RESULT

2023 明治安田生命 J3リーグ 第13節

6.11

SUN

18:00KICKOFF

VSFC琉球

HOME 長野Uスタジアム

HOME

AC長野パルセイロ

山本 大貴
14’

1

試合終了

1

前 半

1

0

後 半

1

2

FC琉球

野田 隆之介
44’
中野 克哉
69’

AWAY

STATICSスタッツ

シュート
9
ゴールキック
9
コーナーキック
9
直接FK
13
間接FK
1
オフサイド
1
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

66′

OUT

音泉 翔眞

IN

近藤 貴司

77′

OUT

三田 尚希

IN

山中 麗央

85′

OUT

杉井 颯

IN

藤森 亮志

85′

OUT

宮阪 政樹

IN

安東 輝

CARD警告/退場

63′

西村 恭史

STARTING MEMBERスターティングメンバー

金 珉浩
21 GK
船橋 勇真
4 DF
池ヶ谷 颯斗
5 DF
秋山 拓也
3 DF
杉井 颯
19 DF
宮阪 政樹
15 MF
西村 恭史
6 MF
音泉 翔眞
18 MF
三田 尚希
14 MF
森川 裕基
16 MF
山本 大貴
33 FW
GK 1
ダニー カルバハル
DF 19
高安 孝幸
DF 4
牟田 雄祐
DF 3
森 侑里
DF 2
福村 貴幸
MF 11
中野 克哉
MF 18
平松 昇
MF 5
武沢 一翔
MF 7
白井 陽斗
MF 34
ケルヴィン
FW 9
野田 隆之介

SUBSTITUTEサブメンバー

矢田貝 壮貴
1 GK
大野 佑哉
7 DF
佐古 真礼
35 DF
近藤 貴司
8 MF
藤森 亮志
9 MF
山中 麗央
10 MF
安東 輝
25 MF
GK 26
田口 潤人
DF 22
上原 牧人
DF 99
柳 貴博
MF 10
富所 悠
MF 13
岩本 翔
MF 20
森田 凜
FW 16
阿部 拓馬

STATICSスタッツ

シュート
13
ゴールキック
6
コーナーキック
2
直接FK
10
間接FK
1
オフサイド
1
PK
1

MEMBER CHANGE交 代

46′+1

OUT

高安 孝幸

IN

柳 貴博

76′

OUT

ケルヴィン

IN

阿部 拓馬

84′

OUT

白井 陽斗

IN

岩本 翔

90′+1

OUT

福村 貴幸

IN

上原 牧人

90′+1

OUT

平松 昇

IN

森田 凜

CARD警告/退場

21′

福村 貴幸

81′

野田 隆之介

DATA試合環境

入場者数
2,532人
天候
曇、弱風
気温
21.0℃
湿度
94%
ピッチの状態
全面良芝
主審
矢野 浩平
副審
高寺 恒如
副審
大原 謙哉
第4の審判
栗原 祐一郎

COMMENT試合後のコメント

シュタルフ 悠紀監督

※試合後記者会見より抜粋

試合を振り返って総括をお願いします。

毎試合お話しさせていただいていますが、本当に心に刺さる応援というのか、我々のサポーターは本当に素晴らしいなと、久々のホームで試合前から感じられました。3試合ぶりにしっかりと勝ち獲って、何とかそのサポーターの皆さんが喜ぶ顔を見たいと大きな熱量を持って臨みました。しかし残念な結果になってしまって本当に申し訳ないです。それでも試合後に挨拶回りに行くとポジティブな声掛けが多くて、本当にサポーターがこのクラブの財産だなと感じました。それと同時に情けない気持ちで、我々はこの応援には値しない3試合だったと思うので、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。内容は沼津戦から徐々に良くなっていて、今日は完全な勝ち試合だったと思うんですが、勝ち試合を引き分けにも持ち込めないのが今の弱さであって。こうしたゲームを1-2と逆転を許してしまうのは本当にあってはならない事ですし、チャンピオンになるには相応しくない結果です。我々のサポーターの応援は、人数では負けるクラブもあるかもしれませんが、応援の質というのか、一人ひとりの志というのか、そうした部分で間違いなくナンバーワンだと思うので、そのナンバーワンに早く我々現場も追いつけるように頑張っていきたいという気持ちです。こういう結果が続くと心が折れたり離れていくサポーターも出てくると思いますが、そういう心を掴み直すのが僕たちの仕事だし、勝てない時期が来るのはわかっていた事ですし、これを乗り越えて「あそこからよくここまで来たな」と言えるようなシーズンにしたい気持ちを、強く持っています。サッカーの神様がいるのかはよくわかりませんが、今年長野に昇格して欲しいと言わんばかりの、他会場の結果が続いています。3連敗して、首位との勝点差が4しか離れていないという、奇跡のような順位表がせめてもの救いです。もちろん過去に、3連敗したチームが優勝した事があるのか?そういうデータはわかりませんが、残り25試合を残して首位と勝点4差のチームが優勝するのは、僕の感覚として全然あり得る話だと思うので、そこが本当に不幸中の幸いというのか。それと同時に、こういう順位表を僕は今まで見たことがありません。どうしてこういう事が起きるのかは、監督の立場としていろんな試合を見て分析しています。一つにくじ運のような要素があると思っていて、例えば今日の試合で言えば森川のシーンではPKにならず宮阪のシーンではPKになり、逆転弾のシーンではハンドリングでボールを運んでいるように見えました。次の対戦相手である鹿児島の昨日の試合(vs八戸)でも見ましたし、各会場で勝敗を分けるようなシーンが見られていると感じます。それがこうした難しい順位表にも表れているのでは。でもやはり、自分たちが力をつけてそれでも関係なく勝てるようにならないと、今年は抜け出せないんだと感じています。なので、今日で言えばシンプルに、あれだけの崩しやチャンスがあった中で1点しか取れない。それじゃあ不確定要素に左右されてしまうし、それを越えていく強さが必要。2点目、3点目を取ってしっかりとトドメを刺す強さだったり、最後には安東からの素晴らしいパスが山本に通ったシーンとか、そこでせめて2-2の同点弾をぶち込んで勝点1を拾って連敗をストップするとか、そういう強さは今年まだまだ足りないなと。この3試合で突き付けられています。それをしっかりと習得して、もう一度立て直したいです。

