2022 明治安田生命 J3リーグ 第26節
9.25
SUN
18:00KICKOFF
VSアスルクラロ沼津
HOME 長野Uスタジアム
HOME
AC長野パルセイロ
- 山中 麗央
- 61’
- 水谷 拓磨
- 83’
2
試合終了
0
前 半
0
2
後 半
1
1
アスルクラロ沼津
- 遠山 悠希
- 51’
AWAY
STATICSスタッツ
- シュート
- 11
- ゴールキック
- 17
- コーナーキック
- 7
- 直接FK
- 8
- 間接FK
- 1
- オフサイド
- 1
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
46′+1
OUT
三田 尚希
IN
デューク カルロス
46′+1
OUT
東 浩史
IN
山中 麗央
46′+1
OUT
藤森 亮志
IN
森川 裕基
76′
OUT
山本 大貴
IN
宮本 拓弥
90′
OUT
佐藤 祐太
IN
坪川 潤之
CARD警告/退場
54′
水谷 拓磨
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 大内 一生
- 1 GK
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 秋山 拓也
- 3 DF
- 杉井 颯
- 19 DF
- 佐藤 祐太
- 17 MF
- 宮阪 政樹
- 15 MF
- 水谷 拓磨
- 7 MF
- 藤森 亮志
- 25 FW
- 山本 大貴
- 33 FW
- 東 浩史
- 10 FW
- 三田 尚希
- 14 FW
- GK 45
- 武者 大夢
- DF 3
- 安在 達弥
- DF 8
- 鈴木 拳士郎
- DF 13
- 附木 雄也
- DF 38
- 濱 託巳
- MF 15
- 菅井 拓也
- MF 31
- 鬼島 和希
- MF 33
- 遠山 悠希
- MF 7
- 瓜生 昂勢
- MF 14
- 徳永 晃太郎
- FW 17
- ブラウン ノア 賢信
SUBSTITUTEサブメンバー
- 矢田貝 壮貴
- 21 GK
- 乾 大知
- 30 DF
- 坪川 潤之
- 6 MF
- デューク カルロス
- 11 MF
- 森川 裕基
- 16 MF
- 山中 麗央
- 24 MF
- 宮本 拓弥
- 8 FW
- GK 1
- 野村 政孝
- DF 2
- 藤嵜 智貴
- MF 6
- 北 龍磨
- MF 21
- 森 夢真
- MF 25
- 伊東 輝悦
- MF 37
- ブイ ゴック ロン
- FW 29
- 杉本 大雅
STATICSスタッツ
- シュート
- 7
- ゴールキック
- 10
- コーナーキック
- 5
- 直接FK
- 4
- 間接FK
- 2
- オフサイド
- 2
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
64′
OUT
瓜生 昂勢
IN
藤嵜 智貴
74′
OUT
遠山 悠希
IN
森 夢真
84′
OUT
ブラウン ノア 賢信
IN
杉本 大雅
CARD警告/退場
DATA試合環境
- 入場者数
- 2,144人
- 天候
- 曇、弱風
- 気温
- 21.2℃
- 湿度
- 79%
- ピッチの状態
- 良芝
- 主審
- 大橋 侑祐
- 副審
- 原田 大輔
- 副審
- 坊薗 真琴
- 第4の審判
- 福田 紀幸
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合の総括をお願いします。
「先週の福島戦は押し込んでいた試合を勝ち切ることが出来ず、ゴールも取れなかった事が非常に個人的にも悔しかったです。なので今週はそれでも応援してくれる人たちの為に、ゴールを奪える集団なんだというパッションを見せようと、一週間取り組んできました。実はこの沼津戦の前までに、我々はトレーニングマッチを含めて52試合を闘ってきました。これは実は昨季の52試合とちょうどゲーム数が並んだ状況でした。その52試合で、昨シーズンは79ゴールを奪いました。そして今季の52試合では122ゴールを奪っています。43ゴール去年よりたくさん取っているにも関わらず、リーグ戦では天皇杯含めて公式戦27試合で28得点と、1.01くらいの得点率しかありません。