RESULT

2023 明治安田生命 J3リーグ 第5節

4.2

SUN

14:00KICKOFF

VSY.S.C.C.横浜

HOME 長野Uスタジアム

HOME

AC長野パルセイロ

西村 恭史
61’

1

試合終了

0

前 半

0

1

後 半

0

0

Y.S.C.C.横浜

AWAY

STATICSスタッツ

シュート
9
ゴールキック
11
コーナーキック
5
直接FK
11
間接FK
1
オフサイド
1
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

60′

OUT

三田 尚希

IN

西村 恭史

60′

OUT

杉井 颯

IN

音泉 翔眞

77′

OUT

佐藤 祐太

IN

近藤 貴司

84′

OUT

砂森 和也

IN

大野 佑哉

84′

OUT

山本 大貴

IN

髙窪 健人

CARD警告/退場

26′

船橋 勇真

STARTING MEMBERスターティングメンバー

濵田 太郎
30 GK
池ヶ谷 颯斗
5 DF
秋山 拓也
3 DF
砂森 和也
48 DF
船橋 勇真
4 MF
宮阪 政樹
15 MF
杉井 颯
19 MF
佐藤 祐太
17 MF
三田 尚希
14 MF
進 昂平
11 FW
山本 大貴
33 FW
GK 16
児玉 潤
DF 2
花房 稔
DF 3
藤原 拓也
DF 8
柳 雄太郎
MF 32
松村 航希
MF 50
中里 崇宏
MF 15
大嶋 春樹
MF 7
菊谷 篤資
MF 21
福田 翔生
MF 46
古賀 俊太郎
FW 9
萱沼 優聖

SUBSTITUTEサブメンバー

矢田貝 壮貴
1 GK
大野 佑哉
7 DF
西村 恭史
6 MF
近藤 貴司
8 MF
音泉 翔眞
18 MF
安東 輝
25 MF
髙窪 健人
23 FW
GK 1
佐川 亮介
MF 6
田場 ディエゴ
MF 10
山本 凌太郎
MF 22
松井 大輔
MF 49
ロリス ティネッリ
FW 29
中村 海渡
FW 55
カルロス アローヨ

STATICSスタッツ

シュート
4
ゴールキック
10
コーナーキック
7
直接FK
10
間接FK
3
オフサイド
3
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

61′

OUT

福田 翔生

IN

田場 ディエゴ

71′

OUT

大嶋 春樹

IN

松井 大輔

71′

OUT

松村 航希

IN

カルロス アローヨ

84′

OUT

花房 稔

IN

山本 凌太郎

84′

OUT

菊谷 篤資

IN

中村 海渡

CARD警告/退場

56′

大嶋 春樹

86′

萱沼 優聖

DATA試合環境

入場者数
2,421人
天候
晴、中風
気温
16.6℃
湿度
湿度 37%
ピッチの状態
全面良芝
主審
山岡 良介
副審
田代 雄大
副審
長谷 拓
第4の審判
福田 紀幸

COMMENT試合後のコメント

シュタルフ 悠紀監督

※試合後記者会見より抜粋

試合を振り返って総括をお願いします。

「ホームで勝利しないとシーズンが始まらない」っていうような言葉を最近みかけたので、これで我々のシーズンも無事に開幕することができてよかったです。今日は非常にタフなゲームで。YSCCさんの怖さっていうのは自分が一番よく知っていると思うので、非常にタフに戦ってきましたし、難しいゲームでしたけども粘り勝ちというのか、しっかりと最後一本セットプレーから取って、三度目の正直でちゃんと勝点3に変換できたので、選手たちに感謝したいなと思います。サポーターも二度三度、つらいゲームが続いた中でも変わらず、今日も僕らを信じて応援してくれたのが、この勝利を…無失点で終えるっていったところに大きく貢献してくれた部分なので、本当にサポーターの皆さんにも感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました。

YS横浜がセンターバックの選手を左右入れ替えてきましたが、影響はありましたか?