ビルドアップについて。縦パスが多く入り改善されているように見えましたが、監督としての手応えは。

この3試合の中では間違いなく今日が一番良いゲームだったと思います。やりたいことは結構な時間出来ていたと思いますし、主導権も攻守において握れていたと思うので、パルセイロらしいORANGE Footballは発揮できたと思います。ビルドアップも選手が上手く修正出来ていたと思います。

沼津・FC大阪戦を受けてビルドアップで修正を図ったのはどんな点でしたか。

もう少し繋ぐ勇気みたいなところです。前節で言えば、ボールが転がらなくてロングボールでも崩せるんじゃないかという所とリスクを冒さず相手の背後をとる戦い方でしたが、もう一度自分たちのスタジアムで自分たちの得意とするプレーをブレずに突き詰めて行こうとやってきました。それが後ろの3枚の、差し込む勇気に繋がっていたと思います。何度かミスもありましたが、基本的には非常に良いビルドアップを要所要所で見せる事が出来たと思っています。

失点シーンについてはどのように捉えていますか。

1失点目はクレバーさに欠けたかなと思います。相手の選手が1枚上手だった。宮阪が遠くから滑り込んでしまっていたので自分から引っ掛けに行って倒れ方も上手でしたし、あれはPKをとられても仕方ないシーンだったと思います。奪われたところももちろん問題かもしれませんが、まだまだそれほどのピンチでは無かったのですが易々と点を与えてしまったのが良くなかったと思います。2失点目は、始まりのところを鮮明に記憶出来ていないので申し訳ないです。基本的にはリスク管理の部分は試合を通して悪くなかったんですが、そういうワンシーンをしっかりと決めてくる相手のクオリティもありました。でもゼロに近づけていかなければいけない部分なので、もう一回映像を見て振り返っていきたいと思います。

初めての3連敗の心境は。また、天皇杯を含む連戦ですが浮上に向けての想いは。

「3連敗」っていう言葉の響きは…気持ち悪いですね。単純に自分の責任だと思います。修正を毎試合毎試合かけているつもりですが、結果としてこうして勝点を拾えていないので、非常に悔やまれます。ただ、トータルで見てみると、昨年のいわきを除いては基本的にどのチームも5~6敗、多い時には7~8敗くらいはしても昇格して行っているので、トータルの負けが最後に7敗になるかっていうのが順位に影響されてくると思います。それをちょっと今ハイピッチで稼いでしまったので悔やまれますが、もう終わってしまった事は変えられません。それを引きずるのが一番良くないと思うので、時間はあまり無いですが、またリフレッシュしてまずは神戸に挑みます。サポーターの心を取り戻せるゲームでもあると思うので、そこでも闘う姿勢を発揮して、勝って次のラウンドに駒を進めたいと思います。その次の鹿児島戦はまたホームです。今日もファイトしている姿が僕の目には映りましたが、目の色変えて更にそこに結果が乗っかってくるようなプレーを見せられるようにしていきたいと思います。