トレーニングマッチでは3.76の得点率があります。その差は何なのかと監督としても色々と頭を悩ませられる部分はありますが、やはり一番は、長野の皆さんの期待に応えたいとか、負けてはいけないという中での公式戦でピッチに立つ選手達が足かせを付けられた状態で、多少リスクを冒し切れない状態でのゲームなのかなと。これまでもそうですが、例えば先制点を奪われて時間がない時間帯であったり、攻撃力を発揮して逆転劇というのも今シーズン何回目かもわかりませんが、そういうところで点を取れるチームなんだよと何度も証明してきたと思います。今日チームにはそれを見せようと、『先に決められてからではなくて、最初の1秒から相手のゴールに襲い掛かるスピーディーなフットボールをずっとやってきたじゃないか。それをとにかく見せよう。それで結果が着いてこなければもう仕方がない』と送り出しました。前半は点を取れませんでしたが、僕の目には前半からチャンスをたくさん作れたと思いますし、良いゲームが出来たと思います。後半はGKのアクシデントからあのような形で失点してしまって、難しいゲームになってしまいましたが、やはり誰一人諦めずに続けたことが、この2-1という逆転に繋がったと思います。逆転は本当に難しいので、こうして逆転してくれるチームの諦めない気持ち、"Never Give Up"の部分が本当に浸透してきたなと思います。本当にみんなよく頑張ったなと思います。他会場の結果も踏まえ、おそらく昇格圏との勝点差が3縮まり、また一週間命が繋がった。ここからはそういう一週間一週間になると思います。僕たちにはもう勝ちしかないので、来週は鹿児島を倒せるようにまた準備していきたいと思います」
前半から、福島戦の悔しさを払拭するようなパスワーク。戦術面で改善を図ったことは。
「本当に、思い出してもらっただけです。僕のビルドアップの定義の中では、局面の中で例えば相手がプレッシャーをかけてきた時にそれを剥がしていく力が無いと、結局自分たち主体で攻撃が成り立たない。相手が引いた時にはそれを崩していく力が無いと自分たち主体ではゴールが取れない。今シーズンは攻撃面から入ったシーズンだったんですが、そのビルドアップの課題に割と早い段階で直面してボールロストからの失点みたいなのがあったので、そこからビルドアップを攻撃面では重点的に取り組んできました。選手が入れ替わったり主力の怪我もありましたし、その中でブラッシュアップしていくとともに、攻撃のリスクファクターが薄れていたので、それを思い出させる一週間というか。そういうことを心がけて練習しました。戦術面では大きな変化はありませんが、SBの選手だったりボランチの選手も含めてより攻撃的なポジションを取ること。リスクを冒して前に出ていくところが多少表れていたんじゃないかなと思います」
その『リスクを冒す』という意味でも後半開始時3枚の交代にも通じるのでしょうか。交代の狙いは。
「それは僕からの、チームやサポーターの皆さんへの『僕らは攻撃をしたい』というメッセージ。前半で交代した3人は非常に良いパフォーマンスだったと思います。決してパフォーマンスが悪くて交代したわけではありませんが、45分間で相手を仕留めようという意気込みで入って、その前半45分で結果としては0点で帰ってきた。そのまま行く手もありましたが、特に今競争が厳しく紙一重でベンチに座っているメンバーもいるので、45分でエネルギーを使い切って貰って、次の45分で入った選手がまたエネルギーを使い切って『"OneTeam"で勝とう』というメッセージも僕の中にはありました。結果的に後半の選手が点を取りましたが、前半のジャブがあっての後半だったと思うので、今日は本当に選手全員良いパフォーマンスだったんじゃないかと思います」
後半開始時の3枚の交代はある程度最初から予定していたのでしょうか。
