2022 明治安田生命 J3リーグ 第13節
6.19
SUN
16:00KICKOFF
VSヴァンラーレ八戸
HOME 長野Uスタジアム
HOME
AC長野パルセイロ
- 山中 麗央
- 39’
- 宮阪 政樹
- 57’
2
試合終了
1
前 半
1
1
後 半
0
1
ヴァンラーレ八戸
- オウンゴール
- 38’
AWAY
STATICSスタッツ
- シュート
- 7
- ゴールキック
- 7
- コーナーキック
- 2
- 直接FK
- 9
- 間接FK
- 0
- オフサイド
- 0
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
60′
OUT
船橋 勇真
IN
杉井 颯
60′
OUT
宮本 拓弥
IN
佐野 翼
77′
OUT
山中 麗央
IN
三田 尚希
77′
OUT
宮阪 政樹
IN
秋山 拓也
86′
OUT
佐藤 祐太
IN
東 浩史
CARD警告/退場
37′
山中 麗央
65′
森川 裕基
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 大内 一生
- 1 GK
- 船橋 勇真
- 4 DF
- 喜岡 佳太
- 2 DF
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 水谷 拓磨
- 7 DF
- 宮阪 政樹
- 15 MF
- 佐藤 祐太
- 17 MF
- 坪川 潤之
- 6 MF
- 山中 麗央
- 24 MF
- 宮本 拓弥
- 8 FW
- 森川 裕基
- 16 FW
- GK 1
- 服部 一輝
- DF 15
- 板倉 洸
- DF 38
- 藤井 航大
- DF 3
- 佐藤 和樹
- MF 17
- 宮尾 孝一
- MF 24
- 山田 尚幸
- MF 32
- 國分 将
- MF 27
- 丹羽 一陽
- FW 9
- 島田 拓海
- FW 28
- 江幡 俊介
- FW 20
- 萱沼 優聖
SUBSTITUTEサブメンバー
- 金 珉浩
- 35 GK
- 秋山 拓也
- 3 DF
- 杉井 颯
- 19 DF
- 東 浩史
- 10 MF
- デューク カルロス
- 11 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- 佐野 翼
- 13 FW
- GK 33
- 蔦 颯
- DF 5
- 赤松 秀哉
- MF 7
- 中村 太一
- MF 18
- 渡邊 龍
- MF 22
- 坪井 一真
- MF 48
- 相田 勇樹
- FW 11
- 佐々木 快
STATICSスタッツ
- シュート
- 7
- ゴールキック
- 7
- コーナーキック
- 3
- 直接FK
- 13
- 間接FK
- 3
- オフサイド
- 3
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
46′+1
OUT
江幡 俊介
IN
中村 太一
67′
OUT
萱沼 優聖
IN
佐々木 快
67′
OUT
丹羽 一陽
IN
相田 勇樹
80′
OUT
宮尾 孝一
IN
渡邊 龍
88′
OUT
山田 尚幸
IN
赤松 秀哉
CARD警告/退場
90′
板倉 洸
DATA試合環境
- 入場者数
- 2,224人
- 天候
- 曇のち雨、中風
- 気温
- 27.6℃
- 湿度
- 65%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 國吉 真吾
- 副審
- 国吉 真樹
- 副審
- 谷 弘樹
- 第4の審判
- 山際 順義
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合の総括をお願いします。
「どんな試合もなかなか勝たせてくれないな、という印象の試合だったと思います。PKかと思われたシーンがお互いにありましたがスコアは動かず、こちらは最初のビッグチャンスを決め切ることが出来なくて、ここ数試合のように相手に握られる時間帯が前半の最後の方にあり、本当にツイてないオウンゴールで失点してしまい、良くない雰囲気になりかけました。ただ直後のセットプレーから得点を取れてすぐに振り出しに戻せたことが非常に良かったと思います。後半はチャンスもたくさんありましたし、結果的に入ったのは1点のミドルシュートでしたが、右サイドの船橋のクロスから佐藤のシーンもあと1歩だったと思います。最後の三田のシュートもクロスバーを叩くなど惜しいシーンもありました。勝てて少しほっとしています。あと少しというところで中断になってしまい、ラスト5分で泣かされている試合が3試合続いている中で、ラスト5分のはずが40分に延びるというアクシデントもありました。でも再開後のアディショナルタイム5分が短く感じるくらいに、しっかりと切らさずに選手達が最後まで、学習をして危なげなく乗り切ってくれました。しっかりと勝ち切って切れたのが本当に良かったと思います。
