RESULT

2023 明治安田生命 J3リーグ 第29節

9.30

SAT

18:30KICKOFF

VSFC琉球

AWAY タピック県総ひやごんスタジアム

AWAY

AC長野パルセイロ

音泉 翔眞
69’
三田 尚希
81’

2

試合終了

0

前 半

0

2

後 半

2

2

FC琉球

福村 貴幸
77’
柳 貴博
90’+4

HOME

STATICSスタッツ

シュート
10
ゴールキック
10
コーナーキック
0
直接FK
15
間接FK
1
オフサイド
1
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

61′

OUT

小西 陽向

IN

高橋 耕平

80′

OUT

山中 麗央

IN

大野 佑哉

80′

OUT

音泉 翔眞

IN

宮阪 政樹

88′

OUT

原田 虹輝

IN

安東 輝

88′

OUT

船橋 勇真

IN

木原 励

CARD警告/退場

37′

杉井 颯

STARTING MEMBERスターティングメンバー

金 珉浩
21 GK
船橋 勇真
4 DF
池ヶ谷 颯斗
5 DF
杉井 颯
19 DF
音泉 翔眞
18 MF
原田 虹輝
32 MF
西村 恭史
6 MF
森川 裕基
16 MF
小西 陽向
13 MF
山中 麗央
10 MF
三田 尚希
14 MF
GK 26
田口 潤人
DF 99
柳 貴博
DF 22
上原 牧人
DF 4
牟田 雄祐
DF 2
福村 貴幸
MF 11
中野 克哉
MF 6
岡澤 昂星
MF 18
平松 昇
MF 8
清武 功暉
FW 34
ケルヴィン
FW 16
阿部 拓馬

SUBSTITUTEサブメンバー

矢田貝 壮貴
1 GK
大野 佑哉
7 DF
藤森 亮志
9 MF
宮阪 政樹
15 MF
安東 輝
25 MF
高橋 耕平
37 MF
木原 励
22 FW
GK 1
ダニー カルバハル
DF 15
荒木 遼太
DF 37
寺阪 尚悟
MF 10
富所 悠
FW 7
白井 陽斗
FW 9
野田 隆之介
FW 44
金崎 夢生

STATICSスタッツ

シュート
12
ゴールキック
10
コーナーキック
6
直接FK
10
間接FK
2
オフサイド
2
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

63′

OUT

阿部 拓馬

IN

金崎 夢生

63′

OUT

清武 功暉

IN

白井 陽斗

68′

OUT

ケルヴィン

IN

野田 隆之介

68′

OUT

岡澤 昂星

IN

富所 悠

CARD警告/退場

38′

中野 克哉

65′

岡澤 昂星

76′

福村 貴幸

DATA試合環境

入場者数
1,994人
天候
晴、弱風
気温
29.2℃
湿度
63%
ピッチの状態
全面良芝
主審
宇田 賢史
副審
正木 篤志
副審
堀 格郎
第4の審判
石嶺 秀賢

COMMENT試合後のコメント

髙木 理己監督

※試合後記者会見より抜粋

試合を振り返って総括をお願いします。

一番最後のプレーでやられてしまったわけですが、その失点シーンの時は目を離していたので今は振り返ることが出来ません。しかし勝つことでしか這い上がって行けないチームが、勝ち越しゴールを取った後に琉球さんの点を取るっていう姿勢に押し込まれていました。その中でもしっかりとファーストディフェンダーを決めて食い下がってボールを押し出して…というような事を続けて行っているように自分は見ていました。その我慢比べの中で、一旦ボールがマイボールになり、その時に恐らく杉井だったか…記憶が曖昧ですが、その前に相手DFが一人。その背後には三田と木原が居ました。3対1のシチュエーションを作ったにも関わらず、ボールを簡単に手放しました。その姿勢は、勝たなければいけないチームからすると「敵陣へ押し込んでいかないと琉球さんにボールを出されるよ」というのを十二分にわかっていたはずなのに3対1のシーンで簡単に琉球さんにボールを渡しました。それは監督として非常に悔しいですし、点を取られたとかそれは正直どうでもいい位で、それよりもあの姿勢は我々の臨む姿勢では無いという事。そういう事を繰り返していると必ず最後に付けが回ってくるので。そうした所で、サッカーの神様にそれを教えてもらったなと思います。ですから、総括になるかはわかりませんが、粘り強く琉球さんの攻撃を凌いでボールを奪って、ボールがフリーな状況を作れたのにもかかわらず・そこに三田と木原というサポートに行ける人数がいたにもかかわらず、琉球さんに渡した事。これでどうやって昇格するんだと。そう言われても仕方がない所だったと思います。それが最後に付けとして回って来たので、そういう姿勢は長野Uスタジアムでは絶対に見せたくないです。またあと一週間良い準備をして、八戸戦に向かっていきたいと思います。