きっとこちらのプレッシングの裏をかく作戦だったと思うんですけど、配置はキックオフすればすぐに分かる。人が変わっていたわけではなく、人の配置が変わっていただけなので、そんなに大きな問題は無かったのかなと思っています。もともと後ろから繋いでゲームを組み立てるのが上手なチームなので、なかなか捕まりづらく、YSがボールを握っている時間もけっこう長かったと思いますけど、あまり危険なエリアまで危険な形では侵入させませんでした。ずっと私は開幕から言ってますけども、我々の守備は機能している。今日もしっかり機能していて、今日はエラーが少なかったので、無失点で切り抜けることができたんじゃないのかなと思います。

途中交代で入った選手の貢献もあって無失点に抑えられたのでは。その点の評価は。

評価は高いです。宮崎戦にしても途中入ってきた時のパワーアップみたいなものが勝点3に繋がりましたし、愛媛戦も途中出場の選手がそのまま守り切れば決勝点を決める形で活躍してくれましたし、それが富山戦では2点リードしてる段階での交代がまずあったので、そこから追いつかれるっていう形にはなりましたけども。怪我人も戻ってきて、競争が非常に活性化されているので、その中でみんなが試合に出たいと思います。我々はみんな同じ方向を向いているので、ONE TEAMでJ3を優勝するために、という気持ちでいい準備をして入ってくれたのが、ああいうパフォーマンスに繋がったんじゃないのかなと思います。

ホーム開幕で敗戦、前節も悔しい引き分け…今日の試合前はどんな言葉を選手にかけて試合に送り出しましたか。

「自分がこの世で一番、このチームの力を信じてる」っていうことを伝えました。開幕前のプレシーズンっていうのは長いわけであって。毎日の彼らの努力でしたり、真摯にフットボールに向き合う姿でしたり。我々の今週も練習量はめちゃくちゃ多かったですし、ミーティングも多くしました。本当にこのクラブが優勝を10年越しに成し遂げるために、彼らが結果にコミットしてやってくれているのを毎日見ている。私をはじめとしたスタッフはみんな、誰が何と言おうとこのチームの力を信じているから、自信を持ってプレーしよう!っていうところ。あと、やっぱり悪い流れっていうのは自分たちの力で断ち切らないといけないし、いい流れっていうのは自分たちの力で手繰り寄せないといけない。そのために必要なものは「信じる力」だと思います。まずは選手たちが私の言葉を信じ、自分たちの力を信じる。それが会場へときっと伝染していき、サポーターが信じるっていうところに繋がって、みんなでオール長野で作り出す空気感っていうのが、優勝チームの空気感だと思います。「ここでは俺らは負けないよ!」っていう空気を全員で、毎回毎回作り出していくことが、ちょっとの差というのか、勝敗を分けるあと数パーセントの部分を補うパワーになると思うので。今日は会場含めて発揮できていたからこそ、ゼロで締め切ることができたと僕は思っています。あとは試合に出られないメンバーも多いので、出られないメンバーのためにも18人が頑張ってくれ!っていう、シンプルな言葉ですけど、それを伝えて送り出しました。

西村選手を投入した狙いと、ゴールの評価は?

西村はここ4試合非常にパフォーマンスが高く、プレシーズンからもパフォーマンスが高かった。スタートで起用してもおかしくない選手なので、きっと本人は納得のいかないベンチスタートだったんじゃないかなと思います。試合前から、「西村クラスの選手が途中から入ってくるっていうことが試合を決めることになる」っていうことは、本人に伝えていましたし、その条件としては気持ちを切らさずに、しっかり準備するっていうことだってことも伝えました。しっかりと本人が情熱のこもった眼差しをしていたので、ピッチに送り出す時も、「お前がここから試合を決めるんだぞ!」っていうことを伝えました。攻撃のセンスもあるし、決勝点を決めに、自由に攻撃に自分の良さを出して来いってことを伝えたら、ファーストタッチでああいうゴールが生まれたので。交代のタイミングはラッキーだったなというか、持っていたんじゃないのかなと思います。

試合の締め方はこれまでの反省を生かせているという事でしょうか。

そうだと思います。引き出しは増えますし、もう三度目はないよって話はみんなでしてました。今日はかなりの数のセットプレーを取られたと思うんですけど、今週かなりの数のセットプレーの練習をしてきて、そういったところも練習は嘘をつかないなと思います。最後の落ち着いた守備という所では…危ないシーンはありましたけど、田場選手にカットインから1本シュートを打たれてるんで。あれがしっかりミートしていれば分からないと思う。危ないところはありましたけども、ゼロにできたのはよかったです。相手が高さを選択して攻め込んできたので、砂森に代えて大野を入れて、少しでもサイズアップしてっていうところも結果的にはよかったんじゃないのかなと思います。

