RESULT

2022 明治安田生命 J3リーグ 第6節

4.16

SAT

13:00KICKOFF

VSY.S.C.C.横浜

AWAY ニッパツ三ツ沢球技場

AWAY

AC長野パルセイロ

デューク カルロス
76’

1

試合終了

0

前 半

0

1

後 半

0

0

Y.S.C.C.横浜

HOME

STATICSスタッツ

シュート
14
ゴールキック
8
コーナーキック
2
直接FK
15
間接FK
1
オフサイド
1
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

46′+1

OUT

宮阪 政樹

IN

杉井 颯

64′

OUT

坪川 潤之

IN

住永 翔

64′

OUT

三田 尚希

IN

デューク カルロス

72′

OUT

秋山 拓也

IN

山本 大貴

80′

OUT

宮本 拓弥

IN

佐野 翼

CARD警告/退場

16′

坪川 潤之

STARTING MEMBERスターティングメンバー

大内 一生
1 GK
池ヶ谷 颯斗
5 DF
喜岡 佳太
2 DF
秋山 拓也
3 DF
水谷 拓磨
7 DF
宮阪 政樹
15 MF
佐藤 祐太
17 MF
坪川 潤之
6 MF
三田 尚希
14 FW
宮本 拓弥
8 FW
森川 裕基
16 FW
GK 40
石井 僚
DF 32
古宿 理久
DF 3
宗近 慧
DF 6
藤原 拓也
DF 5
宮内 寛斗
MF 10
柳 雄太郎
MF 4
土館 賢人
MF 8
吉田 明生
MF 19
和田 幹大
MF 14
菊谷 篤資
FW 24
林 友哉

SUBSTITUTEサブメンバー

リュウ ヌグラハ
31 GK
杉井 颯
19 DF
東 浩史
10 MF
デューク カルロス
11 MF
住永 翔
22 MF
佐野 翼
13 FW
山本 大貴
33 FW
GK 16
谷 俊勲
DF 2
花房 稔
DF 25
西山 峻太
MF 22
松井 大輔
MF 34
脇坂 崚平
MF 20
田場 ディエゴ
FW 28
日高 アレクサンドル

STATICSスタッツ

シュート
7
ゴールキック
14
コーナーキック
2
直接FK
9
間接FK
3
オフサイド
3
PK
0

MEMBER CHANGE交 代

75′

OUT

菊谷 篤資

IN

脇坂 崚平

80′

OUT

林 友哉

IN

日高 アレクサンドル

80′

OUT

和田 幹大

IN

松井 大輔

86′

OUT

石井 僚

IN

柳 雄太郎

CARD警告/退場

59′

林 友哉

DATA試合環境

入場者数
1,477人
天候
曇時々晴、弱風
気温
19.1℃
湿度
40%
ピッチの状態
全面良芝
主審
中井 敏博
副審
千葉 直史
副審
安川 公規
第4の審判
増澤 輝矢

COMMENT試合後のコメント

シュタルフ 悠紀リヒャルト監督

※試合後記者会見より抜粋

試合の総括をお願いします。

「予想通り本当に厳しい試合でした。YS横浜は今年は守備も堅くしっかりと闘ってくるチームだという事は、僕が日本で一番わかっている人物だと思っていますので、簡単にいかないゲームだと考えていました。実際その通りの展開になりましたが、少し運が味方してくれたこともあり、最後1点を取って勝ち切ることができました。長野からたくさん来てくれたサポーターの為には最低限の結果だったので、選手が戦う姿勢を最後まで無くさずにしっかりとゴールネットを揺らしてくれて本当に良かったと思います。YS横浜はここから這い上がれるチームだと思っていますので、またONE TEAMで。また長野で後期もいい対戦が出来たらと思います」

前半はフィニッシュまでなかなか行けず押し込まれるシーンが多かったですが、その展開をどう見ていましたか。

「フィニッシュまで行けなかったシーンについてはその通りで、ちょっと完璧な形を探し過ぎたのかなと感じました。押し込んでいたのもこちらだと私は思うのですが、押し込んだところから綺麗に崩す事をもしかしたら意識しすぎていて。例えば一番最初の佐藤が抜けたビッグチャンスは打っても良かったシーンだと。ハーフタイムでも、もっとゴールに向かっていくプレーを増やそうと話をしました」

