試合を振り返ってください。

「負けたら終わりの皇后杯ですので、一戦一戦勝ちを求めて、一試合でも多くチームが成長する場を作っていこうという気持ちで臨みました。今シーズン、ニッパツとの対戦では得点を奪えず勝点3も取れていませんでしたので、しっかりと準備してきました。拮抗した試合になることは予想通りでした。相手の背後を突くというところは今週のトレーニングで十分準備してきましたので、瀧澤・中貝選手を中心に背後を取り続けてくれましたし、相手のDFラインを後ろ向きに走らせるようなプレーが出来ていました。後半には泊選手が入り、相手のゴールに向かっていくような場面では逞しさを見せてくれました。守備の部分でもしっかり集中していました。足が止まることもありましたが、ゴール前を堅く守ってくれていたのは印象的でした。ただ、延長後半にクロスから失点してしまったのは、クリアし切れなかったり、クリアを味方に繋ぎ切るようなところは課題となりました」

2020シーズンを終えて、サポーターへの想いを。

「今日も、栃木まで多くのサポーターの皆さんが駆けつけてくれました。リーグ開幕当初から成長したところをファン・サポーターの皆さんに見せるようなパフォーマンスをしようと、選手達と共に挑みました。延長含めて120分間、勝ちを求めて闘ってくれたことは選手達に感謝したいですし、サポーターの皆さんにも伝えることが出来たのではと思っています。今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました」

試合を振り返ってください。

「リーグで2試合戦った相手で、こうした試合になることが予想された中で延長戦まで行きました。チャンスがあった中で決め切れず、最後はクロスからやられてしまいました。90分プラス延長戦も含めて全員が気持ちを出してしっかり闘えたと思っています」

前回対戦時よりも改善されてチャンスがあったのでは。

「リーグの反省を活かして、今日は前半からたくさんチャンスを作れていたと思います。そうした面では、シーズン通して積み上げてきたものが出せたのではと思います」

サポーターに向けての想いを。

「新型コロナウイルスの影響でいろんなことがあったシーズンでした。無観客からリーグが始まり有観客となり、長野Uスタジアムやアウェイでの試合でも多くのサポーターの皆さんが後押ししてくださったことで、苦しい時もシーズン通して戦うことが出来ました。本当に感謝しています。ありがとうございました」