2024 明治安田 J3リーグ 第5節
3.20
WED
14:00KICKOFF
VS福島ユナイテッドFC
HOME 長野Uスタジアム
HOME
AC長野パルセイロ
- 浮田 健誠
- 76’
- 忽那 喬司
- 89’
2
試合終了
0
前 半
0
2
後 半
1
1
福島ユナイテッドFC
- 塩浜 遼
- 60’
AWAY
STATICSスタッツ
- シュート
- 11
- ゴールキック
- 7
- コーナーキック
- 3
- 直接FK
- 7
- 間接FK
- 0
- オフサイド
- 0
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
61′
OUT
パク スビン
IN
西村 恭史
71′
OUT
黒石 貴哉
IN
安藤 一哉
71′
OUT
三田 尚希
IN
忽那 喬司
71′
OUT
近藤 貴司
IN
浮田 健誠
80′
OUT
田中 康介
IN
砂森 和也
CARD警告/退場
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 田尻 健
- 1 GK
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 大野 佑哉
- 7 DF
- 冨田 康平
- 3 DF
- 黒石 貴哉
- 23 DF
- 加藤 弘堅
- 47 MF
- パク スビン
- 26 MF
- 田中 康介
- 25 MF
- 近藤 貴司
- 8 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- 山中 麗央
- 10 MF
- GK 1
- 吉丸 絢梓
- DF 55
- 柴田 徹
- DF 5
- 大森 博
- DF 2
- 山田 将之
- DF 6
- 秋山 陽介
- MF 13
- 宮崎 智彦
- MF 17
- 針谷 岳晃
- MF 41
- 上畑 佑平士
- FW 7
- 塩浜 遼
- FW 40
- 樋口 寛規
- FW 10
- 森 晃太
SUBSTITUTEサブメンバー
- 金 珉浩
- 21 GK
- 砂森 和也
- 48 DF
- 西村 恭史
- 6 MF
- 忽那 喬司
- 17 MF
- 安藤 一哉
- 33 MF
- 碓井 鉄平
- 40 MF
- 浮田 健誠
- 18 FW
- GK 22
- 山本 海人
- DF 3
- 松長根 悠仁
- DF 27
- 野末 学
- FW 11
- 長野 星輝
- FW 18
- 矢島 輝一
- FW 19
- 清水 一雅
- FW 20
- 城定 幹大
STATICSスタッツ
- シュート
- 9
- ゴールキック
- 8
- コーナーキック
- 2
- 直接FK
- 8
- 間接FK
- 2
- オフサイド
- 2
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
63′
OUT
樋口 寛規
IN
矢島 輝一
67′
OUT
森 晃太
IN
城定 幹大
67′
OUT
針谷 岳晃
IN
清水 一雅
79′
OUT
大森 博
IN
野末 学
79′
OUT
上畑 佑平士
IN
長野 星輝
CARD警告/退場
DATA試合環境
- 入場者数
- 2,250人
- 天候
- 雪、弱風
- 気温
- 5.1℃
- 湿度
- 81%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 瀬田 貴仁
- 副審
- 安藤 康平
- 副審
- 川勝 彬史
- 第4の審判
- 山際 順義
COMMENT試合後のコメント
試合の総括について
「サポーターの方々と喜び合えたこと。サポーターの方々が、大きな声で自信を持って素晴らしい歌を歌ってくれたこと。その歌声を聴けたこと。その光景がこのゲームのすべてだと思っています」
2得点を決めたのが交代で入った選手でした。交代で入った選手たちに込めたメッセージや評価は?
