2023 明治安田生命 J3リーグ 第38節
12.2
SAT
14:00KICKOFF
VSテゲバジャーロ宮崎
HOME 長野Uスタジアム
HOME
AC長野パルセイロ
- 高橋 耕平
- 56’
- 山本 大貴
- 66’
2
試合終了
0
前 半
1
2
後 半
1
2
テゲバジャーロ宮崎
- 南野 遥海
- 27’
- 山崎 亮平
- 73’
AWAY
STATICSスタッツ
- シュート
- 15
- ゴールキック
- 8
- コーナーキック
- 8
- 直接FK
- 14
- 間接FK
- 3
- オフサイド
- 3
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
46′+1
OUT
藤森 亮志
IN
宮阪 政樹
67′
OUT
安東 輝
IN
佐藤 祐太
79′
OUT
小西 陽向
IN
秋山 拓也
88′
OUT
近藤 貴司
IN
山中 麗央
88′
OUT
大野 佑哉
IN
佐古 真礼
CARD警告/退場
56′
山本 大貴
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 金 珉浩
- 21 GK
- 高橋 耕平
- 37 DF
- 大野 佑哉
- 7 DF
- 杉井 颯
- 19 DF
- 藤森 亮志
- 9 MF
- 加藤 弘堅
- 47 MF
- 安東 輝
- 25 MF
- 小西 陽向
- 13 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- 近藤 貴司
- 8 MF
- 山本 大貴
- 33 FW
- GK 99
- 植田 峻佑
- DF 17
- 小川 真輝
- DF 3
- 代 健司
- DF 26
- 藤武 剛
- DF 5
- 北村 椋太
- MF 14
- 江口 稜馬
- MF 10
- 下澤 悠太
- MF 42
- 南野 遥海
- MF 8
- 東出 壮太
- MF 80
- 永田 一真
- FW 18
- 山崎 亮平
SUBSTITUTEサブメンバー
- 矢田貝 壮貴
- 1 GK
- 秋山 拓也
- 3 DF
- 佐古 真礼
- 35 DF
- 西村 恭史
- 6 MF
- 山中 麗央
- 10 MF
- 宮阪 政樹
- 15 MF
- 佐藤 祐太
- 17 MF
- GK 21
- 清水 羅偉
- DF 39
- 井原 伸太郎
- MF 15
- 内薗 大貴
- FW 7
- 青戸 翔
- FW 11
- 橋本 啓吾
- FW 20
- 松本 幹太
- FW 25
- 髙橋 一輝
STATICSスタッツ
- シュート
- 8
- ゴールキック
- 10
- コーナーキック
- 5
- 直接FK
- 9
- 間接FK
- 4
- オフサイド
- 4
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
63′
OUT
東出 壮太
IN
橋本 啓吾
77′
OUT
江口 稜馬
IN
内薗 大貴
88′
OUT
南野 遥海
IN
髙橋 一輝
88′
OUT
永田 一真
IN
青戸 翔
88′
OUT
下澤 悠太
IN
松本 幹太
CARD警告/退場
45′+2
代 健司
54′
東出 壮太
DATA試合環境
- 入場者数
- 2,826人
- 天候
- 晴、弱風
- 気温
- 6.6℃
- 湿度
- 64%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 安川 公規
- 副審
- 高寺 恒如
- 副審
- 長谷 拓
- 第4の審判
- 堀 圭佑
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合を振り返って総括をお願いします。
