「なでしこジャパンがヨーロッパ遠征に出かけ、横山選手が不在の中、カップ戦の第1節ベレーザに勝てたことが少しでもチームの成長につながると思いたいです。対戦相手の特徴と自分たちのやりたいことを理解してピッチに送り出しました。やりたい事とやれることがまだまだ一致せずモタモタするシーンも多々ありましたが、得点シーンに至ってはそれぞれの選手がイメージを共有して獲れた得点だったと思います。

　またすぐにリーグ戦が再開します。GWを挟んで連戦が続きます。コンディションを整えて、頭の中を整理してレベルアップを図っていきます。

　皆さんの声援に結果で答えられたことが何よりも良かったです。ありがとうございました」

今シーズン初得点した今の気持ちは

「リーグ開幕して以降、ずっと得点したいと思っていたので、すごくうれしいです。日テレの主力選手が代表で不在だったこともありますが、3-0で勝てたことはよかったです。」

横山選手が不在だったことで、自分自身にプレッシャーなどは感じてましたか。

「久美さんがいない分、自分がしっかりと組み立てて試合の流れを作っていこうという気持ちで試合に臨みました。もちろんこの一週間、チームみんなで団結して、久美さんがいない分も頑張ろうと取り組んでました。自分自身は、立ち上がりはロストしてしまう場面もあったのですが、徐々に流れを作っていけたのかなと思います。」

前半から、裏へ抜け出していくシーンが多くありましたが、意識していましたか。

「相手が日テレということもあり、気持ちで負けてはいけないなと思っていて、常に前にという意識でプレーしました。前半オフサイドが多かったことに関しては自分自身の課題でもあります。前線から積極的に、というのはチームでも意識していたので、うまく結果に結びついてよかったと思います。」

自身の今シーズンの目標／2週間後のリーグ戦に向けて

「8得点という目標は、やっぱりリーグ戦で獲りたいと思ってます。ただカップ戦で得点できたことも自信にはなりましたので、リーグ戦でもカップ戦でも得点していきたいです。次回はホームですので、長野のサポーターの皆さんの期待に応えられるように頑張っていきたいと思います。」

今日の試合を振り返ってください。

「相手チームにも代表選手が抜けている中で、私たちとしては絶対に勝たなくていけないというモチベーションで今日の試合に臨みました。3点とも良い時間に得点が獲れたと思います。普段は（横山）久美が1人でも突破できる選手なので任せているところもあるのですが、今日は全員でサポーターしあいながらできたと思います」

攻撃参加が多かったことについて。

「今シーズンは前から守備に行くことを取り組んでいて、相手も後ろからポジションするチームでしたので、（鈴木）里奈と（滝川）結女の2人が前からプレスにいってくれたので、私もついていきました」

得点シーンを振り返ってください。

「結女からディフェンスラインの間にいいボールを出してくれたので、うまくキーパーを見ながら流し込めたかなと思っています。キーパーと1対1でしたので、外さなくて良かったです」

次の試合への意気込みを教えてください。

「まだまだ攻撃の部分で、ボール奪ってからまた失うことも多いので、そこはもっと全員で合わせたいと思っています。次はリーグ戦になるので、今日の勝ちは切り替えて、またチーム全員で準備していきたいと思います。

得点シーンを振り返っていかがですか

「前半からみんなが走ってくれたいたので、自分も得点することで助けたいと思っていました。前を向けていい形でボールを運べたので、あとは思い切ってシュートを打つだけでした。」

同じ湯郷ベルから移籍してきた巴月選手が先に初得点を決めていました。ライバル心などはありましたか？

「自分自身途中出場が多かったのですが、その分得点することでチームを助けられると思っていました。チャンスを決めきれる選手になりたいと思っていて、巴月選手が先に得点してくれたことはいい刺激になっていました。今日の試合ではアシストも得点もできて良かったと思います。」

特に運動量を期待されているかと思いますが、今シーズンどういったプレーで臨んでいますか？

「守備の面では、ハイプレスで行くというのがチームのスタイルですが、自分自身もその面では自信があるので全面的に出していきたいです。周りの選手とのコンビネーションを合わせた中で、自分の良さをもっと出していきたいと思います。」

次戦への意気込み

「今日の試合で得点したことが自信にもなったので、自分らしいプレーをして思い切ってやっていきたいと思います。」