杉井&カルロス選手が良い縦のラインを見せていたのでは。

「多少リスクを伴う部分もありますが、二人とも縦に推進力のある選手なので、同時に出すことによってサイドの攻撃力が格段に上がるのは練習やプレシーズンから感じているところです。左利きでサイドで、一見同じように見えますが、仲も良いし相性も良さそうですし、今日も二人のホットラインは良かったと思います」

後半の得点シーンでも見られましたが、杉井選手や山本選手なども含めて途中出場の選手たちが働きぶりを見せています。

「毎度話すことですが、我々のチームには31人の素晴らしい選手がいます。今日試合に来られなかった選手も含めて、試合を決められる力のある選手がたくさんいます。選んだ18人が、残りの13人の分もしっかりと闘ってくれるのが長野の良さだと思います。今日も控えの選手達がギラギラしていたので、僕は信じて使うだけ。杉井もカルロスも、久々にピッチに立てた山本も、住永も佐野も本当にいい仕事をした。試合に出られなかったリュウと東も含めて、18人全員が良い仕事をしたと思っています」

「ORANGEを色濃く出したい」と試合前に話していましたが、その点の評価は。

「皆さんにどう映ったかはわかりませんが、私はこの難しい状況の中で選手達がよくチャレンジしてくれたと思っています。これまでのYS横浜の試合を見ると、横浜に多くボールを握られるチームが多くあったと思います。それが今日、試合直後の私の感覚としては我々がボールを握れている時間の方が多かったと思います。長野への対策として、土館選手を最終ラインに落としてビルドアップを強化して臨んできたと思いますが、大きく崩されることなく前から強度高く行けたことも、チャレンジしてくれたと思います。途中出場の選手も、得点した後ちょっとバタつく時間もありましたが、安パイを切るのではなくて攻めていく姿勢を最後まで見せようと頑張ってくれていたと思います。危ないところを運に救われるシーンもありましたが、結果的に我々が目指していることを、選手は大切にして闘ってくれたと思います」

開幕戦以来の無失点ではありましたが、守備への課題と評価は。

「結果として無失点というのは評価できると思いますが、チャンスを許した点で言うと、今週取り組んできたスローインからビックピンチを迎えてしまったのはまだまだ改善点だと思います。また、ビルドアップのちょっとしたボールロストから危ないシーンを迎えることがあった。今日は運が味方してくれましたが、前節のいわき戦のようになることもありますので、引き続き改善しなければいけない部分だと思います」

古巣対決を終えて感じたことは。

「ほとんど知っている選手でもありますし、準備段階でも他の試合とは違いを感じていました。このスタジアムに到着して、アウェイ側のロッカールームに入ることも新鮮でした。ただ心を鬼にして勝点3を追い求めるのがプロとしての仕事だと思いますので、そこは1ミリも譲ることなく準備も試合進行も出来たと思います。その一方で、共に過ごしてきたチームや選手が苦しい状況で、まだ勝利を挙げられていないことで『この試合を良い試合に・良いパフォーマンスをしたい』という気持ちがひしひしと伝わってきました。ほかの試合に勝つ喜びとは多少種類が違うように感じました」

次節はホームで迎える鹿児島戦(4/29)です。意気込みを。

「前節大敗でしたので、それが全く頭に残っていないと言えば嘘になります。選手もスタッフも人間ですので、まずなんとか今日勝つことが出来たことは非常に良かったと思います。振り返ると3勝2分1敗と、いわき戦しか落としていませんので、これは自信に繋げていく。今日時点では上位に勝点を並べているはずですので、食らいついていくサッカーをしていきたいと思います。ただ次節の鹿児島戦の前には天皇杯の県予選も控えていますので、まず次の試合で、また躍動するパルセイロを見せたいと思います」

DF 5
池ヶ谷 颯斗

※試合後記者会見より抜粋

開幕以来の無失点での勝利でした。

「危ないシーンは何度かありましたが、結果無失点で抑えられた事はこれからに向けて良い材料になるのではと思います」

古巣との対決を終えて感じたことは。

「僕自身正直そんなに特別な感情はあまり無くて。それよりもまず前節0-4で負けているし、この試合は非常に大事な一戦だと思っていたので、無失点で勝ててうれしい気持ちしかありません」

ボールを握りながらも得点がなかなか奪えなかった展開でしたが、ピッチ内で感じていたことは。

「崩せないな~とは僕は感じていなくて、揺さぶっていれば相手も疲れてくるだろうし、前半にボールをこちらが握っていれば、それが後半に効いてくると思っていました。結果1点ではありますが得点することが出来たので、良かったと思います」