最後になんとしても勝点3を持ってこようというエネルギーを持って闘いましたが、また追いつかれてドローという結果に終わってしまった事は非常に悔しいですし、非常に申し訳なく思います。ただ、いろんなシチュエーションがあった中で、勝点3を目指して掴み取ろうとした姿勢に関しては素晴らしいものを見せてくれたと思っています。ですから、それを勝点3に何としても結びつけてあげたかったというのが、今出てくる想いです。セレモニーでも話しましたが、少なくとも自分が指揮を執らせていただいた8月下旬から、選手たちは本当に手を抜く事なく…たとえ危うくそうなりそうな時でも翌日や次の試合では必ずファイティングポーズを取り直して選手たちは取り組んでくれていました。そうした姿勢に深く感謝していますし、我々の未来や、過去の正しさを証明するような生き方を、チーム全員でしていけたらと思っています。
後半からシステムチェンジしたことで好転した印象ですが、その意図は。
これが例えばシーズン序盤だったら、3枚の形を維持しながらゲームを勝点3に持ってくるやり方も一つだったと思います。セットプレー含めてチャンスが出来るにおいはあったので、大きくいじる必要は無かったのかもしれませんが、今日は最終戦であること・絶対に勝ちたいゲームであること。この厳しいシーズンの中で、FC大阪戦以降は3勝2分という、勝点を欠かさず持ってきた流れだったので、次は勝点3を取りたいと考えていました。なので「あれをこうしてこうして…」という事に時間を割きたくありませんでした。エネルギ―を、よりゴールに向けて行きたいという中で、ある程度我々が抑えなければいけないスペースを埋めて、より守備に入るところで明確にして、奪った瞬間のところで前にかけられる枚数を増やしたい。そういう意図があって、ハーフタイムに修正をしました。2得点を持ってくる所までは良かったですが、ひとつ何もないところでというか…軽率な失点をしてしまったので、それ(システム変更)が全て良かったかと言えばそうは言い切れないです。ですが、ゲームにエネルギーが出た事は間違いないので、だからこそ勝点3を持ってきたかったなというのが、素直な想いです。
失点シーンについて。ちょっとした詰めの甘さは今年を象徴するような印象でしたが、持ち越した課題として考えていますか。
そうですね。ある程度の守備に入る形。守備に入ること=攻める形っていうことになると思いますし、そこをより明確にした沼津戦から勝点を取れてきています。ただ一つ言えるのは毎試合失点しているという事。そこは大いに反省しなければいけない所で、やられているシーンというのが本当に「なにもない」というか。戦術的にという事ではなくて、球際のところだったり、あと1m、1秒、そこでの重心をどこに向けるか。予測や判断だったり。あとは絶対に負けてはいけない所でボールが宮崎さんにこぼれたり。そういうところでやられています。今シーズンJ1昇格を決められた東京Vさんなんかは、まさにそこにこだわって昇格を掴み取ったチームだと思います。そうしたチームが勝ちあがっている。おそらく来年は、もっとそういう局面で緩さを見せたチームが脱落していくだろうし、それを見せなかったチームが最後の最後まで競っていく。ほんの100あるうちの1見せてしまった方が最後脱落して…というのがJ1~J3どのリーグでも見られると思っています。そういった課題を我々は常に突き付けられていますし、今日も勝ちを持って来てあげられなかったのはまさにそうした所。そういうところの厳しさは、このリーグで戦う以上、持ち合わせていないといけない要素だと、改めて感じています。
後半からの宮阪選手や、2点目を取った山本選手などから「意地」のようなものが伝わってきました。監督から見た、その点の評価は。
意地というよりも…良い意味で、常にあれぐらいのパフォーマンスを出来ている。だから彼らはJリーグの舞台で闘い続けていると思いますし、だからこそピッチに送り出しています。それは今日に限ったことではないので。山本大貴は山本大貴だし、宮阪政樹は宮阪政樹。そこに信頼があるからこそピッチに送り出しましたし、意地みたいなものはもちろんあるかもしれませんが、それは今日に限ったことではなかった。毎日常にそういう振る舞いを見せてくれているので、それを今日も表現したと捉えています。
シーズン途中に就任し14位でフィニッシュ。出来なかった事・出来た事は、チームとしてどのように評価していますか。