「最初から予定しているような交代はありません。一つの可能性としては、やはり点が取れないのであれば私自身も攻撃的な采配を執ることで選手にもそれを感じて欲しかったし、今日はのらりくらりと90分戦うんじゃないぞと、限られた時間の中で出し切ってゴールに迫るんだよというメッセージを感じて欲しかったです。途中から入った選手も自分たちが信頼されて、あれだけ良いパフォーマンスをしている3人に代わってピッチに送り出されるってことは、少なくとも私からの信頼がある訳で。それに応えて欲しいという部分と、バトンを引き継いで点を取って欲しいというメッセージを発信したかったです。それにサポーターの皆さんにも『僕らはたくさん点を取りたいんだ。前節は取れなかったが、ボールを繋ぐことを目的にしているチームではないですよ』というメッセージを発信したかったので、それが伝わったのであれば、良い采配だったと言えるのではと思います」
攻撃面では前半終盤からピッチの幅を使って脅威を与えていたのでは。攻撃のダイナミックさへの評価は。
「大事なのは皆さんがどう感じてくださったかという事だと思いますが、私自身は非常にダイナミックな攻撃が出来ていたと感じました。前半の途中というよりは、私の考えの中ではピッチの幅を使うのはゴールにストレートに向かえない時で、相手が引いてブロックを組むとゴールに直接向かう道が狭くなるので、そういう時は幅を使わないといけない。前半の早い段階では相手がまだ割と前からボールを奪いに来ていたので、直線的なゴールに向かう道も結構開いていたと思います。実際、縦パスを入れてフリックで相手を剥がして裏を取って...というシーンもあったと思います。そこも良かったですし、途中から相手の脚が徐々に止まって引いて割り切ったフットボールに切り替わってきた時に、幅を使う部分でも良かったと思います。後半は完全に相手が引いていたので、当然幅を使った攻撃はより多く出たと思います。そこの部分は個人的には良かったんじゃないかと思っています」
難しいピッチコンディションの中でもポゼッションしていく勇気を選手達から感じましたが、その点の評価は。
「本当に評価できると思います。我々の目指しているフットボールから逆算してベストコンディションかと言うと、そうではありません。おそらくスタンドから皆さんが見るよりも、我々ピッチサイドから見るピッチはもう少しダメージを抱えたグラウンドになっています。しかしずっと言っていますが、"Grow Every Day"の部分で僕たちは積み上げていかないといけない。もしかしたら最初の失点はそうした(ピッチコンディションの)部分も関係してしまったのかもしれませんが、やはり積み上げが無いとパワーアップが無い訳で。パワーアップが無い場合は、偶然の勝利はあっても必然の勝利はなかなか難しいのかなという考えが自分の中にはあります。なのでやることは変えず、このピッチコンディションでどれだけ出来るかというところもやって行く。もちろん前期のアウェイ宮崎戦のような大嵐でボールが転がらなくなったら、それは出来ないこともあります。しかし今日はデコボコはしていましたがボールが転がらない状況ではありませんでしたので、ボールをしっかり転がして相手を剥がしていく部分も良くやってくれたんじゃないかと思います」
監督自身の成績で言うと、勝点43はYS横浜時代の最高勝点数(2019シーズンに勝点39)を上回っていますが、気にされていましたか?
「それは僕自身も気付いていました。勝利数では12勝で、今並んだところだと思います。やはり自分もアップデートしていかないといけないと思いますし、『長野にはタイトルを取りに来た』そういう覚悟で来ているのでまだまだ足りないですし、もっともっとやらないといけないと思います。しかし、まだ8試合最高24の勝点を残した状況で記録を上回ることが出来たのは、非常に一つほっとしています」
※試合後メディア取材より抜粋
どんな想いで沼津戦に挑みましたか。
「直近の3試合で1点しか取れていない状況で、チームとして情けないぞという掛け声があった。どうしても勝点3を取りに行こうという中で、選手が全体的にゴールが見えたらどんどんシュートを打って行こうと意識していました。自分も後半の得点のシーンでは良い位置で受けて、顔を上げた時に目の前にゴールが見えたので、シュートを打ちました。その意識がゴールに繋がったので、本当に良かったです」
シュートを打つまで少し運びましたが、あの時考えていたことは。
「ボールを持った時にいろんな選択肢があって、味方に付けようかパスしようか、自分でドリブルで運ぼうか...という中で、結構相手がコースを切って出せない状況でしたが、自分が持ち出せたので、結果的にゴール前でミドルシュートを打てる位置に行けました。そこでパッとゴールを見ると『あ、シュート打てるな』と思いました。持って行った結果あのゴールに繋がったので、本当に打って良かったなと思いました」
