
- 近藤 貴司
- 8 MF
- 山中 麗央
- 10 MF
- 安藤 一哉
- 33 MF
- イ スンウォン
- 35 MF
- 古賀 俊太郎
- 46 MF
- GK 16
- 村山 智彦
- DF 13
- 橋内 優也
- DF 48
- 藤谷 壮
- MF 8
- 住田 将
- MF 22
- 佐相 壱明
- FW 14
- 安藤 翼
- FW 6
- 山口 一真
STATICSスタッツ
- シュート
- 12
- ゴールキック
- 8
- コーナーキック
- 8
- 直接FK
- 14
- 間接FK
- 2
- オフサイド
- 2
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
76′
OUT
浅川 隼人
IN
安藤 翼
82′
OUT
山本 龍平
IN
藤谷 壮
82′
OUT
山本 康裕
IN
佐相 壱明
82′
OUT
村越 凱光
IN
山口 一真
CARD警告/退場
90′+5
山口 一真
DATA試合環境
- 入場者数
- 14,411人
- 天候
- 晴、無風
- 気温
- 29.4℃
- 湿度
- 32%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 瀬田 貴仁
- 副審
- 若宮 健治
- 副審
- 柳岡 拓磨
- 第4の審判
- 菅 賢太郎
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合の総括について
選手たちは100%ファイトしてくれましたし、どちらにも転ぶゲームで、どちらにも勝つ可能性があるような展開だったと思います。彼らは勝ちに持って行きたいという姿勢を充分に出してくれたと思っています。ただ、勝点3を狙っていた中でも、我々にとっては勝点1も非常に大事な勝点です。本当に必死に戦った結果で手にした勝点1ですので、それを無駄にしないように次節の金沢戦に繋げて行きたいと捉えています。
今週は4-4-2にトライして本番を迎えました。システム変更した経緯と成果については。
まず経緯ですが、今まではしっかりとファーストディフェンダーを決めて後ろから押し出す枚数が5枚。その網にかけて縦パスを入れて加速していくようなところで強みを見せてきたチームでした。序盤戦の沼津・福島さんのように付き合ってくれるチームとの対戦や、ルヴァンカップ然り、ぶつかって来てくれるチームに対しては、勝敗を抜きにしても我々らしい展開を見せることが出来ていました。
逆に付き合ってくれない、ターゲットを置いて一個飛ばして我々の距離を奪ってくるようなチームに対しては、後ろに枚数をかけている分、飛ばされてしまうと重たくなってしまいます。同時進行で気温も上がって来ました。枚数をかけてペナルティボックスの中に下がったとしても、一歩が出ずに失点してしまっていました。
例えば「松本さんが4-3-3で来るときはこうやってプレッシングをかけよう」とか「相手がこう変えてきたらこうしよう」とか、そうした練習はほぼ一切していません。にもかかわらず、彼らが今日こういう姿勢を見せてくれたのは、しっかりとプレシーズンから積んできたものが彼らの中にあるという事です。
行きたいけど行けない、ファーストディフェンダーとして行くエネルギーは有ってもそのエネルギーを出させて貰えない。その閉塞感を彼らの中から取っ払ってあげなければ、彼らの内に眠っているもの、宝の持ち腐れになってしまいます。
目を合わせるべきところを提示するだけで、我々の原理原則にリレーションシップを取っていくだけの話です。そのリレーションシップを取る場所を指定した上で、彼らはこういうゲームを表現してくれました。うまく行ったこともうまく行かなかった事もありましたが、100%感謝しかない姿勢を彼らは見せてくれました。なんとか勝ちに持って行ってあげたかったのが本音ですが、彼らが見せてくれた姿勢は素晴らしかったです。
