2024 明治安田 J3リーグ 第10節
4.14
SUN
16:00KICKOFF
VSFC琉球
AWAY タピック県総ひやごんスタジアム
AWAY
AC長野パルセイロ
- 山中 麗央
- 52’
- 杉井 颯
- 60’
- 山中 麗央
- 80’
3
試合終了
0
前 半
3
3
後 半
1
4
FC琉球
- 岩渕 良太
- 17’
- 白井 陽斗
- 33’
- 富所 悠
- 45’+1
- 白井 陽斗
- 73’
HOME
STATICSスタッツ
- シュート
- 10
- ゴールキック
- 9
- コーナーキック
- 4
- 直接FK
- 4
- 間接FK
- 1
- オフサイド
- 1
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
46′+1
OUT
忽那 喬司
IN
山中 麗央
46′+1
OUT
池ヶ谷 颯斗
IN
杉井 颯
78′
OUT
森川 裕基
IN
黒石 貴哉
78′
OUT
安藤 一哉
IN
古賀 俊太郎
78′
OUT
三田 尚希
IN
小西 陽向
CARD警告/退場
90′+1
山中 麗央
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 田尻 健
- 1 GK
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 大野 佑哉
- 7 DF
- 冨田 康平
- 3 DF
- 安藤 一哉
- 33 MF
- 碓井 鉄平
- 40 MF
- 西村 恭史
- 6 MF
- 森川 裕基
- 16 MF
- 忽那 喬司
- 17 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- 浮田 健誠
- 18 FW
- GK 35
- 東 ジョン
- DF 22
- 上原 牧人
- DF 3
- 森 侑里
- DF 14
- 鈴木 順也
- DF 4
- 藤春 廣輝
- MF 55
- 幸喜 祐心
- MF 6
- 岡澤 昂星
- MF 24
- 佐藤 祐太
- MF 10
- 富所 悠
- FW 8
- 岩渕 良太
- FW 7
- 白井 陽斗
SUBSTITUTEサブメンバー
- 金 珉浩
- 21 GK
- 杉井 颯
- 19 DF
- 黒石 貴哉
- 23 DF
- 山中 麗央
- 10 MF
- 小西 陽向
- 13 MF
- 田中 康介
- 25 MF
- 古賀 俊太郎
- 46 MF
- GK 31
- パク ソンス
- DF 17
- 増谷 幸祐
- DF 19
- 高安 孝幸
- MF 18
- 平松 昇
- FW 9
- 野田 隆之介
- FW 39
- 庵原 篤人
- FW 89
- 高木 大輔
STATICSスタッツ
- シュート
- 11
- ゴールキック
- 11
- コーナーキック
- 5
- 直接FK
- 12
- 間接FK
- 4
- オフサイド
- 4
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
56′
OUT
岩渕 良太
IN
庵原 篤人
56′
OUT
幸喜 祐心
IN
高安 孝幸
75′
OUT
富所 悠
IN
平松 昇
75′
OUT
鈴木 順也
IN
増谷 幸祐
87′
OUT
白井 陽斗
IN
高木 大輔
CARD警告/退場
57′
白井 陽斗
DATA試合環境
- 入場者数
- 2,590人
- 天候
- 曇のち雨、弱風
- 気温
- 25.7℃
- 湿度
- 71%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 佐々木 慎哉
- 副審
- 廣瀬 成昭
- 副審
- 髙木 翔
- 第4の審判
- 宮城 修人
COMMENT試合後のコメント
試合の総括について
「プロスポーツの世界に身を置く者として、前半の45分は絶対に見せてはいけない試合だったと思います。もちろん、後半盛り返したのは間違いないのですが、試合の総括ということよりもその前提のこと。
権利を主張するのであれば果たさなければいけない義務があるのであって、勝ち負け以前の義務を、監督である私も含めて前半の45分間は果たせなったということをチーム全員が大いに反省し、次に向かっていかなければならない。勝ち負け以前のことをお見せしてしまったことについて、反省という言葉では補えないくらいの前半45分間だったと思います。
そういった45分を過ごしてしまえば、このような結果になってしまいます。プロスポーツの世界で生かされている限りは、スポンサーの方々や、サポーターの方々がチケットを買ってくださったお金で我々は生活をさせていただいています。であるからこそ、お返しをしないといけない。勝利という結果をお返ししようと精一杯努力することが姿勢として現れなければ意味がありません。今日の前半45分を絶対に繰り返していけないと思っています」
前半、相手の出方が多少違ったということもあったかもしれませんが、そこに右往左往しているように見えました。一番の問題点は何だったのでしょうか?
