2023 明治安田生命 J3リーグ 第20節
7.29
SAT
18:00KICKOFF
VSSC相模原
HOME 長野Uスタジアム
HOME
AC長野パルセイロ
- 加藤 弘堅
- 63’
1
試合終了
0
前 半
0
1
後 半
0
0
SC相模原
AWAY
STATICSスタッツ
- シュート
- 13
- ゴールキック
- 15
- コーナーキック
- 4
- 直接FK
- 11
- 間接FK
- 0
- オフサイド
- 0
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
13′
OUT
進 昂平
IN
西村 恭史
58′
OUT
安東 輝
IN
近藤 貴司
85′
OUT
三田 尚希
IN
山中 麗央
85′
OUT
佐藤 祐太
IN
森川 裕基
CARD警告/退場
90′+5
山中 麗央
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 濵田 太郎
- 30 GK
- 船橋 勇真
- 4 DF
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 佐古 真礼
- 35 DF
- 杉井 颯
- 19 DF
- 高橋 耕平
- 37 MF
- 加藤 弘堅
- 47 MF
- 佐藤 祐太
- 17 MF
- 安東 輝
- 25 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- 進 昂平
- 11 FW
- GK 35
- 東 ジョン
- DF 2
- 加藤 大育
- DF 3
- 水口 湧斗
- DF 4
- 山下 諒時
- MF 8
- 橋本 陸
- MF 13
- 吉武 莉央
- MF 47
- 岩上 祐三
- MF 5
- 綿引 康
- MF 27
- 西山 拓実
- FW 9
- 藤沼 拓夢
- FW 39
- 瀬沼 優司
SUBSTITUTEサブメンバー
- 金 珉浩
- 21 GK
- 大野 佑哉
- 7 DF
- 西村 恭史
- 6 MF
- 近藤 貴司
- 8 MF
- 山中 麗央
- 10 MF
- 森川 裕基
- 16 MF
- 音泉 翔眞
- 18 MF
- GK 31
- 古賀 貴大
- DF 6
- 温井 駿斗
- MF 11
- デューク カルロス
- MF 20
- 若林 龍
- MF 24
- 牧山 晃政
- FW 14
- 安藤 翼
- FW 15
- 前田 泰良
STATICSスタッツ
- シュート
- 5
- ゴールキック
- 16
- コーナーキック
- 5
- 直接FK
- 12
- 間接FK
- 4
- オフサイド
- 4
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
61′
OUT
藤沼 拓夢
IN
デューク カルロス
75′
OUT
加藤 大育
IN
若林 龍
75′
OUT
瀬沼 優司
IN
安藤 翼
CARD警告/退場
90′
西山 拓実
DATA試合環境
- 入場者数
- 2,571人
- 天候
- 曇、中風
- 気温
- 29.2℃
- 湿度
- 79%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 俵 元希
- 副審
- 原田 大輔
- 副審
- 向井 修也
- 第4の審判
- 福田 紀幸
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合を振り返って総括をお願いします。
ここまで長かったなと思います。ずっと応援し続けてくれたサポーターの力で勝ち取った勝利だと思うので、久しぶりにゴール裏を笑顔にできて良かったです。内容も自分たちらしい良いFootballができたんじゃないかなと思いますし、ここ数週間ずっとそうですけど、練習から結束して取り組んできたことで、引き分けだったこの2ゲームも含めて3週負けなしっていうところにできたのは、非常に大きかったと思います。1-0でしたが、クリーンシートは振り返れば前期の相模原戦以来取れていなかった記録ですし、勝利も第10節の山雅戦以降取れていなかった結果なので、今日は本当に素直にこの勝利を喜びたいと思いますし、ここから本当に巻き返しの後半戦としていけるように、またみんなで練習して次のホームも勝てるように準備したいと思います。本当に長い間お待たせしましたけども、信じて応援してくれた全ての方々に心から感謝しています。ありがとうございます。
相手のセンターバックの脇を前半から狙っている印象がありました。得点のFKに繋がったシーンも含めて、プラン通りに進められた印象でしょうか。
特にセンターバックの脇、ウィングバックの裏っていうわけではないですけど、ラインは高い相手なので、全体的に最終ラインの背後みたいなところは、前半から狙っていた部分ではあります。前半はそこにボールが入る回数が少なかったので、もっと自分が認知できていなくても勇気をもって背後のスペースにボールを落とすことでチャンスが生まれるんじゃないのかっていったところを、後半はよりチャレンジしてくれました。得点のFKに繋がったシーンに限らず、他にもボックスに入って惜しいシーンは作れたのかなと思います。船橋から西村に入ったパスとか、あの辺のスペースはサイドを崩した時に狙っていたので、それがFKに繋がって良かったなと思います。
初出場・初得点した加藤選手への評価は。
もちろんマンオブザマッチを取ってましたし、大きい仕事をしてくれたなと思います。思い返せば去年も乾大知が加入してファーストタッチでゴールを決めてくれて…アウェーの岐阜戦だったと思うんですけど。今年も途中加入の弘堅がこうやってすぐチームに結果に貢献してくれたこと…。ダジャレじゃないですよ、日本語は難しいですね(笑)。非常に嬉しいですし、それが彼の持っているクオリティーだと思うので、それを短い期間ではありましたけどもトレーニングから感じていたので起用しましたし、結果で起用に応えてくれて良かったです。
加藤選手へのプレー面での働きぶりについてはどのように感じましたか?
