2024 明治安田 J3リーグ 第15節
6.1
SAT
14:00KICKOFF
VS大宮アルディージャ
AWAY NACK5スタジアム大宮
AWAY
AC長野パルセイロ
- 浮田 健誠
- 22’
1
試合終了
1
前 半
1
0
後 半
3
4
大宮アルディージャ
- 小島 幹敏
- 15’
- 石川 俊輝
- 50’
- アルトゥール シルバ
- 58’
- アルトゥール シルバ
- 69’
HOME
STATICSスタッツ
- シュート
- 7
- ゴールキック
- 8
- コーナーキック
- 4
- 直接FK
- 17
- 間接FK
- 0
- オフサイド
- 0
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
66′
OUT
黒石 貴哉
IN
安藤 一哉
66′
OUT
田中 康介
IN
近藤 貴司
66′
OUT
浮田 健誠
IN
進 昂平
75′
OUT
西村 恭史
IN
加藤 弘堅
80′
OUT
忽那 喬司
IN
三田 尚希
CARD警告/退場
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 金 珉浩
- 21 GK
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 大野 佑哉
- 7 DF
- 杉井 颯
- 19 DF
- 黒石 貴哉
- 23 DF
- 西村 恭史
- 6 MF
- 古賀 俊太郎
- 46 MF
- 田中 康介
- 25 MF
- 小西 陽向
- 13 MF
- 忽那 喬司
- 17 MF
- 浮田 健誠
- 18 FW
- GK 1
- 笠原 昂史
- DF 34
- 村上 陽介
- DF 4
- 市原 吏音
- DF 5
- 浦上 仁騎
- MF 7
- 小島 幹敏
- MF 20
- 下口 稚葉
- MF 30
- アルトゥール シルバ
- MF 6
- 石川 俊輝
- MF 14
- 泉 柊椰
- FW 42
- 藤井 一志
- FW 23
- 杉本 健勇
SUBSTITUTEサブメンバー
- 松原 颯汰
- 30 GK
- 近藤 貴司
- 8 MF
- 山中 麗央
- 10 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- 安藤 一哉
- 33 MF
- 加藤 弘堅
- 47 MF
- 進 昂平
- 11 FW
- GK 40
- 志村 滉
- DF 26
- 濱田 水輝
- DF 38
- 鈴木 俊也
- MF 8
- 高柳 郁弥
- MF 17
- 中野 克哉
- MF 39
- 泉澤 仁
- FW 49
- 大澤 朋也
STATICSスタッツ
- シュート
- 8
- ゴールキック
- 8
- コーナーキック
- 4
- 直接FK
- 7
- 間接FK
- 1
- オフサイド
- 1
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
81′
OUT
石川 俊輝
IN
高柳 郁弥
81′
OUT
下口 稚葉
IN
濱田 水輝
87′
OUT
藤井 一志
IN
大澤 朋也
87′
OUT
泉 柊椰
IN
鈴木 俊也
CARD警告/退場
80′
杉本 健勇
DATA試合環境
- 入場者数
- 6,800人
- 天候
- 晴時々曇、弱風
- 気温
- 28.5℃
- 湿度
- 32%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 友政 利貴
- 副審
- 高寺 恒如
- 副審
- 村田 裕紀
- 第4の審判
- 小林 拓矢
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合の総括について
とにかく早く練習したいというのが、僕も選手も含めての事だと思います。アルトゥール シルバ選手のシュートだったり、泉選手や杉本選手が突破してのクロスであったり、そうしたものを同等に出せるんだと踏まえた上で、今日出せなかったのであれば悔しがってしかるべきだと思います。特にアルトゥール シルバ選手の、あのコースで突き刺せるシュート。これにはもっと日常でやるべきことが多々あると突き付けられました。
やるべき方向性、選手が示してくれた姿勢に関しては、全く悲観するものは無いと思っています。ただ我々のブロックの外から、あのようなクオリティを見せられてしまうと──。やはり、もう一つボールを前進させていくこと、相手陣地に閉じ込める事。相手陣地に閉じ込めた上で、もう一度ブレイクして行く事。そうした所をもっと突き詰めていかなければならないと、改めて突きつけられたゲームだったと思っています。
とにかく練習して、もう一個パワーアップしたAC長野パルセイロをぶつけて行かなければ、我々の目標であるJ2というのは、どんどん遠く離れて行ってしまいます。日々の練習をもっと大切にしなければいけないと突き付けられた一戦だったと捉えています。
前半は押し込まれる場面がありながらも、崩されている印象はありませんでした。後半立て続けに失点してしまった要因は。
我々の2失点目は、スローインからの流れで前線に起点を作られてキープしている時間の中で、泉選手が外から湧いてきたようなシーンだったと記憶しています。「そんな単純なことで」と思うかもしれませんが、そのシンプルなことを大宮さんは徹底していて、ロストせずに加速する形を取ってきました。あそこで対峙した黒石は、我々で言えば一対一で信頼を置ける選手です。その中で、泉選手への対応について前半から少し後手を踏むようなところがありました。我々のベストをぶつけたとしてもそれを上回られて、シンプルな形で割られてしまった事。そうした所を突き付けられたことが、このゲームにおいて本当に大きなポイントです。