「今先ほど総括で話をしたことは、メンタル的な部分であったり、生きるということの世の常という前提のことでした。その前提があった中での『ゲーム』という観点で見ると、我々が言う10番に出していたボールがほとんど返されていたということ。我々は3バックの2枚を『3番・5番』、ボランチの2枚を『6番』と呼んでいますが、そのポジションの選手の役割としては、相手MFラインの背後を突くこと。またその脇や間を突いていくこと。『9番・10番』のポジションにボールを届けていくことが1つの責任だと思っています。
その責任という部分においては、我々の選手は相手の白井選手のカウンターをケアしながらプレーしてくれたと思います。唯一隙ができるとすればトランジションの瞬間で走られた時。ではトランジションの瞬間を起こさせないために、『9番・10番』に届けたボールは『6番』の選手に戻さないようにと試合に入ったのですが、恐らく1失点目はそのような失点だったと記憶しています。
ミスを責めるつもりはありませんし、そのワンプレーが試合の勝敗を分けたとは思いませんが、それ以降のプレーで、ボールを守るでもなく、前線にボールを入れていくわけでもなく。上手くいかないことに関しては監督である私の責任ですが、もがくことはできます。前を向けないのであればボールを守ることは絶対にできます。そこさえも放棄してしまったという意味で、先ほどの権利と義務の話です。上手くいかなかったとしても、絶対にやらなければならないことがあります。権利をもらいたいのであれば税金を納めなければならないということ。その前提のプレーさえも放棄してしまった。
『10番』のボールを簡単に下げてラインを割ったりとか、コーナーキックを与えたりとか、そのようなプレーが散見しました。そういったプレーがチーム全体に波及してしまいました。そこの部分は大いに改善をしなければいけません、逆に言えば、後半は前を向いて行けたわけで、そこでパス&ゴーで仕掛けて行けました。そのちょっとしたプレーの選択で結果が大きく変わるということを我々は学ばなければいけませんし、そうでなかったとしても我々が果たさなければならない義務があるということ。その義務を果たせなかったということで0-3の前半になってしまったと捉えています」
後半投入した選手たちが意地を見せて1点差に迫りました。そこで相手が『このままではだめだ』ということで前へ出てきて4失点目を与えてしまった。あの時点で盛り返す術があったとすれば、どうすべきだったでしょうか?
「後半の戦いにおいては、どうやれば同点にすることができたのか。押し込まれてセットプレーでやられましたが、考え方は色々あると思います。しかしながら、今日のゲームに関しては、前半45分間にのみ反省点を持っていかないといけないと思います。後半3得点を奪えたことは事実ですし、なぜギアが入ったかというと0-3のシチュエーションがあるのは間違いないと思います。どうすれば良かったのかは監督である私自身が反省すべきことであって、ここでお伝えできることと言えば、前半45分に全力で向き合っていかないと後半の戦いの検証は意味を成さないと思います。前節の鳥取戦に敗戦し沖縄に来て、そこで前半の45分をお見せしてしまっているわけですので、なぜそうなってしまったかということにしっかりと目を向けないと次に進めないと思っています」
先ほど勝ち負け以前の問題とおっしゃいましたが、それはゴールに向かっていく姿勢ということでしょうか?先ほどボールを戻してしまったとおっしゃっていましたが?
「ボールを戻すことが悪いとは全く思わないです。しかし、何度も繰り返してしまったこと。上手くいっていないのであれば、裏へ走るとか。今日ターンの瞬間に相手が見えていないと感じたならば、しっかりとボールを止めて身体を入れてボールキープし味方に渡すとか、最低限やらなくてはいけないプレーがあると思っています。先ほどの『10番』の話はあくまで一例であって、もっと言えば、ピッチの中でも解決できたはずです。ベンチワークも含めて前半45分を費やしてしまったこと。さらに言えば、前半を0-2で帰ってきてくれれば盛り返す策を授けれたと思いますが、前半の最後に失点し、もがけなかったということ。もがく姿勢さえ見せれなかったということ。前半の内容であれば這いつくばってでも0-2で折り返す必要があったと思います」
試合とゴールを振り返って
「ピッチの外から見ていて、正直ひどい前半でした。外から見ていてストレスが溜まるといいますか、なんでなんだと見ていました。ピッチ内にいると難しいこともありますが、前半ピッチの外から見ていて弱気な感じに見えました。もっと強気に、積極的にプレーしたらと思っていました。
もっと前へチャレンジしよう、ミスを恐れずにチャレンジしようと話がありましたし、後半3点を取り返さないといけない状況でしたので、前へ行くと割り切ってプレーできる状況にありました。1点目は、杉井選手にボールが入った時に、クロスボールが上がってくるだろうと思っていましたし、上手く捌けたと思います。
2得点目は西村選手が触ってボールがこぼれてきました。足を振れば何かが起こると思っていましたし、足を振らないとゴールは生まれませんので、足を振って良かったです。今日はひどい試合だったと思いますし、こういう試合は二度と見せたくないです。ゴールを奪っても試合に勝てなければまったく嬉しくありませんし、チームを勝利に導くようなゴールを獲れるようやっていきたいと思います」
「前半の戦いをベンチから見ていて『僕たちらしくないな』と感じていました。それはハーフタイムにも伝えました。DFラインが低かったですし、攻撃もミスが多かったです。そういうゲームをしていると、やはり失点してしまいます。クロスからの3失点。セットプレー含めて4失点。前半が終わって何て声をかければよいのかわかりませんでした。
後半ピッチに入った時の円陣でも伝えましたが、自分たちらしさを出すこと。守備であればラインを上げる『ボックスアウト』と言っていますが、それをまずやらないと相手がボールを持つことができます。システムうんぬんではなく、ボールを持つことのできる相手に対してスペースを与えてしまうと、それは相手にずっとボールを持たれることになりますし、押し込まれます。
後半早い時間帯で山中選手が点を獲ってくれましたし、行けるかなという感じはありましたが、後半1失点してしまうのはきついです。後半に関しては長野のゲームだったと思いますが、セットプレーから何発もやられるのは良くない。そこを改善してもっと強くならないといけません。チーム全体の課題ですし、僕らが強くなれる部分だと思います。
後半のゲームは、僕らがやらなければいけないこと、やりたいことを出せたと思いますし、何かを変えるというよりも、まずは失点をしないということだと思います。そして攻め続ける。縦パスを入れてターンして加速していくこと。それをやらなければいけません」