2022 明治安田生命 J3リーグ 第10節
5.29
SUN
14:00KICKOFF
VSFC岐阜
HOME 長野Uスタジアム
HOME
AC長野パルセイロ
- 宮本 拓弥
- 59’
- 山中 麗央
- 76’
2
試合終了
0
前 半
1
2
後 半
1
2
FC岐阜
- 藤岡 浩介
- 36’
- 窪田 稜
- 90’+5
AWAY
STATICSスタッツ
- シュート
- 9
- ゴールキック
- 6
- コーナーキック
- 4
- 直接FK
- 10
- 間接FK
- 1
- オフサイド
- 1
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
67′
OUT
三田 尚希
IN
小西 陽向
67′
OUT
森川 裕基
IN
デューク カルロス
74′
OUT
住永 翔
IN
宮阪 政樹
74′
OUT
佐藤 祐太
IN
山中 麗央
81′
OUT
宮本 拓弥
IN
佐野 翼
CARD警告/退場
28′
秋山 拓也
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 大内 一生
- 1 GK
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 喜岡 佳太
- 2 DF
- 秋山 拓也
- 3 DF
- 住永 翔
- 22 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- 佐藤 祐太
- 17 MF
- 坪川 潤之
- 6 MF
- 杉井 颯
- 19 MF
- 宮本 拓弥
- 8 FW
- 森川 裕基
- 16 FW
- GK 21
- 松本 拓也
- DF 22
- 舩津 徹也
- DF 18
- 服部 康平
- DF 23
- 大西 遼太郎
- DF 30
- 宇賀神 友弥
- MF 5
- ヘニキ
- MF 10
- 庄司 悦大
- MF 44
- 菊池 大介
- MF 38
- 藤岡 浩介
- FW 45
- ンドカ チャールス
- FW 51
- 石津 大介
SUBSTITUTEサブメンバー
- 矢田貝 壮貴
- 21 GK
- 東 浩史
- 10 MF
- デューク カルロス
- 11 MF
- 宮阪 政樹
- 15 MF
- 山中 麗央
- 24 MF
- 小西 陽向
- 28 MF
- 佐野 翼
- 13 FW
- GK 31
- 大野 哲煥
- DF 26
- 小山 新
- MF 8
- 窪田 稜
- MF 11
- 吉濱 遼平
- FW 7
- 村田 透馬
- FW 39
- 畑 潤基
STATICSスタッツ
- シュート
- 9
- ゴールキック
- 10
- コーナーキック
- 7
- 直接FK
- 11
- 間接FK
- 2
- オフサイド
- 2
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
55′
OUT
菊池 大介
IN
窪田 稜
63′
OUT
ヘニキ
IN
小山 新
84′
OUT
大西 遼太郎
IN
吉濱 遼平
84′
OUT
石津 大介
IN
畑 潤基
84′
OUT
ンドカ チャールス
IN
村田 透馬
CARD警告/退場
38′
ヘニキ
DATA試合環境
- 入場者数
- 3,180人
- 天候
- 晴、弱風
- 気温
- 29.0℃
- 湿度
- 29℃
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 石丸 秀平
- 副審
- 小出 貴彦
- 副審
- 宇田川 恭弘
- 第4の審判
- 高坂 凌
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合の総括をお願いします。
「最後の最後の時間帯での失点だったので悔やまれますし、試合後のロッカールームも、引き分けですが負けたような雰囲気になっていました。勝点2を落としたゲームになってしまったなと思います。ただ3試合得点が取れていなかった中でも点は取れると私はずっと言い続けていましたが、しっかりと複数得点することは出来たので、その点は少しポジティブな点だと思います。得点シーン以外にも惜しいシーンはたくさんあったので、決めていれば引き分けで勝点を落とすことも無かったと思うので、引き続きもっと鋭い攻撃が出来るように、また明日から練習していくだけかなと思います」
後半は連動した攻撃が見られるようになりました。前半から修正した部分は。
