2022 明治安田生命 J3リーグ 第22節
8.28
SUN
18:00KICKOFF
VSギラヴァンツ北九州
HOME 長野Uスタジアム
HOME
AC長野パルセイロ
- 山本 大貴
- 57’
1
試合終了
0
前 半
0
1
後 半
0
0
ギラヴァンツ北九州
AWAY
STATICSスタッツ
- シュート
- 17
- ゴールキック
- 8
- コーナーキック
- 1
- 直接FK
- 15
- 間接FK
- 0
- オフサイド
- 0
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
77′
OUT
藤森 亮志
IN
東 浩史
77′
OUT
デューク カルロス
IN
牧野 寛太
86′
OUT
宮阪 政樹
IN
坪川 潤之
86′
OUT
佐藤 祐太
IN
高橋 耕平
88′
OUT
三田 尚希
IN
山中 麗央
CARD警告/退場
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 大内 一生
- 1 GK
- 藤森 亮志
- 25 DF
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 秋山 拓也
- 3 DF
- 杉井 颯
- 19 DF
- 水谷 拓磨
- 7 DF
- 宮阪 政樹
- 15 MF
- 佐藤 祐太
- 17 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- デューク カルロス
- 11 MF
- 山本 大貴
- 33 FW
- GK 32
- 加藤 有輝
- DF 4
- 河野 貴志
- DF 5
- 本村 武揚
- DF 20
- 長谷川 光基
- DF 44
- 藤谷 壮
- MF 6
- 西村 恭史
- MF 7
- 佐藤 亮
- MF 19
- 平山 駿
- MF 24
- 前田 紘基
- FW 15
- 上形 洋介
- FW 29
- 藤川 虎太朗
SUBSTITUTEサブメンバー
- 金 珉浩
- 35 GK
- 坪川 潤之
- 6 MF
- 牧野 寛太
- 9 MF
- 東 浩史
- 10 MF
- 山中 麗央
- 24 MF
- 高橋 耕平
- 37 MF
- 宮本 拓弥
- 8 FW
- GK 21
- 後藤 大輝
- DF 23
- 藤原 広太朗
- MF 11
- 永野 雄大
- MF 18
- 中山 雄希
- MF 25
- 池髙 暢希
- FW 9
- 狩土名 禅
- FW 13
- 前川 大河
STATICSスタッツ
- シュート
- 6
- ゴールキック
- 12
- コーナーキック
- 4
- 直接FK
- 14
- 間接FK
- 4
- オフサイド
- 4
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
46′+1
OUT
長谷川 光基
IN
永野 雄大
57′
OUT
平山 駿
IN
中山 雄希
81′
OUT
本村 武揚
IN
藤原 広太朗
81′
OUT
前田 紘基
IN
狩土名 禅
CARD警告/退場
45′+1
長谷川 光基
90′+3
狩土名 禅
DATA試合環境
- 入場者数
- 2,454人
- 天候
- 曇、弱風
- 気温
- 20.5℃
- 湿度
- 81%
- ピッチの状態
- 良芝
- 主審
- 野堀 桂佑
- 副審
- 畠山 大介
- 副審
- 坊薗 真琴
- 第4の審判
- 堀 圭佑
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合の総括をお願いします。
「今季一番良いゲームと言っても過言ではないパフォーマンスを、選手達が一丸となって見せてくれたと思います。非常に誇らしい気持ちにさせてくれる特に前半で、唯一課題として挙げるとするならば、あと3点4点5点取れるだけのチャンスはあったと思います。それを仕留めないと普通は流れが変わって失点して苦しい試合になるのでは、というところですが、それもしっかりと乗り越えて、決勝点1点と少ないですが、綺麗なゴールが決まり、勝点3を積めたのは非常に良かったです。久しぶりに全員で試合後のシャナナをサポーターと共に分かち合えたことは本当に大きいです。一人一人の役割というのが、この週末の勝点3を取る上で非常に大切。出ていない選手の悔しい気持ちとかいろんな感情はあると思いますが、残り12試合も本当に今日みたいな一体感を見せて闘って行ってくれれば、一つずつ順位は上がると思います。残り12試合に向けて良い北九州戦になったと思います」
逆転負けを喫した八戸戦後の試合。試合前にどんな言葉を掛けて選手を送り出しましたか。
「戦術の浸透や一人一人の選手の連携など、そうしたところでは非常に成長が見受けられるのがこれまでのシーズンだったが、一番大切な『ORANGEの志』の部分で、ちょっと薄れてきている気持ちがあるんじゃないかという問いかけをしました。前節八戸戦で同点弾を決められて、NeverGiveUpが出来ていたのか。NeverGiveUpというのは試合に対してのそれでは無く、自分たちのフットボールに対してNeverGiveUpが出来ていたのか。普段の練習で、一つ一つのプレーでRunFast出来ているのか。試合に出ていない選手も含めて、本当に一枚岩になって闘えているのか。そうした問いかけをして、もう一度『ORANGEフットボール』を、それが何なのかを一人一人が理解して、全力で今季ベストなパフォーマンスを発揮して欲しいという気持ちをぶつけて、送り出しました」
