2023 明治安田生命 J3リーグ 第35節
11.12
SUN
13:00KICKOFF
VSガイナーレ鳥取
AWAY Axisバードスタジアム

AWAY
AC長野パルセイロ
- 近藤 貴司
- 7’
- 小西 陽向
- 47’
- 近藤 貴司
- 87’
3
試合終了
1
前 半
2
2
後 半
0
2
ガイナーレ鳥取
- 東條 敦輝
- 36’
- 田村 亮介
- 42’

HOME
STATICSスタッツ
- シュート
- 10
- ゴールキック
- 7
- コーナーキック
- 4
- 直接FK
- 7
- 間接FK
- 0
- オフサイド
- 0
- PK
- 1
MEMBER CHANGE交 代
59′
OUT
山本 大貴
IN
進 昂平
66′
OUT
原田 虹輝
IN
宮阪 政樹
79′
OUT
小西 陽向
IN
音泉 翔眞
79′
OUT
加藤 弘堅
IN
山中 麗央
CARD警告/退場
51′
山本 大貴
69′
加藤 弘堅
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 金 珉浩
- 21 GK
- 船橋 勇真
- 4 DF
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 高橋 耕平
- 37 DF
- 杉井 颯
- 19 DF
- 原田 虹輝
- 32 MF
- 加藤 弘堅
- 47 MF
- 小西 陽向
- 13 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- 近藤 貴司
- 8 MF
- 山本 大貴
- 33 FW
- GK 1
- 糸原 紘史郎
- DF 8
- 田中 恵太
- DF 3
- 増谷 幸祐
- DF 4
- 鈴木 順也
- DF 6
- 文 仁柱
- MF 10
- 世瀬 啓人
- MF 14
- 普光院 誠
- MF 7
- 田村 亮介
- MF 17
- 東條 敦輝
- MF 32
- 牛之濵 拓
- FW 19
- 重松 健太郎
SUBSTITUTEサブメンバー
- 矢田貝 壮貴
- 1 GK
- 秋山 拓也
- 3 DF
- 佐古 真礼
- 35 DF
- 山中 麗央
- 10 MF
- 宮阪 政樹
- 15 MF
- 音泉 翔眞
- 18 MF
- 進 昂平
- 11 FW
- GK 31
- 高麗 稜太
- DF 2
- 飯泉 涼矢
- DF 24
- 坂本 敬
- MF 20
- 小澤 秀充
- MF 33
- 長谷川 アーリアジャスール
- FW 13
- 髙尾 流星
- FW 36
- 吉井 佑将
STATICSスタッツ
- シュート
- 9
- ゴールキック
- 7
- コーナーキック
- 1
- 直接FK
- 19
- 間接FK
- 2
- オフサイド
- 2
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
66′
OUT
東條 敦輝
IN
小澤 秀充
77′
OUT
田村 亮介
IN
長谷川 アーリアジャスール
77′
OUT
牛之濵 拓
IN
吉井 佑将
77′
OUT
重松 健太郎
IN
髙尾 流星
90′
OUT
普光院 誠
IN
飯泉 涼矢
CARD警告/退場
6′
文 仁柱
81′
普光院 誠
90′+5
田中 恵太
DATA試合環境
- 入場者数
- 1,190人
- 天候
- 曇、弱風
- 気温
- 13.9℃
- 湿度
- 67%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 原田 雅士
- 副審
- 畠山 大介
- 副審
- 横山 卓哉
- 第4の審判
- 藤内 一寿
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合を振り返って総括をお願いします。
鳥取さんに勝つには「0か100だな」と思っていました。50のフットボールを選択してしまうと、鳥取さんのストロングポイントを150出させてしまう事になる。一時逆転はされましたが、ゲームのテンポというか…このゲームは生きているんだっていう事は感じていましたので、生きているのであればと、"この先もっと生きれる方法"をハーフタイムに伝えました。伝えた事を実行に移せるかはまた別のもので。それを実行に移した長野の選手たち…それを信じてトライしてくれた選手たちを誇りに思いますし、今日のゲームのチケットは値段以上のものだったというものを出せたと思っています。そうしたゲームをお見せするだけではなく、負けても同じことを言おうとは思っていたのですが…勝ってこの言葉が言えるというのは嬉しいです。そういうゲームでした。
守備について。文選手(鳥取)に近藤選手を充てるような形で"右肩上がりの4-4-2"のように見えたのですが…
実は3バックです。3枚なんですが、そこを4-4-2ととるか、これは3バックなのか4バックなのか…という所に今日のミソがありました。
それがなかなかハマらないシーンもあって、リアクションになってしまった前半だったのでは。
