「タイトな日程ではありますが、ホームゲームであり何よりもサポーターの皆さんのためにも勝たなくてはいけないことを選手たちに強く話しました。選手たちもその意味を理解して全力で戦ってくれましたが、ゲームの流れを作れる選手がいませんでした。普段よりもクロスを上げる回数やポゼッション率は上がりましたが、その一つ一つのクオリティが低く、ゴールに結びつけることが出来ませんでした。

　この大会をチームの底上げと位置づけ、多くの選手を起用しました。各々が今の自分の力を確認し、更に努力が必要なことが認識できたならば、この敗戦も意味があり個人とチームが強くなっていくと思います。

　ここからリーグ戦再開に向けて、個人の質を高めていくこと、横山選手が戻ってきたので、チームとして合わせていく作業をしていきます。多くの観客の方々にご来場いただき楽しんでいただける試合内容を目指します。

　本日も１,７００人を超える応援、声援をありがとうございました。」

悔しい敗戦でしたが率直な気持ちをお聞かせください。

「ホームゲームでのカップ戦の最終節でということで、勝利で締めくくりたいと思っていたので残念です。」

後半の頭から出場だったのですが、監督からどんな指示がありましたか?

「思い切って行ってこいと言われて試合に出ました。気温が高い中で、フレッシュで入って、ボールをしっかり前でおさめなければいけないと思ったのですが、おさまらなかったり、シュートシーンもしっかり決め切れなかったりと、まだまだ自分に課題があると感じました。」

ゴールシーンを振り返っていただけますか?

　勝たなければいけない試合だと思っていましたし、点を獲るために入りました。2点勝ち越されていて追いつかなければいけない時間帯だったので、(セットプレーから)神田選手が良いボールを蹴ってくれたので、気持ちで押し込みました。

これでカップ戦が終わり、リーグ戦まで約2ヶ月間が空きますが、どんなところを修正して、どんなところを伸ばしていきたいと思っていますか?

「今日もそうですが、やはり誰がどこに入っても同じサッカーが出来るように同じイメージが描けるようにしたいです。今日で言うと孤立してしまう部分が多く、厚みのある攻撃が出来ないというところで課題があったと思います。そういうところをしっかり修正し、少ないチャンスで決め切れるような厚みのある攻撃を出来るように、リーグ再開へ向けて全員で頑張っていければと思います。」

今シーズン初先発でフル出場となりました、試合を振り返っていただけますか?

「今日はチームとしても、個人としても結果が絶対に欲しかった試合なので、結果が出せずに悔しいの一言に尽きます。」

どんなプレーが個人として出来なくて悔しい思いをされましたか?

「サイドハーフというポジションで、公式戦では初スタメン・初出場だったのですが、縦への仕掛け、SBの選手と連携した崩しというところで、後半に出来たところもあったのですが、それを一試合通して出しきれなかったので、そういうシーンをもっと増やしたかったです。ゲームの中で修正しながらプレーしたのですが、時間が経つにつれて出来るようになったこともあったので、そこはひとつの収穫として次につなげたいと思います。」

暑さ厳しい中での初フル出場となりましたがいかがですか?

「まだまだ実力不足でもっと走れるようにならないといけないと思いました。」

リーグ戦が再開するまでの期間、自分のどんなところを高めていきたいですか?

「試合に出て結果を出したいところもありますし、リーグ戦で戦えるだけの力をつけて、戦力になれるように頑張りたいと思います。」