よりビルドアップで縦に刺して加速していく形が作りたかったところもあるかもしれませんが、トランジションのところから相手を上回って奪った得点シーンだったと思います。総じて攻撃についての出来栄えは。
まず守備のファーストポジションが違いますので、なかなかトランジションで縦に刺して行けるようなシーンはなかなか難しく、そこまで求めるのは酷かなというのが一つです。また、恐らくこの形をとればボールを安定して相手陣地に運んで行くことは出来るだろうというのは考えていました。なので、そこにフォーカスするとどうしても縦に刺して加速していこうっていうものとは天秤にかかってしまうので、ボリュームが落ちるのは当然です。彼らは必死に頭を回しながら表現してくれていて、それは準備期間から求めていたことでした。
ただ仰るとおり我々の良さは、縦に刺していく形がベストです。なのでハーフタイムで、砂森と黒石のところで、村越選手と菊井選手を剥がした時にもう一個縦パスを受ける位置と、あとはそこへのランナーであったり。そこを付け加えないとスコアは動かないという話をしました。結果的にそこから得点に結びついたとは限りませんが、ただそうした姿勢が1点を呼んだと思っています。
金沢戦でどのような立ち位置で挑むかはわかりませんが、我々の良さを良さとしてぶつけて行けるように、この90分だけとしてではなく、しっかりとフィルムを切らすことなく続けて行きたいと捉えています。
信州ダービーという一戦で前節のスタメンから7人変えた意図と、試合前に選手達に伝えた言葉は。
選手は100%努力してくれていますし、成長してくれているものに対して、監督として「足りていないよ」とかいう事は彼らに対して1%もありません。でも、だからと言って富山戦の失点を許していては次に進めないなと。もちろん選手は努力しています。
大野が以前ご取材で「ダービーが盛り下がっている」と話していましたので、なぜかと彼に聞くと「勝ってないからです。上位にいないから」という言葉が返ってきました。その通りだと思います。1位と2位の対決だったらどうだったか。我々が上位にいたらパルセイロのサポーターはどうだったのか。それをサポーターの皆さんは何年も待ち続けているので、我々が変えられるものは変えなければいけないし、そうした意味では俺たちは弱い。弱いチームが何をするかと言えば、必死にやることだと。だけど我々には原則があって、むやみやたらに何も言わずにここは蹴るとか、言うとおりにしろっていう事で作られるチームではありません。そのポジティブなエネルギーをいかにピッチに注いでいけるか。我々がいま勝点を取れていない事に「あの時守れていれば...」とか、たらればに頼っていては弱いままだから、このゲームから行こうと。そういう話をして送り出しました。
メンバーに関しては、例えば工藤をスタメンに置き、GKに松原を置いたのは前節富山戦でミノ(金珉浩)が痛めたのは皆さんも見ての通りだったと思います。そういう決断もありましたが、以上のマインドが決断の根にあったのは事実です。
※試合後メディア取材より抜粋
率直な気持ちは。
悔しいです。やっぱり信州ダービーは勝ちたいです。このスタジアムで、天皇杯予選では勝っていますが、リーグ戦は勝っていません。その歴史もあって勝ちたい気持ちが強くありました。勝てたなっていう気持ちもあるし、追いついて良かったなという気持ちもあります。でも勝ちたかったっていう気持ちが一番強いです。
ベンチスタートでしたが、どんな気持ちを抱いていましたか。
やっぱり悔しいですし、この信州ダービーは出たいですし。ただ、そこは自分ではコントロールできない事としてすぐに切り替えました。試合に出たら俺を「もっと早く使っておけばよかった」と思わせるくらいの活躍をしないとスタメンで使ってもらえません。久々のベンチで、試合に出る喜びやスタメンで出る喜びを改めて感じましたし、だからこそスタメンで出たいと思いました。1得点という形でしたが、結果で出せて良かったなと思います。
ゴールシーンについて振り返ってください。