はまらなくなったシーンがあるとすれば、それはスコアだと思っています。それ以外の所で言ったら、先制点を取って真ん中あたりまで、それは沼津戦と同じような状況だったと思います。ただそろそろ相手も解決策を見つけてくるっていうところと、1失点目・2失点目。その失点が、はまらなくしてしまったひとつの要因。でもはまらなかったとしても現場は生きていたので、3点目だけは喰らわずに帰って来てくれたらと思っていました。はまらなかったとすれば、小西が2本パスミスをして、そこの流れからの失点。2失点目は数秒前に「これはヤバいぞ」とピッチサイドから伝えていたのですが、その一瞬でセカンドボールを拾うべき人間が揃っているようではやられてしまう。今日の闘いは0か100でしたので、0になった時点でやられます。100を出さなかった瞬間が続いたので「これはやられるな」と思っていたら案の定でした。それはあくまで失点でそうなってしまっただけで、もう一度目を合わせることが出来れば流れを持って来れるなと思っていました。
後半はやり方が変わったというよりは、選手たちの頑張りで盛り返したという形でしょうか。
今日のようなゲームは、何かをいじって変えてしまうと勝てないなと思いました。なぜかというと、それはあくまで小手先であって、諦めたことになる。諦めた時点で攻撃的ではありません。単純にボールをロストした瞬間、正直前半で言えば加藤(弘堅)とニコ(原田)のポジショニングは立つのが遅かったです。ボールが我々の元に移りそうだと…少なくともボールは鳥取のものではない時に、スペースを見つけていませんでした。遅れて付きに行ったとしても、世瀬(鳥取)と東條(鳥取)には当然掴まれるよなと。そこで剥がして上回らないとこのゲームは勝てないぞと。でも、その瞬間を断つことさえ出来れば行けると思っていました。小手で走ったとしても勝ったとしても、彼らにもこのチームにも何も残りません。もっと言えば、何も残らないのに勝てるほど鳥取さんは甘くありません。ここは0か100かを貫くっていう事で出し切ってくれた。変えないっていう事にトライしてくれた選手の一歩が、最後の近藤の一歩が勝ってゴールマウスに吸い込まれたんじゃないかと自分は信じています。
全て3得点での3連勝です。結果に数字も付いてきた事について、手応えは。
一言で言うと、リミッターを切れるようになってきたというのは感じます。(選手が)「この時どうするの?」「今のコレなに?」では無くて、こちらが「どう思ってるの?」「君はどう決断するの?」ということ。自分で決断出来るようになったこと・言い訳しなくなってきた事が、沼津戦の3-0・讃岐戦と今日の逆転勝ちを持って来れたのかなと。少なくとも、讃岐戦の2失点と今日の2失点のテイストは違うと思っています。J3屈指の攻撃力を持っている鳥取さんに対して、あの守備をしなければ恐らくあの3点は持って来れなかったでしょう。もしかしたら6点取られるピンチもあったかもしれませんが、最後の最後までプレーをやめないという事と、もし、やらされている感じだったら逆転を持って来られなかったのではという事。それをアウェイで2試合続けられて、次節やっとホームに戻れます。北九州戦でもUスタのサポーターの皆さんに見せたいなと。その為の準備を一週間したいと思っています。
(髙木監督より)最後に一つだけお話しさせてください。
これはここでお話しすることではないかもしれませんが…どうしても言いたい事があります。自分が鳥取での1年目(2019)の時に、開幕戦は勝ったんですが、その後6試合勝てない試合が続きました。確か福島さんとアウェイで闘って、そのゲームでアディショナルタイムに決勝ゴールを決めた選手が、当時2種登録だった石上将馬という選手でした。当時高校2年生だった選手を起用して、彼が決めて勝ちました。今振り返って、その試合で勝っていなかったら、今自分はここに居るだろうか・この仕事に就けていたのかと考えました。なぜかというと、今週彼から連絡を貰って、内容は差し控えますが、胸が熱くなるようなLINEを貰いました。それを見た時に”あの時勝つ為に「将馬行くぞ」と言ったけど、今も果たして同じことが言えるかな”と、自分に問いました。そこで「どうだろう」と思った事が恥ずかしくて、あの時「お前しかいない。勝ちに行くぞ」と言えた自分を大切にしたいと改めて思いました。でも当時2種登録の選手で、J3チームを相手に勝点を持って来られるアカデミーがJ3にはあったかなと考えた時に、鳥取はその先駆者だったと思いますし、世瀬・東條・坂本選手(鳥取)だったりが居て、その息吹が根付いているピッチで、恥ずかしい自分でいたくないなと。アカデミーの選手達に気付かせて貰って、自分はなんで今ここに居れたのかと、このピッチに立ってこのゲームを通して、改めて感じました。だから僕にとって鳥取は自分のアイデンティティともいえる素晴らしいクラブなので、そうしたクラブに対してこういうゲームが出来たことには誇りに思います。片足を突っ込んだ身として、それに恥じない、石上の人生に恥じない生き方をしていきたいなと思います。なので、メディアの皆様も、そうした選手達によって鳥取は支えられているし、これからも支えてくれる事、その息吹を大事にしていただきたいなと思います。この話はもちろん石上将馬に言えと言われた訳では無く、自分が話したかったからお話しさせていただきました。
※試合後メディア取材より抜粋
1得点目のPKは、どのようにしてキッカーになったのでしょうか。
自分の近くにボールがあって。(山本)大貴くんがすぐに「ボール、ボール!」って言っていたんですが、僕の近くにあったので僕が拾いに行って。大貴くん・さんちゃん(三田)・(加藤)弘堅くんの全員に、「蹴っていいですか」と聞いて「いいよ」って言ってくれたので「じゃあ蹴ります」と。
その3選手は「譲らない」っていう感じではなかった?
