2022 明治安田生命 J3リーグ 第7節
4.29
FRI
15:00KICKOFF
VS鹿児島ユナイテッドFC
HOME 長野Uスタジアム
HOME
AC長野パルセイロ
- 森川 裕基
- 53’
- 森川 裕基
- 59’
2
試合終了
0
前 半
1
2
後 半
0
1
鹿児島ユナイテッドFC
- ロメロ フランク
- 19’
AWAY
STATICSスタッツ
- シュート
- 9
- ゴールキック
- 6
- コーナーキック
- 6
- 直接FK
- 20
- 間接FK
- 0
- オフサイド
- 0
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
57′
OUT
三田 尚希
IN
デューク カルロス
57′
OUT
東 浩史
IN
藤森 亮志
71′
OUT
坪川 潤之
IN
住永 翔
71′
OUT
宮本 拓弥
IN
山本 大貴
80′
OUT
森川 裕基
IN
秋山 拓也
CARD警告/退場
63′
森川 裕基
88′
藤森 亮志
STARTING MEMBERスターティングメンバー
- 大内 一生
- 1 GK
- 杉井 颯
- 19 DF
- 喜岡 佳太
- 2 DF
- 池ヶ谷 颯斗
- 5 DF
- 坪川 潤之
- 6 MF
- 三田 尚希
- 14 MF
- 佐藤 祐太
- 17 MF
- 東 浩史
- 10 MF
- 水谷 拓磨
- 7 MF
- 宮本 拓弥
- 8 FW
- 森川 裕基
- 16 FW
- GK 31
- 白坂 楓馬
- DF 15
- 渡邉 英祐
- DF 4
- 広瀬 健太
- DF 23
- 岡本 將成
- DF 5
- 薩川 淳貴
- MF 30
- 木村 祐志
- MF 35
- 中原 秀人
- MF 10
- ロメロ フランク
- FW 11
- 五領 淳樹
- FW 9
- 有田 光希
- FW 36
- 米澤 令衣
SUBSTITUTEサブメンバー
- 矢田貝 壮貴
- 21 GK
- 秋山 拓也
- 3 DF
- デューク カルロス
- 11 MF
- 住永 翔
- 22 MF
- 藤森 亮志
- 25 MF
- 佐野 翼
- 13 FW
- 山本 大貴
- 33 FW
- DF 50
- 井原 伸太郎
- DF 3
- ウェズレイ
- MF 14
- 野嶽 寛也
- MF 8
- 牛之濵 拓
- MF 20
- 圓道 将良
STATICSスタッツ
- シュート
- 8
- ゴールキック
- 15
- コーナーキック
- 5
- 直接FK
- 15
- 間接FK
- 5
- オフサイド
- 5
- PK
- 0
MEMBER CHANGE交 代
8′
OUT
薩川 淳貴
IN
井原 伸太郎
67′
OUT
五領 淳樹
IN
圓道 将良
67′
OUT
有田 光希
IN
牛之濵 拓
90′
OUT
米澤 令衣
IN
ウェズレイ
CARD警告/退場
37′
中原 秀人
51′
渡邉 英祐
75′
ロメロ フランク
90′+5
ロメロ フランク
90′+5
ロメロ フランク
DATA試合環境
- 入場者数
- 1,968人
- 天候
- 雨、無風
- 気温
- 12.2℃
- 湿度
- 94%
- ピッチの状態
- 全面良芝
- 主審
- 高崎 航地
- 副審
- 畠山 大介
- 副審
- 塚原 健
- 第4の審判
- 小林 健太朗
COMMENT試合後のコメント
※試合後記者会見より抜粋
試合の総括をお願いします。
「非常に面白いゲームを見せることが出来たのかなと思います。それにはやはり対戦相手も必要で、鹿児島さんも強かったですし、良いゲームになったと思います。最初にケガをした薩川選手が大事に至らないことを願っています。我々の少し遅れたタックルが原因だったので、チームを代表してこの場をお借りして、お大事にとお祈り申し上げます。
前半はほぼ我々のゲームでしたので、プラン通りというのか。ビルドアップ・攻撃が特徴の鹿児島さんを相手に、ほぼ何もやらせなかったと思っています。チャンスもたくさん作れたと思いますので、0-1でロッカールームに入るのは、非常に試合展開とは違うスコアだったと思います。そこから必ず逆転できると信じて選手を送り出しましたが、その期待に森川をはじめ全員が応えてくれて逆転するところまでは、非常に良いゲームだったと思います。最後の部分では、見ている人にとってはドキドキハラハラだったと思いますが、指揮官としてはもう少し安定感のある追加点の取り方や終わり方を見せられたら良かった。引続き気を引き締めてやっていきたいと思います。ひとまず勝って良かったですし、雨の中たくさんの人が応援に来てくださっていたので、前回のホームゲームの悔しさやファイトの部分を見せれたのではと思えるのは、良かったです。そして雨の中でしたが、みんなでシャナナを出来て良かったです」