試合の途中にゴール裏のサポーターへ応援を煽るシーンがありましたが。

きっとサポーターの中に不安な気持ちだった人たちはたくさんいると思うんですね。ここ3ゲームの内、2ゲームを残り5分ぐらいで追いつかれているわけですから。今日もまた「追いつかれたらどうしよう…」って気持ちの人がいたと思うんで、気持ちを紛らわせる意味でも大声でしっかり…ちょっと一瞬、歌の切り替わりのポイントだったと思うんですけども歌が途切れて。その歌の途切れる時間をなるべく無くして欲しくて、そのまま歌い続けて、そのまま誰も心配しないで、堂々とこの試合を終えることが今日は求められていたので、そういう気持ちを込めてのジェスチャーではありました。でも本当に一試合を通して、いつも僕らのサポーターは最高な応援をしてくれているので、今日も最後まで応援していただけたことで勝利に繋がったと思っています。

冒頭の「ホームで勝利しないとシーズンが始まらない」というのはどちらで聞いた言葉だったんでしょうか。

お隣の松本山雅さんの霜田監督が、前節ホーム開幕戦を1-1で終えらえた後の記者会見で仰っていたのを見まして。今日の山雅さんの結果はまだ確認していないですけど…今日の結果はどうでしたか?(記者さんに質問)...では先に僕らがシーズンインはできたのかな。でもまだ山雅さんの後を追いかける順位だと思いますけれども、しっかりと、信州を山雅さんと共に盛り上げていけたらなと思います。

サポーターが勝利への感謝をしていました。そしてホームで初めて肩を組んで出来たラインダンスの感想は。

まずは、感謝されることは非常に嬉しいですけども、まだまだ足りないので、もっと喜んでもらえるように頑張りますと伝えてください。シャナナに関しては、声出しと関係している部分で言うと、マスクを外して応援されている方が増えてきているので、しっかりと表情が見えるんですね。それが僕にとっては新鮮で。ゴール裏で肩を組んで踊って歌ってくれている方々のほとんどがものすごくいい笑顔をしていたんで、それが自分にとってはここ最近での一番の絶景で。この景色をホームでは毎回見たいなって気持ちになったので、感動しました。もっともっとたくさん、ホームでは全部勝てるように、もちろん準備はするんですけど、たくさん勝利を届けて、笑顔をたくさん見られたらいいなと思いました。

勝利を繋げていくことが大事になる...次節ホーム讃岐戦への意気込みを。

毎回毎回同じ答えで申し訳ないんですけど、自分たちに矢印を向けて、自分たちが少しでもいい状態で讃岐戦を迎えられることに、100%の力を注ぐってところだけだと思います。自分たちの力を100%出し切れば、最終的な結果は必ずついてくると思っているので、目の前の作業というのか、フットボールと向き合う姿勢みたいなところを一週間また求めていく。その中で一番勝利に近いんじゃないのかと思う18人をまた選び、選ばれてない選手も含めて、また全員でONE TEAMで讃岐に挑む!というところだと思うので、その作業を、情熱を込めますけども、淡々と。一生懸命に毎日積み上げていくところを、選手と一緒にまた明日からやっていきたいと思います。

MF 6
西村 恭史

※試合後メディア取材より抜粋

試合を終えて、今の率直な気持ちは?

前回ホームで0-3っていう悔しい結果で終わってしまって。チームとしても個人としてもすごく悔しい気持ちで、前節も富山に勝ち切れず…サポーターの方々になかなか勝利を届けられていなかったので、「今日は何が何でも勝つ!」っていう思いでした。それが上手く自分のゴールで勝てたっていうのがよかったなと思いますし、ホッとしてます。

ベンチスタートの中で、どういう気持ちで試合を見ていましたか。

相手のサッカーを見ながら、自分が出た時の役割っていうのを理解しながら見ていました。いつ出るかは分からなかったですけど、出た時には結果で、自分が点を取って勝ちたいって思って入りました。セットプレーからの入りだったので、自分のところにボールが来ればいいなあって思っていましたけども、いいボールが来たので、それが上手くファーストタッチで入ってよかったかなと思います。

気持ちで押し込んだようにも見えたが、どんな思いでゴールを取りましたか。

準備はしてて、目の前に相手がいたんですけど、上手く味方がブロックしてくれて。それが足に当たったって言ったらアレですけど、いいコースに流れてくれたんで。嬉しかったですし、ちょっとホッとしましたね。