そして長年このクラブを裏方で支えていたクラブスタッフ2名、大橋さんと満田さんがクラブを離れるという事で、今日が最後のホームゲームになると聞いていました。そうした意味でも勝利で送り出すことが出来たのは非常に良かったと思いますし、これからもパルセイロは大丈夫だよというメッセージも発信したかったので、彼らの為にも、勝てて良い雰囲気で終われて良かったと思います。
ですが我々にとっては終わりではなく始まり。他会場の結果も見ると首位との勝点差は前節より1詰まったかと思います。ひとつずつ一歩ずつ、上がっていけたらなと思います。
雨の中でも帰らずに最後まで粘ってくれたサポーターにも、本当に感謝を伝えたいです。長野のOneTeamで取った久しぶりの勝点3でしたので、本当に良かったです」
ケガからの復帰戦となった船橋選手への評価は。
「良い動きをしていたと思います。久しぶりの試合でしたので、探りながらやっていた部分もあったかもしれませんが、彼の良さは、ワイドレーンで我武者羅に攻守にハードワークするところ。前半最後のワンプレーで抜け出したところがプレーオンでなく笛で止まったのが残念だったのと、アシストを付けられていたら本当に良い復帰戦だったと思いますが、久々の試合とは思えないくらいの活躍を見せてくれましたので非常に良かった。彼がいない間なかなか勝てなかった中、こうして復帰戦で勝てたことで彼もホッとしていると思います。またしっかり練習をしてレベルアップして行って欲しいなと思います」
複数得点を狙っていた中、目指していた通り2得点を挙げての勝利となりました。
「今日のゴールに関しては、セットプレーの折り返しからの1点目と、2点目はミドルシュート。崩し切ってのシチュエーションでゴールネットを揺らすことは出来なかったのでもちろん課題は残りますが、前半宮本のシュートのシーンや、山中が抜けてもう一度森川に合わせようと折り返したシーンや、後半も先ほど例に挙げた三田のシーンもそう。それ以外にも惜しいシーンも何度かありました。やはりワンゲームを通して安定してコンスタントに、5.6本のゴールチャンスは生み出していかないといけないと思います。ゴールチャンスが全て入るようなチームであれば、国内のリーグにはいないと思いますので、やっぱり我々はチャンスを増やしていくという事。チャンスを増やすことで、すぐに決定力が上がらなくてもゴールネットを揺らすことが出来る。そして同時進行で決定力も上げていく。その2つのプロセスを込めてGrowEveryDayしていかなければいけないので、今日も良いチャンスがありましたし、ゴールが2点取れて良かったです」
後半途中に秋山選手を投入し3バックにしたのは、失点を防ぐ意図でしたか。
「ピッチ状況もスリッピーだったので、後ろが4枚の場合、意図していないボールがすり抜ける確率が、5枚に比べると多少高くなります。また、相手が放り込んでくる状況で、それに対して秋山は空中戦に強い選手なので、ヘディングで折り返す部分でもチームの力になるなと思いました。宮阪と坪川が非常に良く中盤をコントロールしてくれていましたが、最後の方は相手が中盤を省略するようなプレーが多かったので、そこの選手を1枚削って最終ラインに入れた方が、アクシデントに備えるという意味で守備が堅くなるかなと考えていました」
試合中断~再開までの時間で、チームに働きかけたことは。
「試合が中断した時は「ほんとかよ…」というのが正直な気持ちでした(笑)。あとはアディショナルタイムだけだったと思いますし、ファウルストップでの決定機だったのでそれに関しても。でもこれもフットボールですし、今はこういう運気なのかなと思って、気にしないで良い準備をしよう!と声掛けをしました。選手もさすがに3試合続けて最後にやられていて、それぞれが学んでいることもあるし、一体感を持って今日は勝ち切ろうと結束していました。私が伝えたことは、最後逃げるのではなく追加点を取るような気持ちで前から行こうと、逃げのメンタルでは無く勝ちのメンタルで行くぞと。選手個々が非常に声を掛け合っていて、ベテランの宮阪も東も、ベテランではない選手も途中交代している選手も、本当にお互いに声を掛け合って、良い雰囲気で30分間を過ごせたのが良かったのではと思います」