まずは(浮田)健誠くんにアシストしたかったなという気持ちがありました。けど、そのあとのプレーは正直あまり覚えていなくて。さっき試合後のロッカールームで、(山中)麗央が競ってたと聞いたんですが、僕の記憶には全くなくて(笑)。ただ目の前にボールが来たので、シュート打てばいいかなと思って打って。いつもだったら、左に逸れたりバコーンと上に打ち上げたりしているなと思ったんですが、当たったという感覚があって、前を見たら「入ってんじゃん!」って。そういう感じでしたので、本当に夢中になってボールを蹴ったら入って、本当に良かったです。
リーグ2試合連続得点。「こんなに得点する選手だったかな?」とびっくりな嬉しさですが、いかがでしょうか。
僕もびっくりしています。去年、散々チャンスがありながら決め切れなくて。それもあって去年の順位もあるなっていうのは自分で反省していますし、ここまでの前半戦で、ルヴァンカップを合わせると4点取れているのは、ひとつ成長した部分かなと思います。ただやっぱり後ろの選手としては、得点も大事ですが失点しない事。身体を投げ出すこともまだまだ足りないなと思いますので、点も取りながら、そういう所ももっと意識していきたいと思います。
今日の守備の手応えは。
本当に、大卒選手の工藤が前半も身体を投げ出してボールを止めたりするシーンがあって、そういうのをベンチで見ていると、シンプルに「良いな」と。ああいう姿勢が足りないと思っていましたし、ミーティングでもそういう話をしていて。大卒の選手がちゃんとやってくれるっていうのは「やっぱり僕はまだまだ足りないな」っていうのを思わされましたし、そういう選手に見習いたいなと感じました。
リーグも折り返し、より結果がシビアになって来る後半戦になります。
前半戦は勿体ないような勝点の取りこぼしがあって。終盤で追いつかれたり逆転負けだったり、そういう事が多くて。だからこその順位だと思っています。最後まで諦めない、身体を投げ出したりして「やらせない」っていう強い気持ちを持っていければ、勝点1が勝点3になったり、勝点0が勝点1になったりするし、本当にそういうのが大事だと思っています。僕たちはそういう所をもっともっと頑張るので、今日みたいな素晴らしい応援を、これからもサポーターの皆さんにお願いしたいです。
昇格はまだまだ諦めていませんよね。
もちろん。僕はこのチームで昇格したいと思って3年目になりますし、この時期は本当に勝てない時期が続いていますので、勝ちたい。どのチームもすごい良いチームですし、なかなか勝つのは難しいですが、どんな相手でも、勝って前に行くっていう姿を見せられれば。そういう姿を見せて昇格を目指して行きたいです。
※試合後メディア取材より抜粋
最後に身体を張って守るようなシーンも多く見られましたが、守備の手応えはいかがでしたか。
失点はセットプレーでしたし、流れの中での手応えっていうのはありました。工藤は経験が浅いですが、頑張ってくれていたので助かりました。
攻撃で前に出て行くシーンも見られました。4バックにおいて必要なプレーになって来るかとおもいますが、その点についてはいかがでしたか。
立ち位置的な事で今までとは少し違う景色ということもあって、まだ伸びしろとして感じているところはありますが、受ける前に味方に指示を出したりとかそういうのは今週の練習から意識していたので、そういう部分は出せたかなと思います。
今後のシステムはわかりませんが、ひとつ選択肢が増えたという手応えもありますか。
理己さん(髙木監督)も対策されやすいチームになってしまったと話していましたので、いろんなオプションがあればより強くなれると思います。3バックでも4バックでも、何のストレスもなくやれる体験が今日できたので、ここからの後半戦に向けて、前半戦で取りこぼし過ぎてしまった勝点を取りに行こうと思います。
セットプレーについての課題は。
練習でやり続けるしかないかなと思っているので。毎週僕が言っていると思うんですが、練習から気を引き締めて、同じようなミスを繰り返しているようではプロでは無いと思っているので。厳しい言葉を投げるかもしれませんが、そういう雰囲気でやっていけたらと思っています。