いわき戦の敗戦後、特にフォーカスして取り組んでいたことは。

「YS横浜戦に向けての戦術練習もありましたが、やっぱりあの敗戦から気持ちを切り替えることや、もう一回個々のデュエルや気持ちの面を見直すというか。気合を入れ直すような、そうした面を意識した一週間だったと思います。全部表現できたかはわかりませんが、そういう気持ちがあったから得点を呼び込むことが出来たし無失点で抑えることが出来たのではと思います」

次節はホームでの鹿児島戦(4/29)です。意気込みを。

「前回のホームいわき戦では、僕たちも悔しかったですけど、Uスタに来てくれたサポーターの皆さんも悔しい想いをしたと思います。次は必ずホームで勝点3を取れるように頑張ります」

MF 11
デューク カルロス

※試合後記者会見より抜粋

後半途中からの出場でしたが、求められていたことは。

「前半は握れていてもシュートが少なかったので、少しでもゴールに近づくプレーは意識していました。監督からもゴールに直結するプレーをして欲しいと送り出してもらいました」

山本選手のシュートのこぼれを詰める形での得点。どんな意識で中に詰めていったのでしょうか。

「前々節の福島戦で(水谷)拓磨くんがシュートを打った時にも中に詰めたんですが、その時は反応が遅くて弾かれてしまいました。それを鮮明に覚えていた分、今まで以上に良く反応が出来たというか。福島戦で失敗したことが活きたと思います」

杉井選手との連携が良かったですね。

「普段ピッチ内外で本当に良くコミュニケーションをとりますし、彼は味方を良く見てプレーできる選手なので、僕が要求したことにもしっかりと対応してくれます。お互いがやりやすいようにプレーしようと練習から心がけていますので、試合でもすんなりと息を合わせることが出来ると思います。なので本当に助かっています」

前節の敗戦後、今日の勝利は意味あるものになったのでは。

「前節0-4で大敗してしまい、ホームにたくさんの方が見に来てくれた中で悔しい試合を見せてしまいました。その試合の後から、それまで以上に選手スタッフの目の色が変わりましたし、監督も相当悔しがっていて、その熱量はしっかりと選手達に伝わっていましたので、練習からより一層身が引き締まりました。今日来れていない選手もこの1週間に全力をかけていましたし、あの敗戦のおかげというのも変ですが、敗戦があったからチームにもっと一体感が生まれたのかなと思います」

ジョーカーとして途中出場中ですが、先発出場へかける想いはありますか。

「先発出場や途中出場とか、今はそこまで気にしていません。どれだけ長い時間出るかより、出た時間で何を出来るかが今は大事だと思っています。監督から信頼してもらっているのを感じていますし、それが先発や途中という形はありますが、監督やスタッフ・選手の信頼が今の僕の自信に繋がっています。先発で出たらもちろん今まで以上に結果を出さないといけないと思いますし、途中からジョーカーという形で出して貰っても変わらず結果を出すことを意識していくだけだと思います」

出場を待つベンチでの準備で心がけていることは。

「気持ちの整理が一番こだわっているところだと思います。もちろん心肺や事前のアップもありますが、それは最低限する事。それよりも心の準備を徐々に作り上げて、入った時にはすぐにスイッチが入る状態になるように心がけています」

前回はPKでの得点でしたが、今回の得点は更に自信に繋がるのでは。

「開幕戦のアシストと、PKでも藤枝戦の初得点は自信になっていて、練習からゴール前に行く回数が増えていることは自分でも気付けています。今日の得点も次の自信に繋がると思いますし、あとは自分の特徴である仕掛けなど、そういうシーンでも得点が取れるようになればもっと成長に繋がると思います。これに満足せず次も狙って行きたいと思います。

次節ホームでの鹿児島戦(4/29)に向けて、意気込みを。

「あのような悔しい敗戦だったのにサポーターは最後まで応援してくれていて、終わった後にスタンドに向けて回っているときも応援してくれていることを感じました。監督も話していましたが、それは当たり前の光景ではありません。今日見せなければいけなかった"僕たちが変わった姿"は、満足ではありませんが少なからずチーム全体で見せることは出来たと思います。サポーターが応援に来てくれることは当たり前では無いので、更にここからチームでしっかり恩返しできればなと思います」