失点した時はどんな気持ちでしたか。
「一生(大内選手)の不本意というかしょうがないというか、グラウンドの状況であのミスはしょうがないと思います。逆にあの失点で自分たちに火が付いたというか、逆転しなきゃいけないなと、自分たちが昇格する為には勝たないといけないと改めて感じました。結果的にあの失点が選手全員に火をつけて逆転できたので、良かったと思います」
今後の試合に向けての意気込みを。
「昇格圏内との差がありますが、自分たちはチャレンジャーのつもりで一戦一戦大事にして勝点3を積み上げていくしかありません。またここから鹿児島戦に向けて良い準備が出来たらと思います」
※試合後メディア取材より抜粋
試合に入る際、監督からはどんなメッセージがありましたか。
「試合前から、前半からどんどん攻撃していこうという話があった中で、前半の3人がアグレッシブに闘ってくれました。あとは後半から入る自分たち3人も引続き落とさずにやって行こうという話でした」
更に攻撃的に行くんだという意思表示でもある交代だったのでは。その意識については。
「0-0の状況で折り返して、点を取らないと勝てないので僕たち3人が結果を出さないといけないなと感じていました」
同点弾となった得点シーンについて振り返ってください。
「ヤマくん(山本選手)に入った時に、ヤマくんはヘディングが強いので競り勝つだろうと予測出来ました。あとはカル(デューク選手)が良いパスをくれたので、決めるだけでした」
デューク選手がシュートに行くのか?というシーンでもあったのでは。
「自分は空いていたので、めちゃくちゃ呼んで、あとはカルの判断に任せようと思っていました」
山中選手は6月以来の得点でしたが、ジレンマを抱えていたのでは。
「得点の部分で僕は評価してもらっているのに、なかなか取れずに苦しんでいました。今日のような形でも、点を取れたことは自分にとっては非常に大きな1点でした」
今後に向けての意気込みを。
「残り8試合、一試合一試合勝っていくしかないと思います。その先にどうなっているかだと思うので、また一試合一試合やって行きたいと思います」
ご自身のゴールへの意気込みも聞かせてください。
「チームトップが4点(山本選手)なので、あと2点は取って僕がチームトップ(現在3得点)でシーズンを終えられたらと思います」
※試合後メディア取材より抜粋
後半からの投入でしたが、監督からの指示は。
「ここ数試合で得点が少なかった中で、0-0で折り返した時点で得点が必要でしたし『行ってこい』と。具体的なメッセージもありましたが、点を取ることを全面に意識したアドバイスで送り出してもらいました」
そんな中、失点してしまった時の気持ちは。
「一生(大内選手)はいつも大事な場面で救ってくれるし、そういう状況を逆に自分たちで楽しもうと。もともと点を取るつもりでいましたが、絶対取り返そうという気持ちが今まで以上に強くありました」
同点弾をアシストしたシーンでは、シュートかパスかという選択があったのでは。
「抜け出した時にGKが見えたんですがポジショニングも良かったんで、自分で打つ選択肢も一応あったんですが、横から麗央(山中選手)の声が聞こえたので、良い意味でエゴが出なくて良かったなと思います。点は取りたかったですが、あれが自分にとっても一番ベストな選択だったのかなと思います。結果ゴールに繋がってよかったです」
複数得点し勝利した事については。
「これを本当に自信にしていかなきゃいけないですし、チャンスを作っている数で言えば今までの得点数はかなり少ないと思います。練習からもっと突き詰めて、自信を無駄にしないようにこれからも意識していきたいと思います」
ご自身のゴールへの意気込みを聞かせてください。
「もちろんチームの為になりたいと常に思っていますし、それがゴールという結果であれば良い。ゴールが長い間取れていないので、そこには貪欲にやって行きたいと思います」
鹿児島戦に向けての意気込みを。
「僕にとっては前期アシストして非常に良いイメージがありますので、その勢いのままに。今日の逆転という良い勢いを持って次の試合を迎えられるので、鹿児島に襲い掛かれればと思います」