ボールを捌く部分もそうですし、やっぱり一番は心の支えというのか、チームがまとまって同じことをやろうとしている…ゴールキックひとつでも声を出してくれていたので、もちろん映像やスタンドには声は届いてないかもしれないですけど、「ちょっと繋いでいこう!」とか「蹴ろう!」とか。守備のところのスイッチも含めて、けっこう声を出して周りをまとめてくれていたんじゃないかなという印象はあったので、本当にそういった部分も応えてくれたと思います。前半はボールロストもあったので、そういったところはこれから良くなっていってくれると思います。プレー面で言うと、あとは守備の部分でも潰し所みたいな、埋めるべきスペースを埋める力っていうのか、システムにもすぐに馴染んで理解してやってくれていたなって印象はあるので、非常にいいゲームをしてくれたなと思います。
加藤選手をスタメンで起用しようと決めたのはいつでしょうか。
決めたのは試合前です。結構紙一重の競争がチーム内でずっと繰り広げられているので。例えば前期の相模原戦の1-0と、後期の相模原戦の1-0を比べると…けっこう選手が入れ替わっているんじゃないかなと思います。なのでそれがONE TEAM力でもあると思います。練習を終えるのが前日なので、前日の練習が終わった段階でだいたい18人のメンバーを決めます。そこからありとあらゆるシチュエーションだったり、考えられる展開を自分の頭の中でシミュレーションして、ベストだと思われる11人を。90分を考えないといけないので途中出場のカードも含めてベストだと思われる選手を送り出すっていうのが、僕のルーティンです。その中で加藤を先発であのポジションで使うっていうのが、今週のゲームに勝つために一番いい采配だと思ったので、当日の今朝決めて送り出した。っていう流れになります。
9試合勝ち無しという経験から学んだことは。
学んだことはたくさんありますけども、サッカーっていうスポーツは他のどんなスポーツよりも、結果を出す為の正解がないスポーツだと思うんですね。具体的にこれが出来てないから勝てない、これが出来たから勝てる…って断言することが物凄く難しいスポーツで。今回も思うことは、乗り越える為には結束して継続するしかないということ。いろんな雑音だったり、いろんな邪念だったり、いろんな気持ちの焦りだったりっていうのはあるんですけど、そういうものに心を支配されてはいけないというのか。自分たちのやっていることが正しいと感じるのであれば、そこのクオリティーを上げていく他に道はなくて。それが勝利に繋がることを信じて続けるしかありません。この苦しい期間もずっと言ってきましたが、もし開幕からこの状態がずっと続いていたのであればもちろん戦術を見直す必要もありますし、選手の配置を見直す必要もありますし、戦い方を改める必要もあるかもしれません。でも一時首位に立ったのも、このFootballで。素晴らしいゲームを見せたFootballでもあるので、そこを突き詰めていく。改善はもちろんしてきたので。なかなか結果に表れないと何やってるんだって思われるかもしれないですけど、必死にこの2か月、僕らは仕事してきました。それが信じて続けたことで、こういった結果に繋がったと思いますし、ひとつの小さな歯車が9試合勝てない時期を生み出したのと同じように、ひょっとしたら今日の勝利がここからもう負けない小さな歯車を動かしてくれるかもしれないので。そうなるように願って、明日から。僕はもうこれが終わってからですけど、しっかりと試合を振り返って改善をして、また次に繋がる仕事をしたいなと思ってます。
試合終了のホイッスルを聞いた瞬間、どんなことを考えていましたか?