前線の選手がかけに行く姿勢に対して、ボランチやウィングバックの選手が付いて行く回数や頻度が落ちていた印象です。その点について監督はどのように見ていましたか。

このゲームにおいて守備ではまらない事があるとすれば、恐らく攻撃だなと思っていました。琉球さんをいかに敵陣に閉じ込めておけるか。我々が攻撃的な姿勢を貫いて行けるかどうか。琉球さんを揺さぶって行けるか。そこがこのゲームのキーだと思っていました。その中で、ボールがフリーにもかかわらず、琉球さんが狙っている所にボールを刺して取られるようなシーンが結構あったと思います。ただそれを揺さぶり出してからは、先制点と勝ち越しゴールが生まれました。もちろんスローインとかだったと思いますがそれだけの要素では無くて。そこで琉球さんの息の根を止める所まで押し込めることが出来なかった。ボールがフリーな状況を作れていた訳であって、そこで刺すことが出来なかった事。そこでこうした振る舞いを見せてしまえば、まだ琉球さんが生きている状況でボールを渡す訳なので、福村選手だったり金崎選手やケルヴィン選手、野田選手、阿部選手…彼らがクオリティの高い選手たちっていうのは重々承知である中で、付いて行く・付いて行かないっていうのはどうしてもリアクションになってしまいます。それは致し方ない事。そこにちゃんと付いて行けるシチュエーションにするには、やはり琉球さんを敵陣で押し込み切れなかった事。そこがひとつ、守備の破綻とまでは行きませんがアグレッシブさが出せない要因としてあったと思います。そこで守備で対応したとしてもそのズレを福村選手とかは見てくるので、そこのいたちごっこに付き合ったとしても、分は悪いだろうなと。なので我々は福村選手をいかにゼーハー言わせて腰に手を当てさせらるか…そうしないとやはりあのようなゲームになってしまうので。そのチャンスがあったにもかかわらず、刺し切れるようなところが無かった。でもそこに関して言えば、琉球さんはそれだけのクオリティを持っていますし、それに対して2点勝ち越したわけです。なので守備のところに関してそれが失敗だったとは言うつもりは無いです。唯一このゲームの中で解せない、許せないところがあるとすれば、先ほど総括でお話ししたシーン。あのワンシーンだけです。

ウィングバックでスタートした音泉選手をシャドーに押し上げた意図は。

これは今日の山中のプレーにも言えることだと思います。(山中)麗央は先週の富山戦でハットトリックをして、(小西)陽向も途中から入って良いプレーをして。でもそれが僕の目だと、続いてこなかった。小西にしても途中から入って無我夢中にバッと行った時と、先発で出た時とは違いました。今は行くのか行かないのか、全部行きゃいいってもんじゃない。じゃあそのタイミングはいつなのか、という所に自分自身の意思と決断が必要で。それは木原にも言えることだと思います。全部追えばいい訳じゃない。じゃあいつなんだ、こういうときはどうしますか、どうしたらいいですか、そう言った時点でプレーヤーではありません。それをジャッジするのが選手の仕事だと思っています。その距離・後ろとのリンク…基本的な原則はありますが、ただその中で何を選択するのか、という所で言えば、やはりリアクションだったなと、僕は見ています。受け身だったように見えました。一生懸命にやっていない、という訳ではありません。ただ、その中で音泉であったり船橋や、途中で入った高橋だったり、彼等には意思があるというか。貰った教材をどう使うかっていう所で、同じ本を貰ってもどう発表するかは同じではありません。その同じ本をどう読んでポイントはココだと自分で決めて、「自分はこう思います」と述べられるような選手。今日のゲームで言えば、そういう意思が無いとゲームを動かせないだろうなと。そういう所で、音泉と船橋を上げて、高橋をあのポジションに入れました。我々としては受動的では無くて能動的にと言っている訳ですから、何か言われたことをやっている時点で攻撃ではありません。そうした姿勢が今日のゲームで言えば、音泉の方が溢れるものを感じたので、ご質問に答えるとすれば、そうした理由です。