プラン通りの良い形が多く見られたのでは。
「全ての局面において非常に集中したパフォーマンスだったと思います。ビルドアップは、グラウンドのちょっとしたデコボコや滑りやすさから難しさもありましたが、ミスも少なく狙い通りの運びもありましたし、相手のラインをブレイクした後のスピード感やゴールに襲い掛かるような形は、本当に期待通りのパフォーマンスでした。最後のラストワンプレーの精度の部分は課題として残りますが、選手達は非常によくやってくれたと思います」
森川選手が欠場する中、デューク選手のアシスト・佐藤選手が右SBでプレーするなど「一人一人の役割」が見られたのでは。
「ふたりとも非常に高く評価できるパフォーマンスだったと思います。一人欠けて倒れるようなチームは昇格争い出来ないと思うので、やはり全員が主力になる力を持っていないといけないと思います。そのチームのレベルや強さを図るのは、一番試合に出ていない選手のクオリティだと思うので、押し上げて実力をつけてくれることによって、試合に常にベストな18人を送り出すことが出来ます。北九州さんにとっては今日特に前半は良いところが無かったかもしれませんが、実際はもの凄いチーム。J2でも戦ってきた選手を前にした難しい試合でも、我々はこうしたパフォーマンスが出来たことに繋がりました。カルロス(デューク選手)も祐太(佐藤選手)もそうですが、他の選手も本当によくやってくれたと思います。
開幕戦ぶりの北九州。当初よりもチームの成長を見せられたか。
「結果だけを見れば、アウェイで2-0、ホームで1-0という形ですが、私はもう少しアウェイの開幕戦は難しいゲームだったように記憶しています。前半はたくさんチャンスを許しましたし、当時ゴールを守っていた矢田貝のセービングもあり、先に失点していたら流れが変わるような際どい試合を勝ち切ったと思います。ですが今日は力の差を開いたようなゲームを見せることが出来たと思うので、監督としても誇らしくホッとしていますし、今まで積み上げてきたものはやはり間違っていなかったと思います。今日の勝点3で、昨年のパルセイロの勝点を上回ることになりましたので、一歩前に踏み出せたのかなと、本当に良い勝利だったと思います」
試合の流れを最後まで渡さなかった点も一つ成長を得たのでは。
「非常に難しい事だと思います。ハーフタイムに選手達にも伝えましたが、前半のパフォーマンスをもう一回後半もやれというのはなかなか難しい。それに近い後半だったと思いますが、相手の時間帯が全く無かったわけではなく、そこの時間は八戸戦に比べて多少短かったかもしれません。しかし一番大きな違いは、その相手の時間帯を無失点で切り抜けたことだと思います。この先もやはり相手の時間帯をゼロにするのは現実的ではありませんので、相手の時間帯を無失点で凌ぐことに自分たちのマインドを持って行く。我々は自分たちで点を取れるチーム。その数は多くは無いですが、今までのゴールも自分たちの力で奪ってきたゴールなので、そこにしっかりと自信を持つこと。自分たちの時間は必ず来るし、そこでゴールを積み上げていけるようなメンタリティで今日はやってくれたと思います。その点は前節からの学びを活かすことが出来た部分だと思います」
次節はアウェイいわき戦。大一番へ向けての意気込みを。
「勢いに乗っている首位とのアウェイゲームなので、メディアの皆さんやサポーターの皆さんから見れば当然大一番に見えると思います。しかし私の立場からすると、残り12試合でどれだけ勝点を取れるかという事へのポイントは変わりません。いわき戦に勝ったから昇格できるわけでも無ければ、いわき戦に敗れたからと言って昇格が消えるわけでもありません。気負いせずに自分たちのゲームをすることに、引き続き重きを置きたいと思います。ただ当然、今年唯一ホームで敗れた相手ですし、そのリベンジに燃えていないかと言うと嘘になります。勝つつもりで闘志を一人一人が身にまとって、しっかりといわきを倒したいと思います」
※試合後記者会見より抜粋
前節の悔しい敗戦から北九州戦を迎えました。どのような想いでしたか。
「4連勝していて前節八戸戦で負けてしまって、正直この一週間でいろんな事がチーム的にもありました。でもその中でも、パルセイロの『ORANGE』の中のONE TEAMの部分が出た良い試合だったと思います」
監督が試合前に「ORANGEの志を忘れていないか」と話したそうですが、佐藤選手が感じたことは。
「試合前に監督からそういった話を頂いて、より『ORANGEフットボール』を意識して試合に臨めたと自分は思っています。それもあってDFの部分ではアグレッシブに行けたし、ボールを動かすことに関しても、主導権を握ってこちらがボールを前半から動かしていた結果が、今日の1-0という結果に繋がったと思います」
追加点がもっと入ってもおかしくなかった内容だったのでは。
「自分も2本くらいあったし、他の選手も何本かあったんで、それを決め切ればもっと楽に試合を運べたと思います。最低限の勝点3は取れたけど、欲を言えばもっと得点は出来た。上位に行く為には、得失点差も大事になってくると思いますし、点を取れるときに多く取るというのは今後課題になってくると思います」
