RESULT

2024JリーグYBCルヴァンカップ 1回戦

3.13

WED

19:00KICKOFF

VS徳島ヴォルティス

HOME 長野Uスタジアム

HOME

AC長野パルセイロ

イ スンウォン
18’
近藤 貴司
31’
近藤 貴司
40’
加藤 弘堅
66’
木原 励
88’

5

試合終了

3

前 半

0

2

後 半

1

1

徳島ヴォルティス

カイケ
55’

AWAY

STATICSスタッツ

シュート
15
ゴールキック
8
コーナーキック
6
直接FK
12
間接FK
2
オフサイド
2
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

80′

OUT

近藤 貴司

IN

藤森 亮志

80′

OUT

イ スンウォン

IN

木原 励

80′

OUT

パク スビン

IN

碓井 鉄平

86′

OUT

田中 康介

IN

砂森 和也

86′

OUT

石井 光輝

IN

高橋 耕平

CARD警告/退場

72′

パク スビン

STARTING MEMBERスターティングメンバー

田尻 健
1 GK
石井 光輝
20 DF
大野 佑哉
7 DF
冨田 康平
3 DF
森川 裕基
16 MF
パク スビン
26 MF
加藤 弘堅
47 MF
田中 康介
25 MF
近藤 貴司
8 MF
山中 麗央
10 MF
イ スンウォン
35 MF
GK 21
田中 颯
DF 2
田向 泰輝
DF 3
石尾 崚雅
DF 4
カイケ
DF 42
橋本 健人
MF 20
児玉 駿斗
MF 23
髙田 優
MF 33
中野 桂太
MF 30
坪井 清志郎
FW 8
柿谷 曜一朗
FW 9
ブラウン ノア 賢信

SUBSTITUTEサブメンバー

松原 颯汰
30 GK
小林 佑熙
15 DF
工藤 駿
29 DF
砂森 和也
48 DF
藤森 亮志
9 MF
丹羽 匠
28 MF
高橋 耕平
37 MF
碓井 鉄平
40 MF
木原 励
22 FW
GK 40
後東 尚輝
DF 5
森 昂大
DF 13
西野 太陽
DF 82
武田 絢都
MF 14
玄 理吾
MF 10
杉本 太郎
MF 15
棚橋 尭士

STATICSスタッツ

シュート
9
ゴールキック
9
コーナーキック
8
直接FK
9
間接FK
2
オフサイド
2
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

69′

OUT

髙田 優

IN

玄 理吾

69′

OUT

柿谷 曜一朗

IN

杉本 太郎

69′

OUT

田向 泰輝

IN

西野 太陽

80′

OUT

橋本 健人

IN

棚橋 尭士

CARD警告/退場

13′

ブラウン ノア 賢信

45′+3

坪井 清志郎

90′+4

中野 桂太

DATA試合環境

入場者数
2,248人
天候
曇、弱風
気温
2.3℃
湿度
77%
ピッチの状態
全面良芝
主審
笠原 寛貴
副審
中澤 涼
副審
松本 康之
第4の審判
大矢 充

COMMENT試合後のコメント

髙木 理己監督

試合の総括について

選手が日頃準備していること、努力していること。それが結果という形に結びついてよかったです。なかなかチャンスを与えられなかった選手たちのクオリティを示すことができて、選手に感謝するとともに、改めて選手の可能性は無限大だと教えられました。言葉も通じない高卒ルーキーの選手が、プロ初めての試合で堂々としたパフォーマンスを見せてくれました。それだけでも十分ではありますが、しっかりと先制点を獲る仕事をしてくれたました。また、なかなかチャンスを与えられなかった木原が、プロ初ゴールという一歩を踏み出してくれたこと。チーム全員でそれを感じながら、喜び合えるグループであるということ。監督という立場ですが、選手から教わることは非常に多いです。改めてフットボールの正解は選手が持っていると痛感させられた試合でした。この流れをリーグ戦の讃岐戦、ルヴァンカップで言えば京都戦に繋げていくことが、その姿勢に対して報いる唯一の姿勢だと思っています。

試合開始にピンチがありましたが、先制点を奪ってから徐々に自分たちのペースに持っていくことができました。その流れをどう感じていましたか?