出来なかった部分で言えば、後から振り返って「あそこがポイントだったな」というのは何点かあるんですが、でもその時には勝負どころってわかりませんよね。あとから振り返って「あそこの勝点が取れていれば…」とか。恐らくそれが勝負どころってことになると思うんですが、その勝負のあやみたいなものを取り切らせてあげられなかった事。それは感じています。「琉球戦であのまま勝っていれば」とか、そうするとダービーやFC大阪戦とはまた違ったものになっていたかもしれないし。でもFC大阪戦の結果があるからこそ今がある訳で。その「今」っていうところで言っても、そこから3勝2分けと続いていますし、その3分けもリードしている所から追いつかれた。やはり勝つ為に絶対に抑えなければいけないポイントを一つ失っただけではなく、2手3手同じことを繰り返してしまったというのは大いにあると反省しなければいけないと思っています。ただ、ゲーム中に見せた振る舞いや姿勢に関しては、「長野らしさ」っていう言葉が適切かはわかりませんが、我々の根幹となる背骨みたいなものは選手たちは表現してくれていたと、自信を持って言い切れると思っています。それを、シチュエーションや相手だったりに左右されずに自分達から、その背骨を信じてアクションを取り続けられるように、一つ乗せてあげることが出来れば、より強い長野らしさを構築していける。そういうものは得られたと感じています。でもそれは勝敗を決定づける大きなディティールにはならなくて。それを本当に正しいと言い切る為には勝敗のディティールを分ける、先ほどの話の「勝負どころ」。それをチーム全体で感じ取って、更に事前に打ち消せるようなことを、たくさんの目で見て聞いて伝えて、チームに浸透させていくことが、これから我々が上に登って行くうえで必要な姿勢だと、今は考えています。
セレモニーの中で「進んでいる道は100%正しい」と話していました。これは会見の中での「根幹となるものを表現してくれた」ということと同じお話でしょうか。
そうです。少なくとも、沼津戦のオーガナイズ、あの形を取れるのは正直我々だけだと僕は思っています。そして鳥取戦で出した私のオーダーを100%実行して勝点3を持って来られるチームは長野しかないと僕は思っています。ですからそれが我々の強みであり、我々が持っている武器。それを信じ切れるかどうか。「それが正しいんだ」と言い切れるかどうか。その進む道は、恐らく他の誰も登らないような参道だと自分は思っています。でも、他のルートをたどったらそこには大宮さんがいて、そこにはまた違うチームがいて、そのチームは少しゆとりを持った装備を持っていて。持っているリュックも防水、着ているのは防寒具が揃っていて。装備が劣っている中でその人たちと同じ道を歩いて、果たして早く登り切れるのか。我々が臨む道はそこでは無くて、最短ルートを取りたいんだったら獣道で、もしかしたら獣も通らないような道でも登り切る覚悟じゃないと、相手チームよりも先にJ2にたどり着けないんじゃないかと思考していて。それを選手たちがのんで実行してくれていることに感謝しているし、でも「君たちが勝てる、他のチームとの差っていうのはこれを表現できるからだよ」っていう事を、お互いに成功体験として得られた。だから感謝しているし、だからこそ勝点3を届けてあげたかった。でもだから「この道は正しいんだ」っていう事が思えたし。そういう風に思っています。「さすがに来年もこの道は通りたくねえよ」って思っているかもしれませんし、それはわかりませんが…ただ少なくとも自分はそうしてきたし、だからこそ、少ないかもしれませんが、最後に6試合で勝点12取れたのは、それが起因しているからだと僕は思っています。
※試合後メディア取材より抜粋
試合を終えて今の気持ちを教えてください。
最後はやっぱり勝ちたかったっていう思いはありますけど、個人的にはゴールもできて、いい思い出になりました。でも勝ち切りたかったです…最後こそ。
ゴールシーンを振り返ってください。
(杉井)颯が自分のことをしっかり見てくれたので、あとは思いっきり狙って。本当にあれがゴールに入ってくれて良かったですし、颯のアシストでゴールできたっていうことが自分の中で嬉しかったなと思います。
ゴール後にサポーターのもとへ走って行った、その思いは?
どんな時でも後押ししくれたサポーターなので、感謝の気持ちでいっぱいです。
ベンチからも仲間が駆け寄ってきていましたが、どんな気持ちでしたか?