3連敗の悔しさやダメージも当然ある中、ファイティングポーズをとり続ける為に監督としてどのようにケアしていきたいですか。

立ち上がるメンタリティは僕たちは強いので、そこは問題ないというか。みんなで立ち上がります。1位になった時に、堂々と1位で居続けるメンタルは足りなかったので、そこのところはもっと育んでいかなければいけません。そうした自信が、こういう試合を勝ち切る為の自信にも繋がってくる。チャレンジャーとしての、立ち上がってもう一回頑張ろうっていうっていうメンタリティは備わっているチームだと思います。でもやはり勝ち切る強さのような、ゲームの中で何が起きても動じずに淡々とプレーを続けて勝点3に結びつけるようなところは学んでいかないといけないんじゃないかと思います。

先程冒頭で「勝てない時期が来るのはわかっていた」と話しましたが、1位になった時に予兆のような物を感じていたのでしょうか。

そんなことはありません。単純に9年間J3を闘って一度も昇格をした事が無いチームですし、僕たちはJ3をぶっちぎりで優勝するようなチームでもないし、難しいシーズンになる。常々言っていますが、僕たちが優勝するのはミラクルのようなものなので、逆に言えば勝てない時期が来るのは当然というか。勝てない試合があるのは当然。それが僕らの力です。それを覆していくというか、Grow Every Dayして勝ち続ける集団にしていくのが今年のミッションです。勝点を積み重ねながらそれが出来ればもちろん良いですし、それがある程度出来た10試合だったから10節の段階で1位にいた訳です。そこから勝点を伸ばせていませんが、成長は選手達から感じ取れます。今日のゲームも結果を除けば、今まであまり見たことの無いような非常にスピーディーなアタッキングコンビネーションが見られたと思います。タッチラインから見ていて、かなり攻撃のリズムが出ていたと思うので、それは一歩前進だと思います。それはここ最近取り組んでいた事でもありますし、そうしてなるべく勝点を拾いながら一つ一つ力を大きくして、最後に頂点を獲れるように引続き頑張っていきたいと思います。

FW 33
山本 大貴

※試合後メディア取材より抜粋

2連敗で迎えた今日の試合、攻撃陣としてどんな気持ちでピッチに入りましたか?

絶対に点は取ってやろうっていう気持ちで入りましたし、絶対に勝ってやろうって気持ちで入ったんですけど、結果は残念でした。

先制のゴールシーンを振り返ってください。

(船橋)勇真が本当にいいボールをくれたので、自分も滑り込みながらですけど触って、ゴールが決まって良かったです。

3連敗したものの首位とは勝点4差。まだ下を向く時ではないと思いますが?

下を向かず、すぐ試合も来るので、しっかり修正する部分は修正して、次の試合は絶対に勝てるように、また練習からしっかりやっていきたいです。

今までもこういう苦しい経験もしてきたのでは。浮上のために何が大切だと思いますか?

苦しい時こそみんなで楽しみながらやって行けば、絶対に結果はついてくると思うので、しっかり下を向かずに。自分たちが勝って、またサポーターとともに喜び合えるようにやっていきたいなと思います。

DF 3
秋山 拓也

※試合後メディア取材より抜粋

2連敗で迎えた今日の試合は、どんな気持ちでピッチに入りましたか?

2連敗してしまったことは仕方がないことなので、そこは考えずに入ろうって気持ちでチーム全体で入りました。先制点を取ってからの戦い方といったところは、今日に関してはもうちょっと考えるべきだったのかなと思いますけど、前半の最初から自分たちのやりたいビルドアップもできてました。そこは沼津戦やFC大阪戦だったり…そういうところの改善はできたのかなと思いました。

些細なミスでの失点…守備陣としてどう感じている?

ビルドアップの自分からのミスでもあったので、そこでしっかり防がないといけないところもありましたし、時間帯も考えないといけないってところもあった。でもやっていることは間違ってないので。あとは質だったり、最後のクオリティってところはもっと上げていかないといけないなと思います。

3連敗したものの首位とは勝点4差、キャプテンとして仲間にどう声をかけていきますか?

まだ二十数試合あるので、優勝がなくなったわけでもないし、幸いなことに上ともそんなに離れていないので、まずは目の前の試合に勝つために、チーム一丸となってやっていかないといけない。もっともっと練習から突き詰めてやっていかないといけないと思うので、そういうところはしっかり声をかけていきたいです。

天皇杯を挟む過密日程で時間的にも余裕もないと思いますが、意気込みを聞かせてください。

中2日で試合があるので、どういうメンバーでいくか分かりませんけども、出たメンバーがベストなパフォーマンスを出せればいいと思うので、まずは天皇杯をしっかり勝てるように準備していきたいです。

鹿児島戦もホーム戦です。サポーターを笑顔にしてくれますか?

本当に3連敗している中でも「頑張れ!」とかゴール裏のサポーターの方たちも前向きな声をかけてくれたので、そういう人たちのためにももっともっとやらないといけないって気持ちにもなりました。次はしっかり勝点3を取って、首位と差を縮められたらと思います。