試合を振り返って、いかがでしょうか。

「代表候補合宿に参加したメンバーがいない中でのアウェイでの試合でした。勝点3を獲ることで、順位が上位に近づくという状況の中で勝利できたことが非常に嬉しいです」

初スタメンで起用した中貝選手への評価は。

「今週のトレーニングでも良いパフォーマンスを出してくれていたので、初スタメンのチャンスを与えました。守備でも攻撃でも起点になってくれて、いつも以上に良いプレーを発揮してくれていました。そんな中、怪我で途中交代を強いられてしまったのは、難しい状況になってしまったと思います」

終盤押し込まれる中、無失点で終えたことについての評価は。

「ハーフタイムでは、後半に追加点を奪って2-0にしてより主導権を握って得点しようと話をしました。ただ終盤に近付くにつれ、大和さんも前に前にボールを蹴ってきたので、最後は守り切るという事を選択して守備も増やして全員でしっかり守り切ってくれたと思います」

首位との勝点差も縮まってきました。残り3試合に向けての意気込みを。

「目の前の試合をひとつずつ勝って、勝点3を積み上げていくことは変わりません。次節はホーム最終戦となりますので、勝ち切って終えたいと思います」

2戦連続得点となりました。率直な気持ちは。

「とても嬉しいです」

得点シーンを振り返ってください。

「大久保選手から良いボールが上がってくると思っていたので、ヘディングで合わせようと、気持ちで押し込みました」

首位との勝点差も縮まってきました。次節ホーム最終戦への意気込みを。

「次節も難しい試合になると思いますが、チームは好調な結果が続いていますので、このままの勢いで一週間、また取り組んでいきたいと思います」

ボランチでの出場が続いていますが、自身で感じていることは。

「慣れないポジションなのですが、毎試合毎試合自分の中で得るものがあって、出来ることも増えてきているので、成長を感じています。試合の流れによって、危ない場面では防ぐ役割を出来ていると感じます。ディフェンスの部分で、狭くしたところで展開されないようにブロックしたり、今日の試合でいうとヘディングとかは、出来てきている部分だと感じています」

中村・瀧澤選手の不在、試合途中での中貝選手の負傷退場など、厳しい状況だったと思いますが。

「中村選手と瀧澤選手が不在という事で、中貝選手が初スタメンでその役割を任された形になりました。中貝選手だけではなく、ほかの選手もみんなが頑張らなきゃいけない状況でした。池ヶ谷選手や五嶋選手を中心に後ろから積極的な声が飛び交っていて、例えば勝つためにボールに食らいつくことは最後まで一つになって闘えたと思います」

次節ホーム最終戦に向けての意気込みを。

「最後のホーム戦になります。バニーズさんとの前回対戦では3対0で勝利していますが、そのことはあまり関係なく、今回も複数得点できるようにゴールに向かっていきたいです。サポーターの皆さんと、パルセイロ・レディースに関わる皆さん全員で、最後に笑って終えたいと思います」

試合を終えた率直な感想は。

「3連勝で、そして3試合とも無失点が続いています。今日は非常に難しい試合でしたが、前回対戦の悔しさを取り返すことを、90分間通して全員がしっかり取り組んだことが結果に繋がったので、よても良かったと思います」

首位との勝点差も縮まってきました。残り3試合に向けての意気込みを。

「残り3試合になり、ホームでの試合は次節のみとなりました。シーズン当初に優勝することを目標にしましたので、最後の試合までその目標に向かって全員で闘っていかなければいけません。また、来年のWEリーグに向けても長野がもっと盛り上がるように、まずは残り3試合で結果を出せるように、次節に向けて良い準備をしていきたいと思います」