サッカー選手をやっている以上、ああいう光景が自分にとって一番のやりがいですし、みんなが駆け寄ってきてくれたのは嬉しかったです。
最終戦でのゴールに山本選手の意地を感じました。どんな思いでしたか?
僕自身がいたっていう爪痕を残したかったですし、勝ち切れなかったっていうところが自分らしいというか…。自分らしかったなと、今振り返って思いますけど、でも勝ちたかったです。
契約満了でチーム去る最後の試合…どんな思いでしたか?
悔しい気持ちもありました。でもチームがそう決断したならと自分は受け入れて、次に進めるようにやっていこうと思いましたし、まだまだ自分はやれるんだぞ!っていうアピールになったと思うので、次に向けて、また頑張っていきたいなと思います。
試合終了後に流していた涙はどんな思いでしたか?
泣きたくはなかったんですけど。やっぱり一番は家族が…満了と伝えてから妻は毎日のように泣いてくれて、悔しがってくれましたし。その思いも込めて、今日ゴールできて良かったなと思います。
パルセイロでの最後の一言をお願いします。
個人的にはまだ引退をするつもりもないので、またどこかでお会いすることもあると思うので、その時は応援をよろしくお願いします!
※試合後メディア取材より抜粋
今日の最終戦、どんな気持ちで試合に入りましたか?
前節はメンバーから外れて今節は入れてもらって、試合に出たらヤマくん(山本)みたいに結果を出したかったなって思いはあります。最後の試合だったんで(オレンジの)ユニフォームを着て…いろんな思いがありましたけど、本当に今シーズンは苦しかったなっていう思いが一番ありました。
拮抗したゲームをベンチからどんな思いで見ていましたか?
今シーズンはああいう試合が多かったなって思いますし、最後、本当は全員で勝って終わりたかったんですけど、逆転するまでは最高の試合だったと思うし、本当にあと一歩のところで、いつもああいう形で失点してしまうっていうのが、今年のチームを象徴していたと思います。来シーズン、しっかり修正してやっていってほしいなって思います。
後半、ピッチに入る時はどんな気持ちでしたか?
(入る時は)これと言って強い思いはなかったんですけど。笛を吹かれて終わった時の気持ちっていうか…そっちの方が「もう終わってしまうんだな」って強く思いました。この3年間…1年目はなかなか試合も出れずに苦しい思いをしましたけども、悠紀さん(シュタルフ前監督)と出会って試合に使ってもらえることが増えて、自分の良さもどんどん出していけたと思うので、これも今後のサッカー人生にしっかり生かしていけるように頑張っていきたいと思います。
キャプテンとして臨んだ今シーズン、振り返るとどんなシーズンでしたか?
キャプテンらしいことはできていなかったと思いますし、みんなからしたら頼りないキャプテンって思われたかもしれません。今シーズン苦しかったんですけど、最後まで全員でやり切れたかなと思うので、充実したシーズンだったのかなと思います。勝負強さだったりはもっともっと出していかないといけないですし、それは個人的にもそうですけどチーム全体でそういうところを出していかないといけないなと今年強く思いました。自分のサッカー人生もそうですし、来年のパルセイロのサッカー含めて、今後にいい経験になったと思います。
まだまだサッカー人生は続いていく中で、意気込みを聞かせてください。
今後もサッカーは続けたいと思ってますし…チームがなければ引退も考えないといけないですけど。厳しい世界ですが、取ってくれるチームがあればそこで全力でやるしかないですし、今は待つだけなんで。この3年間の経験をしっかり生かしていければいいかなと思います。
秋山選手にとって、長野で過ごした3年間はどんなものでしたか?
なかなかチームに貢献する数が多くはなかったんで心残りはありますが、素晴らしいスタジアム、素晴らしいファン・サポーターの方々の前でサッカーができたことは本当に自分の財産になっています。そういう人たちを笑顔にしたかったなっていう思いはありますけども、自分が今後違うチームで活躍すれば、それもひとつの恩返しかなと思うので、一生懸命頑張りたいと思います。