「ホームゲームなのに何故か後味の悪い試合になってしまいました。

　相手の戦術に対してパルセイロがボールを動かすことが出来ず、主導権を握れる時間帯が数えるくらいしかありませんでした。中身の薄いゲーム内容でも、今日は勝つことだけが目的でしたが、引き分けることも出来ずにとても悔しいです。

　それでもチャンスがなかった訳ではないので、トレーニングで積み上げてきた事を確実にプレーすること、そして取るべき選手が点を取って試合を決めることをやり続けていきます。

　このような状況でもUスタジアムに足を運んで応援して下さる皆さんに勝利を届けられるよう、より一層一体感をもって努力して参ります。本日も応援ありがとうございました」

試合を振り返っていかがですか

「自分たちの粘り強さや頑張りがなかなか報われないな、ということを感じました。誰かがどこかで手を抜いているわけではないですし、全員がホームで勝ちたいという気持ちをしっかり出して戦っていた中で、レフリーのジャッチについてもありましたけど、そこを自分たちが勝ちに持っていける強さがまだ足りないというか、若いチームなのかなと感じています」

これからの立て直しに必要なことは？

「まずはこの敗戦を引きずらないということをみんなに伝えること。そしてどんなに下を向いても残りの6試合はやってきますし、自分たちが残留という目標に向かってもう一回一つになってやること。まだ順位が下にいるマイナビやF日体大との直接対決も残っています。もちろんその他の上位のチームとやる上でも、どれだけ食らいついて勝点を拾っていけるかというのがこれからすごく大きくなってくると思いますので、もう一回気を引き締めて、そういう気持ちでやっていきたいと思います」

未だホームでの勝利がないことについて。

「自分も含め、やっている選手が一番悔しいということもあると思いますが、それ以上に、こんなに勝てない中でも今日も1,500人以上のサポーターが駆けつけてくださって、自分たちを後押ししてくれました。サポーターも同じように悔しい想いをしていると思います。小笠原コーチも今日言っていたのですが、そういう人たちの想いを報えるように、やっていきたいと思います」