2022 明治安田生命 J3リーグ 第9節
5.15
SUN
19:00KICKOFF
VS松本山雅FC
HOME 長野Uスタジアム
HOME
AC長野パルセイロ
0
試合終了
0
前 半
0
0
後 半
0
0
松本山雅FC
AWAY
STATICSスタッツ
- シュート
- 6
- ゴールキック
- 13
- コーナーキック
- 5
- 直接FK
- 7
- 間接FK
- 1
- オフサイド
- 1
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
46′+1
OUT
住永 翔
IN
宮阪 政樹
64′
OUT
森川 裕基
IN
デューク カルロス
64′
OUT
三田 尚希
IN
藤森 亮志
70′
OUT
東 浩史
IN
山本 大貴
CARD警告/退場
75′
水谷 拓磨
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 大内 一生
- 1 GK
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 喜岡 佳太
- 2 DF
- 秋山 拓也
- 3 DF
- 水谷 拓磨
- 7 DF
- 住永 翔
- 22 MF
- 佐藤 祐太
- 17 MF
- 東 浩史
- 10 MF
- 三田 尚希
- 14 FW
- 宮本 拓弥
- 8 FW
- 森川 裕基
- 16 FW
- GK 21
- ビクトル
- DF 5
- 前 貴之
- DF 33
- 大野 佑哉
- DF 43
- 常田 克人
- DF 4
- 安東 輝
- MF 8
- 下川 陽太
- MF 14
- パウリーニョ
- MF 36
- 住田 将
- FW 15
- 菊井 悠介
- FW 19
- 小松 蓮
- FW 32
- 横山 歩夢
SUBSTITUTEサブメンバー
- 矢田貝 壮貴
- 21 GK
- 杉井 颯
- 19 DF
- 坪川 潤之
- 6 MF
- デューク カルロス
- 11 MF
- 宮阪 政樹
- 15 MF
- 藤森 亮志
- 25 MF
- 山本 大貴
- 33 FW
- GK 16
- 村山 智彦
- DF 13
- 橋内 優也
- DF 37
- 宮部 大己
- DF 41
- 山本 龍平
- MF 26
- 佐藤 和弘
- MF 29
- 村越 凱光
- FW 25
- 榎本 樹
STATICSスタッツ
- シュート
- 10
- ゴールキック
- 8
- コーナーキック
- 6
- 直接FK
- 17
- 間接FK
- 0
- オフサイド
- 0
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
59′
OUT
小松 蓮
IN
榎本 樹
64′
OUT
前 貴之
IN
宮部 大己
64′
OUT
住田 将
IN
佐藤 和弘
82′
OUT
安東 輝
IN
橋内 優也
82′
OUT
菊井 悠介
IN
村越 凱光
CARD警告/退場
43′
前 貴之
DATA試合環境
- 入場者数
- 13,244人
- 天候
- 曇、弱風
- 気温
- 13.6℃
- 湿度
- 71%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 須谷 雄三
- 副審
- 千葉 直史
- 副審
- 原田 雅士
- 第4の審判
- 岡田 佳祐
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合の総括をお願いします。
