試合を振り返って

「多くのサポーターに来ていただいた中で、残り三試合で勝ち点を全てをもぎ取るつもりで挑んだ一戦でした。前半は内容は悪くなかったものの、クリーンシュートを決められて、雰囲気的には追い付けるのではないかという状態で試合を折り返しました。後半は、相手の攻撃陣に対して、前でアタックするようなことが中々できず、コースを限定しながら守備陣が前でアタック出来るように、システムを変えていきました。それによって上手くいったわけではないですが、前半よりは良い内容だったのではないかと思います。最終的には３失点目を喰らって負けたゲームでした。ある程度今まで手ごたえを感じてきた中で、この試合で成果を出せるのではないかというところでしたが、上手く計算のできないゲームでした。」

前半全てが悪かったわけではなく、序盤から勢いよくハイプレスをかけることが出来ていた中での２失点ということで、その２失点が与えた影響は大きい？

「内容が悪い中でも失点はありますが、内容的には前半からチームとしてやろうとしていたことはできていたので、その中で失点を喰らった形なので、選手たちからしてもこのままじゃ終われないという気持ちで臨んでいきました。しかし、EL埼玉の若い選手が戦術的にも技術的にも良い選手が多く、思っていた以上にスピード感、精度もあって、我々としてもチームを作り上げていかないといけないなと思いました。」

菊池選手の復帰について

「セットプレーに強みを持っている選手ですので、90分間ハードワーク出来る状態ではないですが、今まで試合に出ていた経験値があるので、中盤の選手としてタメをつくるところ、伊藤めぐみ選手のように中盤の指揮者として、経験のあるプレーを出してくれると思いますので、今後を見据えて少しの時間ですが出場させました。」

多くの方が来場した中で、観客の皆さまに見せたかったサッカーと実際に見せることが出来た部分について

「多くの方に来ていただいた中で、良い結果を見せてあげたかったのが一番でしたが、０－３となってしまいましたので、残念な気持ちです。

　見せられた部分では、ビルドアップの部分で、多少なりともプランを持ちながら繋げるようになったと思います。その辺は見ていただいている方には変化を感じていただけたと思います」