「気持ちですね。もしかしたら全てに関して今季一番迫力の無い前半だったと思っています。そう選手達にも伝えましたし、公式戦の試合の入り方として、一週間空いて少しスイッチの入れ方を忘れてしまったのかわかりませんが、相手の強度もあまり高くないとわかっていながら、その相手の強度に合わせる前半をしてしまいました。そこは非常に悔やまれます。最後の最後の失点でしたが、前半45分間が勝ちに値しない45分間だったので、後半に逆転はしましたが、前半の1失点が無ければ2-1で勝てていた。後半のように、我々が本来プレーしている強度で前半からプレーしていればもっと大差で勝てていたゲームだったと思うので、そこを含めて非常に悔やまれる引き分けだと思っています」
見違えた後半になりましたが、具体的にはどのようにしてスイッチを入れたのでしょうか。
「正解がわかれば毎回僕もそのスイッチを押してみたいなと思いますが…。今日ハーフタイムで伝えたのは『我々の力はこんなもんじゃないはずだ』というのと『全くもって自分たちの力を発揮できていない』と。ダービーの時の強度と比べたら微塵も近いものは無く、ジョギングでRunFastが意識出来ていない選手が多い事。負けているのにも関わらず横パス横パスで、BOXに進入しろと伝えているのに、ミスを恐れる気持ちなのかはわかりませんが。BOXにボールを運ばないとゴールは生まれない事を強く強調して、BOXに運べないんだったら交代して貰っても良いと伝えました。その結果BOXにどんどんボールを入れてくれたので、得点が生まれて良かったです」
2点目を取ってから5バックにシステムも変えましたが、ゲームプランはどのように描いていましたか。
「2点目取ってからすぐにという訳ではありませんでしたが、相手も攻撃に出てくるのでどんどんボールを放り込んできますし、単純に後ろに枚数が増えると失点の可能性が下がるので、残りの時間帯を、失点をしない戦い+カウンターで追加点を狙う戦いみたいな形をセレクトしました」
上位を追う中、勝点2を失った結果についての受け止めは。
「私は就任当初から言っていますが、去年9位でフィニッシュしたことを忘れてはいけないと思います。Jリーグ各クラブの昨年度の経営情報が先日開示され、今年はJ3の中でも中位以下くらいのクラブ規模になっている現状を考えると、全然好スタートだと思います。今日も負けたわけではありませんし、僕は勝ちに近いゲームだったと思うので、そこは全く気にしていません。まだ10試合であと24試合もありますし、34試合が終わり最後に昇格が決まる。もちろん今1位であれば見栄えも良いし喜ばしい週末になるのかもしれません。でも第10節の時点で1位にいたチームが過去どのくらい昇格したのか、データとして調べたことはありませんが、そんなに多くないのでは。今日は34試合のうちの1試合で、良い45分間を見せて2-2で引き分けた、それ以上でもそれ以下でもないと思います。また次のゲームに向けて伸ばすこと。1試合1試合が大事なので、負けずに勝点を積み上げていくことを継続して、虎視眈々と上位に喰らいついて行くことを狙いたいと思います」
宮本選手の同点ゴールについての評価は。
「宮本はリーグでも屈指のストライカーだと思っています。彼を信じていますし、ここ数試合取れていませんでしたが得点のにおいは消えることはない選手。信じて使い続けることで必ず取ってくれるという期待に、今日応えてくれたと思います。彼も含めてですが、どうしても点が取れないと試合中少し積極性を失うというか、チャレンジをしなくなる。でも前半のビッグチャンスを外した中でも後半も続けられたのが良かったと思います。ヘディングのチャンスも惜しいところがあったり、それでも打ち続けたのが、彼のシュートスキルの高さあっての同点ゴールに繋がったと思います。この2試合を見ていると、あのポストプレーからボールを離す選択肢が多かった。でも今日は強引に打って、一つ成功体験を得て自信を取り戻してくれたと思います。その直後にも1発惜しいシュートもありましたし。彼にとっては非常に大きかったと思います。ただ、彼だけではなく、チーム全体として後半は勢いでゴールに向かえた。プレシーズンから含めて、全てといっても良いくらいに僕たちは毎試合複数得点を挙げてきているので、そこに自信を持ってゴールに向かえば、しっかり点が取れるチームなんだと選手も再確認できたと思います。そこは次に繋がる結果。0-0の引き分けではないので、そこはポジティブに捉えています」
山中選手がいわき戦ぶりに出場し、Jリーグ初得点。若手選手が活躍した事への評価は。