ありがとうって思いました。具体的に誰にってことではないですけど。ずっと応援してくれたサポーターもそうですし、最後まで粘ってくれたピッチの上にいた選手もそうですし、ベンチで出場機会に恵まれず悔しそうな表情を浮かべていた選手もそうですし、メンバーに選ばれずにスタンドの上で盛り上げるようなダンスを送っていい雰囲気を作ってくれていたバックアップの選手であったり、コーチングスタッフもそうですし、メディアの皆様もそうですし。みんな苦しい時間だったと思うんですけど、それがとりあえずは今日で一回終わったので。その全てに「ありがとう」と思いました。
シーズン後半戦への意気込みをお願いします。
この3ゲームとその前の6ゲームで違ったのは、2回0-4で負けて…もう一度自分たちが自信を持って勇気を出してプレーをしないといけないってメッセージがようやく選手たちに浸透したかなっていう手応えがあって。みんなでやらないといけない。試合前も言ったんですけど、Footballってチームスポーツなのは全員分かっているはずなのに、メディアも含めて特定の選手にフォーカスがいったり。例えば今日だったら弘堅が点を決めたから、弘堅がヒーローインタビューを受けて。でも弘堅のゴールが生まれるまでのプロセスには全ての選手が練習を含めれば関わっているわけであって。もう一回、自分たちはチームスポーツをやっているんだよと。クラブの目標があって、そこを達成していかないといけない。その中でその週その週とか、その瞬間その瞬間の役割はいろいろあって、そこで自分も大切だけども「このチームが好きだから」とか「このクラブのために俺はこの時間を捧げるんだ」っていう気持ちをもう一回思い出して欲しいっていうことが、ようやく浸透した3ゲームだったと思います。これが信州ダービーの強さの秘訣だったと思いますし、それを今日の勝利でしっかり取り戻すことができたのであれば、もうここから行くと思います。次も勝ちますし。やっぱりパフォーマンスっていうのは、チームスポーツでは足し算じゃないので。チームがまとまれば、必ずしもお金が一番あるクラブとか一番層が厚いクラブが勝つのではなくて、やっぱり遡上効果を生み出せるチームだったりクラブが勝つと思います。そこを僕らはもう一回動かさないといけなくて。今日はそれに近いパフォーマンスが出せたと思うんです。ギリギリです。スコアボードを見れば本当にギリギリの勝利です。でも内容をみれば今日は勝つべくして勝ったゲームだと思うんです。内容をみても「今日勝ってもおかしくないよね?勝ちに僕らの方が近かったよね?」ってゲームを続けていきたいんで、その大事なキーファクターがサポーターで。今日も2,500人ぐらいの方々が来てくれたと思うんですけど、これからも一緒に戦って欲しいです。もうあと18ゲームしかないので、なるべく一個も落とさないで、奇跡の逆転ミラクルを起こせるように頑張っていきたいです。ただまだ一勝しただけで、ここからまた険しい道のりなので。心して頑張ってやってきます。
※試合後メディア取材より抜粋
試合を終えて、今の率直な気持ちは?
素直に嬉しいです。
チーム合流から5日。どんなことを意識して今日の試合を迎えましたか?
まずこの4日間の練習でとにかく選手の特徴というか癖というか…できるだけ見るようにして、その中でコミュニケーションを取って、分からないところは素直に聞きに行って…っていう作業をしました。もちろんまだ足りない部分はありますし、味方を理解する意味で。でもこれを勝って次に繋げられたのは大きいですし、一番意識したのは、とにかく味方を理解することから入りました。
今日パルセイロの選手として戦ってみて、パルセイロはどんなチームだと感じましたか?
単純に10試合終わったときに首位にいたチームですし、それがひとつのきっかけで悪い方向に転んでしまっているっていうのは、話をいただいた時にしていただきました。いい時っていうのはどこのチームもいいと思うんですけど、その中で10試合終わって1位にいたっていう事実があるので、間違いなくそれだけの力があるっていうのが、僕の中では合流して感じました。それをどう引き出すのか?ってなった時に、いい時じゃなく苦しい時にできるだけポジティブな声かけをして、きつくなったと感じてる選手が一人でもいれば、ほとんどの選手がそういう状況なので、自分のエゴを出すんじゃなく、味方に鼓舞するような声掛けでチームが進んでいけば、必ずいい方向にいくっていうのを感じたので、そういうことを意識しながらプレーしていました。
苦しいチームの中で、自分に求められていることは何だと感じましたか?
攻守ともにポジション的にも繋ぎ役といいますか、ボールを繋ぐって意味もそうですけど、スムーズに攻撃であったり、守備では前と後ろのコミュニケーションであったりっていうところ。それ以外にも監督には「よくない時に沈んでしまうから、それを経験と自分のコミュニケーションを含めて引っ張っていって欲しい」っていうのは言われたので、そこはこれからも続けていければなと思います。
ゴールシーンでは、どんなことを考えていましたか?