「メッセージは、このゲームを獲りに行く、ということです。前半からそんなに悪いゲームだと思っていませんでした。正直、エネルギーをもっと注ぐことができれば、前半でゲームを決めることができるような展開だったのではないかと捉えていました。
しかし、我々は人間ですから。勝ち点を取っているチームと、ギリギリのところで勝ち点を取りこぼしているチーム。そういったちょっとしたところが起因して、福島さんに1ゴールを与えてしまい、福島さんに粘り強く勢いを持続させる展開だったと思います。
我々はそれ以上のものを出せたということだと思います。試合開始のホイッスルが鳴ってから、交代選手が入ってからの流れも含めて、福島さんの勢いを跳ね返すことができたのは、交代選手の活躍であり、今日ピッチに送り込めなかった選手たちをも含めて、チーム全体でトレーニングを積み重ねてきたことの結晶が、忽那選手のゴールに繋がったと信じています。
それを信じて、次に向けて良い準備をしたいと考えています」
今日の試合に関して、ボールを動かすことの質が上がったように感じましたが。
「質は元々備わっていると思いますし、我々の特性だと思っています。その質が上がったのは、ホームで戦えるということ。少なくとも、ホームで戦う試合は負けたくない。勝ちたい。勝ち続けたいです。どのチームも恐れる長野Uスタジアムだと思っています。長野の強さは、このスタジアムであり、このサポーターにあるのは間違いないと思います。
アウェイゲームでは、なんとか這いつくばってでも勝ち点を持って帰り、ホームであるUスタでは勢いよく攻めていく。そういったチームにしていきたいと思っています。今日のゲームに出場した選手たちのクオリティも理由であると思いますが、それ以上に、スタジアムや長野という土地。オレンジ色のユニフォームを身に纏ったサポーターの方々のおかげで質が上がったと思っています。
その熱気が上がれば上がるほど、質が上がったねと言われるようにしたい。その熱気を上げるのは我々だと思っていますので、まずはその熱気を持ってこれるようなプレーを次節もお見せしたい、と思っています」
シュートへの意識について
「前半から選手たちはシュートを打とうとしてくれていたと思います。実際に惜しいシーンを何回か創れていたと思います。あくまで、毎日選手たちを見ている私の主観ですが、何故かフルパワーで足を振れていないのではないか?もう1個突き抜けきれていないものがあると思っていました。
恐らくそれは3引き分けが続いてしまっていて勝ち点を取れていないことや、最後の最後に追いつかれたこと。様々なことが起因しているのは間違いないと思います。プロセスや流れといったチームの狙いは表現できているのですが、狙いどおりいったから相手ゴールを揺らせるとは限りません。勝っているチームのゴールをこじ開けるエネルギー。もう1個突き抜けれるものがあると思っていました。
それをどう出していけるか。ハーフタイムでも伝えましたし、チーム全員の思いが、最後忽那選手のゴールに繋がったと思っています。そこを打破するには苦労する今日のようなゲームがあると思っていましたので、そこをこじ開けることができた。我々が力があることはゲーム中でも感じていましたし、証明していかなくてはならない。今日の逆転勝利で我々に力があることを証明できたのではと思います」」
その意識が2得点に繋がった
「安藤選手が突破してくれて、浮田選手にスペースを与えることができました。もしかしたら、今までの浮田選手だったら、あの場面でパスを選択していたかもしれません。今日の浮田選手はあそこで足を振ってくれました。そこに価値があると思っています。
忽那選手のゴールについて、愛媛の頃から彼を見ていて、あの形、あのゴールは、元々そういうクオリティを持っている選手であることを十分わかっていました。忽那選手本人が言っていたのですが、忽那選手のゴールでゲームに勝ったことが今までのキャリアの中でないらしいとのこと。
彼がそう感じるくらい彼のゴールでゲームに勝利できていなかった。恐らく浮田選手も同じような感じであろうと。彼らが今後背負うものは、チームを勝たせるゴールを決める事やその責任だと思います。それらを背負った上で、ゴールを決めてチームを勝利に導いていくこと。成長の過程でそこの壁があると思いますが、それを突き破っていくことでより素晴らしい選手になっていけるのではないかと思っています。
今日のゲームで強気で足を振れたこと。ネットを揺らすクオリティを示したことが、本当に価値があることだと思っています。今までそういった思いをしてこなかった選手が、今日その扉を開けてくれました。これからも次にやってくる扉を開け続けていって欲しいと思いますし、開ける力を彼らは持っています。それは、浮田選手・忽那選手だけではありません。『次は俺だ!』と思っている選手たちが控えていますので、チームとして次にぶつかる扉を、皆で開けたいと思います」
試合とゴールを振り返って
