「リーグ戦前期が終了しましたが、後半戦に向けてこのカップ戦は個人の経験値を上げていきながらチームの底上げ、成長を目的と位置付けています。

　リーグ戦とは選手を少し入れ替えました。日体大もパルセイロもスタメンの平均年齢21歳数か月と若く、お互いに若さのぶつけ合いになりました。気温も31度を超え、ハードな状況の中でしたが、パスミス、トラップミス連発で特に前半はゲームが握れませんでした。後半、ようやく鈴木陽と滝川のコンビネーションで得点出来ましたが、以降もいいタイミングでのパス交換がありませんでした。こんな状況でしたが、先週から継続して無失点で終われたことはベテラン＋DF陣の集中が効いていたと思います。

　今後さらに気温が上がる状況での試合、アウェー連戦です。頭の中を整理して無駄なスプリントを減らしていきたいです。

　炎天下での応援ありがとうございました」。

得点シーンを振り返ってください。

「相手の選手がミスしたパスをすぐにドリブルでアップしていって、（鈴木）陽がいたのでワンツーでつないで、あとはGKとの1対1だったので、しっかり打ち切ろうと思いました。決めきれたので良かったです」

前半から動きもよく何度か得点チャンスがありました。

「前半からいいシーンはありましたが、ゴールをなかなか決められなかったので焦りもありました。ですが、後半はチームの為に自分が決められたので成長となったかなと思います」

次節に向けての意気込みを。

「ノジマ戦はもっと厳しい戦いになると思います。引き続き代表で（横山）久美さんがいない中ではありますが、次節もしっかり勝ち切りたいと思います」