試合の総括について

「まずは試合に勝利することができて、ホっとしていますし率直に嬉しいです。ここまでチームとして得点を奪うことができていませんでしたし、ずっとチームとして、監督としても苦しい試合が続いていました。ただ、1点獲ることができれば流れが変わると思っていましたし、選手たちにも話をしていました。それが今日達成できて良かったと思います。3点を奪って、無失点で試合を終えることができて、選手たちが本当に良く頑張ってくれたと思います。苦しい時間帯の中でも、チーム全員が決して下を向くことなく、前を向いてやり続けてきたことが今日の勝利という結果に繋がったと思います」

得点を決めた3選手について

「1点目の榊原琴乃選手については、2月からの高卒新加入選手です。後期再開からスターティングイレブンとして出場し、今日で3試合目でした。榊原選手自身も得点を決めて結果を残したいという気持ちがあったと思います。ここまでの3試合で、強みであるドリブルで仕掛けるプレーを魅せてくれていました。今日はゴールという結果を出し、チームを勢いに乗せてくれたことが非常に評価できる部分です。

2得点目は、セットプレーからの得点でした。坂元ヘッドコーチ中心にセットプレーの攻撃を積み上げてきましたし、得点を決めた大久保舞選手だけではなく、決められた役割を各選手が全うしてくれて生まれた得点でした。時間帯も良かったですし、前半を2-0で折り返すことができて非常に良い追加点でした。

3点目を決めてくれた小澤寛選手ですが、しばらくサッカーから離れていた時期もありましたが、小澤選手本人が必死に頑張って克服しピッチに立っています。今日、彼女がWEリーグ初ゴールを決めることができたのは、大きな一歩だと思います。チームメイトも彼女の苦しさを分かち合いながら、支えながらトレーニングを積み重ねてきましたので、単なる1点ではなく、非常に価値がある得点だったと思います」

無失点で終えたこと、次節に向けて

「今日の試合は、相手のロングボールへの対策が鍵でした。GK含めて守備陣が相手のロングボールを跳ね返して、しっかり耐えてくれました。そこを中盤の選手がボールを拾い、相手に主導権を渡さずに失点することなく90分間を終えることができたことが、非常に良かったと思います。次節は長野Uスタジアムでのホームゲームです。ここ2試合のホームゲームで勝てていませんので、ホームで勝利をお届けすることが非常に大事だと思っています。しっかりと次節に向けて良い準備をしたいと思います」

試合を振り返って

「勝つことができてとても嬉しいですし、後期巻き返すためのスタートラインにやっと立てた想いです。今日の試合、前線からアグレッシブにプレスをかけるのがチームの狙いでしたし、チーム全員がしっかりプレーできていたと思いますし、それが3得点に繋がったと思います。ボランチとして中盤での競り合いだったり、セカンドボールをいかに拾えるかが勝敗を左右すると思っていますし、意識してプレーしています。セットプレーからの得点のシーンは、自分がフリーすぎてオフサイドかと一瞬思いました。キッカーの奥津礼菜選手が良いボールを蹴ってくれると信じてゴール前に飛び込んだ結果です。ピンポイントでボールが来たので、触るだけでした。WEリーグ初ゴールとなりとても嬉しいですし、点を決めるという結果を残すことができて良かったです。

次節、そしてその先も含めて、1試合1試合勝ち点を積み上げていかないといけません。後期巻き返すためにも勝ち点をとりこぼすことがないよう、次節も勝ち点3を獲れるよう全力を尽くしたいと思います」

試合を振り返って

「WEリーグ初ゴールをやっと獲ることができて、しかも家族がスタンドで応援に来てくれている前で得点を決めることができてすごく嬉しいです。

ここまでの試合で、時間は短いながらも出場する中で得点を奪うという結果を出すことができていませんでしたので、もどかしさを感じていましたが、今日決めることができて良かったです。私のゴールを自分よりも周りのチームメイトが喜んでくれてことがとても嬉しかったです。長野に来て素晴らしい仲間に恵まれたなと心から感じた瞬間でしたし、もっともっとこの喜びの瞬間を増やしていきたいと思います。

今日は雨で寒い中、チームとしても結果がついてきていない中、熱い声援を送ってくださったサポーターの皆様に、心から感謝しています。今日は勝利をお届けすることができて良かったです。ここから巻き返すために、しっかりと頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」

試合を振り返って

「ゴールが生まれる前から、何度も縦に仕掛けるプレーができていました。田代監督からタイミングを見て、中に仕掛けていきなさいという指示がありました。カットインしたシーンでしたので最初からシュートを打とうと思っていましたし、イメージ通りでした。ゴールが決まったあとは、あまり覚えてないです(笑)あのエリアからのシュートは高校の時からずっとしてきていますので、感覚でシュートを打ちました。やっと決めることができたという気持ちです。WEリーグで1点を獲ってからがスタートラインだと思っていましたので、ここから沢山点を獲ってチームの勝利に貢献したいと思います。相手から怖いと思われるような選手でありたいと思いますし、相手チームに警戒されたとしても得意のドリブルで仕掛けてチャンスメイクをしたり、点を決めることでチームの勝利に貢献できると思うので、今後もどんどん仕掛けるプレーをしたいと思います」