今日の勝利がチームにもたらすものは。
「ここ長野に来て僕が感じていることとして、高い期待値が少しチームにはプレッシャーとして伸し掛かっている部分もあります。良いフットボールをしてチャンスをたくさん作って、例えば後半ロスタイムに同点に追いつかれた試合でも、あたかも負けたかのような雰囲気を感じることもありました。そんな中、長野の地域・サポーター・スポンサー・選手もそうですが、全員が全員ポジティブなマインドで取り組む為には勝ちという結果が一番でした。そういう意味でも勝ち星を取れたのは非常に良かったです。でもこの勝利は偶然でもなんでもなく、ここずっと積み上げてきたことが全て。むしろ遅すぎる勝利だと思うので、次に向けて少しでもレベルアップして良いゲームを見せられるように。コントロールできるのは我々のパフォーマンスのみなので、我々のパフォーマンスが勝利に値するものであるように、良い準備をしていきたいと思います」
※試合後記者会見より抜粋
まず山中選手の同点弾に繋がったCK。セットプレーからの得点についての評価は。
「チームとして練っていたところは1本目から蹴れていたのですが、得点にならなければ意味が無くて。得点シーンについては、狙っていたものとは違ったところではありましたが、結果的にはゴールに繋がったのでそれはそれでよかったと思います。けど、今日の試合だけではなくボールがうまく行っていても決められないというのはチームとして良くない事。セットプレーでも点を取れれば楽になると思います。自分たちは逆にセットプレーで失点していて、決められると苦しい戦いになることは実感しています。セットプレーの重みは、キッカーとして自分はすごく感じているので、改善してもっともっと得点に繋がるようなキックをしたいと思います」
自身の得点シーンについて振り返ってください。
「モリ(森川選手)からのパスが来た時にツボ(坪川選手)とかが裏をとって走ってくれたことで自分へのマークが少し甘かった。シュートの意識を高く持って行こうという中で、思い切ってシュートを打った結果がゴールに繋がったので、良かったと思います」
今日のゴールで、宮阪選手はJリーグ通算30得点目となりました。
「今日はFKもありましたし、そういうところでも点を取れていれば、個人としてもっとキックの特徴を活かせたと思いますが…でもミドルも得意なので、どんな形であれ点を取れたのは良かったと思います。自分はそんなに多く点を取る選手ではありませんが、自分がもっと点を取れれば相手のマークや引き出せるポイントは増やせると思います。でも父の日に得点できて、良いお父さんになれたと思います」
得点後の「ゆりかご」のダンスは誰に向けたパフォーマンスだったのでしょうか。
「少し前にツボにお子さんが生まれて。まだゆりかごは出来ていなくて、逆転ゴールでしたしツボも喜んでたので、決めて喜んでいる時に「やらなきゃ」と。みんなで出来て良かったです」
試合中断~再開までにチームにアプローチしていたことは。
「集中力が切れないように声掛けをすること。交代してしまっていたので、それぐらいしかできることは無くて。でも一人一人にいろんな声を掛けていました。試合に出ないから何も出来ないのではなく、チームで戦っているという一体感を持って闘おうと、全員がやっていました。監督が仰っていた「今日は絶対に勝ち切る」というところをチームとして体現出来たことが良かった。選手各々が考えて行動していたと思います」
勝てずに苦しい試合が続いていました。
「ここ数試合、アディショナルタイムや終盤に追いつかれたり、失点することがチームとしての課題でした。しっかり修正して行こうと、改善して勝利出来たことが非常に良かったと思います。逆に言えばここ数試合勝点をもっと拾えていたはずなので残念ではありますが、もう前の試合は戻って来ない。しっかりと次の試合に向かって修正して行こうと取り組んで、今日はその成果が出たので良かったです」
久々の勝利でしたが、どんな想いですか。