「今日はあと1プレーで勝てたという状況だったので、勝ってたら言おうと思っていた事があります。0-4で負けたいわき戦の後に『山中選手を起用しましたが...』と話をされた時に『彼はきっと、この後の今シーズン中に勝点3をもたらす決勝点を決めてくれると思います』と言ったと記憶しています。今日がその日にはなりませんでしたが、いわき戦の経験があったから今日は自信を持って試合に入れたと思います。いわき戦で一回へこんで、そこから這い上がって来てチャンスを掴んで、こうして若い選手が1チャンスを決めてくれたことは非常に喜ばしいです。彼は運も含めて、ゴール前でボールが転がって来てそれを落ち着いて決め切る能力に長けています。悔しいと思いますけど、決勝点にならなくて。でもこれを励みに、またメンバーに絡んで試合に出れるように、きっとまた一層頑張ると思います。あと、忘れてはいけないのは、得点前の競り合いで身体をぶつけたのは、ピッチにいたチームのみんなの中で一番ちっちゃな小西。アカデミー出身の選手二人が戦ってゴールを決めるJ3のクラブが何個あるのか。長野パルセイロは誇りに思っていいと思いますし、アカデミーの関係者が日頃良い仕事をしてきてくれたからこそのゴールなので、クラブとしても非常に喜ばしい得点でした。だからこそ勝ちたかったのも、非常に大きいですね」
※試合後記者会見より抜粋
失点シーンについて、それぞれ感じる課題は。
「1点目は自分のパスミスから失点してしまった。後ろから繋ぐことはビビらずにやり続けないといけないので、あとはしっかり自分の精度を上げていく事だと思います。2失点目は、まずクロスを上げさせてしまったところで、しっかりコーチングして縦に行かせるなり出来ていれば…というところ。自分も相手につられて身体の向きがおかしかったので、しっかりクリアしてGKと連携が取れれば良かったかなと思います」
前半と後半の戦いが全く違いましたが、ピッチにいて感じていたことは。
「前半は外で回しているだけになってしまっていて、ハーフタイムに悠紀さん(シュタルフ監督)に喝を頂きました。後半はしっかりチームで戦って得点出来たので、本当に最後の部分で失点しなければ勝てた試合だった。最初の失点もそうですが、最後まで失点は抑えるべきだったと思います」
上位を追っていく中、失点数を抑えることも重要になるのでは。
「自分たちがやっているサッカーは後ろから繋いでいくことが多いですが、それは練習でもずっと取り組んでいる事。そこでビビッて前にドーンと蹴るサッカーだと、何も去年と変わらない気がします。自分も含めて後ろのみんながレベルアップしないといけないと思います。あとは後半みたいに得点は出来ているので、前半からやれれば必ず勝ち試合に持って行けると思うので、改善していきたいです」
ご自身の進化に向けてはどのような点を伸ばしていきたいですか。
「ビルドアップの部分ではパスの精度。あとは自分の持っている落ち着かせて後ろから組み立てていくことは自信を持ってやっているので、そこはレベルアップしていきたいです。3バックと4バックで守り方が違いますが、4バックでもしっかり相手に強く行ったり背後をケアすることは修正して行きたいと思います」
※試合後記者会見より抜粋
1-1の状況で試合に入りましたが、監督からの指示は。
「『お前が決めてこい』と言われたので、自分もその気持ちでした。でも試合の終わり方は良くなかったです」
Jリーグ初得点となった、得点シーンについては。
「小西が相手と競って、ボールがこぼれてくる気がして。良いところにこぼれてきたので、あとは決めるだけでした」
小西選手が競ったセカンドボールを拾った後、相手の動きもシュートコースもしっかり見えていたのでは。どんなイメージを持っていましたか。
「左も右も両方から相手選手が来ていましたが、右にかわした時点で『入ったな』という感覚があって、あのかわしでもう決まったと思いました」
ほぼファーストプレーでの得点だったのでは?緊張感はあったのでしょうか。
「決めてこいと言われたので、ボールを持ったらまずシュートを考えていました。ファーストプレーであのように得点できたので、自分としても良い流れで試合に入れました」
アカデミー出身の小西選手が競って山中選手が決める得点シーンは、胸アツでした。
「『アカデミー出身がまだ点を取ってないね。どっちが先に取るかな』と監督とも話をしていたので、自分が得点できたのは、非常に大きなことだと思います」
いわき戦での悔しい想いもあったのでは。
「前回のいわき戦は、もう(自分のパフォーマンスが)酷すぎて、逆にあれ以上酷いことは無いだろうと、今回は思い切って試合に向かいました」
悔しかったいわき戦の後に、取り組んだことは。
「自分は得点の部分は評価して貰えていて、でもその他の面で足りない部分があると言われていました。フィジカルだったりハードワークだったり、戦術的な部分もまだまだ足りなかった。そこはいわき戦を終えてから更に意識するようにしていました」
いわき戦での先発デビュー時は「驚いた」と話していましたが、今回は心の準備が出来ていましたか。
「今回は昨日の時点で『途中から行くから』と話があって、わかっていたからこそ準備もしやすかったです」
アカデミーの選手達にとっても大きな初得点を見せることが出来たのでは。
「小さい頃からパルセイロを見て育ったので、自分がこうして得点できたことは大きなことだと思います。こういう試合で勝って、もっと僕のようになりたいと思ってくれる選手が増えて欲しいなと思います」