「まず、今日会場に足を運んでくださった松本の皆さんをリスペクトすると信州人とお呼びした方が良いのでしょうか、長野県のサポーターの方々がJ3で未だかつて見せたことのない最高の景色を作り出してくれたことに大きな称賛を送りたいと思います。Jリーグで初めての、山雅とパルセイロとの歴史的なダービーが開催されるときに、指揮官を務めさせていただたことに対して、本当に幸せに思います。サポートしてくれた方々に感謝しかありません。運営に携わった皆さんも相当大変な、前代未聞のチャレンジを乗り越えてくれて今日の試合が実現したと思います。そうしたサッカーのポテンシャルというのか、全国を見ても今日のゲームはサポーターも両チームのパフォーマンスもJ3以上のものがあったと思うので、本当にバチバチでしたが良いダービーだったのではと思います。でもパルセイロの指揮官としては、どうしても欲しかったのは勝利なので、たくさんの方々ががっかりした気持ちで帰路に就いたと思うと本当に心苦しいですし申し訳ない気持ちでいっぱいです。今日の試合は山雅さんが非常に強く、我々が90分間ゲームを支配するという内容では無かったと思います。どっちが勝ってもおかしくない、本当に最高のゲームだったと思います。前半はどちらかと言うと山雅優勢で、後半は我々のゲームだったと思うので、本当に1点さえあればという事が悔やまれます。特に後半何度かチャンスがあり、本当にあと一歩という言葉しか出せませんが、そのあと一歩は次のダービーまでに我々の方が大きく踏み出せるように成長していくことを、本当に強く思っています。選手と共にもっともっと強いチームになっていきたいなと、今は悔しい気持ちでいっぱいです。夜遅いですし、帰るのも大変なサポーターもいると思いますので、皆さんが安全に帰られた事を願います。そして次のダービーまでに、両チームが順位表で1位2位のポジションに並び、熱い闘いが出来る事を楽しみにしています」
前半はあまりプレスに行けず相手ボランチに持たれるシーンが多かったですが、どのように見ていましたか。
「山雅さんのゴールのほどんどは、背後への速いカウンターアタックとセットプレーで構成されていると思います。自分たちかからゲームを作って崩して点を取るという事は得意ではないのでは、まだそこまで整理されていないのではと感じていました。相手にある程度ボールを握らせて、逆に我々が背後のスペースを消しながらボールを回収して攻める戦いを、特に前半はセレクトしました」
3バックで入りましたが、なかなか主導権を握れなかった要因は。
「選手の配置です。ボールを奪いに行くよりも失点しない戦い方を選んでいた前半、そこから止めを刺す後半という明確なゲームプラン。前半のうちに1点取れればベストシナリオですが、0-0でハーフタイムを迎えられたことは、前半も非常に合格点だったと思います」
宮阪選手を後半に投入した狙いは。
「仕留めに行く後半でした。我々の大勢いる素晴らしいMFの中でも、局面を打開できる状況認知や、それにプレーを伴わせるキック精度を持っている事。そしてエキサイトするゲームの中でセットプレーも多くなっていく後半に、フレッシュな状態で宮阪を投入出来れば得点に近づくのではと。実際に前半の住永も後半の宮阪もプランに徹して、二人合わさって非常に良い中盤を作ってくれたと思います」
3バックで入り攻撃と守備で可変式のシステムを組んでいたのは、前回対戦からのどのような分析からでしょうか。
「天皇杯予選では、調子が良い横山選手が出場しないのではと予想し、カウンターよりもボールを奪いに行く戦いをセレクトしていました。今日の試合については横山選手が出てくると想定されましたが、4バックだと一対一の局面が多くなる。我々のDFは非常に優れているので勝つ回数が多いと思いますが、1回負けることによって失点してしまえばゲームを落としてしまう。安定感を伴わせる為に、3バックの中央にカバーリング能力の高い喜岡を入れました。殆ど仕事をさせなかったので、作戦としては悪くなかったと思います」
無失点に抑えたことについての評価は。
「安定して相手に多くのチャンスを与えないフットボールは今シーズンよく出来ているので、無失点に抑えたことに驚きなどはありません。スコアの見栄えや選手の自信、公式戦の連敗をストップさせたことはポジティブに捉えています。ただ、このゲームはそれ以上のウエイトがある試合。まったくもって誰一人引き分けに満足していません。試合前からたくさんのメッセージを送ってくださった地域の方々やクラブスタッフ、アカデミーやレディースの選手達、クラブ総出で、オレンジのファミリーというか。本当に勝利を届けたかったので、クリーンシートを達成したとて、そこに対する喜びは私は感じることが出来ません」
ゴールネットを揺らすあと一歩について、攻撃面で必要なことは。