今日のメンバーだと輝(安東選手)が蹴っていたんですけど、交代後でピッチにいなくて。バズ(宮阪選手)とかもいいキッカーですが、今日はいない。「いつも誰蹴ってるの?」って聞いたら、「今キッカーいないです」って言われたので。「じゃ、俺いくわ!」って言って。僕も前ヴェルディにいて、その前に北九州にいたんですけど、その前の群馬までは蹴っていたんですよ。丸7年ぐらい実戦では蹴ってないんですけど、でも練習の中で一緒に蹴ったりとか。フィーリングも含めて…あの瞬間、「あ、入るな」って思ったんですよね。そういう時がたまにあるんですよ。ミドルシュートもそうですし、振りかぶる瞬間に入るって分かる瞬間。それがふっと降りてきたので…もう自信をもって蹴りました。
試合後のラインダンスが奥ゆかしい感じでしたが…?
まだどういうラインダンスなのかも把握できてない状況だったので、ちょっと…あたふたしちゃいましたけども。でも勝った上でのことなので本当に良かったと思います。
次は加藤選手の完璧なラインダンスが見たいと思いますが、いかがですか?
ラインダンスが成熟できるように…ということは、それだけ勝ちを重ねなきゃいけないってことなので、最終節を終える頃には、みんなが笑顔でラインダンスができるように頑張りたいと思います。
シーズン後半戦はどんな戦いをしていきたいですか?
おそらく簡単にはいかないですし、難しいリーグなので。僕も経験してましたけども。だけどやり続けているものは、実際にチームに入ってやりがいとか面白いものも感じましたし、一喜一憂する結果になることもあると思うんですけど、最後に笑っていればいいことなので、最終的にみんなで笑って、シーズンを終えられればいいかなと思います。
前半が始まる前の円陣では、どんなことを話していましたか?
いい時はとにかくいい意味で調子に乗っていいし、きつい時はみんなきついから…前の選手だったら後ろに要求したり、後ろの選手だったら前に要求することって…言い方とかきつくなる部分ってどうしてもあるんですよね。だけどそういう時はお互いきついから、その時に自分にできることを踏ん張って、一歩でもいいから走れば…そういう時間帯を我慢できれば絶対に点は入るから。そのきつい時にとにかく一歩踏ん張れ!って声はかけました。
移籍していきなりゴールを決めたのは、人生初めてですか?
初めてです。あまり持ってるタイプじゃないので、びっくりしているのと、それと同時に嬉しい気持ちもありますけども、でも自分のポジションやプレースタイル的には繋ぎ役の部分が多くなると思うので、しっかりやれることと与えられたことを理解しながら、次も準備できればいいかなと思います。
※試合後メディア取材より抜粋
試合を終えて、今の率直な気持ちは?
ほっとしてます。本当に長い間勝てていなくて、サポーターの方にも苦しい思いをさせてしまったっていうのが。それがやっと2か月ぶりの勝利ということで、ほっとしてます。
どんな気持ちでピッチに立ちましたか?
ここ2試合負けてはいなかったので、ちょっと自分たちのサッカーを取り戻してるっていう感覚は自分自身もありました。それが今回、相模原さんに対して自分たちのサッカーができたっていうのが、勝利に繋がったのかなと思います。
9試合勝てない状況で、学んだことはありますか?
勝てなくなってくると、チームとしてバラバラになってしまう期間が少なからずあったと自分の中では思ってます。でもその中でちょっとずつ変わらなきゃいけないなって選手たちのコミュニケーションが増えたっていうのもありますし、そういうふうにちょっとずつですけど、チームが上向きになっている感覚はあるので、それが今回のような結果に繋がったと思います。今後もそういうのを続けて、チームとしてどんどん強いチームになれるようにやっていきたいと思います。
試合終了の瞬間はどんな気持ちでしたか?
本当に嬉しくて、吠えたんですけど。自分はどっちかっていうとそういうタイプなので、すごい嬉しくて。悠紀さん(シュタルフ監督)も自分を信頼してくれてますし、本当に悠紀さんとここまで来てやっと勝てたっていうのは嬉しかったですし、みんな苦労してましたし、サポーターもそうですけど…みんなと喜べるって思った瞬間が一番嬉しかったです。
シーズン後半戦への意気込みをお願いします。
まだ後期始まって一試合。すごく混戦だと思うので、昇格・優勝っていうのは難しいとは思いますけど可能性がゼロではないので、ちょっとずつ自分たちのサッカーもできてきているので、これを続けて、さらに上を目指して頑張っていければなと思います。