「前回勝利した鹿児島戦で僕自身はメンバーに入っていなかったので、リーグ戦では2ヶ月くらい勝てていませんでした。やはり勝てないと評価してもらえないし喜びも半減してしまう。今まで、勝ち切ろうというところで追いつかれたり失点して負けていたので、勝つことがチームには良い薬になると思います。でも今日で終えては意味が無いので、もっと上をみてどの試合でもしっかりと勝ち切れるようにやって行きたいと思います」
次節アウェイ富山戦に向けての意気込みを。
「僕自身としては、富山の石﨑監督とは山形時代に同じチームでやっていましたし、知っている選手も多く対戦するのは非常に楽しみです。でもまずチームとして勝てるように。富山は連勝を続けて今の順位(第13節時点で4位)にいるので、僕たちは今日の勝ちに満足せずに、挑戦者の気持ちでしっかりと倒して、自分たちが上位に行けるように頑張りたいと思います」
※試合後記者会見より抜粋
復帰戦をどんな気持ちでピッチに入りましたか。
「約2ヶ月ぶりに、公式戦でありUスタのピッチに戻って来られて、少々緊張もありながら楽しみな気持ちの方が強かったです。楽しくやりきろうかな、自分に出来る事を100%やって交代すればあとは仲間に託そう。と思っていました。やり切れたことは良かったかなと思います」
自身のプレーの評価は。
「前半は少し右サイドでボールを受ける回数が少なくて、なかなか上手くいきませんでした。でもボールが入ってきた時は、高い位置から侵入して強く推進力を持って行くことによって相手が嫌がっているのは感じました。CKに繋がったシーンも、自分が前に行くことによって相手が嫌がってスペースを開けてくれたという形でした。やっぱり前に前に来られるのは自分もDFをやっている身として嫌なので、自分がやられたら嫌な事というのは意識して、強く仕掛けていこうと思っていました」
公式戦から離れていた期間に感じていた事は。
「僕自身は、試合結果はもちろんですが、純粋にみんなサッカーが好きだからここまで来ている訳で、もっともっとみんなが楽しくサッカーしている姿が見たいな、と思っていました。リハビリから復帰して試合に出た時にはそれを自分が体現できるようにと意識していました。多くの選手とコミュニケーションをとることが大事だと思っていたので、Uスタではスタンドの方から・アウェイではDAZNで見ていた時も「あれは〇〇だったね」というような話も多くしていました。でも何よりも楽しくやってもらうことが一番大事だと思っていたので、それは一番強くみんなに伝えていたことだと思います」
リハビリ期間中もコミュニケーションをとってイメージを膨らませていたことで、スムーズに試合に入れましたか?
「試合から離れていても喋ることは多くやってきましたし、試合に出ている選手とも出ていなかった選手ともいろんなコミュニケーションを取ってきました。ピッチの中で喋ることは大事だと思っています。有難いことに長野のサポーターが凄く良い応援をしてくれるのでなかなかピッチ内で声が通りずらい点もありますが、自分たちがもっと声を張っていかないとチームとして崩れてしまうタイミングが来るかもしれない。そういう部分も意識して、戦術的な声掛けやメンタル的な声掛けは常にやって行こうと思っていました。それが最後まで切らさず出来たことで今日勝ち切ることが出来たのかなと思います」
早く試合に出たいと焦る気持ちもあったのでは。
「チームが勝てていない状況で、悔しさやもどかしい気持ちはたくさんありました。でも僕が居ない中で戦っているチームの姿を見ると、100%で戻るだけでは足りないなと感じていました。少しでもパワーアップして120%で戻れるようしたいと意識していたので、少し長い離脱にはなってしまいましたが、今回の勝利をチームの良い勢いに繋げられたらと思います」
復帰戦で勝利した気持ちは。
「最高ですね。3試合連続終盤にやられる試合が続いている状況で、今日はアクシデントがあった中でもチーム全員で声を出して、気持ちを引き締めて、しっかりとサポーターの前で勝ち切れたというのは今後のリーグ戦に繋がる大事な試合になったと思います。本当に勝てて良かったと思います」
次節からはアウェイ2連戦(富山・相模原)となります。意気込みを。
「復帰戦で勝てなかったらどうしようと少しネガティブな気持ちもあったんですが、ピッチに戻ってサッカーはやっぱり楽しいなと改めて実感しました。好調の富山さんやJ2から落ちてきた相模原さんは強敵だと思いますが、相手がどうこうというよりも自分たちがやるべきことをすることで勝利に繋がるのではと思います。自分が出来る事は、最大限100%サッカーを楽しんでいくことだと思うので、1週間しっかりと良い準備をして、アウェイの連戦に臨めたらと思います」