「多少の思いっきりというのか、確実に狙いに行くのではなく、例えば我々が沼津戦で失点したシーンの様にディフレクトしてゴールが生まれる事もあれば、GKのセービングのこぼれが味方に転がることもある。そうした、狙い通りに計算されデザインされただけじゃない部分の攻撃は、もう少し思い切りプレーしても良いのではと思います。でも選手は理解していると思いますし、私の立場からも非常に難しくて、チャンスを作れないチームを改善するのは簡単。今日も後半を思い返しても宮阪のクロスからの山本のヘディングは入ってもおかしくない形だったし、最後藤森が抜けたシーンも上手くいけば、秋山のオーバーヘッドも惜しかった。そういうシーンはいくつかあったと思うので、そこの最後の部分は、よく欧州では「ケチャップのようにドバっと出る」という表現をしますが、今は少し我慢の試合が続いていても、このチャンスがゴールに繋がる日は近いと思っています」
J1だといっても良いような、1万3千人のスタジアムの雰囲気について、ピッチに立ってどのように感じていましたか。
「本当に、これを作り出してくれた方々は大きな称賛に価すると思いますし、これが信州ダービーだけではなく、パルセイロや山雅のスタンダードになっていけば長野県のフットボールはもっともっと盛り上がっていくと思います。本当に、日本のサッカーを今後盛り上げていくことが出来るポテンシャルをこの2クラブは持っているので、その1クラブを指揮している監督の身として、結果を伴わせ魅力的なサッカーを展開していきたいと身が引き締まる想いです。最大のライバルでありながらも、近い将来、今日のゲームがJ1のようなレベルでは無くJ1以上のゲームになるように。お互い良いライバル関係で成長に繋がるような、バチバチだけれども良い関係みたいな、日本らしい日本一のダービーになってくれたらいいなと思っています」
※試合後記者会見より抜粋
松本 横山選手を抑える為にどのような意識を持っていましたか。
「今日は3バックで試合に入りましたが、喜岡が余ってカバーする形をとっていたので裏に出されることは想定していました。実際想定していた形で来たので、しっかりと対応が出来ていたと思います。その結果失点はゼロに抑える事が出来たので、良かったと思います」
1万3千人の大舞台ダービーで戦いを終えた今の気持ちは。
「天皇杯予選で負けてしまい、僕たちも悔しかったですがサポーターの皆さんも本当に悔しい想いをしたと思います。今回1万3千人の方が来てくれた中で絶対に勝点3とってやろうと挑んだのですが勝てなくて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」
※試合後記者会見より抜粋
3バックで入り攻撃と守備で可変式のシステムを組んでいましたが、チームとしての手応えは。
「前回の天皇杯予選とは変わり3バックで挑戦して、監督からも動きの指示を貰っていました。攻撃の部分では何度かチャンスがあったと思いますが、そこを決め切ったりゴール前の迫力はもっと出したかったという印象です」
ここ数試合、思い切りの良いプレーが少ないように見えます。
「僕個人的にもゴール前の迫力については足りないと感じています。これを機に練習からもっと意識しながら次の試合に向けて頑張って行ければと思います」
スタジアムの雰囲気はいかがでしたか。
「僕がパルセイロに来て初めて、こんなにもたくさんのサポーターの皆さんが来てくれた試合を経験できたのは本当に強みになったと思います。それはすごく有難いですが、来てくれたサポーターの前で勝利出来なかった事に対しては本当に申し訳なく思っています。次の勝利に向けて、そしてサポーターの皆さんに届けられるように日々の練習から頑張りたいと思います」
試合後倒れ込むくらいに出し切った背景には、1万3千人の後押しが大きかったのでは。
「声は出せないですが、拍手やハリセンでサポーターが後押ししてくれたおかげで、90分間ゴールに向かって行けました。でも点を決め切れなかったので本当に悔しく思います」
次節は横山監督率いる岐阜との対戦です。
「どんな相手でも次の試合は大事。次の試合ではサポーターの皆さんに勝ちを届けられるようにチーム一丸となって頑張りたいと思います」