対鹿児島として幅をよく使えた事が効果的だった印象。狙いと評価は。
「一番は、鹿児島さんの4バックが非常にインサイドを取り、中央にコンパクトに守る傾向がありました。ウィンガーが幅を取って前線の高い位置にいるので、その裏のスペースを活用して押し込んでいくことは狙い通りだったかなと思います。かなり嫌がっていたと思いますし、かなり効果的だったのでは。前半も三田が右足を振り抜けばゴールになるようなシーンや、東がオーバーラップを掛けたところから森川がフリーで良い状態で打てたりと、得点に繋がってもおかしくないチャンスは3.4本取れたと思います。非常に良い前半だったと思います」
藤森・デュークの2枚替えについても、幅を使った攻撃をより効果的にする狙いだったのでしょうか。
「そういった狙いもありました。二人ともスピードのある選手。前半から相手の右・左サイドバックの選手が苦しそうにしているなと思ったので、森川を右に配置して、前半は左利きとのマッチアップしか無かった相手のサイドバックの選手に対して右利きの選手を置くことで局面を変えてみる作戦。左側は逆に外脚二人を置いて違う守備を求めて崩していこうという狙いがありました」
最後の交代で秋山選手をボランチに置いたのはどのような意図が。
「相手も縦に速くゴールに迫ってくる中で、結構そのエリアへのルーズボール・セカンドボールの跳ね返りが多かった。なので前線よりも、そのスペースが危ないと思ったのでそこに人数をかけてセカンドボールをより拾えるように。そしてロングフィードに対してヘディングで跳ね返したり、セットプレーに対して高い選手を1枚増やせたりとか、いろんな意味がありました。最後は鹿児島さんが非常にフィジカルに長けているウェズレイ選手を前線に入れてきたので、そこで最終ラインに戻しました」
後半の2得点に繋がったキーは。どのような点を変えたのでしょうか。
「何も変えないことが2点に繋がったと思います。良い形を作れていて、スカウティング通りのチャンスメイクもありましたので、0-1で帰ってくるのが不思議な前半でした。もっと自分たちを信じろという指示をしました。続けていればゴールは取れるから、同点だけじゃなく逆転できると。信じる力みたいなものをもう一度持ってもらい、諦めずに行かせただけ。結果森川が良いフィニッシュをしましたが、その前にも後半入りで三田がスーパービッグチャンスを迎えていたり、カルロスが抜けてオフサイドを取られたシーンもありましたし、たくさんのチャンスがありました。3点目4点目が入ってもおかしくない攻撃だったと思います。今日は勝ちに必要な2点が取れたのが良かったです」
過密日程となる3連戦の初戦を勝利したことについて。
「この3連戦は絶対に勝ちで入ろうと目指していましたし、難しい試合が3試合になることも誰もがわかっている事。その難しい試合で一つ一つ勝点を拾っていく。今日は勝点3を拾えたので、非常に大きいです。でも次の試合は0-0からまた始まるので、中3日でいかに調整していくか。コンディションも含めて、ベストな11人を送り出し、ベストな18人で沼津に行き、勝点3を持って長野に戻って来れるように頑張りたいと思います」
前回ホームゲームでの悔しさもあった中、今季初の連勝を得た今日の勝利の意味は。
「まずは素直に嬉しいです。勝ちに勝るものは無いので。皆さんが評価するものではありますが、私の目線では選手の闘う姿勢とかサッカーの内容も見ごたえのあるゲームが出来たと思っているので、結果も内容も評価できる試合だったのではと思います。それがプロフェッショナルとして、私も選手達も提供していくべきコンテンツ。天皇杯予選の準決勝も入れると3連勝で、0-4の敗戦にもかかわらずサポートし続けてくださったサポーターの皆さんに少しはお返しすることが出来たのではと思っています。引続き、内容にも結果にもこだわって突き進んでいきたい。あとは、鹿児島さんが無敗でしたので、黒星を付けることが出来たのは大きいと思います。負け無しの状態は自信も勢いも付いていく。上位争いは絶対に接戦になるし、J3は戦国だとメディアの皆さんも多く言いますが、本当にその通りのリーグだと思います。勢いがあるところは我々が止めていく位のつもりでやっていかないと、上位争いに残っていけない。今日は生き残りをかけた一戦をモノにできた、大きな勝利だと思います」