やり方そのものに破綻をきたしたわけではなく、いつもはあそこで起点を取られたとしても、黒石のところで時間をかけながら斜めのボールを防げていたところを、今日は一歩分足りなかった。その一歩分のところでも、恐らく泉選手はもう一歩奥も見据えた上でアウトサイドのパスを選んでいるはずです。ボックスを横切って通すパスで言うと、我々であれば後半の安藤が突破して左サイドで低く通したパス。あの一本くらいだったのではないかと思います。それを大宮さんがあそこで加速する形であれば、グラウンダーなり空間なり、そこを通してきたのは間違いありません。その差が、そのまま1-4というスコアに出てしまったと思います。
「後半の立ち上がり」とか「ゲームを通して」っていう事よりも、そのクオリティを、たまたまあの時間帯で見せられただけの事。それ以外のところでも、それに近しいシーンはあったと思います。
なので、もう一回日常のレベルを上げて行くこと。ここで揺らぐようでは我々のスタイルと呼べるものは無いと思います。
力の差が大きいという印象は確かにありましたが、前半は少なからずはまっていて、方向性に間違いはないという自信も得られたのでは。
1-4という結果で、(方向性が)合っているとか間違っているとかっていう議論は、正直僕にはできません。ただそれは別として、我々としてはこの形で行かないと、京都戦や札幌戦を否定することになると僕は思います。その中で、もう一個前進すること。縦パスのロストはありましたが、それは気温が低く何度も行ける時であればトランジションで奪い返すようなシーンも作れていました。今日のように気温が上がった中でトランジションの瞬間を作って行くのであれば、ボールを意図的に繋いでポゼッションして行くのではなく、ボールを意図的に前進させながら相手陣地でブレイクして行くことに尽きると思っています。
なのでそれは、勝ったから・負けたからといって揺らぐものではないという事。これを型としてやって行かなければ、我々に先はありません。それはブラさず、自分たちのやれる事。大宮さんとは違うものをぶつけて、何としても食らいついていきたいと強く思ったゲームでした。
守備について、選手たちにはどんなイメージを伝えて送り出したのでしょうか。
とにかく我々のゲームをぶつけない事には、良し悪しの判断が出来ません。その中で選手たちが見せていた姿勢。もちろんミスはありましたし、もっと相手陣地に侵入して閉じ込める事が出来ればよかったですが、でもそれに必要なことは、ボックスの中にボールを届けることであったり、そこで前を向く・仕掛けていく・相手の背後に入って行く。そうした事が、相手を閉じ込める事に必要な要素です。それを選手は全力で表現してくれましたが、大宮さんと我々どちらが脅威かと言えば、ボールを届ける質であれば大宮さんの方が…という事を認めざるを得なかった。そこをごまかして先に進めるようなクラブではないと捉えています。そうした意味で、もっと一本のパスを届けて行くこと。もっと言えば、枚数をかけることは出来てもボールを入れることが出来なければ結局、二次攻撃・三次攻撃をくらってしまうような事があります。押し込んだとしても点が取れる形。点を取るためにもう一個仕掛けていく姿勢というのが求められると。そして仕掛けた時のクオリティというものを追求していかなければいけないと、改めて突きつけられた90分だったと捉えています。
※試合後メディア取材より抜粋
相手の個の力量差があることは承知の上だったと思いますが、実際にピッチではどう感じましたか。
相手の質とかクオリティは分かったうえでの闘いでした。でも前半は1失点してしまいましたが崩れることなく僕たちの型を出せたのはすごく良かったとは思います。その中でチームとして1点返せたことは良かったんですが、後半どっちに転ぶか分からない時に、相手のクオリティが上回ってしまった事が、悔しいですが事実です。そんな試合だったなと思います。
セットプレーでの得点シーンについて振り返ってください。
1本目に同じような位置からセットプレーがあって、その時は杉本選手にブロックされてしまいました。でもその前の位置に入ったら、喬司(忽那選手)のキックの精度は武器だし、そこにボールが入ってくると思っていて。実際に思ったところに入ってきてくれて、コースを変えるだけでGKも取れなかったですし、そこは狙いどころ通りでした。
前半を1-1で折り返し、後半に向けてはどんな戦いをしようと考えていましたか。
前半の最後のように、俊太郎(古賀選手)とヤス(西村選手)が良いテンポでボールを繋いだ後に加速するイメージがあったので、それがやりたかった。でも思ったよりも後半押し込むことができて。もしかしたら相手にボールを持たされていたのかもしれないので、最後のペナルティエリア付近のクオリティの部分が足りなかったです。それで相手のカウンターになって。それが、僕たちの押し込んだ時の課題であって。オープンな時にみんなで活かせる武器ではあるんですが、押し込んだ時にも、よりクオリティを出していかないといけないと思いました。
後半早い時間帯に失点してしまいましたが、その時の心理状態はどんなものでしたか。
良い意味で、失点しても取り返す能力があるチームだと思うので、最初の失点で選手たちが落ちる事はなかったです。最終ラインも身体を張ってくれていたんですが、触れない位置からの綺麗なシュートであったり、綺麗なクロスであったり。本当に相手のクオリティを見せつけられた感じはありました。そこは僕たちも真似をしないといけないとところだと感じました。
一方で、やり方自体は間違っていた訳ではないと実感出来た部分もあったのでは。
だからこそ、相手陣地に入った後の、ラストパスに繋がるパスであったり、シュートを打つ前の前のパスであったり。そういう精度の部分で、もっと練習で取り組む必要があるなと実感しました。
やりたい事をやる為の「個人の技術」が大宮と長野の差だったという事でしょうか。
そうですね、本当にそこで。気持ちいいテンポでやれているようで、やれていなかったので。そこは本当に突き詰めて行きたいと思っています。