ブラウンノア選手に抜け出されることは、大いにあると思っていました。ブラウンノア選手を抑え込めたとしても、ライン間に入ってくる柿谷選手のところは、なかなか難しいのではないかと見ていました。このゲームを取れたのは最初の2回のピンチで失点しなかったことが大きかったのは間違いないです。徐々にピッチの中での答えを我々の原則をもとに見つけ出しました。柿谷選手に対して、逆サイドのボランチがカバーリングすること。逆サイドの3バック脇が見つけ出したところでのウイングバックのリレーションも含めて、我々の原則に合致させていったところ。そして、スンウォンのゴールが私たちに勇気を与えてくれました。そこから上手くスコアが動いてくれました。「こういうところからミスになっているからそこを改善しよう」と伝え、その改善点から2点入りました。それが彼らを勇気づけました。また、ハーフタイム含めて目線を合わせました。1人足りなくなったとしてもドリブルで抜かれてしまったら数的同数ですし、徳島はドリブルで剝がす力を持っています。後半立ち上がりに押し込まれることは想定できていましたし、1失点はあることです。そこに付き合わずにもう一回跳ね返せたことが、このゲームを大きく分けたと思っています。そういったストーリーで進んだ90分だったのではないかと考えています。

追加点が取れない試合が続いていましたが、追加点を取れた事が大きかったですか?

今日の試合に限らずいつも伝えていることは、目的を見失わないようにということです。

ゲートに立つとか、その隣の選手とリレーションを取れば、ペナルティーエリア付近まではボールを運べるだろうと思っていました。チャンスを作れていても点が獲れていない原因として、手段と目的を混同してしまうと、エネルギーが損なわれてくる側面があると思っています。今日は、選手たちが今までのキャリアで積み上げてきたゴール、クオリティをすべて見せてくれたと思っています。今日の試合では、シュートを全員で15本打とうと伝えていました。シュートを15本打てば、我々がターゲットとするスペースに誰かが走っているだろうし、我々がブレイズラインと呼んでいるスペースにボールが届いて走っていると思います。シュートを15本打つということは、ゴールに対して15回アタックするということになるので、そこの部分を伝えました。話をした結果がどう繋がったはわかりませんが、そう繋がったと信じて、次の我々にある90分間を続けて行きたいと思っています。

ボランチの選手が相手陣地でボールを奪う回数が多いように見えましたが、そこに対してどういう指示を送りましたか?

僕の指示でそうなっているのではなく、ボールが奪える状況だったから、彼はそこにポジションを取ったということだと思います。我々は相手陣地においてボールを奪いにいく行動は、イコール攻撃です。ですので、それは指示ではなく、我々が攻撃に行った結果、今日はボランチの選手がバイト(噛みつく)展開になったということだと思います。それがウイングバックの選手の時もあります。今日のゲームで言えば、冨田、石井、高橋がそこに出てくる試合もあると思います。徳島の柿谷選手を誰が見つけるのか。そういった兼ね合いの中で、今日はボランチの選手たちがあそこに出ていけるシーンが多くなったと思いますし、2点目、3点目が獲れたという点差の影響もあると思います。ですので、指示したからこうなった、ということではないと思います。

相手陣地では噛みついて攻撃する、という我々の挑みたい原則があります。ボールを持っていたとしても、持っていなかったとしても、今日はボランチの選手があのポジションを取ることによってボール奪えましたが、次の試合はそうならないと思います。先制点を獲り、2点目を獲ることができました。また、ゴールを奪った形が我々を加速させるような要因が沢山散りばめられていました。様々な因果関係が相まっての、あのポジションを取ったと思っています。またそれを再現できるように、我々はやっていきたい思っています。

誰が出ても良いサッカーができていると思います。今日の勝利がリーグ戦にどのように繋がっていきますでしょうか?