得点シーンについて。佐藤選手が奪って三田選手へ預けたシーンが起点になりましたが、その狙いは。
「正直最初は自分で持ち上がって行こうかなというイメージがあったんですが、ボールを持ってファーストタッチして前を向いたときに、相手の中盤の選手がちょっとスライドしてきて。その時にさんちゃん(三田選手)が良いポジションを取っていたので、(三田選手に)ボールを出せば真ん中にボールが行くので、両サイドにパスコースが出来るかな、という意図がありました。上手くいけばそのままさんちゃんがドリブルしてシュートまで行けるんじゃないかというのもありました。自分はそういう意図で預けてどんどん前に出て行こうかなという意味合い。ボランチの選手が動いたのが見えたところで、自分とさんちゃんで2対1が作れている状況だったので、さんちゃんが凄く良いポジションを取ってくれたなと思います。その展開から点が取れたので、すごく良かったと思います」
慣れないポジションでのスタートでしたが、勝利を得たことで次節いわき戦への自信に繋がるのでは。
「相手は結構マンツーマン気味でボールを取りに来る守備をして来ていて、一見はまっているように見えていたかもしれませんが、みんなが流動的に動いていたし、パスを出した後に距離感良く繋がっていたのが、相手からすれば捕まえずらかったと思います。長野にスペースを与えてしまっているという状況でした。自分としては凄く大きなスペースがいっぱいあるなと、SBとしてボールを持った時に思っていました。FWの選手も背後への意識が強かったので、より自分たちと中盤のスペースが空いていたなというイメージです。そこに何本かさんちゃんや宮阪さんや拓磨(水谷選手)がフリーになる状況が多かったり、一個飛ばして亮志(藤森選手)に当てて落として貰って、前向きにサポートに行くことで中盤の選手がボールを受けられたり。そうした部分で、こちらの方がボールを動かす部分で非常に良かったと思います。なので、これをいわき戦でも続けていければ、正直勝てない相手では無いと思っています」
次節アウェイいわき戦への意気込みを。
「首位ですし、ここ最近負けていないチーム。上位に行く為にはそうした相手を叩かないといけないと思います。何が何でも今日以上のパフォーマンスを見せて、チーム一丸となって闘いたいと思います」
※試合後記者会見より抜粋
森川選手の累積欠場も関係したスタート起用だったと思いますが、今試合に懸ける意気込みは。
「とはいえ試合にはコンスタントに出させて貰っているので、やることはブラさずに、という事は意識していました。森川選手はポジションが被っているという意味ではライバルですが、本当にいつも練習から良いアドバイスをくれますし、そこは『自分が』というよりは、モリ君も含めてチームの為に何が出来るかを整理しながら試合に入りました」
アシストのシーンも含めて、北九州のウィークポイントを良く突いていたのでは。
「試合前から監督には『北九州は背後が手薄』だと聞いていました。逆に言えば前に凄く強く来るので、試合中にも何度か背負って激しくチャージされるシーンもありました。ただ、颯(杉井選手)がアグレッシブに攻撃参加してくれたおかげで自分も何度か背後を突くことが出来て。手前に受けるプレーと、背後に何度か試したお陰で、得点シーンは生まれたと思います。良い試合展開だったと思います」
アシストシーンでの杉井選手との連携については。
「練習から彼が凄く僕の事をコントロールしてくれますし、僕がしたい事を理解してくれて、アイコンタクトだけで僕も彼がしたいプレーがわかるようになってきました。それが象徴されるプレーだったと思います」
ファーにふわっとしたクロスというのも狙い通りだった?
「そうですね。その前に一本、ちょっと強くなりすぎて亮志君(藤森選手)がふかしてしまったシーンがあったんですが、あれも得点シーンと似ていたシーンで、颯から縦に流して貰ったボールが似たようなところに来た。あれは大体GKからしたらニアを警戒していると思うので、ファーにボールを入れるのは決めていました」
宮阪選手に向けた「ゆりかご」のシーンは。
「僕はサポーターを煽っていて、気づいたら終わっていました(笑)前節は負けてしまいましたが、この一週間でチームとしての一体感がより生まれたので、ゆりかごの祝福も含めて、良い形で終われてよかったです」
監督が試合前に「ORANGEの志を忘れていないか」と話したそうですが、デューク選手が感じたことは。
「試合に出ている出ていないとかもありますし、誰しもが同じシチュエーションではないというか...上手く表現できないですが。僕自身このチームに来れて良かったという想いが常日頃ありますし、プレーで恩返しがしたいと思っています。ただやはり競争はあるので、いろんな感情が生まれるのは当然のこと。でもそこで監督が試合前にみんなに問いかけてくれたことで、僕の中でも慣れが出ていたかなと感じたので、改めてより一層チームの為にという気持ちを強く持たせて頂きました。感謝しています」
次節アウェイいわき戦に向けての意気込みを。
「アグレッシブで手ごわいチームだと思いますが、今日の僕たちなら対抗してそれ以上のゲームが出来ると自信を持って言えます。それを必ずピッチの上で表現したいなと思います」