こういうタフな試合を勝つことがシーズンでも大事になるのでは。今日の勝利はどうでしたか。

ホーム開幕は悔しい負け方で、サポーターもいろいろと思うことはあったと思います。僕たちはJ3優勝するために勝ち続けないといけない。今日の試合は、ここから自分たちがいい方向に向いていくんだっていう試合になるように、次もホームでできるので、連勝して…いけるところまでいって、優勝するためにここから頑張っていきたいと思います。

声出し応援解禁後、更に肩を組んでの初めてのラインダンスはどうでしたか。

去年は(北九州で)なかなかああいうのはなくて、今年はアウェー(宮崎戦)でしか出来ていなかったんで、ホームで応援してくれるサポーターの方と喜べるのは、すごく嬉しいです。自分ももっと頑張ろうって思えるので、できる限り多く、一緒にサポーターの方々と喜びたいなと思います。

前節までの課題を踏まえて、守備面はどういうところを意識しましたか。

前節まではリードしてても追いつかれてしまったり、なかなか勝ち切れない試合が続いていて。その中で球際の強さだったり対人っていうところが、個人的にもチームとしても課題が出ていました。点を決めてからの試合の終わらせ方が大事っていうのは、僕もチームとしても考えていたので、最後まで全員で体を張ってゼロで抑えられたので、よかったんじゃないかなと思います。

交代でピッチに入る時に監督からどんな言葉をかけられましたか。

今日このスタジアムに入って、ベンチだって言われた時に、同時に「すごく信頼してる」って言われました。途中から入る時も「ヤスが決めて、勝たせてくれ」って言われて。試合の流れがどういうタイミングで入るか分からなかったですけど、ちょうど自分が代わる時に0-0だったので。それがセットプレーからでもボールが来たら決めるって思ってましたし、いいボールが来たのでファーストタッチで…なかなかできない経験ですけど、すごく嬉しかったです。あまり今まで自分の経験の中で、ああいう形で貢献っていうのは今までしてきたことがなかった。すごく嬉しいですし、ここからいい経験になっていくんじゃないかなと思います。

DF 3
秋山 拓也

※試合後メディア取材より抜粋

試合を終えて、今の率直な気持ちは。

ホーム初勝利できたことは素直に嬉しいです。

ホーム開幕で敗戦、前節も悔しい引き分け…今日の試合前どんな気持ちでピッチに入りましたか。

ホーム開幕戦でああいった試合になってしまったんですけど、チーム全体で切り替えてできたと思います。前節は個人としても悔しい結果になってしまったんで...でも長いリーグ戦が続く中で、しっかりと切り替えてできたことが今日の勝利に繋がったと思います。

相手のシュートも4本に抑えて無失点。守備面はどうでしたか。

ゼロに抑えられたことはよかったんじゃないかなと思います。毎試合その気持ちで戦っているんで、今日たまたまゼロで抑えられたのかもしれないし…でもそれが継続できていければ負ける試合は自ずと少なくなると思うので、DFラインだけじゃなくて全員が頑張って守備して、最後にヤス(西村選手)が取って、チーム全体で勝利をつかみ取れたのかなと思います。

ピッチで仲間に声をかけるシーンが多くありました。

キャプテンになって、もっともっとキャプテンらしい行動もとらないといけないし、チームが苦しい時でも鼓舞する声を出し続けないといけない立場なので。まだまだリーダーらしいリーダーにはなれていないですけど、もっともっとチームを勝利に導けるように、頑張っていきたいです。

声出し応援解禁後、更に肩を組んでの初めてのラインダンスはどうでしたか。

最高でした。素直に嬉しかったし、ああやってみんなで喜べるって、やっと(本来の応援が)帰ってきたなって感じです。

次節への意気込みを。

今日、勝ったことは今日しっかり喜んで。でもまた切り替えて、自分たちの改善点だったり、讃岐に対しての対策だったりっていうのをまた一週間突き詰めてやっていければ、必ず勝利を掴むことができると思います。全員でONE TEAMでやっていきたいと思います。

昇格に向けて、ホームで連勝することが重要になるのでは。

ホームに限らず、どの試合でも勝って連勝することは大事。なのでそんなに考え過ぎずに、試合に臨めればいいかなと思います。