「どうしても!」って言われたらしょうがないかなとも思っていたんですが、そんな感じじゃなかったので、よっしゃーと思って。笑
相手GKの動きを見つつ落ち着いていましたが…PKは元々得意なのでしょうか。
実はプロになってこれで7回目のPKだったんですが、全部決めています。PK職人って記事でも呼んでください。
得点後のパフォーマンスについては。
前節では仮面ライダーをやったんですが、DAZNには映らなくて。だから今日は早めにやらなきゃと気付いて、子ども番組の「ハッケンジャー」をやりました。アウェイですが讃岐戦も今日も家族が見に来てくれていて。良かったです。
守備の形が変わったことについて、少し難しさは感じていましたか。
最初は感触が良くて先制点もうまく取れたのですが、その後はズルズルと、自分たちのミスから流れを持って行かれる感じでした。大枠は間違っていない中で、後半もその形でやって行こうと再確認しました。
後半も変えなかったことで踏ん切りがついた形でしょうか。
それはハーフタイムに理己さん(髙木監督)に「この自分たちのスタイルで勝っていこう」って言われたので。ピンチもありましたが、最後の際の所で勝ち切れたのは本当に大きな勝利だったと思います。
逆転となった自身2得点目について。
カットインまでの流れは、自分の中では得意としていて。相手に当たりましたが、シュートに行くまでの流れというか形というか、それを出せたので、本当に勝って良かったなと。
終盤になって結果が付いてきた事については。
もちろん、前回の3連勝(4月)とは内容ややり方も変わっていますが、今回の3連勝は本当に自分たちの、理己さんが提示しているスタイルが出せている感覚があります。ゲームを持って行かれる時もありますが、90分間の中で立て直して跳ね返して勝ち切れることは、強いチームである証拠だと思います。そういう意味では、今は自信があります。
次節ホームに続けたいですね。
前回のホーム(沼津戦)みたいに、自分達からアタックしていく。あれを毎試合、ホームだったら尚更毎回やりたいです。北九州相手にも出来たら、スタジアムの雰囲気も良いし、流れを持って行けると思います。
※試合後メディア取材より抜粋
得点シーンについて振り返ってください。どんなイメージでしたか。
(ボールが)来ないかなあと思って走って、そしたら相手がちょうど被ってくれたので、上手く合わせたっていう感じです。それが入ってくれて良かったです。
前半のPKに繋がったシーンについて。仕掛けて行こうっていうのは意識していましたか。
試合始まってすぐでしたし、とりあえず仕掛けて行こうって思っていて。一回足元が詰まって、全然思い通りの抜き方では無かったですが、上手い事入れ替われたので行けるかなと思って。それでPKを持って来れたので、仕掛けて良かったと思っています。
Jリーグ初得点ですが、率直な気持ちは。得点後はサポーターに一直線でしたが。
めちゃくちゃ嬉しいです。自然と何も考えずに、(ゴール裏に)向かって行きました。
トップ昇格から4年目のシーズンですが、結果を一つ出したことについては。
スタメンも今季2試合目で結果が欲しい所でしたので、今日をきっかけにどんどん出して行けたらなと思っています。
守備のかけ方が変わり、難しいタスクもあったのでは。
難しいことはありましたが、(近藤)貴司くんと後ろの(船橋)勇真が声をかけてくれて、貴司くんが目を合わせてくれてタイミングとかもわかりやすかったので、本当に二人に助けられて自分のやることもハッキリしてたので、やりやすかったです。
2失点目は背後を突かれた形だったかなと思いますが、そのシーンについては。
その前の1失点目はバタバタしていて、自分も取った後のボールを確実に繋げなかったところから繋がっています。そこはちゃんと味方に付けることが出来ていれば1失点目も2失点目も無かったと思います。失点のシーンよりも、そのちょっと前の失ったところで反省すべきかなと思います。
ご自身の活躍もあって3連勝出来たという事については。
チームが3連勝出来て、少し遅かったかもしれないですが…来年にも繋がるような残り3試合になるように、自分も結果を残し続けられたらと思います。