「僕と浮田選手のゴールで、リーグ戦の今シーズン初勝利を挙げることができて良かったです。ゴールがフォーカスされがちですが、身体を張ってくれているディフェンス陣の選手たちや、ボールを回収してくれたボランチの選手たち、そういった選手たちの頑張りがチームの勝利に繋がっていると思っていますので、チーム全体を通じて素晴らしい勝利だったと思います。
前半ピッチの外から見ていて、間違いなく勝てるゲームだと思っていました。先制点を与えてしまったのがもったいなかったですし、残り時間が短い中で交代でピッチに入りましたので、自分にできることは点を獲ることだと思っていました。安藤選手、浮田選手と僕ら3人が交代でピッチに入って、前への推進力を意識したプレーが必要でしたので、そこを再現できたことが良かったと思います。
浮田選手と日頃から話をしています。前節の讃岐戦では全く仕事ができないまま僕ら2人が交代してしまい、非常に悔しい思いをしていました。『もっと頑張らないと』と、2人で話をしていましたので、切磋琢磨してることが今日のゲームで形となって現れて、凄く嬉しいです」
勝利後のシャナナ。サポーターとの歓喜の共有について
「最高の一言に尽きます。僕ら選手がゲームをしていて寒い状況の中、応援してくださっているファン・サポーターの皆様は選手以上に寒さを感じていらっしゃったと思います。そんな中でも、素晴らしい応援をしてくださって、勝たないといけないという使命感に駆られました。
勝利という結果をお届けできたことが、一歩前進だと思います。これからも素晴らしい応援の中、プレーさせていただくことが楽しみです。
連戦ですので、今日のゲームに出場できた選手が、次のゲームに出場できる保証はありませんし、チームの総合力が必要です。チーム全員が勝利に向かってプレーしていきたいと思います」
自身のゴールで勝ったことがない、という話題について
「ゴール自体を1年目のシーズン以外決めたことがありません。1年目のシーズンもゴールを決めても、同点にされたり逆転されたりと、勝ったことがありませんでした。長野に来てからも、先日の相模原戦であれば、あれだけのスーパーゴールを決めて『まさか』と思っていました。
浮田選手と『俺らが点獲らないといけない』と話をしていましたので、今日のゲームでは浮田選手が先に点を獲りましたので、僕が点を獲るしかないという強い気持ちでプレーしましたし、初めて自分のゴールで勝てたので良かったです(笑)
キックのバリエーションが多いのが僕のストロングポイントだと思っています。今日のゴールに繋がったキックは縦に落ちると言いますか、あの位置でボールを持ったらあそこしか狙わないというキックでした。
加藤選手が良い縦パスを入れてくれてましたので、あの場面でも絶対に目が合うだろうなと感じていました。そこで素晴らしいパスが来たので、ゴールは見てないのですが感覚で打ったシュートでした」
試合とゴールを振り返って
「前半から良いシーン、悪いシーンがあり、どちらに転ぶかわからないゲーム展開だったと思います。相手に先制点を与えてしまいましたが、ピッチの外から見ていて、ゴールを獲れるなと感じていました。
前半を終わって髙木監督が、『このゲームを獲ってこい』と言われたように、このゲームを勝ち切ろうと話をしていました。安藤選手、忽那選手と同時にピッチに入りましたが、交代でピッチに入った自分たちが仕事をして、『やってやろう』と思っていました。その3人が絡んで仕事できたことが大きな成果だと思っています。
ゴールシーンは、自分の一番得意な角度でしたし、自分の一番の武器でもありますし、シュートとゴール以外に考えていませんでした。ホームでのゴールは本当に最高ですし、同点にしたことでスタジアムの雰囲気が沸きましたし、選手たちのプレーのギアが1段階2段階上がったことを肌で感じましたし、『イケる!』と思わせてくれる心強い応援、それを感じるゴールでした。
シュートコースはあまり見えなかったのですが、雪でピッチがスリッピーでしたし、『ああいうバウンドをしたら相手GKは嫌だよね』と話をしていました。日頃から雪の中でトレーニングもしていますし、地の利もあったと思います。
忽那選手とは、同い歳ですし、チームが始動してから長い時間を共にしています。僕らは若手でもないですし、チームを引っ張っていける存在になりたいと思っています。ポジション的には忽那選手のアシストで僕がゴールを決めるという流れが良いかもしれませんが、忽那選手がめちゃくちゃ点獲ってますので(笑)、僕たち2人が点を獲ることでチームが勢いに乗っていければと思っています」
交代で1.5列目のポジションに入ったことについて
「今日のゲームでは頂点のポジション。最初は山中選手で、その後、忽那選手になりました。そのポジションの選手が少し降りることで相手DFを食いつかせること。ボランチの選手が前を向いた時にシャドーのポジションの選手がパワーを出して前のスペースを狙っていくという狙いがありました。
ですので、忽那選手がさばいて僕が前を向くという形が良いだろうという狙いで、髙木監督が配置してくれましたし、結果としてそれが僕が一番得意なシュートコースに位置取りできた、ということです」