RESULT

2024 明治安田 J3リーグ 第13節

5.6

MON

14:00KICKOFF

VSテゲバジャーロ宮崎

AWAY いちご宮崎新富サッカー場

AWAY

AC長野パルセイロ

三田 尚希
44’

1

試合終了

1

前 半

0

0

後 半

0

0

テゲバジャーロ宮崎

HOME

STATICSスタッツ

シュート
3
ゴールキック
14
コーナーキック
1
直接FK
14
間接FK
0
オフサイド
0
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

63′

OUT

三田 尚希

IN

小西 陽向

63′

OUT

浮田 健誠

IN

イ スンウォン

70′

OUT

古賀 俊太郎

IN

パク スビン

90′+4

OUT

小西 陽向

IN

忽那 喬司

90′+4

OUT

イ スンウォン

IN

工藤 駿

CARD警告/退場

STARTING MEMBERスターティングメンバー

金 珉浩
21 GK
池ヶ谷 颯斗
5 DF
大野 佑哉
7 DF
杉井 颯
19 DF
黒石 貴哉
23 DF
西村 恭史
6 MF
古賀 俊太郎
46 MF
田中 康介
25 MF
三田 尚希
14 MF
山中 麗央
10 MF
浮田 健誠
18 FW
GK 55
青木 心
DF 2
青山 生
DF 33
黒木 謙吾
DF 15
辻岡 佑真
DF 16
吉田 朋恭
MF 50
安田 虎士朗
MF 20
阿野 真拓
MF 38
楠 大樹
MF 41
上野 瑶介
MF 5
坂井 駿也
FW 11
橋本 啓吾

SUBSTITUTEサブメンバー

松原 颯汰
30 GK
工藤 駿
29 DF
小西 陽向
13 MF
忽那 喬司
17 MF
パク スビン
26 MF
安藤 一哉
33 MF
イ スンウォン
35 MF
GK 21
清水 羅偉
DF 3
代 健司
DF 36
吉永 昇偉
MF 14
江口 稜馬
MF 44
井上 怜
FW 13
北村 知也
FW 18
吉澤 柊

STATICSスタッツ

シュート
13
ゴールキック
9
コーナーキック
9
直接FK
11
間接FK
1
オフサイド
1
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

46′+1

OUT

上野 瑶介

IN

吉澤 柊

46′+1

OUT

楠 大樹

IN

井上 怜

86′

OUT

坂井 駿也

IN

北村 知也

86′

OUT

青山 生

IN

吉永 昇偉

CARD警告/退場

76′

坂井 駿也

90′+1

阿野 真拓

DATA試合環境

入場者数
819人
天候
雨、無風
気温
21.4℃
湿度
90%
ピッチの状態
全面良芝
主審
鶴岡 将樹
副審
中澤 涼
副審
小野 裕太
第4の審判
南薗 憲周

COMMENT試合後のコメント

髙木 理己監督

※試合後記者会見より抜粋

試合の総括について。

今シーズン我々はアウェイでなかなか勝点を持って来られない試合が続いています。その中でなんとかして勝てたことが全てかと思います。この5月はリーグ戦が3試合しかありません。首位大宮さんとの勝点差は13だという事を考えると、内容うんぬんではなく、トーナメントとして考えなければ大宮さんに向かって行く権利すらも与えて貰えないような状況だと捉えていました。そうした話をしてゲームに入りましたので、内容の部分に関してはあまり拘っていないです。

ロッカーから選手を送り出す一番最後に話したのは、サポーターの皆さんの事。長野駅から宮崎空港までの運賃を調べました。片道5万5千円弱でした。往復と考えたら、ここに来てくれている長野のサポーターの皆さんがどれくらいの熱量を注いでこの地に来てくれているのか。その数字を見て、改めて頑張らなければいけないと思いました。更に、我々が勝っているのは全てホームで、そのホームの後押しを経て我々があると思っています。いつもその恩恵を受けて逆転勝ちを収めているのであれば、今日はせめて、リュックサックやアタックケースの中に『勝点3』というお土産を持って帰って貰わない限りはないぞと言って選手達を送り出しました。不格好だったかもしれませんが、そうしたマインドを持って今日は戦いましたし、そうしたマインドがボールを外に弾かせてくれたのではないかと信じています。