※試合後記者会見より抜粋
鹿児島に対して幅を使うことが狙いとしてあったと思いますが、その点での自身のプレーへの評価は。
「スタートポジションは幅と深さをとって、ビルドアップをチームとしてしっかりしようという中で、相手のファーストラインをブレイクしてからの動き出しだったりを意識していました。特に前半はなかなか良い形で突破やクロスに行けるシーンが無かったので、そこは少し改善点かなと思います」
いずれもクロスからの2得点。得点シーンを振り返ってください。
「1点目は、最初ニアに入ろうとして頭の上を越えた後に宮本選手がフリーでシュートを打ったので、とっさに身体が反応したような形でした。2点目はカルロス選手からのクロスでした。開幕戦でも同じような形での得点があって、彼がボールを持った時は突破できますし良いボールが上がってくると信じていました。それがゴールに繋がって良かったです」
逆転勝利を導いた得点は特別なのでは。前回ホームゲームの0-4からのリベンジの意味もあったのでは。
「とにかく僕のゴールというよりも、チームが勝てたことが嬉しいです。前回ホームで屈辱的な敗戦をして、それでもたくさんのサポーターの皆さんが来てくれて、こんな雨で寒い中でも声援を送ってくれていました。ホームの借りはホームでしか返せないですし、サポーターの皆さんの前で勝利を見せることが出来て良かったです」
試合が終わった瞬間のベンチでも喜びを爆発していました。
「僕たちはもちろん一試合一試合全力で挑んでいますし、どの試合も同じ力量で臨んでいます。その中でも特に今日は鹿児島相手という事でタフな試合になる事はわかっていた。チームが一つになって逆転勝利することは、チーム力が無いと叶わない事だったと思うので、それが達成できて自然と現れたのかなと思います」
開幕戦以来のゴールでした。次に繋がる得点でもあったのでは。
「チャンスはどの試合でもあった中、決められないことに焦りが少しありました。でも自分のやれる事やタスクとか闘う事だったり、監督に求められることを遂行出来たうえで、ご褒美としてゴールが生まれると思っています。ゴールはもちろん取りたいですし、取らなければいけないポジションですが、あまり固執しすぎずに、まずは自分のプレーをすることを意識していました。でも、今日得点できて少し安心しました」
※試合後記者会見より抜粋
先制されて迎えた後半、ビッグセーブも見られました。
「2本防いだというよりも、まず前半の失点は防がなければいけなかったと思います。2点取ってくれたチームメイトに感謝しています。後半の1本目のセーブ(52分)については、相手のタッチが外側に行ったのでその分自分がポジションをずらして、あとは飛んできたボールに落ち着いて反応するだけだったと思います。それが上手く反応できたので良かったです」
ロメロ選手との一対一を防いだシーン(79分)については。
「相手のタッチが少し大きくなったところで、一歩でも良いから寄せよう、コースを定めようと思っていました。それが結果的に、もしかしたらプレッシャーになったのかなと思います」
失点シーンについての分析は。
「クロスを上げた選手が、カットインでシュートとか良いクロスとか持っている選手だというのは分析済みだったんですが、それでもクロスを上げられてしまい、中の選手もフリーでした。いわき戦も似たような形でやられているので、もう一度チームで見直していかなければと思います。あとは自分が間違いなく防げた失点でした。ただ、上手く切り替えて後半に入ることができました。それは僕自身だけではなくチームとして出来たと思います」
ほろ苦い長野デビューをした前回ホームゲームでの敗戦を払拭した感覚はありますか。
「常に毎試合、勝つ為に一週間しっかりと準備しています。長野に加入した時も話しましたが、このチームを絶対にJ2昇格に導きたいと強い覚悟を持って来ている。それは結果と自分のプレーで示すことしかできないと思います。今日の試合は仲間がなんとか点を取ってくれて、チームで勝つことが出来たと思いますので、一年間を通して継続していきたいです」