誰が試合に出場してもやれるということを証明できたと思いますが、これが次の試合のリーグ戦・讃岐戦でできるかどうかは別の話だと思っています。今日の試合の勝利は、トーナメントでの勝ち上がりですので、次に京都と対戦することが決まったということであり、次の試合のリーグ戦・讃岐戦は、また違ったタフな90分間が待っていると思っています。

今日のルヴァンカップという舞台が、今シーズンから初めてJ3・J2をも合わせながら参加する大会となりました。今日は、その第1試合目でした。アカデミーの選手たちが今日の試合を観に来てくれたと聞いていますし、沢山の方々が足を運んでくれました。ルヴァンカップが初めて長野Uスタジアムにやってくることに対して、本当に楽しみにしていただき足を運んでくださいました。今日の試合で何をお伝えできたかはわかりませんが、少なくとも長野が徳島に5-1で勝利するという誇らしい気持ちを抱いて帰っていただける90分間をお届けできたと思っています。格上のチームが長野に来て、我がホームの応援するチームが勝つということ。それを喜び合えたことに価値があると思っています。

僕が14歳の時に、ナビスコカップでカズさん(三浦知良)が決めたゴールを32年経過してもまだ覚えています。そのゴールは、ボールを奪った瞬間から戸塚さんがターンをして、カズさんが走ってゴールが決まる。32年経過しても、我々が言っているブレイクターンからの加速で32年前のナビスコカップ決勝が決まったんだなと考えると、非常に感慨深く、フットボールの素晴らしさを改めて感じました。

今日の試合に足を運んでくれた子供たちが、『パルセイロ強いんだ!』と、明日学校に行って話をしてくれるような試合だったと思いますし、32年経っても語れるような、語らなくても脳裏に焼き付くような試合をお届けしたいと思います。それを次のリーグ戦・讃岐戦でもやりたいですし、毎試合やりたいです。カップ戦とリーグ戦ではレギュレーションが異なりますが、毎試合それを目指して戦っていきたいと思っています。そのために頑張りたいと思います」

MF 35
イ スンウォン

長野初ゴールになりましたが率直な気持ちは?

先ずは今日のゲームで長野パルセイロに移籍してきて初出場することができて良かったです。また、ゴールも決めることができたのでとても嬉しいです。

得点後、真っ先にサポーターのもとにいきましたがどんな気持ちでしたか?

プロでの初ゴールという事でとても嬉しくて、サポーターのもとにいきました。

前線からのプレスも効いていたが手ごたえは?

試合に入る前にパクスビン選手から守備のことについては確認していたので前からのプレスもうまくハマったと思います。

キャンプからFWで起用されていますが手ごたえは?

ポジション的にも楽しんでプレーすることができています。ただ学ばなくてはいけないことも多いので努力していきたいです。

今後に向けての意気込み

今日の結果で満足することなく、もっと努力して頑張っていきたいと思います。

FW 22
木原 励

試合を終えての率直な気持ちをお聞かせください

リーグ戦で勝てていない中で、こうやって出場機会のない選手たちが出場してカップ戦を勝利できたことはチームとしても大きいことだと思います。僕らとしても自信になったと思います。

後半勝ってる状態でピッチに入りましたがどんな気持ちでピッチに入りましたか?

点を取ることしか考えてなかったです。それが実現できて良かったです。

プロ初ゴール決めた後いかがでしたか?

本当に嬉しいです。ゴール後も両手を上げて表すことしかできなかったです。ただ、そのくらい本当に嬉しかったです。

次の目標はリーク戦でのゴールだと思いますがその辺意気込みいかがですか?

リーグ戦でもゴールを決めたいと思っています。リーグ戦に絡んでいけるように、練習からアピールしていきたいです。