今度の試合はダービー(5/12天皇杯 県予選決勝)、金沢戦(5/18)と続きますが、AC長野パルセイロ全ての力を注いで、ダービーと金沢さんとの試合に向かって行きたいなと思います。

中2日でロングアウェイでしたが、前節からのスタート11人を1人も変えずに挑みました。その人選に至った経緯は。

まず京都戦での120分間の後、中2日での北九州戦であのパフォーマンスを出せたこと。私も選手達も、お互いにナイフを突きつけられたような状態で北九州戦に入って、勝ちを持って来られた。そして我々は一切の言い訳が出来なくなりました。その中で足りていない事とすると、アウェイの試合です。中2日前の岐阜戦であのパフォーマンスを出して、今回アウェイ戦。言い訳が効かなくなっている状態で、選手達もその覚悟を持っていますので、意図を緩めるのも自分次第だなと思っていました。「俺たちはやらなければいけない」と、それをやりがいとして振る舞っているような選手達の姿がこの数日間で散見していました。そうであるならば「ロングアウェイだから」「中2日だから」というものではなく「這いつくばってでも大宮戦に行くんだ」っていう彼らの意思を持って、あとは私が必死になって勝点3をなんとか取らせてあげることにフォーカスする。という事が、彼らの成長に報いる唯一の方法かなと思っていました。0か100かで言えば100を取って、一切変えないという決断をしました。

後半は交代選手が上手く試合に入れていなかった印象を受けましたが、それでも勝ち切ることが出来たことについては。

おっしゃる通りです。先程スンウォンと(小西)陽向には話しましたが、彼らを(ピッチに)残して仮に負けたとすれば、その責任を負わせる事になります。その責任を彼らに背負わせることは出来ませんでした。なぜならば、京都戦の120分間の陽向のパフォーマンスは物凄かったです。スンウォンの岐阜戦でのパフォーマンスやルヴァンカップ徳島戦でのファーストゴール。彼らに我々は本当に助けられています。だからこそ、その責任を彼らに負わせる責任は選択できませんでした。なので、忽那と工藤を入れました。良いものは良い、駄目なものは駄目。そういう事もありますが、彼らの成長の糧になって、この後のダービーや金沢戦に向けて、またギラついた姿があれば良い訳です。

今日は最後は内容うんぬんでは無いと思いましたし、それが宮崎さんのホームである利点で、我々がアウェイへ乗り込む上で耐えなければいけない事だと思います。常に課題を貰いながら勝って次に行ける事は、非常にポジティブな事だと思います。まだまだ成長の余白はこんなにあり、岐阜戦や今日の試合を通じていろんな学びがありながらも連勝出来ていることは本当に有難い事だと思います。この歩みをやめないように、また明日から準備していきたいなと思います。

MF 14
三田 尚希

※試合後メディア取材より抜粋

試合を振り返って。

非常に価値のある勝ちだったと思います。なかなかアウェイで勝てなかった中で、加えて今まで失点を必ずしてしまっていましたが、今日はゼロで抑えられてポジティブなゲームだったと思います。

前半のチームの出来については。

まだ出来たであろう事はたくさんありましたし、パス1本通っていれば得点だったのではというシーンもありました。我慢しながらでしたが、そこは評価しながら、まだまだ改善や成長できるようなところはあったかなと思います。

ゴールシーンについて。

ヤス(西村)がタッチラインギリギリのところでボールを持っている時は、背の高いボールのクロスが上がって来るのはわかっていたので、あのゴールシーンに関しては、僕は相手のいないポジショニングを取って合わせるだけでした。ヤスに感謝したいなと思います。

悪天候の中、先制点を取ることもポイントだったと思いますが、それも含めて今日の勝利の価値は高かったのでは。

先制点を取れたのは、ゲームを左右する中で非常に大きかったと思います。ただその後しっかりとチームとして守り切れたその姿勢も僕らの中では大事でした。得点もそうですが、それ以外の部分でも今日のゲームは次に繋がる一試合だったと思っています。