MF 18
音泉 翔眞

※試合後メディア取材より抜粋

試合全体を振り返って、いかがでしたか。

長野県民からしたら暑くて、髙木監督になってからの4試合と比べたら一番動けていなかったと思います。強度もあんまり高くなくてぬるかったと思います。ピンチもありましたが前半を無失点で抑えられたのはラッキーだったと話していて。後半もっとギアを上げて行こうと言って入って、ゴール前まで行けたので、いつか点が入るだろうなと思っていました。

1トップ・2シャドーがかけに行っていても後ろの選手がついて行けてない印象でした。暑さも影響していたのでしょうか。

相手が研究していた事もあるし、暑さもあるし、両方だと思います。

琉球の前線4枚に対するリスクも考えつつだったのでしょうか。

それもあると思います。行ったら結構蹴って来るのがわかっていたのでその準備もしていて、連動も甘かったのかなと思います。

途中からシャドーに入ったことについては。

はい、小西が最初の交代をする前に。僕もガス欠して90分間持たないので…あの強度だと。力のあるうちに一回前にやって。チャンスを作れって言われたので、ゴール取れってことかなって思って、結構狙っていました。その前に一回ポストのチャンスもあったので、あれも決めていればもっと良かったなと思います。

得点シーンについて振り返ってください。

最初自分がヘディングで競り合って、麗央にこぼれて。麗央が決めるかなって思ったらポストに当たって目の前に来たので、考える暇なく脚を振ったら入りました。

ゴールパフォーマンスの意味は…

本当は、西田に向けて(24を両手で)やりたくて。前回の富山戦の前からめちゃくちゃ練習してました。点を決めたら24ってやろうって。でも興奮したらDAIGOさんの手になってしまいました。久々に点を取ったので興奮しすぎました。

1点リードした後のチームの心境は。守り切ろうっていう事もあったのでしょうか。

守り切ろうっていうのは今年は無いので行くんですけど、精神的に…選手交代もあって。低かったです。点を取った後は引いてしまって楽をしてしまった感じはありました。プレスがかからなくなって、相手は2トップに迫力のある選手を入れて来て、サイドバックから放り込んでくるっていうのをやっていた。それで引いちゃったらゴール直結なので、やられるなあ…っていう雰囲気は感じました。そこは個人としてもチームとしても甘かったなと思っています。行けなかった原因はあるのかなと思いますが、映像を見てみないとわからないです。最後の失点もそうだと思います。疲れもあったかもしれないけど引いてしまって、放り込まれて。2トップが凄く入って来るってわかっていたんですが…スカウティングしていたけどやられてしまった形です。

MF 14
三田 尚希

※試合後メディア取材より抜粋

得点シーンについて振り返ってください。

相手のところまで行くことはありましたが、なかなかチャンスというチャンスが作れない中で、こぼれて来てくれたので気持ちで押し込むだけでした。

体力的にも厳しかった中で決め切ったことについての手応えは。

体力・運動量っていう所は自分の武器だと思っているので、そこは手を抜くことなくやろうっていうのがあって。そこに良いボールが来て…こぼれでしたが、走ってきてよかったなと思います。

前からのプレスがかかっていなかったように見えましたが、やりづらさがありましたか。

行くところ・行かないところっていう判断だったりっていうのが、悪かったかなと思います。行くにしてももう少し相手を引きこんでからとか、前線から行くならもっとしっかりと全体的に後ろが着いてくるとか。そういうはっきりとした意思疎通が少しブレていたというか少し曖昧だったところがありました。

2度の勝ち越しをした後に相手が押し込んできましたが、守り抜くっていうあたりの心境についてはピッチ上ではいかがでしたか。

ボールは回されていたので、まずはしっかりとやられない事を考えた中で、その中でも攻めなければいけないシーンがあったにもかかわらず、僕らの意識の中でも少し「守り」っていうのが入ってしまいました。やっと取ったボールに対してパワーを使えなかったことが最後の失点を招いてしまったのかなと思います。

4バックやボランチの選手など、相手のクオリティの高さもやりづらさの要因だったと感じますか。

もともと上手いのはわかっていましたし、ただ、僕たちがはっきりと意思を伝えあって出来ていれば何の問題も無かったことも多々あると思います。相手も上手かったですが、そこは大きな問題では無かったかなと思います。