後半は押し込まれる展開でした。前線として気を付けていた事は。

バラバラにならない事。ピッチコンディションが悪かったので意識していましたし、後ろは非常に辛抱強く耐えていたので、前の選手が少しでも相手のロングボールなどを牽制できるようにプレスをかけて、その流れで自分たちで守り切れたのは大きかったと思います。

天皇杯県決勝を経て、次節金沢戦になります。3連勝と良い流れで迎えますが、次戦に向けて意気込みを。

今いい流れで来ていますが、簡単に崩れてしまうものでもあると思いますので、油断せずに。次はダービーという大事な試合が待っているので、しっかり準備していきたいと思います。

MF 6
西村 恭史

※試合後メディア取材より抜粋

ロングアウェイで厳しい日程でもあった中、勝ち切れたのは大きいのでは。

岐阜戦を逆転で勝って中二日でアウェイで、身体的にも難しい試合になるのは全員わかっていたので、とりあえず内容というより、勝って長野に帰ろうっていう事でした。全員で走って前半のうちに得点して、全員で守れてよかったし、サポーターの皆さんも天気の悪い中でも来てくれて、良い勝利を届けられてよかったと思います。

前半上手く行っていたように思いますが、プレーしていていかがでしたか。

組み立てのところに関しては、岐阜と対戦した時は結構ボールに来ていてそれが良かった分、今回は逆に自由にやれた部分が多かったです。でももっと距離感を良くしたり前進出来た部分はあったと思います。ただ勝ってそれを次に繋げる事が出来たので、チームとしても僕自身にとっても大きいというか。得点に関しても、クロスのところはキャンプからずっとやって来ていたので、うまく中に合わせられたのでゴールに繋がって良かったと思います。

前半とは一転、後半は重たい時間が続きました。

相手が後半からメンバーを変えて来て、入りからもっとやって来るっていうのはわかっていたんですが、どうしても押し込まれてしまって、なかなかボールが繋げなかったり相手の勢いに押し込まれてしまって。途中から入った選手も試合に入りづらかったと思うんですが、それはチーム全員でもっとカバーしたり、全員が全員完璧では無いと思うので、誰かがミスしたりした時にもカバーし合えれば、全員で最後まで守り切ることも出来ます。相手に押し込まれる時間が多くて、見ている人たちからしたらあまり良くない印象だったかもしれませんが、アウェイで中二日でも勝って帰る事が一番だったので、本当に良かったと思います。

DF 19
杉井 颯

※試合後メディア取材より抜粋

無失点での勝利です。率直に今の気持ちは。

やっとだなっていう感じです。でも試合中はみんな忘れてて、終わった後に「そういえばクリーンシートだね」っていう話をしてて(笑)アウェイでの初勝利っていうのも忘れてたし、没頭しているとそういうことはどうでもよくなるというか。みんなで守れて良かったなと思います。

前半は堅く進められた中、後半は厳しくなりましたが、試合全体を通しての展開については。

おっしゃる通りで、前半は良い感じでボールは進められましたが、後半は押し込まれるというか。僕たちも奪ったボールをなかなか繋げられなかったりして、押し込まれる時間が増えて。その中でも京都戦を経験していると「大丈夫だな」という感じもありましたが、ああいう展開が長いのはあまりいい事ではありません。取ったボールをちゃんと繋いで追い越していくことが大事かなと思います。

連勝を積んでいる中、次戦はダービーになります。

最高ですね。これで山雅と戦えるのは嬉しいです。でも一戦一戦っていうのは僕たちも言っていますし、リキさん(髙木監督)もトーナメントっていう言葉をよく言っていますが、そういう気持ちでやっています。今日もそうですが、内容っていうよりは勝点を積まなきゃいけないので、見ている人はハラハラドキドキするかもしれないんですが、でもとりあえず勝点3を積めればいいと思いますし、このアウェイの地ではなかなか難しいところもありました。それがホームだったら湧いて出て行けたり、この前の岐阜戦のようにできるんですが…。

ダービーに関しては結果かなと思います。去年もそれで勝っているので、また勝って勢いに乗りたいなと思います。